琺瑯タンク

2025年9月30日 (火)

琺瑯タンクの余生 82 ● 大分県中津市犬丸

 過日の旅、うちのクルマの里帰りと生誕の地であるダイハツ九州を目指して迷いつつ走行していますと、道端にひっそり琺瑯タンク。道に迷ったのは…きっとこれが呼んでいたのでしょう。
Horo82a Horo82b  前回のそれと比べるまでもなくかなりの小振り。見下ろすところにあったのでよりそう感じるのでしょう。ま、きっとこれは酒母用のものでしょう。
 田畑の脇に置かれているものの、これといって使われている風情はありませんでした。ストリートビューで過去を見ても同じ状態です。ま、ここに佇んでるだけの余生ということでしょう。
 どこからやってきたのか…もちろんわかりませんけど、ここ中津市には“西の誉銘醸”という醸造元があり、そこのHPなどを見ますと同社は昭和33年に中津税務署管内の永吉酒造、相良酒造、三保鶴酒造、一天酒造、武吉酒造、耶馬正宗酒造の6蔵元が企業合同したとありますので、そのどこかで使われていたものかもしれません。

(於:大分県中津市)人気ブログランキング 櫂入れ棒突っ込まれている様にも見えるな。

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2025年7月22日 (火)

琺瑯タンクの余生 81 ● 奈良県吉野郡吉野町菜摘10

 過日の旅、津風呂湖でも寄って行こかとクルマで移動。カーブを曲がりますと視界に入るは巨大な琺瑯タンクがひとつ。
Horo81a Horo81b  よく見かける密閉型のそれより1.5倍ほどデカい様に思います。近くに置かれたドラム缶が可愛く見えるほどの違和感。何となく怖い雰囲気を漂わせています。
 いつも通りストリートビューで過去を見ますれば、2023年の時点には本、2013年には3本のタンクと離れたところに1本と計本が立つも2012年まで戻りますとひとつもありません。十数年でこの様に変わる例はあまり見たことがありません。
 写真にも写るドラム缶は昔も今もたくさん置かれていますが、石垣的に使われている様に見えます。
 この琺瑯タンクですが、何に使われているのかはさっぱりわかりませんでした。いまは1本ですがかつて数本あった時は、ドラム缶同様の目的で置かれていた様に見えんこともありません。いずれにしても不思議な景色です。
 吉野町には八咫烏猩々花巴の3つの蔵がありますが、このタンクの大きさを思うと町外から持ってきているのやないかと思いますが、わかりません。
 雨の日とあって余計におどろおどろしく見えた琺瑯タンク。そのうちこの最後の一本もなくなるのかどうか。今のうちに見ておくことができてよかったです…って、怖いもん見たさですわな。

(於:奈良県吉野町)人気ブログランキング 味わい増す錆サビもあるけど、こうい錆サビは気色わるいもんや。

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2025年6月17日 (火)

琺瑯タンクの余生 80 ● 奈良県奈良市小倉町49-2

 過日「名阪国道怖いし」と、旧の国道25号線を走っていますと道端に琺瑯タンクがドドーンとありまっせ。
Horo80  きれいな状態の密閉式のが7本。一見同じサイズに見えるも若干の大小差があって、ええ味わいとなっています。
 ここは運送会社の営業所。と言うことでトラックを洗う水が貯蔵されているのかと想像しますが、本当のところはわかりません。
 で、これらはどこからやってきたのか? ここから4キロほど離れたところに“ハイランドブルワリー”という法人がかつてあったことを思い出しました。そこは…どうも醸造してる感じではなく製品化する工場って風情でしたので、これらのタンクが使われていたかどうかはちょっとわかりませんが…って、そもそもいつも通り空想を記しているだけのことと読み流してくださいます様お願い致します。
 そう言えばその工場のすぐ近くにも“両白”を醸す西田酒造さんがありましたが近年蔵を畳まれた様子。それ以前からこの7本のタンクはここに設置されていたみたいなので、その蔵のがここに来たものではないと思います。

(於:奈良県奈良市)人気ブログランキング 「こんなところが“奈良市”なん」って感じ。ここら辺は“都祁村”やったとか。

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2025年2月 4日 (火)

琺瑯タンクの余生 79 ● 和歌山県紀の川市粉河3167−313

 和歌山県下は山間部を行きますればそこここに見られる琺瑯タンク。今回のはちょっと可愛いくオシャレしてはります。
Horo79b Horo79a  白菜にみかん、柿、なす、レモン、大根、きゅうり、栗に鮎…掠れ気味の緑地にパステル調と化した絵は何となく黒板に描かれたって感じがします。ま、ここに鮎があって“あゆ”と書かれているのがまたよろしいですな。
 定かではありませんけどどうやらここはみかんか何か柑橘の農園でその直売所の様です。ま、季節に応じてここに描かれた農産物や鮎も売ってはるのかもしれません。タンク自体は何に使われているのかは、いつもながら判りませんでした。
 で、どこから来たタンクなのか?。いちばん近いところではかつて“金桜”を醸す八塚酒造場や“御代鶴”の御代鶴酒造、“敷波”の伊藤酒造が紀の川市になる前の旧・粉河町にあったそうですが、どこも昭和の時代に廃業されていることを思うと、まぁ他所から運び込まれたものでしょうなぁ。

(於:和歌山県紀の川市)人気ブログランキング まぁきっと世界一かわいい琺瑯タンクでしょう。

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2025年1月 8日 (水)

琺瑯タンクの余生 78 ● 愛知県田原市赤羽根町大石畑

 渥美半島の先っちょ田原市をクルマで行きますれば左も右もずっとキャベツ畑。調べますれば愛知県はキャベツの生産量日本一でその大半が渥美半島で作られているとか。ま、それ以外にもメロンやイチゴも多く作られている様であちこちにビニールハウスが建てられています。そこで琺瑯タンクを2本見かけました。
Img_7889  共に密閉式ながら微妙に大きさが違っているのがええ感じ。間に挟まれた銀色のそれは燃料タンク風情ですが琺瑯タンクの用途は…ちとよくわかりませんでした。
 さてこの琺瑯タンク、どこから来たのかと空想がてら調べてみましたが田原市には、かなり昔から酒蔵はない様子。ちなみに隣の豊橋市には何軒かが稼働している様です。ま、近場からここへ来たのかどうかもわかりませんけど。

(於:愛知県田原市)人気ブログランキング 田原産コシヒカリを豊橋の福井酒造が醸した“田原の銘酒「優」”と言うものは存在する模様。

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2024年12月 7日 (土)

琺瑯タンクの余生 77 ● 奈良県御所市楢原

 米不足は解消したかに見えるも、中河内の農協直売所はさっさと地元産がなくなり富山産に切り替わるも「お米ありません」の告知が貼り出される有様。仕方ないわで昔、それなりに買いに行っていた御所市の農協直売所まで買いに行って帰路、見かけた琺瑯タンクがこれ。
Horo77  畑地の様な草むらの様なところに開放型のがひとつ佇んでいるそこは九品寺の手前。錆びた風情がのどかな景観に溶け込んでいます。
 どういう用途に使われているのかはもひとつわかりませんでしたが、まぁ水なり液肥なり農業用としての余生を過ごしていたんでしょう。
 どこから来たのかももちろん判らず。まぁほん近くにむかし“千代”、いま“篠峰”や“櫛羅”で知られる千代酒造の酒蔵がありますのでそこで使われていたのかもしれません。
 で、そうそうお米の話。地元産ヒノヒカリが10kgで6,700円…いやぁ上がってますなぁ。最近ほぼどこ行ってもすっかり“高値安定”状態ですけど、ここもそうでしたか。まぁ今までが安すぎたのかもしれません。あと300円足したら“吐田米”というブランド米が買えるということでせっかくやからとこれを購入。さすがに美味しい…気がするな。

(於:奈良県御所市)人気ブログランキング 去年も中河内産のお米すぐに消えたけど…国の減反政策の失敗が背景にあるんちゃうんかいな。

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2024年8月26日 (月)

琺瑯タンクの余生 76 ● 和歌山県由良町畑709

 直売所併設のみかん山にそれはありました。
Horo76  錆びた開放型が3つ、まぁ間違いなくミカン栽培に必要な何かをここに溜めてあるのでしょう。
 で、下に写るのは直売所の看板。“本場有田みかん”…和歌山と言えば有田みかん、なるほどなぁと思うもここ由良町は日高郡であって有田郡ちゃうなぁ…ってのが気になるところ。
 有田みかんの“定義”は何なんでしょう? どうやら有田市及び有田郡3町(有田川町、湯浅町、広川町)の農家で組織するありだ農協ブランド化をと申請していた“有田みかん”の名が2006年、地域団体商標として登録商標登録第5002567号され、有田みかんはありだ農協管内の地域ブランドになったということの様です。
 きっと2006年以前はもっと漠然と有田あたりで栽培されたもの全部を“有田みかん”と呼ばれていて、時流に合わせてブランドの価値向上を目指す中で産地が限られることになったんやと想像します。令和の今となっても周辺農家さんとは喧嘩することなく“有田ブランド”をゆるく使ってやってはるんでしょう。ってすっかり琺瑯タンクのこととは関係ない記事内容になってしまいましてすんません。

(於:和歌山県由良町)人気ブログランキング ただまぁ由良町にあって“本場”を名乗ってはるのは…ええねんけどね。

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2024年8月13日 (火)

琺瑯タンクの余生 75 ● 和歌山県由良町畑

 過日の旅、国道42号線で帰ってますと道沿いに密閉型のそれはありました。
Horo75a Horo75b  そこはみかん山かと思われますがさだかではありません。ストリートビューで見る限りでは2018年頃からここに置かれている模様です。
 大昔のことは判りませんが由良町にかつて酒蔵あったと確認できませんでしたのでどこからやってきたのかもひとつ想像できませんでした。

(於:和歌山県由良町)人気ブログランキング まぁ“あった”と言うだけの記事でんな。

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2024年7月29日 (月)

琺瑯タンクの余生 74 ● 和歌山県九度山町慈尊院156-3

 和歌山は桃山町に桃買いに。と言うても今季三度目のこの時期となればさすがにもうピークは済んでるなぁって感じ。年々旬が早なってるのを実感しますけどこれも温暖化のせいでしょうか。
 晩生の川中島白桃買って実家へ向いて紀ノ川左岸をクルマで走ってますと、ありましたっ琺瑯タンク。
Horo74  建設業者さんの資材置き場っぽいところに置いてある風情。何かに使われている様にはもひとつ見えません。ストリートビューで過去を調べますと2022年には2本あり、この写真に写っているものが横たわっています。それ以前には1本もありません。どこかの工事現場で邪魔になったものを引き上げてきて置いてあるだけなのかもしれませんが、さだかなことはわかりませんでした。
 大昔は知りませんけど九度山町には今も昔も酒蔵があった様子はありません。まぁ先に触れた様にどこかで余生を過ごしていたものと思われますのでどこの蔵で使われていたのか想像できませんでした。

(於:和歌山県九度山町)人気ブログランキング 掠れ具合が竹やぶと調和してる。

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2024年6月10日 (月)

琺瑯タンクの余生 73 ● 奈良県五條市滝町

 この前は昔から何度も通ってましたけど全く気づいていませんでした。
Horo73a Horo73b  今まで気づかなんだだけあってまわりの草木とも馴染んでひっそりと佇んでる奥ゆかしさがよろしいですなぁ。よく見れば隣の今日的納屋の雨どいから水を受けています。が、呑口のひとつからは青い塩ビパイプが見えますので今では溜めていることはなさそうです。
 銘板には“日本化学機械製造”とあり、胴体には“ 昭 36 檢 ”の文字。「同世代やねんなぁ」と思うと我がの分身に見えてきます。「そうか…こんな感じやねんなぁ」と、ややしんみり。けどまぁ…こんなもんでしょう、な。

(於:奈良県五條市)人気ブログランキング まぁ味わいはある…ないか。

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