琺瑯タンク

2024年3月30日 (土)

琺瑯タンクの余生 71 ● 和歌山県紀の川市桃山町調月767

 農地の片隅の小屋と電柱に挟まれて佇む開放型の琺瑯タンク。
Horo71a Horo71b  そこは“農地”と言うより今や耕作放棄地状態。ストリートビューで過去を見ますと桃か梅かそんなんの果実園やった感じです。
 てな訳でいまでは使われていない様子。外側にサビ浮くも内側が白くキレイなままってのが清潔感があってよろしいなぁ。
 近くに酒と酢を醸す九重雑賀の平成蔵がありました。ですけどそこで使われていたってことは考えにくいです。昔は桃山町にも酒蔵があったということもなさそうですので、どこから来たのでしょうか。ま、海南あたりでかつては活躍していたんでしょう。何となくの想像ですけど。

(於:和歌山県紀の川市桃山町)人気ブログランキング それなりにまわりと調和しつつも白で主張してるってのがええ。

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2023年6月 5日 (月)

琺瑯タンクの余生 70 ● 大阪府羽曳野市誉田

 羽曳野は葡萄栽培で盛んな駒ヶ谷地区の某所へ仕事に。初の仕事先にその内容とあって現地に着くまではそれなりに緊張しつつもまぁ始まると自分のペースで進めることが許されまぁ楽しく仕事させてもらいましたけど…あとは仕上げにどう思わはるかですわな。
Horo70  帰路は行きしなに見つけた琺瑯タンクを撮影。道の脇とは言えカーブになっているところで路駐もしにくいわと窓開けてサッと一枚。これでOKやっ。
 黒く塗られて真ん中にうっすら“”の意匠の密閉型。ぶどう畑の脇にありますのできっと水を貯めるために使われているのでしょう。で、ここは何と言う地名なんやろと調べますれば羽曳野市誉田。あっ、これGoogleの間違いやなぁと思い何度かあれこれ調べましたけどやっぱりここは“誉田”です。誉田と言えば“誉田八幡宮”のあるもっと西の方の地名ですけどそこから1.5kmほど東に離れた山手にも“誉田”という地名の飛地があったとは…全然知りませんでした。
 羽曳野市誉田と言えばかつて『松冠』を醸す松倉酒造という酒蔵がありましたがこのタンク、そこで使われていたかもしれんなと思いつつ、駒ヶ谷のワイン工場の方が近いこと思うと…ま、いずれにしても想像の話ですけど。

(於:羽曳野市)人気ブログランキング 用意して頂いた昼食、体力仕事の大工さんと同じ量。有り難い…

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2023年5月 4日 (木)

琺瑯タンクの余生 69 ● 和歌山県有田郡有田川町下津野

 “和歌山行けば琺瑯タンクに当たる”の格言通り、今回も新たな物件に遭遇しました。
Horo69a Horo69b  きれいな交差点の隅に近年設置された様な佇まいに電動ポンプ、てっぺんにはパイプも配されていていかにも現役な風情。近くには同じ色合いのコンテナも置かれていていかにも現役って感じです。
 念のためとストリートビューで見てみますと、この交差点はかつて無かった様子。新しく道ができてタンク自体もどうやら5mほど移設されたみたいです。
 下津野と言えば現存するも稼働している風情が伝わってこない(失礼)金葵の醸造元がありますが、現役ですからこの蔵からやってきた様ではなさそうに思います。このタンクにも第58号同様“お問い合わせは農協へ”の表示がありました。

(於:和歌山県有田川町) 現役独特のカッコよさがあるな。

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2023年3月23日 (木)

琺瑯タンクの余生 68 ● 和歌山県有田郡有田川町中

 雨に濡れてしっとりええ感じ。
Horo68a Horo68b  柑橘買いに有田へ行った先日見つけた新たな物件。元々の色であろう緑色が周りの草木と妙に溶け合っています。
 道のすぐ脇にある開放型のそれはどうやら沢の水を集めて貯めている様な感じでしたが、正味のところはわかりませんでした。
 コケや草の青々しいこと…春ですなぁ。

(於:和歌山県有田川町) 背後のシュロがええ仕事してますな。

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2023年1月12日 (木)

琺瑯タンクの余生 67 ● 和歌山県有田郡有田川町瀬井

 先日の有田へのみかん旅、道すがら遠くに琺瑯タンク発見。
Horo67a Horo67b  ちょっと遠すぎてどの様に使われているのかまでちとわかりませんなぁこれでは。
 まぁそのあたりはみかん栽培の盛んなところですから農業に使われているのかと思いますけど、民家に隣接していることを思うと何ぞ生活用水に活用してはるのかもしれません。ま、やっぱりわからんってことで。しかしながらやっぱり和歌山、まだまだそこここにありそうです。

(於:和歌山県有田川町) もうひとつ見つけるもクルマ停められそうになく断念。また今度。

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2022年9月 5日 (月)

琺瑯タンクの余生 66 ● 奈良県吉野郡十津川村谷瀬

 先の奈良県は野迫川村への旅。ちょっと遠回りながらせっかくやしとお子にも体験と谷瀬の吊り橋へ…ってクルマでの道すがらかつて行ったことあるやんと思いつつもまぁええわと。
Horo66a Horo66b  お子とお子の連れに「渡っておいで」と勧めつつ自分は「やっぱり苦手」と橋のねきでしばし休息。そこから見える景色を素晴らしいなぁと愛ででおりますれば川の向こうにありますわ、琺瑯タンクが2本。
 小さく見えるそれは密閉型のヤツふたつ。赤茶けて元々の色も判らん様な状態でちと痛々しい感じがします。あまりに遠くの存在ですのでもひとつどういう余生を過ごしているのかはさっぱり判りませんでした。
 いつ頃どこからやってきたものなのか…昭和30年の日本醸界年鑑を見てみましたが十津川村には一軒の酒蔵も記載されていませんでした。密閉型のタンクであることを思うとそれ以前に十津川村にあったかもしれない酒蔵のものではなく他所から持ってこられたものでしょう。
 かつてはどんな集落にも一軒は造り酒屋があったことかと思いますけど、山奥の人口の少ないところはどうやったんでしょう。ま、大昔であれば各家々で仕込んでいたのかもしれませんね、濁酒とかを。

(於:奈良県十津川村) 遠くは見えるも手元となれば…ホンマ見えへんわ。

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2022年7月19日 (火)

琺瑯タンクの余生 65 ● 和歌山県紀の川市穴伏

Horo65a Horo65b 先の第64号を撮ろうとクルマを停めたその横にも琺瑯タンクがありました。
 味わいある木造建屋の隅にひとつ。パイプで建屋と繋がっています。まわりを見渡せばビニールハウスや収穫物を入れるカゴなどがありますが農業用としての余生を過ごしているのかどうなのかはもひとつわかりませんでした。
 ストリートビューで過去を見ますと2019年の画像ではこの横にも一本タンクが映っています。長年ふたつ並んで余生を過ごしていたんやろなぁと思うとちょっとしんみりします。ま、琺瑯タンクも人間も一緒やってことかと思うとなおのことさみしいなります。

(於:和歌山県紀の川市) 雑然とした環境が何とも言えん味わいを醸し出しとるなぁ。

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2022年7月 3日 (日)

琺瑯タンクの余生 64 ● 和歌山県紀の川市穴伏80

 桃の季節到来も何や台風来るらしいで…ってことで、実が落ちてしもては味わえんでと急遽和歌山は紀の川市桃山町へ。9時前に着くもどこの選果場も農家も長蛇の列。台風前やからなのか日曜やからなのかちょっとびっくり。ま、何とか某農園で少しだけ買うことができて次は某蔵元に味醂買いにと向かってますと、国道沿いにこんな琺瑯タンクを見つけました。
Horo64  和歌山行けば琺瑯タンクにあたる、ですね。とは言えいつもみたいに農園の片隅に置かれているのではなくてこの状態。写真では判りにくいかもしれませんがこれ、横の建物の雨どいがタンクに直結してあるところをみると、まわりの農作物用に雨水を溜める日々を送っているのでしょう。
 ストリートビューで見ますとここはかつて酒屋さんやった様で、手前に置いてあるP箱はその頃の名残の様です。

(於:和歌山県紀の川市) 行列はうんざり。平日に限るわ。

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2022年6月20日 (月)

琺瑯タンクの余生 63 ● 滋賀県甲賀市水口町伴中山

 密閉型を中心に10本ほどの琺瑯タンクが雨ざらしの中、錆びゆく様子が何とも痛々しいですょ。
Horo63a  「こんな余生は嫌や」…って声が聞こえてきそうなこの有り様に心痛めつつ引いて見ますれば、川向かいに酒蔵が。そうか…地球温暖化やら吟醸造りで温度調整できるタンクに置き換わってここに放出されたってことなんでしょう。何やこっちまでさみしいなります。
Horo63b  帰宅後このあたりをGoogleマップで調べますと、酒蔵と同じ場所に◯◯産業という名の貸倉庫業の名前も出てきました。ということはお酒の生産量が減って酒蔵を倉庫としても使うことになってタンクは追い出されたってことかもしれません。
 いずれ生産量が再び増えた時のためにとってあるのということも考えられますね。何げに見ていましたけど、琺瑯タンクを川を越えて移動するもの大変な話。そもそもここへ持ってきはっただけでもご苦労があったこと思うとなおのことタンク復活の時が再度訪れることを願わずにはおれません。このまま朽ちては寂しすぎです。

(於:滋賀県甲賀市) 味が第一なんやが、気分は昔ながらな酒蔵で生まれたお酒で酔いたいねんなぁ。

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2022年3月21日 (月)

琺瑯タンクの余生 62 ● 大阪府羽曳野市駒ヶ谷

 ぶどう農園の脇にデンと一本琺瑯タンクがありました。
Horo62a Horo62b  錆びた緑色の密閉型。ちょっと不気味にも見えますけどある意味その風合いがこの山あいに溶け込んでいるともいえる状態…でもやっぱりちょっと怖いと感じるのは、密閉型の形状も手伝ってのことでしょう。
 場所柄を思うと元々は葡萄酒の醸造に使われていたものかと思いますけど…そやっ、梅酒づくり用って可能性もありますね。ここ駒ヶ谷と言えばワイン以上に梅酒でしょ、チョーヤのね。

(於:羽曳野市) チョーヤのCMに起用されたら売れるて言われてるらしい。

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