懐かし…

2024年11月27日 (水)

ナミイタの錆びた一角と牛乳箱

 堺市は堺区某所での仕事を前に時間あるしと彷徨いますればたそがれた一角が。
Namiitaya1 Namiitaya2 あぁ秋冬にぴったりな色合いにビジュアル。ガス管あるもメーターなし…きっと空家。そらそうかな。
 すっかり刈られて幹だけの木は、ストリートビューで確認するとビワ。下のみどりはあじさい。共になんとも言えん“いかにも”な感じがします。
 ま、そんなことより気になるのはやはり真ん中に位置する牛乳箱ですよね。
 近寄ってみますれば…これは“保証牛乳”のモノでしょう。「何でわかるん?」って、そらぁマニアですから…とか何とか。知ってることは何の足しにもなりませんけどまぁそんなもんでしょう。ほぼ原型を留めていませんけど、かすかに見える“HOS”の文字。かつて池田市で見かけたそれと一緒やと勝手に認定してこの辺で。

(於:堺市堺区)人気ブログランキング もちろん行きは阪堺電車。帰りは…粟玄経由で住吉車庫からバス。

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2024年11月 9日 (土)

南上小阪1−60の昼下がり

 木造モルタル壁面に臭気筒2本のうち1本切られる図。
Minamikamikosaka1  隣家更地になって見えた光景。地味にして妙に惹かれる風情やわ。

(於:東大阪市)人気ブログランキング 臭気筒の上に位置する窓は…開けられなんだやろな。

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2024年10月30日 (水)

天然セピアな一角

 谷町線は喜連瓜破駅で降りて仕事へ。帰りは毎度のことしばらく歩くことに。団地街を行くも「オモロないなぁ…」が正直なところ。しばらくするとちょっとええ感じの町並みになって…気持ちも安らぐってもんです。
 そんな中、ちょっと昭和な一角がありました。
Tennensepia2 Tennensepia3  何と申しまししょうか…色褪せた風情が何ともたまりませんなぁ。看板ふたつが肝には違いないんですけど、破れテントに閉じたシャッターがこれまた沁みるニュアンスを醸し出してますわ。
Tennensepia1 こういうお店で瓶入りのチェリオ飲んだなぁってもう半世紀前の日々のこと。思い出はセピア色…と記しつつそんな炭酸飲料やら駄菓子のどんぐり飴の記憶に残るビビッドさは…全く色褪せませんなぁ。

(於:東住吉区)人気ブログランキング 買い食い”ってコトバは…もう死語かもな。

※関連記事:
ファンタにミリンダ、ちょっと寂しい思い出』 2007年8月 記

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2024年10月21日 (月)

戸袋に、“アジアコーヒ”。

 鶴橋あたりで仕事。細道から車道に出ますればちょっと目的地より行きすぎ。まぁええわと信号待ちしてますと目の前の建物の戸袋に掠れつつも残る“アジアコーヒ”の文字。
Ajiakohhi1  よく見ると右の戸袋には“コーヒアジア”。そう言えば四半世紀いや30年以上前でしたか、ネーポンついでに知られた喫茶店“アジアコーヒ”ですが、都島駅あたりほかにもあってちょいちょいあるなぁと思ってましたけど最近見かけんかも。
 調べますれば…なんとWikipediaに“アジアコーヒ”が載ってますわ。それによるとチェーン店のはしりで最盛期には40店ほどあったものの徐々に落ちぶれ2013年に都島の店の廃業でゼロになったとか。
Ajiakohhi2  そう言えばここに昔からアジアコーヒと記してあった気がするもあんまり思い出せません。まぁ、きっとここにあったんでしょう。
 しかしながら戸袋に屋号を書くというのもまた時代がかってますなぁ。喫茶店的ハイカラさがもひとつ感じれなくて…ま、そこがええんですけども。
 かつて栄えたチェーン店が風前の灯…どさん子とかどさん娘なんかも一緒ですか。それ思うと“正宗屋”とか“大丸屋”もそうなるんかなぁ。いや、それは困る。呑んで応援、やな。

(於:東成区)人気ブログランキング まぁコーヒーも飲んで応援なんやが…そこまで気持ちが入らん。

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2024年10月 5日 (土)

瓜破北第二町会 掲示板

 掲示板自体はいたって今日的ながら、上部の屋根兼看板部分がめちゃ昭和風情。
Uk2k1 Uk2k2 瓜破北第二町会の掲示板ということですが、ストリートビューで過去を見ますとこれ、かつては“瓜破連合掲示板”やったみたいで何ともヤバそげ。何がヤバそげって…何となく感じ取ってもらえるでしょう。その昔はどんな掲示があったのか…妄想してみるのもよろしいかと。
 形状がそれなりに軽く意匠が施されているところから余裕のあった時代を感じます。記された文言の内容は今も昔も変わらないものの、40〜50年くらい前の雰囲気が劣化した剥げペンキから伝わってきますわ。
 何かええなぁ…なだけ。剥げても色褪せてない青空にも負けないThe・青って感じの色合いにも懐かしさを覚えます。このニュアンス、おわかりいただけるでしょうか。

(於:平野区)人気ブログランキング 昔は今より色合いの複雑さがそないになかった様に思うんやが。

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2024年9月29日 (日)

電話帳までCampusブランド

 ここ数日、うちのひとの実家の片付けに。あれこれ見入って手を止めて…で、こんなんがありました。
Campus3 Campus4  あぁ懐かしいなぁ。こんな電話帳どこでもありましたよね。灯油ないとかお寿司とるとかそんな時にこれで調べて…って、うん、考えてみたらそう言うことしていたのは母親やったかな。自分では意外と使った記憶がありません。まぁうちわ代わりにしてはその“音”を楽しんだ記憶はありますけども。
 それより、ですよ。形状昔のまんまにしてなになに、そこに記されているのは“Cumpus”。え?Cumpusって“大学帳”由来のノートのブランドちゃいますの。
 調べてももひとつわかりませんでしたがCampusノートの大ヒットに便乗して何でもかんでも“Cumpus”と入れていた時期があったんですね…と記しつつもう少し調べますと、今もそんなノリの様で、同社が運営する働く・暮らす・学ぶの実験場の名が“THE CAMPUS”の名とか。へぇ。
 ちなみにこのきょうびもう使うこともなさそげなこのタイプの電話帳は色目こそ変わるも今も売っている模様。まだまだ昭和は近い過去の様でんな。

 人気ブログランキング そもそもここに文字いらんやん…などと言うと世の中そんな商品だらけやな。

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2024年9月25日 (水)

テント破れて昔風情マシマシ

 所用で港区は築港へ。途中うちのひとコンビニに寄りたいってことで港晴で路側駐車。窓越しに「あぁそうそう、この辺昭和なまんまやねんなぁ」と思いつつその街並みを鑑賞。パラペットのモルタルに記された“ヨコハマタイヤ”であろう文字に「ええ感じや」と一枚。
Hamatire  この建物、上階が住居で道に面した一階が店舗。かなり前からやってはるお店は少なく、いつ取り壊しされても不思議ではない建物ながら「ヨコハマタイヤ…そんなん書いてあったかいなぁ」とストリートビューで見ますと、昨年までテントで覆われていたみたいです。
 ここ、Googleマップによると“大阪市住宅協會八幡屋住宅”。大阪市内に現存する最古の公営住宅の様ですが、住宅としての使命は終えている様子です。ちなみの“大阪市住宅協會”は今の大阪市住宅供給公社、愛称“大阪市住まい公社”へとその名を変えていまも存在する様です。
 “大むかし”と言ってええほどの昔よりこんな風情の一角。ずっとこのまま…とは思えまへんなぁ。

(於:港区)人気ブログランキング 廃墟風情漂うも新店もある…わからん。

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2024年9月23日 (月)

アルミサッシの向こうもこっちも昭和風情

 某の公演楽しんで帰路、焼肉でも食して帰ろかと立ち寄るも入る勇気なく。
Shidu  ウソですけど。なかなかなエントランスやわぁで一枚撮るもここは勝手口みたいなもんの様。そらそうか。
 しかしまぁ昨日同様、ここも昭和が染み付いてますなぁ。調べますればザ・昭和な漫才さんが通っていたお店とか。何とも納得。

(於:淀川区)人気ブログランキング モザイク的不鮮明感がそそる…いや、そそらんか。

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2024年9月14日 (土)

堂々のSANYO

 eneloopPanasonicのいちブランドになってしもた今では、SANYOもほんま遠い昔の記憶となってしまいました。
Sanyo1 Sanyo2 と、それなりの年月を思う以上に懐かし感漂ってるのは…そうかSANYOより前のロゴやからですかね。
 調べますればこの旧ロゴは1961年(昭和36年)から1986年(昭和61年)まで使われていたとのこと。そうか…それを知るといかにも昭和な風情が漂っています。
 などと記しましたけどサンヨーとして馴染みあるのは正味の話この旧ロゴのほうですな。SANYO は何となく 安っぽくて好きになれなんだことを思い出しました。
 近年、生活空間から次々とサンヨーが姿を消していき今では蛍光管を残すのみに(レアでしょ!)。ですけど実家では洗濯機に掃除機、それから井戸水汲み上げ用のポンプでサンヨーが現役です。これらはきっとずっと働き続けることでしょう。
 気がつけば“東芝”の家電も“シャープ”もブランド残るも海外資本の傘下。パナソニックも…いやいや頑張って頂きましょう。

※追記:“サンヨー”と“チェーン”の間に隙間あるのは、きっと“薔薇”と記されていたはず。で、調べますれば大正解。“ナショナルのお店”みたいな“サンヨー薔薇チェーン”というのがあったとか。詳しくはwikiの“スマイるNo.1ショップ”を参照してください。

(於:東大阪市)人気ブログランキング 日本の自動車メーカーはたくさんありますけど、これからどうなっていくのか。

※関連記事:
錆びつつも令和に残る昭和な“ S A N Y O ”』 2023年10月 記
サンヨーカラーテレビ小屋』 2022年7月 記

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2024年9月10日 (火)

蓑亀よろしく錆びたブリキ看板

 まだまだきれいなブロック塀にサビ看板がひとつ。
Yanotokeiten1 Yanotokeiten2  サビが垂れて染み込んで…いつぞやの蓑亀みたいですなぁ。まぁそれなりにカッコええ図。
 交通標語がメインながら下部はきっちり広告枠。そこに残るは…矢野時計店
 “矢野時計店”って…かつて朝日放送のラジオで割と頻繁にCM流れていましたね。まぁかなり昔の半世紀近く前の記憶で近年、朝日も聞かんので今はどうなのかは知りません。
 念のためと調べますればテレビCMもされていた様で、YouTubeに1988年のコマーシャルがアップされていました。
 同店のHPによると現在は駒川商店街の1店舗ながら、かつては心斎橋店をはじめ10数の店舗を展開されていた様ですので、テレビやラジオで広告を打っていたのも納得です。
 昔は街のそこここに時計屋さんってありましたけどあまり見かけん様になった気がします。駅構内や街中からも時計数を減らす中、きょうび時間はスマホで見る人が多くなってますから時計屋さんも大変なことでしょう。
 しかしながら錆びサビながらもちゃんと啓蒙と広告機能を有していてえらいヤツです。まぁ…ずっとこのまま老体に鞭打って頑張り続けることでしょう。

(於:平野区)人気ブログランキング 自動巻きのセイコー、やっぱり修理して使おっ。

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