大阪、京都以外

2025年3月10日 (月)

完全武装の笹

 ちょいちょい見かける図ながら「またか」とはならんもんで。
Tsutsusasa1 Tsutsusasa2  大地から地表に顔を出したそこが筒の中やったら、もうてっぺんちょの青空めがけて生長し続けるしかないってことでしょうなぁ。
 ま、苦労した分、災害にも強い環境を手に入れよった訳でそれはそれでよかったんちゃいますか。人々からも愛されるでしょうしね…それはどやろ?か。

(於:奈良県奈良市)人気ブログランキング 2022年10月のストリートビューにも写ってる。ええ感じ。

※関連記事:
笹、細い塩ビパイプの中で細々と生きる。』 2023年3月 記
電柱に着生植物…否々』 2022年11月 記
ナミイタとモルタルの隙間から笹の葉が』 2022年7月 記
庇の瓦屋根から笹が生えてる』 2021年4月 記
鉄パイプの中、驚きの速さで生長の草。』 2020年6月 記
ミラーの支柱、てっぺんから笹。』 2016年8月 記

立体看板のてっぺんでツタ茂る』 2014年6月 記
塩ビの筒から笹がツンツンボサ頭。』 2012年7月 記

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2025年2月25日 (火)

足場につらら

 先の青森旅。新青森駅あたりで見かけた光景。
Tsurara1  まぁ、こうなるんでしょうけど「へぇ、こんなふうになるんや!」って感じ。
Tsurara2Tsurara3 もちろん珍しそげに見上げていたのは、ひとりだけでした。

(於:青森県青森市)人気ブログランキング うちのひともお子も「全く興味なし」って感じ。何でやろ?

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2025年2月20日 (木)

酸ヶ湯温泉→青森駅あたり→→伊丹、で終わり。

 二泊目は海沿い。三泊目は山奥。酸ヶ湯温泉で薄暗い千人風呂に入りますれば…体のどことは言いませんけど粘膜が痛い。口に入ると酸っぱいすっぱい。調べますれば“pH 1.71の強酸性”。
 温泉から上がったら手のひらふやけて白化。乾けばザラザラでまぁなんと言うかマッチ擦ったら着火するんちゃうんって感じ。“非日常”感で言えばそらぁピカイチ。粘膜イタイの耐えて何度も非日常を味わいましたで、もちろん。
2502201037 2502201038  帰りはタクシーで青森駅まで。スタッドレスタイヤだけでグイグイ進んでいきます。たとえそこが下り坂でもほぼ滑りもせんとスイスイと前進。運転技術もさることながらチェーンもスパイクもなく平気に走るタイヤもすごいモンやなぁと思いますわ。もちろんクルマの性能も然り。改めていろんな人がええモンこさえて現代社会が成り立ってるんやなぁと思いました。
 青森駅あたりをちょろっと観光。しかし何です、青函トンネルできて寂れた街になったんやろと想像してましたけど何のなんの観光スポットにはひとがいっぱい。“本州の北の果て”という勝手に抱いていたイメージは間違いでした。
2502201707  空港の雪かきなどで20分ほど遅れた飛行機に乗って帰阪。遠くの小さな(?)富士山を愛でてしばらくするともう着陸モード。温泉三昧ながら乗り物移動の多さにちと疲れたなぁ思いつつ赤く焼けた大阪平野を眺めていました。
2502201737  で、家に帰りテレビをつけると酸ヶ湯温泉で積雪5メートル超えという大雪がニュースになってますやん。いや、そらまぁ「雪国やなぁ」とは思いましたけど、毎冬こんなんなんやろと特別視してなかったら記録的な大雪やったとはって感じ。それ思うとよくもまぁすんなり帰ってこれたもんです。明日の仕事に穴開けずに済んでよかったわぁ。

(於:青森県青森市、長野県、大阪市北区ー淀川区)人気ブログランキング 満足旅ながら「やっぱり家がいちばん」と、どこぞのおばぁはんの様なことを初めて思ったのでした。

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2025年2月19日 (水)

黄金崎、午前7時53分と8時26分。

 朝も塩キツめの不老ふ死温泉に入って部屋の窓から外見ますれば…いかにも、な景色。
2502190753  暗い空は海に雪を降らせてるんでしょう。そうそう、こんな感じがよそモンが思う“北国の海”。
 ちなみにもちろん二重窓。昨日は外の窓はサッシが凍てついて開けられませんでした。
2502190826  しばらく眺めていますと吹雪いてきました。真横に流れる雪と風に争ったり飛ばされたりしながら左へ右へのウミネコも寒いことでしょうなぁ。
 ずっと悪天候のままやなと思っていましたけど、わずか30分ほどで景色は変わるもんですな。
 で、そうそう。波が青いでしょ。これがちょっと不思議に思いまして。
 海の青さってのは青空が写り込んで青なるんやとずっと思ってましたけど…ちゃうんですね。海水自体が空気含むと青く見えるとは知りませんでした。冬の日本海でマリンブルー、これは個人的に大発見、です。
 塩々の温泉を後にして再び送迎バスで新青森駅までそして青森市内をサクッと小一時間探索後、これまた送迎バスに一時間ほど揺られて酸っぱスッパの温泉へ向かいました。

(於:青森県深浦町)人気ブログランキング 時間ない腹すかんで駅ナカの“青森食堂”なるいかにもなお店での昼食が悔やまれる…ってマズかった訳でも感じ悪かった訳でもないねんけど。

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2025年2月18日 (火)

二日目は“不老ふ死温泉”へ

 二日目は“不老ふ死温泉”へ。
 いつも通り“青森県へ行く”ということ以外は、うちのひとに任せまくりの半分“ミステリーツアー”。新青森駅から宿の送迎バスに揺られ続け2時間弱、海が見えました。この風情はどうやら日本海。いや、これも勝手な想像ですけど。
2502181508  曇り空の隙間から太陽が光を送り込んできました。これはええ光景やわ、で数枚。潮風と吹雪で汚れたガラス越しに撮った割にはええ感じに撮れてまっせ。
 そしてやがてバスは宿へ。そこは“不老ふ死温泉”の宿。日本海側でした。しかし何でっせ、百キロ2時間半のという道のりをバスで迎えに来てくれはるってちょっと考えられませんよね大阪に住んでますと。百キロ…大阪から言うと西へ姫路、東北へ近江八幡あたりでっせ。サービス満点でんな。
 諸々お子やうちのひととの約束の行き違いで我がは体験しませんでしたけど、海に面した本格的露天風呂は行き帰りを含めて激寒やったとか。なんぼ内風呂でカラダ温めても吹雪の中の移動はキツかったとか。そらそうですわなぁ。
 で、どんな湯質やったかですけど、それは茶褐色の塩味強烈なテイスト。ゴクゴク飲んだ訳ではもちろんありませんけど、うどん出汁よりきっと塩分濃度高かったかと思います。
 まぁサラサラの無色透明より何となく“有り難いわぁ”と我慢しつつも十二分に浸かって…ただの貧乏性ってだけの話ですけどね。
 海の幸中心のバイキングを食べつつ地のお酒を楽しむ…とか記しつつすっかり銘柄忘れてますわ。まぁ美味しかったわそれでよし。歳を重ねるってのはこんな感じなんかな。ま個人差めちゃありそうですけど。

(於:青森県深浦町)人気ブログランキング あっ、思い出した。お酒は“太平山”。秋田の酒ですやん。

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2025年2月17日 (月)

伊丹13:39 → 青森15:26

 「マイル貯まってるで」ってことで“どこかマイル”で空旅。北へ。
2502171339  上六からバスに乗って伊丹空港へ。飛行機もカッコよろしいけど、働いてはる人もみんなカッコよろしいなぁ。給油隊の安全点検ひとつとってもキリッとしていてよろしいなぁ。
 八角弁当の小さいヤツ食べつつしばらく待って1時間半ほど空をひとっ飛び。「窓からの景色はまったく見えませんで」な状態の中、着いたところはこんな感じ。
2502171526  大阪とは全然別世界。そらぁ「悪天候の場合は伊丹まで戻ります」となりますわな。吹雪いている中でもサッと着陸、これもまたカッコよろしいことで。
2502171920  三泊四日の青森旅のはじまり。初日は青森市内の食堂の様な居酒屋の様なところへ。そこはちょっと“なんちゃって昭和”な空間。外したかなっ…まぁよろしいか、お子がそれなりに反応してましたんで。

(於:兵庫県伊丹市、青森県青森市)人気ブログランキング “八角弁当”と打つと予測ワードに“まずい”と出よる。アホか。

※関連記事:
午前10時の伊丹空港で、雑感。』 2022年3月 記
公道のMAINAMI』 2020年12月 記

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2025年2月16日 (日)

“ダイキンの農業機械”

 過日クルマの運転中に見かけた錆びたブリキ看板。「“ダイキン”に“農業…”て書いてあった気がするで」と戻って確かめてみますれば、やっぱり。
Daikin1 Daikin2 見ての通り、そこには“ダイキン農業機械”の文字。“性能!!”のフレーズに時代を感じます。
 ダイキンが農機具を手掛けてるとは聞いたことがないので「同名の別会社やろ」と思いましたがそこに記されたマークが、あのダイキンの旧社章。と言うことはかつてダイキンは農業機械を手掛けていたんですね。
 ほんまかいなと調べますと、ダイキン耕耘機の説明を当時のカタログとともに紹介してはるサイトがありました。
 ダイキンのサイトにはもひとつこれといった説明がないなぁと思いましたがPDF化された『ダイキン工業 90年史』という本の63〜64頁あたりに記されていました。
 その資料によりますと、農機具は戦後まもなく農業用発動機からはじめ様々な農機具を手掛けていたものの、不採算を理由に1971年、ヤンマー農機に譲渡したとのこと。400もの特許もその時に譲渡したとありますが、ヤンマーのサイトにはそういう記載はちょっと見つけることができませんでした。
 普通の市民にとっては“空気で答えを出す会社”のエアコンの会社ということくらいしか知りませんでしたが、世界一の空調事業以外にフッ素化学製品も世界第二位。全従業員の8割が日本国外で働いているという世界企業とのこと。それを知るとますますこの看板が愛おしく思えてきます。あっ、そう言えば“ダイキン”が“大阪金属”の略やというのも近年知った次第。ダイハツ同様、贔屓にせんとあきませんな。

(於:和歌山県有田川町)人気ブログランキング 上に置かれた消防用のホース(?)もええあじ出してるな。

※関連記事:
昭和なプラ看板 37 ● ダイキン ルームエヤコン』 2009年12月 記

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2025年2月 4日 (火)

琺瑯タンクの余生 79 ● 和歌山県紀の川市粉河3167−313

 和歌山県下は山間部を行きますればそこここに見られる琺瑯タンク。今回のはちょっと可愛いくオシャレしてはります。
Horo79b Horo79a  白菜にみかん、柿、なす、レモン、大根、きゅうり、栗に鮎…掠れ気味の緑地にパステル調と化した絵は何となく黒板に描かれたって感じがします。ま、ここに鮎があって“あゆ”と書かれているのがまたよろしいですな。
 定かではありませんけどどうやらここはみかんか何か柑橘の農園でその直売所の様です。ま、季節に応じてここに描かれた農産物や鮎も売ってはるのかもしれません。タンク自体は何に使われているのかは、いつもながら判りませんでした。
 で、どこから来たタンクなのか?。いちばん近いところではかつて“金桜”を醸す八塚酒造場や“御代鶴”の御代鶴酒造、“敷波”の伊藤酒造が紀の川市になる前の旧・粉河町にあったそうですが、どこも昭和の時代に廃業されていることを思うと、まぁ他所から運び込まれたものでしょうなぁ。

(於:和歌山県紀の川市)人気ブログランキング まぁきっと世界一かわいい琺瑯タンクでしょう。

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2025年1月28日 (火)

白良浜沖、午前7時17分。

 和歌山は有田へみかん買いに。ついでに白浜までって「どこがついでやねん」ですわな。
2501280717  一泊して白良浜を眺めながら数枚。「これがいちばんええかな」で7時17分のやつで。ほんのり朝焼けがよろしいなぁ…ってあれっ、よく考えたら西向いての一枚やのに空はこの様な色合いになるんでですね。まだまだ知らんことだらけ。

(於:和歌山県白浜町)人気ブログランキング 目の前では白良浜の“造成”工事が。まだ継続中やったんや。

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2025年1月12日 (日)

“ン”剥がしたらええやろって感じ

 先の渥美半島旅。帰路信号待ち中にこんなトラックを見かけました。
Kiriramen  “キリ ラーメン”…あぁそうきたかってまぁ、わかる人にはわかる話でしょう。以下、よく知らないというひと向けにおさらいを。

 食したことはありませんがネットではちょいちょい目にしていた愛知は三河のご当地即席ラーメンに“キリンラーメン”というのがあったとか。
 売れに売れた時代が去り、1997年に終売となるも地元民の要求に押されて2002年限定で再び売り出すと再びそれなりにヒット。その後2018年、“大人の事情”で“キリマルラーメン”と名を変え今に至っているとか。ちなみに「何でキリンか?」については「出来上がるまでの3分間首を長くして待つ=キリン」とか。ま、ざっくりそんな感じです。

 で、その「“大人の事情”って何なん?」ですが想像するにキリンビールとの関係ですよね。調べてみますればやっぱりそうかって感じ。ただ、ずっと継続して売り続けていたらキリンビールにあれこれ言われる筋合いもなかったんちゃうかと言われているみたいです。そらまぁ同じ“キリン”でも“動物のキリン”と“瑞獣の麒麟”では別モンやこと思うとなおのことですわな…ってそれは素人考えみたいですけど。
 詳しくはアイリンク国際特許商標事務所さんのコラム“キリンラーメンはなぜ名称変更しなければならなかったのか”をお読みください。で、そうか…そもそもキリンラーメンは商標登録されてなかった様ですね。

(於:愛知県豊橋市)人気ブログランキング お土産に買ったのはスガキヤラーメン…でした。

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