旅、観光

2025年2月20日 (木)

酸ヶ湯温泉→青森駅あたり→→伊丹、で終わり。

 二泊目は海沿い。三泊目は山奥。酸ヶ湯温泉で薄暗い千人風呂に入りますれば…体のどことは言いませんけど粘膜が痛い。口に入ると酸っぱいすっぱい。調べますれば“pH 1.71の強酸性”。
 温泉から上がったら手のひらふやけて白化。乾けばザラザラでまぁなんと言うかマッチ擦ったら着火するんちゃうんって感じ。“非日常”感で言えばそらぁピカイチ。粘膜イタイの耐えて何度も非日常を味わいましたで、もちろん。
2502201037 2502201038  帰りはタクシーで青森駅まで。スタッドレスタイヤだけでグイグイ進んでいきます。たとえそこが下り坂でもほぼ滑りもせんとスイスイと前進。運転技術もさることながらチェーンもスパイクもなく平気に走るタイヤもすごいモンやなぁと思いますわ。もちろんクルマの性能も然り。改めていろんな人がええモンこさえて現代社会が成り立ってるんやなぁと思いました。
 青森駅あたりをちょろっと観光。しかし何です、青函トンネルできて寂れた街になったんやろと想像してましたけど何のなんの観光スポットにはひとがいっぱい。“本州の北の果て”という勝手に抱いていたイメージは間違いでした。
2502201707  空港の雪かきなどで20分ほど遅れた飛行機に乗って帰阪。遠くの小さな(?)富士山を愛でてしばらくするともう着陸モード。温泉三昧ながら乗り物移動の多さにちと疲れたなぁ思いつつ赤く焼けた大阪平野を眺めていました。
2502201737  で、家に帰りテレビをつけると酸ヶ湯温泉で積雪5メートル超えという大雪がニュースになってますやん。いや、そらまぁ「雪国やなぁ」とは思いましたけど、毎冬こんなんなんやろと特別視してなかったら記録的な大雪やったとはって感じ。それ思うとよくもまぁすんなり帰ってこれたもんです。明日の仕事に穴開けずに済んでよかったわぁ。

(於:青森県青森市、長野県、大阪市北区ー淀川区)人気ブログランキング 満足旅ながら「やっぱり家がいちばん」と、どこぞのおばぁはんの様なことを初めて思ったのでした。

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2025年2月19日 (水)

黄金崎、午前7時53分と8時26分。

 朝も塩キツめの不老ふ死温泉に入って部屋の窓から外見ますれば…いかにも、な景色。
2502190753  暗い空は海に雪を降らせてるんでしょう。そうそう、こんな感じがよそモンが思う“北国の海”。
 ちなみにもちろん二重窓。昨日は外の窓はサッシが凍てついて開けられませんでした。
2502190826  しばらく眺めていますと吹雪いてきました。真横に流れる雪と風に争ったり飛ばされたりしながら左へ右へのウミネコも寒いことでしょうなぁ。
 ずっと悪天候のままやなと思っていましたけど、わずか30分ほどで景色は変わるもんですな。
 で、そうそう。波が青いでしょ。これがちょっと不思議に思いまして。
 海の青さってのは青空が写り込んで青なるんやとずっと思ってましたけど…ちゃうんですね。海水自体が空気含むと青く見えるとは知りませんでした。冬の日本海でマリンブルー、これは個人的に大発見、です。
 塩々の温泉を後にして再び送迎バスで新青森駅までそして青森市内をサクッと小一時間探索後、これまた送迎バスに一時間ほど揺られて酸っぱスッパの温泉へ向かいました。

(於:青森県深浦町)人気ブログランキング 時間ない腹すかんで駅ナカの“青森食堂”なるいかにもなお店での昼食が悔やまれる…ってマズかった訳でも感じ悪かった訳でもないねんけど。

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2025年2月18日 (火)

二日目は“不老ふ死温泉”へ

 二日目は“不老ふ死温泉”へ。
 いつも通り“青森県へ行く”ということ以外は、うちのひとに任せまくりの半分“ミステリーツアー”。新青森駅から宿の送迎バスに揺られ続け2時間弱、海が見えました。この風情はどうやら日本海。いや、これも勝手な想像ですけど。
2502181508  曇り空の隙間から太陽が光を送り込んできました。これはええ光景やわ、で数枚。潮風と吹雪で汚れたガラス越しに撮った割にはええ感じに撮れてまっせ。
 そしてやがてバスは宿へ。そこは“不老ふ死温泉”の宿。日本海側でした。しかし何でっせ、百キロ2時間半のという道のりをバスで迎えに来てくれはるってちょっと考えられませんよね大阪に住んでますと。百キロ…大阪から言うと西へ姫路、東北へ近江八幡あたりでっせ。サービス満点でんな。
 諸々お子やうちのひととの約束の行き違いで我がは体験しませんでしたけど、海に面した本格的露天風呂は行き帰りを含めて激寒やったとか。なんぼ内風呂でカラダ温めても吹雪の中の移動はキツかったとか。そらそうですわなぁ。
 で、どんな湯質やったかですけど、それは茶褐色の塩味強烈なテイスト。ゴクゴク飲んだ訳ではもちろんありませんけど、うどん出汁よりきっと塩分濃度高かったかと思います。
 まぁサラサラの無色透明より何となく“有り難いわぁ”と我慢しつつも十二分に浸かって…ただの貧乏性ってだけの話ですけどね。
 海の幸中心のバイキングを食べつつ地のお酒を楽しむ…とか記しつつすっかり銘柄忘れてますわ。まぁ美味しかったわそれでよし。歳を重ねるってのはこんな感じなんかな。ま個人差めちゃありそうですけど。

(於:青森県深浦町)人気ブログランキング あっ、思い出した。お酒は“太平山”。秋田の酒ですやん。

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2025年2月17日 (月)

伊丹13:39 → 青森15:26

 「マイル貯まってるで」ってことで“どこかマイル”で空旅。北へ。
2502171339  上六からバスに乗って伊丹空港へ。飛行機もカッコよろしいけど、働いてはる人もみんなカッコよろしいなぁ。給油隊の安全点検ひとつとってもキリッとしていてよろしいなぁ。
 八角弁当の小さいヤツ食べつつしばらく待って1時間半ほど空をひとっ飛び。「窓からの景色はまったく見えませんで」な状態の中、着いたところはこんな感じ。
2502171526  大阪とは全然別世界。そらぁ「悪天候の場合は伊丹まで戻ります」となりますわな。吹雪いている中でもサッと着陸、これもまたカッコよろしいことで。
2502171920  三泊四日の青森旅のはじまり。初日は青森市内の食堂の様な居酒屋の様なところへ。そこはちょっと“なんちゃって昭和”な空間。外したかなっ…まぁよろしいか、お子がそれなりに反応してましたんで。

(於:兵庫県伊丹市、青森県青森市)人気ブログランキング “八角弁当”と打つと予測ワードに“まずい”と出よる。アホか。

※関連記事:
午前10時の伊丹空港で、雑感。』 2022年3月 記
公道のMAINAMI』 2020年12月 記

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2024年9月15日 (日)

恒例のぶどう狩りへ

 今年も柏原は堅下、山国ぶどう園さんへぶどう狩りに。
Mba  品種はすべてマスカットベリーA。色濃い状態のヤツを氷水で冷やして…昔から馴染みある甘味の中にキリッと酸味効いた味わいに大満足。訊けばやはり近年の人気はシャインマスカットってことで「シャイン--のぶどう狩りはできますか?」の問い合わせもあるとか。この堅下あたりと言えば昔はいわゆる“タネ無しぶどう”のデラウエアとかマスカットベリーAのイメージがありますけど、どの農園も今日的な人気銘柄を数多く手掛けてはる様です。要望に応えこちらもぶどう狩り用の農園でもシャインマスカットの苗を育ててはるみたいです。ま、うちのいえでは“クイーンニーナ”がぶっちぎりの人気ですので、こちらを…いや、いいです。
 で、今回教えってもらったのは“炭酸水に漬けておく”という食べ方。園内でシャインマスカットの炭酸水漬けを試食させてもらいましたがこれがねぇあんた、不思議なピリッと感が実の中から現れてきてキリッとして美味いんです。とくにシャイン--は甘味は充分ながら酸味の弱さがちょっと残念に思っていたので、この炭酸水漬けは新たな食べ方としておもしろいです。
 そうか…ぶどう農家の間ではこういう食べ方の情報も共有してはんねんなぁと思ってましたらいやいやそやなくて「ネットで知ってん」とのこと。調べますれば去年大ブレークした(?)食べ方の様で…はい、一年遅れの情報でした。ほかのぶどうでもやってみよっと。

(於:柏原市)人気ブログランキング 蚊取り線香忘れて近くの万代に買いに行ったら最後の一箱。あぁ夏が終わる…

※関連記事:
台風来る前に山国ぶどう園さんへ』 2024年8月 記
山国ぶどう園でぶどう狩り、今年も。』 2023年9月 記
で、山国ぶどう園でぶどう狩り。』 2022年8月 記

山国ぶどう園のブラックビートにクイーンニーナ』 2022年8月 記
山国ぶどう園の百花はちみつ』 2022年8月 記

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2024年8月 6日 (火)

本州最南端から望む太平洋、午前7時33分。

 串本町で一泊して朝、カーテン引きますればめっちゃ眩しいギラギラの夏。
2408060733  半分ウソついてます。空調行き届いた部屋から見る朝の海景色は爽やかそのもの。リゾート気分でしばしのんびり。小さなラジオから流れる和歌山放送の番組が小旅気分を増長させてくれます。
 「暑いから外に出たないなぁ」と、どこにも寄らんと帰るつもりもやっぱりせっかくやねんからと串本海中公園行ってグラスボートも乗って中満足。もっと色々な魚を見ることができるんやと勝手に思い込んでいたもんで…はい。
 往路は山ん中、復路は有田まで海辺を。どっちも和歌山ええ景色。“近畿のオマケ”、そこがええんですよね。近畿というか関西は、いろいろあってほんまええとこやと歳を重ねるごとにそう思います。

(於:和歌山県串本町)人気ブログランキング 海辺の宿から見下ろす位置に小学校があったのが気になる。

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2024年8月 5日 (月)

串本町サンゴ台、午後6時30分。

 クルマのエンジンオイル変えたしちょっと遠出しよかと(=こじつけ)本州最南端へ。トータル7万キロ走行、すこぶる快調。さすがは町の自転車商会さんの仕事っぷり。エアコンの効きがもひとつなんはまぁ軽ですからそんなもんでしょう。
 ひと風呂浴びて食事してますれば…あれっ、知らん間にもう日没ですがな。
2408051830  どぉってことない夕方のひとコマ。その普通さ加減がええのかな。とまぁとりあえず写真撮って後で見ますれば…なんか秋っぽい感じ。酷暑の日々続くもそらぁあと二日で立秋やと思うとそらそうかなぁ。あっ、そうそう。道すがら奈良は十津川村の食堂に立ち寄りますればそこで耳にしたのがツクツクボウシの鳴き声。夏の終わりがもうそこまで来てるんですよ。夏まっ盛りやと思っていたけどそうやない。熱暑カナンものの、やっぱり例年夏の終わりを感じるのは寂しいもんです。

(於:和歌山県串本町)人気ブログランキング 十津川村の食堂はまさに“峠の茶屋”的。この立地でこの美味さっ!感激。

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2024年8月 3日 (土)

クラフトビール列車に乗って

 昨日の夜はビール列車に乗って近鉄をグルッと一周。
 前からこの手の列車に乗りたいなと思ってましたところCHORYOのビール列車があって、しかも上六発着となるとこれは乗らんわけにはいかんでしょう。うちのひととビール飲みつつ小旅を楽しんできました。
Tsudoi1Tsudoi3 4種のクラフトビール飲み放題、アテは自分で調達して乗り込むというスタイル。八角弁当なんかを持って乗るのは観光列車“つどい”という特別車両。座席がこれ嬉しいことに窓に向いてます。我々の席はちょうど窓の真ん前でしたが目の前が“壁”という席もちらほらあって…これはつまらんでしょうなぁ。
 6時半ごろ大阪上本町駅を出発、乾杯の音頭こそあれどあとは好き勝手に飲みまくります…って言ってもアホほど飲んでるお方はいなかったかな。まぁ明らかに年齢層高かったのでそらまぁそうでしょう。
 ホームにいる人々の目線気にしつつ鶴橋駅、弥刀駅なんかで時間調整で停車しつつ目指すは橿原神宮前駅。この企画のちょっとしたウリは大阪線から橿原線へ大和八木駅を迂回する線路を通ること。と言ってもその頃にはすっかり陽も落ちてもひとつわからなんだんですけども、はい。
Tsudoi4Tsudoi2 4種のビール、味の違いに舌鼓…とは行きませんでしたわ。なんせ景色見ながらビール飲んでるだけで楽しすぎて味の違いをあれこれ感じている暇もないわけで。もちろんどれも美味しいなぁとは思いましたけどね。
 30分ほど橿原神宮前駅で停車して次は橿原線で大和西大寺駅、そして奈良線で再び大阪上本町駅を目指します。帰路の山場はやっぱり石切駅を少し越えたあたりから見える大阪平野一望の夜景でしょう。昼もええけど夜もやっぱりよろしいなぁ。こんな夜景もちゃんと撮れる…デジタル、やってくれまっせ。そして電車は8時半過ぎに上本町に着きました。
Tsudoi5  ビール飲みつつ電車に乗る…ま、それだけのことやと言うのに何でこんなに楽しいんやろかって感じ。調べますとまぁ割としょっちゅうこの手のイベント列車は運行されているみたいですのでそうですなぁ、今度は燗酒呑ましてくれる様な列車があったらまた乗りたいもんです。しかしまぁ何とも呑気な電車移動やことで。

 人気ブログランキング CHORYOの専用カップ風ながらこれ、キリンのそれにシール貼ってあるだけやん。

※近鉄の車窓から見る大阪平野の関連記事:
近鉄奈良線は石切あたり、午後0時11分。
近鉄の車窓より眺める大阪平野、午後2時42分。』 2023年1月 記
午後5時35分、近鉄奈良線車窓から南西を眺める。』 2019年7月 記
午後5時15分、近鉄電車から見る大阪平野の夕景。』 2017年8月 記

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2024年4月 4日 (木)

新天地の“さかなのさけ”へ

 船場から六本木へ、その後2年の休業を経て今春、新天地、台東区でさかなのさけさんが営業をはじめはりました。
Sakananosake1 Sakananosake2  極限までの薄味(=個人の感想です)にして美味しいてお酒が進む…船場時代からの良さはそのままやですわぁ。
 もちろん店主おふたりとその人柄と味わいに惹かれて集うお客さんから醸し出されるゆったりした中にも凛とした空気感が…いいなぁ。
 カウンター越しに見える水屋箪笥。これも3回目の出番。時折通っていた'90年代のあの時分にふとタイムスリップ。いま2024年。その長い歳月…場所は変われどあの頃がここにある事実に何とも言えん複雑な気分になって…沁みます。
 ちなみにお子は今夜本格的に日本酒デビュー。今まで「苦っ、ムリ」と呑まなんだのがウソの様に肴に合わせつつ「おいしい」と。若造にもわかる…本物っちゅうのは、そんなもんなんですね。やっぱりここは“さかなのさけ”であって“さけのさかな”やないなぁと改めて感じたひととき。おおきにごちそうさんでした。

(於:東京都台東区)人気ブログランキング 人生楽しみ続ける…そう見える生き方が眩しいで。

※関連記事:
さかなのさけ』 2019年3月 記

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2024年3月29日 (金)

仙台市太白区秋保町湯元、午前8時36分。

 朝起きて宿のカーテン引きますれば、温泉郷に雲海が漂っていました。
2403290836  雪に始まった東北旅も晴れが二日続いて雨で終わり。こんな景色が楽しめると思えば雨もええもんです。
 この旅はどやったんかなぁ。行くべき(?)ところがばらけていてやたら移動に時間がかかってその上、高速道路を使うもんですからもひとつ心に来るもんがなかった様な。今回は幼児さんひとり加わっての四人旅でしたから、みんなが満足ってのは…ね。とくに東北でも太平洋側となると。

(於:宮城県仙台市太白区)人気ブログランキング 土産に買った海苔の佃煮は兵庫県産(ブンセン)、のしイカのイカはロシアまたは中国…そんなもんっすか。

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