現役の錆びた工場かっこええ
表題の通りです。 雨風凌げるんかなぁと気になりつつも、その圧倒的存在感がもうたまらんかっこええなぁと思いまして。長年の実績が建屋に染み込んでるって感じでしょうか。これが廃墟ならまぁ興味ないんですけどじつに現役やというのが素晴らしすぎ。臨海工業地帯とはまた違う産業都市堺の図…なんかな。
(於:堺市堺区) あの強風の台風にも耐えたんやなぁ…凄っ。
※関連記事:
『河内製綱所 - かっこええ工場』 2014年7月 記
表題の通りです。 雨風凌げるんかなぁと気になりつつも、その圧倒的存在感がもうたまらんかっこええなぁと思いまして。長年の実績が建屋に染み込んでるって感じでしょうか。これが廃墟ならまぁ興味ないんですけどじつに現役やというのが素晴らしすぎ。臨海工業地帯とはまた違う産業都市堺の図…なんかな。
(於:堺市堺区) あの強風の台風にも耐えたんやなぁ…凄っ。
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『河内製綱所 - かっこええ工場』 2014年7月 記
公園の野球場。フェンス見上げると枝のオブジェ。で、表からと裏から一枚づつ。
まぁ時折見かける図ながら、何げにリズミカルでええ感じ。何の木やったかいつも通りストリートビューで過去を調べますればこれ、カイヅカイブキ。それ知って見ると…いかにもカイヅカイブキな風合いですわ。伐られても面影残すニクイ奴…あぁ古くさい言い回しやことで。
(於:堺市堺区) 本来さみしい光景ながら突き抜けた心地よさ…は、晴天のせいやな。
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『幹だけ残されてもなぁ…でもオモロいな。』 2012年9月 記
玄関に堂々PEPSI…これが戦後76年のニッポン。 ハワイ州に次いで我が国は…悪ノリ失礼。
仕事で降り立った阪和線は浅香駅。歩きますればこんな光景。大邸宅風情の門前に自販機が置かれていてこれがまた朝日に照らされ妙に清々しくてでも違和感あって。
奥に目をやるとこれまた違和感あるプレハブな建屋。ストリートビューで過去調べるもわからずじまい。この下にはいま阪神高速が通っている様ですからかつては豪邸があったものの立ち退かれて今に至ってるってことですかな。まぁいずれにせよ玄関に自販機…なかなかなニッポンの光景です。
(於:堺市堺区) Coca-Colaの赤を思うと…PEPSIでまだ調和とれてるんやな。
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『堂々の自販機二景、宝塚にて。』 2017年3月 記
『玄関前にも堂々の自販機。』 2012年12月 記
『ニッポンの春。』 2010年4月 記
『奥行きなし、超小粒な酒屋さん。』 2009年3月 記
まぁ見かけるっちゅや見かける図。
それでも妙によろしいなぁ。何げに伸びやかで勝ち誇ってダンシング状態…てな風に見えますんやが、どうでしょ。
湿気の多いとこを好んでるであろうシダにしたら、葉っぱは犠牲になる可能性あるも根っこが完全に守られる環境ですからこらぁもう天国ですやろなぁ。自分で見つけた居場所ながら超過保護ちゃん状態。牢屋の様な安住の地…ちょっと羨ましいかも。
(於:泉大津市) でもまぁ移動できんこと思うと…植物やのうて良かったなぁとしみじみ。
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『里芋か、グレーチングの隙間から。』 2018年7月 記
『排水枡に木が茂ってるわ。』 2007年11月 記
さて、願いの実現に向けて何を掲示しましょうか。 何の掲示もないこの事実こそが、この願いにいちばん近い形なんかもしれません。いやほんま。
(於:岸和田市) “死後さばきにあう”てなヤツより全然ええわ…って「一緒にすんな」か。
西高野街道沿いの酒屋さん。強烈な太陽光浴び続けたのか透明化しつつあるプラ看板がひとつ。
片面はほぼ色抜けて裏面の文字が透けて見えてます。裏へ回るまでもなく読めるその字は“ロバートブラウン”。蒸留酒にあまり関心がないモンでもまぁ知る銘柄ですわ。確か“キリンシーグラム”なる合弁会社が手掛けるウイスキーですかね。
で、ほぼ完全に抜け落ちた面には何と書かれていたのか。上部に超かすかに残るえんじ色の雰囲気からすると…と思いつつストリートビューで2010年の図を見ますとやっぱりそこには“キリンビール”の文字。しかしまぁここまで色抜けするとは…って感じです。
で、ロバートブラウン。1970年代の発売当初はスコッチ原酒をもとにアメリカでブレンドしたものを輸入して売っていたそうです。ただし現在は国産原酒80-90%を用いて他を海外産でまかなっているとか。ま、詳しくはキリンのサイトをお読み頂くとして、ふぅん、そうなんかって思いました。
本来ならば落ち葉やらホコリなんかの堆積した様子を言うんでしょうけども。 まぁ…これも吹き溜まり。ストリートビューで2009年に行きますれば灯油ポリ缶やら自転車のカゴやらビニール傘なんかがここ12年で吹き込まれています。そうですなぁ、未来のストリートビューで見ますとここにいるのは我がなんかもしれませんでなぁ。まぁそれを見る手立てがないのがさいわいってことなんかもしれません…なんてね。
経年変化でええ風情になったモルタル壁と門柱。
てっぺんちょに赤く染まった植物に…ん、住所を示すアルミのプレートもコンクリにちょっと埋まり気味です。時の流れがあってこそなせる技やなぁと感心して帰宅。
で、よくよく考えてみたら経年変化で住所表示の板が壁にめり込むなんてあるんやろかとストリートビューで調べますれば…あっ、過去の映像にはこの銘板はありませんわ。
ってことはここにお住いの粋人が壁の風情に合う様に銘板を塗り込めたんですなぁ。行政指導的にこれを付けんならんであろう現実をこの様な工夫で見事に溶け込ませてはります。
拒否することなく自分なりに昇華する…ちょっと生き方まで教えられた気がしますわ。なかなか真似できんことですな。
先日同様今日も大阪に緊急事態宣言が出る前に行っとこか…ってことで和歌山は有田へみかん買いに。道すがら、ちょうどええとこで信号待ち。
前からそこにあるのは知るものの、ずっと素通りしていた物件。そのブランド消滅から12年、“ナショナル”もすっかり昔な響きになったもんです。まぁ…これはど直球のナショ文字看板ですから余計に古くさく感じるのでしょうけど、そんなニュアンスをより強くしているのが“カラー”と色付けされているところでしょう。と言うよりいちいちテレビのこと“カラーテレビ”なんていつの頃まで言ってましたかいな。
残念ながら裏面は撮れず。いつも通りストリートビューで確認しますれば剥がれ落ちたか既にありません。2010年の画像でようやく確認できました。そこにあるのは“ホームビデオはナショナル”の文字。気がつけばビデオデッキも過去のもん。で、ですわ。この“何でもナショ文字”の看板やというのにその“ホームビデオ”の文字はナショ文字にあらず、なんです。当時の最先端製品であったビデオデッキに生活感漂うナショ文字は使いたくなかったのかも…と解釈したんですが、どうでしょう。ま、最終的に“ナショナル”に付いた垢(?)一掃もあってPanasonicにしはったってのもある様に思うんですけど。
(於:和泉市) パナソニックもマスク市販へ…って、ふぅん。
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『昭和なプラ看板 201 ● ファクスはナショナル』 2020年3月 記
『昭和なプラ看板 153 ● 自動車機器/カーエアコンはナショナル』 2017年12月 記
『“ナショナル”としか読めん。』 2016年8月 記
『昭和なプラ看板 111 ● ナショナルのいろいろ』 2015年7月 記
『昭和なプラ看板 67 ● キュービクル式高圧受電設備はナショナル』 2015年7月 記
『昭和なプラ看板 33 ● 自転車はナショナル』 2009年10月 記
『昭和なプラ看板 17 ● 換気扇はナショナル』 2009年2月 記
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