旅、観光

2023年9月11日 (月)

山国ぶどう園でぶどう狩り、今年も。

 先の記事で「山国ぶどう園のブドウ売り切れたからブドウ狩りも無理かいな」と嘆きますれば「行けまっせ」的趣旨の連絡をもらいまして今年も狩って食べてきました堅下ぶどう…ん?、近年は“柏原ぶどう”の名を全面的に出してはるみたいですな。
Yamakuni1  山裾の農園つきますれば、雨。「ま、葡萄棚もあるし大丈夫やろ」と思うも徐々にそれどころではない激雨になって…でも大丈夫。屋根付きコンクリ敷の場所を用意してもらいそこにシート敷いて椅子も借りて準備OK。大将から「できるだけ黒いのを」との指導を頂き…あっ、そうそう、温度も味のうち、大量の氷持っていって氷水につけてから食べましたら、まぁなんと美味しいことか。去年も美味しい思ってましたけど、うちのひとが言うには「去年のよりより甘くておいしい」とのこと。去年より二週間ほど遅めやからより糖度高い実やったんかもしれませんなぁ。
Yamakuni2 狩っては冷やして食べ続け…「ん?これは」と思い見ますれば、まだ完全に黒なってないヤツ。でもそれはそれであっさりして美味いとも言えます。
 そうこうしているうちに晴れてきてました。葉っぱに水滴、奥に青空…「葉っぱに水が付いてるのが最近キレイやと思うねん」とお子スマホ片手に言います。負けてられません、こっちも真似して一枚。どやっ…って、張り合うことでもありませんか。なかなか大人になれんもんで。
Yamakuni3Yamakuni4 持ち帰り用無理を言うてに少し分けてもらいました。最後に傷んだ実とかを取り除く作業を教えてもらっての袋詰め。これはお子の仕事ってことでやってもらいましたけど、房の隙間からクモが出てきて大いにびっくりの恐怖を味わってました。
 おみやげにナスビなど頂いて…で、そう、このナスビも何なんでしょ、ごっつい美味しかったんです。まぁ、きっと何を栽培しても美味しなるんでしょうなぁ。努力もさることながら、人柄がきっと出るんですよ、味に。
 ま、てなわけで自分は農家に向いてへんわとスッキリした気分に。ま、適材適所ってことで。我がに適所は…あるんかいねぇ。

山国ぶどう園 大阪府柏原市太平寺2-8-15 

(於:柏原市)人気ブログランキング ここのハチミツ使てはる洋菓子屋さん、どれも美味そげやったわぁ。

※関連記事:
で、山国ぶどう園でぶどう狩り。』 2022年8月 記

山国ぶどう園のブラックビートにクイーンニーナ』 2022年8月 記
山国ぶどう園の百花はちみつ』 2022年8月 記

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2023年9月 8日 (金)

石垣島の旅の終わりに

 旅も4日目、ついに朝からずっと雨予報。
Oganzaki  てな訳で10時の開店を待って靴屋さんへ。履きなれた靴ながら底がヒビ割れ絆創膏で塞いで2日ほどやり過ごしてましたけど…所詮無理な話。靴を新調してバンナ公園昆虫館と見て御神崎へ。灰色の空でも海が青いんやなぁとプチ感動しつつぬかるんだ赤土の斜面を行きますればうちのひと足滑らせてズボン泥ドロ。「これでは飛行機乗れんで」とスボン買いに行って…何やこれ、な旅の最終日となりました。
 で、靴買ったのは“東京靴流通センター”。ズボンは“しまむら”…行く前は「地元商店しかない独特な文化圏なんやろなぁ」と思ってましたら何のなんのこんな感じ。イオンのマックスバリュも近くにふたつあって幅を利かせドン・キホーテもあって…そうなんですね。
 繁華街の商店街とその中にある公設市場へも行きましたが、ここも地元民が買い出しに行く様なお店はほとんどなく、土産物屋さんか観光客相手の飲食店の集う街って感じでした。
 コンビニは少なくその分共同売店はそこここにありましたけど…やっぱり地元資本とか個人商店の存在ってのは全国的にこんなもんなんでしょうか。まぁ逆に“東京とか大阪に地方から出てきて初めて個人商店を知った”という話があるくらいにもう大手資本にボッコボコにされてるのが現状なんですかね。
2309081824  共同売店サーターアンダーギーを初日同様買い求め、時間ギリギリになって大慌てでレンタカー返して空港まで送ってもらって…窓の向こうに見える夕陽眺めて…いよいよ旅の終わり。正味のところ何も考えずにやってきましたが、めっちゃええ旅でした。ここ石垣島は大きな括りでは“沖縄県”ながら、沖縄本島とはまぁ全くと言ってええほど別モンでした。そらぁここと本島の間が400Kmほどあること思うと当たり前の話かもしれませんけど、まぁ遠くの大阪からしたら一緒に思ってました。
 色々全然違うと思ったことありますけど、いちばんの違いは何かと言うと、これまた当たり前ながら“アメリカ臭”がないことと、あと…それに起因する感情の方向性というか何と言うか。この辺のニュアンスは軽はずみで語ることではないのでここらでやめときます。
 なんか久々に「あー旅したわぁ」な満足感。まぁ4日ほどでは何もわからんかったとも言えますんでまた来たいわぁ…そう強く思わせる魅力がこの地にはありました。「みーふぁいゆー 」…何げに気恥ずかしくてよぉ言いませんでしたけど。

(於:沖縄県石垣市)人気ブログランキング 竹富町役場が石垣市内にあるってのもびっくりやった。

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2023年9月 7日 (木)

島めぐり、西表島→由布島→竹富島。

 旅の3日目は石垣島を離れて三島めぐりへ。
Moyamoya 今日はツアーに参加。離島ターミナルから船に乗ってまずは西表島へ。45分の船旅。500円追加でデッキにも出られるってことであんな景色こんな景色ええなぁと眺めつつ「撮ろっ」とカバンからカメラ出しますればレンズ曇って曇って拭いても曇って…船内のクーラー効きすぎやとこんなことになるんですなぁ。仕方なく何度も何度も拭いて…あれっ、レンズ曇ってないのにモニタがモヤモヤですやん。どういうこっちゃねんと思いつつ「壊れよった」と諦めつつ…あっ、そうや、凍らしたPETボトルのお茶の横にカメラがあったことを思い出しました。冷え冷えカメラ…そらぁきっと撮像素子まで結露してもたんでしょう。いずれにしても、こらぁアカンわ。
 塞いでますとテンションダダ下がり。こうなると船酔いもするってもんで…ふて寝。気分までモヤっとしてるうちに到着。念の為再びカメラのスイッチ入れますと…すっかり元通りに。安心。
Nakamagawa1  西表島…と言っても正味のところは仲間川観光。船に乗って上流まで行ってマングローブいっぱいの亜熱帯を楽しんだんですけど、これがまた、何とも楽しいて。全方位が非日常。その上船頭兼案内人のおねえさんの解説がとても良かったのでなおのこと印象に残る1時間強でした。
 ま、写真の通り天気は何とか雨が上がってる状態で川も赤土混ざってキレイとはいきませんでしたが、それもええやんと思えます。で、まぁ色んな鳥がそこここにいたんですが、枯木にうまいこと鳥が5羽止まってましてすかさず1枚。
Nakamagawa2 Nakamagawa3 ええ感じやなぁと見てますと、この鳥、“クロツラヘラサギ”やとのこと。何でも絶滅危惧種で地元民でも滅多にこんな間近で見ることはできないとかで船頭さんもとても嬉しそう。出来る限り船を近づけてくれましたら…右端の1羽だけスーッと飛んでいってしまいました。「愛想なしは鳥にもおるもんや」と思ってましたけど、帰宅後写真をよく見れば…愛想なしのヤツだけ、別モンの鳥で、ただの“ヘラサギ”みたいです。そうか…ヘラサギさんは「わしの出番やないんか」と悟って飛んでいったんでしょうなぁ。うん。
 その後、バスと水牛車を乗り継いで由布島へ。
 まず15分ほどの道のりでしたけど地元出身のバスの運転手さんのお話しを聞きながらの移動。ここでの話っぷりとその内容がニュートラルにして妙に心に響くわタメになるやらでええ感じ。道中急にスピード落としたと思うと停車。「何かいな?」と思いますれば路面にヘビ。運転手さん降りて路肩の森に棒で逃がしてはりました。なぜそうしたかと言うと、ヘビを食べにイリオモテヤマネコやらの絶滅危惧種の動物が道に出てきて事故死する可能性があるからとのこと。八重山諸島では交通事故が原因で希少生物が個体数を減らしているのが現状とかで、路面に凹凸をつけてある箇所もスリップ対策やなくて音で動物を威嚇するための処置やとか。速度控えめな運転も動物との衝突を避けるためやと説明がありました。てっきり南の国はセカセカしてへんからやと思ってましたけど…それだけやないんですね。
Yubushima1 Yubushima2Yubushima3 バスを降りたら水牛車がお出迎え。いやぁいかにも南国な感じ(=個人の感想です)。ほぼ陸続きということで島へはこれで移動するんですけど、12人も乗って1頭の水牛が引くことに、牛の名前は“元気くん”ながら、何となく申し訳ない気分になります。
 たどり着いたその島は“天然の植物園”って感じ。大阪では温室でしか見たことのない世界が青空の元にあるんですなぁ…当たり前でしょうけどね。聞けばこの島、1969年のエルシー台風で水没後多くの住民が西表島へ集団移住となりその後、せっせと植樹などして1981年に植物園として再生したとのことで、ま、今は純粋な観光地ってところでしょうか。帰りの水牛車のお方は元・島民で、三線片手に妙に雰囲気のあるお方でしてマラリアのことなどの事実を淡々と聞かせてもらいました。あっ、ちなみに帰りの水牛の名は忘れてしまいましたがちとお年寄りなのか途中、三線と歌声に癒されたか一歩も動かず状態。これにも癒されましたわ。
 再びバスと船に乗って今度は竹富島へ。ここでは電動アシストのレンタサイクルで島内を移動しました。どんなところやったか?ですが、いかにもな町並みの集落があって…うん。住民より観光客の方が多いのとちゃうか状態で正直言うともひとつしっくりきませんでした。もちろんその観光客のひとりが自分なんですけどそれ思うとなおのことフクザツな気分になりました。
Taketomishima1 Taketomishima2 てな訳でいかにもな写真は撮る気になりませんで草を喰む黒毛和牛の写真にしときましょう。ちなみにここは竹富島ながら、ブランドとしては“石垣牛”と言うみたいです…たぶん。あっ、のんびりネコも。イリオモテヤマネコではありません。
 正直言うと、ちょっと“ツアー”というと“パック旅行”なイメージがあってちょっと距離置いていたんですけど…なんのなんの。やっぱり時間配分なり見どころなりをよく考えて商品化してはるだけあってこんなにええもんやったんやって感じ。人生今までちょっと損してたんちゃうかと思ったのでした。ま、とは言え、今後も山本龍造は山本龍造のまんま、でしょうなぁ。

(於:沖縄県石垣市、竹富町)人気ブログランキング 夜は居酒屋で石垣牛の赤身を…美味。他に“タマゴーヤ”、これも美味。

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2023年9月 6日 (水)

石垣島2日目

 ずっと雨やと諦めて現地入りした今回の旅、昨日はまさか晴れで今日も何とかもってますやんと午前中は海水浴やとフサキビーチへ。
Fusaki1Fusaki2 あんまりどころか全然観光リゾートなところは基本、性に合わんのですけど…まぁ家族旅ですからね。
 お子はシュノーケリングで大盛り上がり。救命胴衣を付けるとまるでカメみたいですけどまだまだ子どもな感じがして和みます。で、こっちはそんな大層なことしとないわと浮き輪と水中メガネっぽいヤツ(水中スコープ)借りて海中探索を。真っ白とかめっちゃ青い魚に非日常を感じておりましたらだんだん気分が悪なってきて…酔いました。そこから長い時間ムカムカ。ま、船酔いみたいなもんです。
I_shonyudo お昼過ぎて、そろそろ降りそうな気配感じて着替えますとやっぱり雨。雨でも楽しめるとこは…そや、洞穴があったわと石垣島鍾乳洞へ。どこの鍾乳洞もそうですけどこれ、妙な色合いで照明されているからこそ幻想的に見えるんですよね。ホンマは真っ暗な訳でそれを発見した人は最初「キレイなぁ」と思ったんでしょうか。いや、ケチ付けてるんとちゃいますよ。
 雨でも洞の中は大丈夫…ではありましたが、ところどころ雨漏りの様に水が落ちてくる箇所があり、その上水没している箇所もあるってことでその全てのコースを堪能することはできませんでした。ちと残念。
 で、次どこ行こか…便利なスマホの情報たよりに島内でも雨降ってない北部へ移動。石垣島サンセットビーチってところへ。
Isb  そういう名前のところですからきっと夕陽がキレイなところなんでしょうけどまだ5時台、ちょっと日没まで居れませんわなぁ。てな訳で海を眺めていただけですけど凪いだ海と潮騒の音と…ちょっとした“青春”の風景を楽しむことができました。
 すぐに宿へ戻るのももったいないでと次に訪れたのは底地ビーチ。“底地”と書いて“スクジ”と読むみたいです。
Sujuji  ここは…質素でいちばんしっくりくるところでしたなぁ。砂浜ながらなぜか“私営”なビーチとは違いここは石垣市がやってるところやからそう感じたんでしょう。ま、行った時間が日没寸前でしたから余計に静かやったんでしょう。
 夕暮れ空を背景に海を見てますとサーフボードに立ってシーカヤックみたいなことやってはる人々が数人海へ出てきはりました。これまたのどかでええ感じ。調べますればこれ“SUP”=“スタンドアップパドルボード”って言うんですね。見た感じいともカンタンに立って進んではりましたけど、どう考えても難しいそうですわ。海と親しむ人々は…ちょっと縁遠い存在に思いました。

(於:沖縄県石垣市)人気ブログランキング フサキビーチでは肌を焼き焼きにしてはる人らがそこここに…昭和っぽいわ。

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2023年9月 5日 (火)

平久保崎、午後2時12分。

 “平久保崎”は、石垣島の最北端。
2309051418  この手の写真って「誇張してんのんちゃうん」と思っていましたけど…なんのなんの。実際の鮮やかさの方が写真のそれより上回ってっるんちゃうかって感じでした。
 トリプル台風やら何やら言われる中、日航のどこかにマイルで沖縄県は石垣島へ。いつものことながら前知識に下調べ全くせずにすべてはうちのひとまかせでやってきたその島は…思うとこいっぱい。もちろんええ意味で。正味のところはそれがいっぱいすぎてちょっと書き表せる自信がありません。ま、天気予報よりはるかにええ天気でこんな景色も見ることができて大満足の初日でありました。

(於:沖縄県石垣市)人気ブログランキング レンタカーでの移動。みなさん何とも穏やかな運転…自然と郷に従いました。

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2023年8月14日 (月)

行って泊まって帰ってきただけの但馬旅

 先日行ったというのにまたも但馬へ一泊旅。
Tbk 前回の旅は本来、三重県は熊野の山奥へ行く予定でしたけど、台風が来るってことで急遽湯村温泉に変えた訳で…今回も台風が近畿直撃するっってどないしよと思うも今回の旅はちょっと“延期”という選択肢がない状況につき、決行しました。
 行き先は…もう10年ぶりでしょうか但馬牧場公園。たどり着いたら…そらぁ雨ですわ。牛をはじめ山羊やウサギなど小動物と触れ合えるしってことでここにしたものの…目論見大外れ。じゃんじゃん雨は降り続いて次の日も大雨。高原でのんびりもできず。行っただけではなぁと…そや、そうめんの里にでも行ったらお子らも満足かと向かいますれば…悪天候につき臨時休業。
 あたりでスシロー見つけ昼食済ませて…何やこれと思うもお子らは楽しんでましたからまぁよろしいか。
 大阪向けて走れど走れど渋滞なし。えっ、今日って盆休みで大渋滞の日ちゃいましたかいな。街もガラガラ。そうか、みんな台風に備えて家でひっそりしてはるってことでしたか。
 てな訳で“行ってきました”だけの但馬旅でした。

(於:兵庫県新温泉町)人気ブログランキング 夕食の但馬牛はそらぁ美味かったわ。

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2023年6月27日 (火)

京都駅八条口あたり、午後7時7分。

 結構悲しいこと知るも予定は予定やしで京都で一泊。
2306221907  知らせの都合もあって超早めに夕食済ませて部屋に戻り、眺めた夕焼け空に下降する飛行機雲一本。ま、てなわけで色々あります思いもよらんことが。

(於:京都市南区)人気ブログランキング 合掌。

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2023年5月22日 (月)

八幡山からの眺め、二景。

 昨日の水郷めぐりのあとは、ロープウェイで八幡山頂へ。
 正味のところは「時間まだあるし、行っとこか」程度のことやったんですけど、琵琶湖が見渡せるその景色が思いのほかよかったもんで。
M80000a  青い空に青い湖面、田植えを終えた水田、色づく麦畑に緑色の木の葉。住宅のかたまりも暮らしの営みが感じられてよろしいなぁ。絶景ですわ。
 少し歩いて街の方を眺めますと、はずれにハゲ山がありました。
M80000b  なんか妙な感じやなぁと思っていますと地元の人たちが話す声に「煉瓦工場」のコトバが耳に入ってきました。よく見るとその山の端に煉瓦造りの煙突なんかがあります。そうか…この山がハゲているのはこの工場がレンガを作るための土を採取しているということなのでしょう。
 帰宅後調べますればその煉瓦工場というのは“旧・中川煉瓦製造所”のことの様で、1967年まで稼働していたとのこと。ということはもう半世紀以上前にはこの山の土を取ることもなく今に至っているのでしょうが…なかなか緑化ってしないもんなんですね。
 何の下調べもせずにさっさと帰ってきてしまいましたがそもそもこのあたりは“八幡瓦”で知られたところで“かわらミュージアム”という施設もあった様で…残念。
 で、このハゲ山。何て名なのか調べましたけどわからんまま。それなりの存在感なので名がないとは思えんのですけど。

(於:滋賀県近江八幡市) ええ加減ヤメんと出たとこ勝負…ムリや。

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2023年5月21日 (日)

近江八幡で水郷めぐり

 昨日とは打って変わって今日はすっかり夏の暑さ。これでは歩いて観光する気にもならんで…という訳でもないんですがせっかくの近江八幡ですから水郷めぐりを楽しみましょかと“元祖”を謳う近江八幡和船観光協同組合の乗り場へ向かいました 。 
O8sm1O8sm2 陽当たらず屋根付き快適の6人乗りの和舟に乗って80分の水路旅は風流そのもの。以前もここで発動機で進む水郷めぐりをしたことがありそれも良かったんですけど今回の方がええなぁと感じるのは、きっと人が漕ぐ“和舟”やからでしょう。口数少なめのお爺さん船頭さんが櫓と竹棒を使ってゆっくり水路行く…やっぱりエンジン音を立てて進むよりええもんですね。
 左へ右へ周期的な揺れは手漕ぎならではの心地よさ。ですがお子は…やや酔ってました。
2305211127  鳥や虫や風の音もええ感じ。時折木の根に上るカメを愛でつつ…ってよく見るとそれはミシシッピアカミミガメばかりであぁやっぱりそうなんですなぁ。姿は見ませんでしたがブラックバスもたくさん泳いでいることでしょうなぁ。
 舟の小旅を終えて近江八幡の街並みへも向かいましたが観光がすっかり戻った様子。混みすぎはカナンですけどにぎわう図もええもんです。コロナ禍はもう収束したみたいです。

(於:滋賀県近江八幡市) 水が黄土色なんがちょっとバエへんとかごちゃごちゃ思う自分がいかにも小者。

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2023年5月 3日 (水)

船の上から由良町大引浜、午前10時20分。

Hideyoshimaru 由良町で一泊して朝は10時から白崎クルーズ。“クルーズ”てなフレーズが付くもこれが“秀吉丸”というどう見ても“漁船”。期待が膨らみます。大引漁港を出て1時間、白崎の名所を海から楽しみました。
 “漁船”ですからもちろん座席なんかありません。そこがええところ。思い思いの場所に座って案内放送を聞きながら揺られて眺める空も海も青々。ちょっと写真化するとウソくさいほどの青々さです。
 ちと順光すぎて肝心の“白い岩々”の写真はもひとつでしたのでヤメときましてウミネコ…これももひとつ。小さい島で釣りを楽しんではるいかにも連休中ってな感じのヤツを載せときましょかね。
2305031020  このサイズの写真ではもひとつ釣り人がはっきりわかりませんね。何ともちょっとミニチュアっぽい感じが気に入ってるんですけども…見えませんか。
 晴天も手伝って大満足の1時間。ま、ちょっと残念かもと思ったのは女性による録音の案内やったことでしょうかね。船頭さんが漁師さんっぽいニュアンスで説明してくれはったら少々聞き取りにくくてもより臨場感あって良かったかもとか…ま、そこまで期待してはいけませんか良心的価格でやってくれてはりますから。いずれにしてもおすすめです。

(於:和歌山県由良町) 一部高速道で移動。飛ばす右側車線のクルマはみんな和歌山ナンバー。県民の常識か?

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