京都ネタ

2025年2月 5日 (水)

吹雪くきぬかけの路、午後4時18分。

 日本列島どこもかしこも寒い一日。とは言え日本海側でもないし雪は関係ないやろと思うも京都は西陣あたりで仕事して外に出ますと雪景色。お庭にうっすら積もってる風情がええなぁと思うも撮るわけにもいかんなと思いながら北山へ納品。クルマでの帰路、収まっていた雪また降り出して思わずカメラ出しては一枚二枚。
2502251618  そうそうこんな感じやったんです。よろしいなぁ風情あるなぁやっぱり“きぬかけの路”やわぁ…ってこの道、1991年までただただ“観光道路”と呼ばれていたとか。そうか、それでええ感じなわけか。いっつも遠回り承知で観光道路通って観月橋渡って観光がてらの行き帰り。呑気なもんです。

(於:京都市北区)人気ブログランキング このサイズやと吹雪いてる感ないな、はぁ。

| | | コメント (0)

2024年10月16日 (水)

物集女町、午後4時21分。

 京都は上京区某所某所で仕事。行きも帰りも遠回りやと解りつつも我が愛車、物集女街道を走らせます…ってそんなイキったニュアンスではありません。ただただやっぱり旧道の方が楽しいだけの話です。
 帰路、いつも御手洗借りて仮眠させてもらう某所で今日もひとやすみ。そこで空を見上げますれば「…秋やなぁ」な雲の様子。夕方の光も相まってしみじみ…と少しは思うも、昔は小山であったであろうところに家がいっぱい立ち並んでる状況に今日的なモンを感じまして、一枚。
2410161621  ま、言うても昭和な風情かななどと思いつつ建物よく見れば…これは平成の景色ですな。
 妄想を膨らませると各々の家が“天守閣”とも言えまっせ。個人的には遠くのラジオ放送が感度よく受信できそうで羨ましいなぁってところかな。

(於:京都府向日市)人気ブログランキング 何を言わんや、や。

※関連記事:
山のてっぺんちょまで家家家』 2014年10月 記

| | | コメント (0)

2024年8月14日 (水)

昭和なプラ看板 314 ● KSL 京都シヨップリーグ

 何かと集客に工夫されていて歩くだけでも楽しい出町は桝形商店街。いつもはそんな“シカケ”に目が行くのですが先日ふと目に入ったが、これ。
Ksl1 Ksl2  蛍光灯のバックライトで光るいわゆるそれとは違いますがこれ、なかなか年代物のプラ看板。「ひょっとしたらこれ、ブリキ製かも」と思いましたけど、文字が一部剥がれているところにプラ製やと思わせるモンがあります。
 図案化された“KSL”の下には“京都シップリーグ”の文字。そのままではヒットせず、“京都シップリーグ”調べてみてもほとんどヒットしませんでした。どうやら京都市内の専門店会みたいな協同組合やった模様で現存しないみたいです。
 この組織、きっと半世紀以上前に組織化されたかと思いますがその時代に“有名店会”とか“グループ”やなくて“リーグ”なんて言葉を使っているところがスゴいですよね。やっぱり京都はちょっと違うなぁ…と思いました。いやホンマ。

(於:京都市上京区)人気ブログランキング 出町商店街と桝形商店街は別モンとは知らなんだ。

| | | コメント (0)

2024年7月17日 (水)

自転車4台後ろ姿の図

 京都は上京区某所で仕事。祇園祭の関係で渋滞があるかもしれんと遠回りしての道すがら、信号待ち時にふと見た景色に感じるもんがあって一枚。
4bikes  4台の自転車が後ろ姿やというところが妙に響きますわこころに。どぉってことない光景ながら何か惹かれる情景。

(於:京都府向日市)人気ブログランキング 暗いところにアタマ突っ込んでる姿にあれこれ思うんかもな。

| | | コメント (0)

2024年6月29日 (土)

マメツゲ、藤棚のフジの幹の隙間から生長する図。

 昨日は“新生さくら広場”ネタでしたが、何でそもそもその中に入って行ったかと言うと、こんなマメツゲの図を外から発見したからなんです。
Mametsuge1 Mametsuge2  写真やと解りにくいでしょうか? 藤棚のフジの太っとい幹に隙間を見つけたのか、幹を貫通して生長してる様に見えたんです。
 広場(公園)の中に入ってよく見てみましたら、やっぱり幹の隙間を見つけてそこから上へ向かって生えてますわ。
 何でまたよりによってこういう生長の仕方を選んだんやろと思いますけど、ただただ真っ直ぐに幹をのばしたかっただけなんでしょう。
 これからどうなっていくのか。フジに絞め殺されんこと願うしかないですね。しかしながらそもそもマメツゲって大概丸く選定された状態しか見たことないのでこの形状はちょっと新鮮。
Mametsuge3 これから納品の度に応援しに寄っていこ。皆さんにもお願いしときます。

(於:京都市上京区)人気ブログランキング アジサイ、ここではマメツゲの引き立て役。

| | | コメント (0)

2024年6月28日 (金)

梅雨の新生さくら広場、午前11時23分。

 京都は上京区某所で納品済ませて帰路、雨の中歩きますればいつも目にする公園がそこに。遊具もそれなりに充実(?)していて…な割にここでお子たちが遊んでる図を見たことないなと思いつつちょっと中に入ってみますれば、梅雨の湿気も手伝ってしっとりええ感じですょ。
2406281123  まぁあんまり説明は要りませんかね。とか言いつつ「濡れたタイヤの艶が…」すんません。
 ここは何という名の公園なんやろと調べますれば、正式名称に“公園”は付かず“新生さくら広場”やとのこと。ここが“公園”ではなく“広場”やったとは…知らなんだわぁ。30年以上も“公園”やと勘違いしていたとは。
 ま、言うても公園ですな。ちなみにここは四季折々にええ味わいではとくに隠れた桜の名所やなぁと思っています。

(於:京都市上京区)人気ブログランキング “広場”もそうやけど“新生”と付く理由も気になるところ。

| | | コメント (0)

2024年6月 7日 (金)

昭和なプラ看板 311 ● ブール進々堂

 母の命日でお墓参り。帰りは旧街道経由。何十年も前からほぼ変わらん景色に「懐かしいなぁ」と、まだ駆け出しの頃のことを思い出してましたら…あ、ここもまんま。
 そうそう、買ったことはないものの、昔からここには“ブール進々堂”のパン屋さんがありました。
Bouleshinshindo1 Bouleshinshindo2  以前の記事でも触れました通り進々堂は大量生産から2002年に撤退し、そのあと確か冷凍生地を店頭で焼くスタイルの“ブール進々堂”からも手を引いたはずですので、ここももう、看板が残ってるだけやろと思っていましたが、現役のパン屋さんでした。
 今も“進々堂”と記した看板を使ってるということは、ひっそりと進々堂から供給を受けてるのかもしれません。
 で、一応近年のこのお店状況をチェックとストリートビューで見てみましたところ、2023年4月の映像に“SPRING”の文字と共に“白いフローラルディッシュもれなくプレゼント!!”と記された小さなポスターが確認されました。それって…“ヤマザキ春のパンまつり”のこととちゃいますか。同キャンペーンの景品、やはり2023年は“白いフローラルディッシュ”!。ほか、店頭横に置かれたパン箱が灰色で、ヤマザキのそれと思われます。
 未確認ながらまず間違いなく今は山崎製パンから供給を受けて営業されているのでしょう。ちなみに進々堂製パンは過去に本社工場を山崎製パンの関連会社スリーエフフーズに、大阪工場を山崎製パンに譲渡してはります(現・阪南工場)。
 しかしながら今も“進々堂”を名乗ってるってのが不思議な気がします。これが“ブールヤマザキ”では、もひとつそそらん…(以下自粛)。

(於:京都府井手町)人気ブログランキング 冷凍生地焼きたてと言えば最近はスーパーのパン売り場やな。

※関連記事:
民家にレリーフ、進々堂の名残り。』 2022年9月 記
限りなく黒に近い茶色で塗りつぶされたヤマザキパンのプラ看板。』 2013年12月 記
かつてあった地パン 3 ◆『進々堂』』 2008年7月 記

| | | コメント (0)

2024年6月 4日 (火)

東山台公園、午後1時39分。

 京都は山科区某所で仕事。もひとつ土地勘ない場所やしと早めに向かいますと当然はよ着きまして近くの公園でしばしの時間潰し。
 コンクリのベンチに座って休憩。暑なったと言っても高台には爽やかな風が吹いて心地よいもんですわ。
 もちろん景色もそんな感じ。
Higasiyamadaipark1 Higasiyamadaipark2  そんな感じってのは…こんな感じ。
 誰もいない公園ながらブランコの下には草も生えてませんし、テニスや草野球のボールがそこらに落ちている図に人の気配が感じられホッとするってもんです。
 静寂にして退廃することなく穏やかな空気が流れる…ありそうで案外ない公園の姿にこの町の品格を感じたのでした。

(於:京都市山科区)人気ブログランキング 山手の住宅街ってこれからどうなっていくのやろ。

| | | コメント (0)

2024年4月27日 (土)

“月佳冠”に“日桂冠”

 今日はアホげ民にして茶の湯の先生のお方と伏見は御香宮神社で行われた献茶祭に行ってきました。
 何で行くことになったか。それは“点心席では伏見の銘酒が振る舞われる”と聞いていたから。「そらぁ行くしかないでしょ」と楽しみにしてましたら…あれっ、そんなんありませんわ。席にあるのは茶碗と急須だけ。大いにコケましたけど、自分が習っている流派とは違う茶道で頂く薄茶3席は、とっても心地よかったのでお茶会としては大変満足でした。
Gekkakan Nikkeikan 腹はいっぱいも“肝臓が空いてます”。ってことで伏見夢百衆へきき酒。その後はリニューアルオープンの大倉記念館へ。やっぱり月桂冠は別格やわぁと感心しつつ展示された昔の酒瓶にちょっと違和感を感じて近寄りますれば…あれっ“桂冠”ですやん。
 「これはパチモンか…」と思うもそれらしき説明文もなく「偽物対策としてこんな名も商標登録してたってことか?」と、まぁ勝手に解釈しつつ先へ進みました。
 とは言えやっぱり釈然とせんなぁと思い、最後に同館の職員さんに訊いてみましたところ「あれはね、偽モンなんです。その隣には“月冠”というのもあったんですけど、気付かれました?」えっ、そんなんもあったんか。
 帰宅後写真をチェックしてみますと…ちとブレつつも写ってますわ“月冠”も。
 よくもまぁこんなみえみえの偽モンが流通していたもんですわ…ってこれ、どこか憎めん愛嬌がありますわ。騙された方も「あっ、やられたぁ」と苦笑してる図が頭に浮かびます。
 以下、かつてもどっかで記したかもしれませんけど、戦時中の物資不足の時「ソースが手に入ったっ!」と大喜びで一家揃ってイカリソースを味わったところ変な味で、レッテルよく見たらイカリマークの肩の部分が左右ともに下向きやったという話をかつて父親から聞いたことがあります。でもまぁ…物資がない時代やったら笑って終わりって気分にはなりませんかね。
 しかしまぁこんなパチモンまでシラッと展示してはる…やっぱり月桂冠は別格やわぁと改めて思ったのでした。

(於:京都市伏見区)人気ブログランキング 最後は鳥せいで呑みつつ喋りっぱなし。前回といっしょ。

※関連記事:
富久娘?、いやいや“富久始”』 2013年12月 記

| | | コメント (0)

2024年2月21日 (水)

相国寺、午前11時20分。

 午後に寝屋川市某所で仕事。その前に納品しよと出町柳駅からいつもお世話になっている上京区の某所まで歩いてまた戻って…小雨やと予報にあった割にそれなりの雨量で雨靴にもかかわらず靴の中ぐっしょり…何で?は、どうでもよろしい。で、道すがら突き抜ける相国寺の景色が雨でやや霞んでこれがまぁ何ともよろしいなぁで、2枚。
2402211120a 2402211120b  淡白い梅花に赤い南天の実。冬が終わり春がもうじきやってくるなぁって感じ…ってここ数日どうなってますのっていう暖かさでしたけどね既に。
 三寒四温。徐々に暖かくなるのは有り難いことながら気になることがひとつ。頂いたり買ったりした生原酒いっぱいがどうにも冷蔵庫に入りませんでこの気温やと劣化せんかと悶々。えいっ、さっさとポンポン開栓して呑みまくったれ…とはいかんしね。

(於:京都市上京区)人気ブログランキング せっかくやねんから“若冲と応挙”も見てきたらどうやねん。

| | | コメント (0)

より以前の記事一覧