大阪市南部

2025年1月21日 (火)

生野区の北の端っこ近鉄の高架下の図

 まぁ…こんな感じ。
Nakagawanishi1  「こうなるかぁ…」と思う気持ちに「この程度で済んでるんか」な思いもまぁそれなりに。
 どことなく人間の営み感じるも静まりかえっていて非現実的、かも。何げに好きな光景。

(於:生野区)人気ブログランキング 線路の北は東成区。

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2024年12月13日 (金)

昭和なプラ看板 324 ● カネボウ薬品

 店じまいした風情の建物にプラ看板ひとつ。
Kaneboyakuhin1 Kaneboyakuhin2  “カネボウ薬品”…懐かしい様なそうでもない様な。鐘淵紡績時代に多角化の一環として1960年山城製薬、1971年に中滝製薬の経営権を譲り受け1974年カネボウ薬品となるも、2006年カネボウが破綻。その後クラシエ薬品となるも今は同根他社と合同しクラシエに。そのクラシエはいま、ホーユーの完全子会社になっているみたいです。
 で、ここからは昔のことを。40年以上前の話ですけど大川やったか淀川水系のどっかの川に謎めいた船が横付けされていて、その船には何本も“カネボウの漢方八味地黄丸”と記されたノボリが掲げられてました。怪しいなぁと思いつつ近づいて見ますと木の看板に“カネボウ研究所”の文字。「ウソやろっ」って思うもそれ以上探索を続ける勇気もなくモヤモヤした気分のままその場を後にしましたけど…そのモヤモヤはいまも引きずったままです。
 宮本輝氏の小説『泥の河』が映画化されたのがその頃。あの白黒映像とその怪しいカネボウ研究所の船が記憶の中で渾然一体となって…うん、きっとまだ船で生活してる人が街中にもいたんやろと思います。あのカネボウを語る舟もきっとただの水上生活者の家やったんちゃうかなぁと思うものの、いまだわからんままです。

(於:平野区)人気ブログランキング そう言えば30年ほど前には大正区あたりで生活してはる風情の船を見たことがあるわ。

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2024年12月 2日 (月)

防火水槽 249 ■ 住吉区清水丘三丁目14(大和川検車区)

 過日仕事の帰り阪堺電車は我孫子道電停に隣接する車庫の横を歩いてましたら構内に防火水槽があるのを発見。
Suiso248  ここを電車で通過する度に目に入っていたはずなんですけど、全然気づいていませんでした。チン電に目をやっているとまぁそんなもんでしょう。
 昔から置かれている風情ながら、ひょっとしたらかつて住吉公園駅にあった防火水槽が、2016年1月の同駅の廃止に伴ってここに移されたものでは? と思いましたが、見比べますとどうやら別モンの様です。
 大きな車庫にこんな防火水槽がひとつとは…まぁ効果は期待できませんわなぁ。いずれにしても本気でここに置いてあるというより何かの事情でここに運ばれ第二の人生を歩んでるんでしょう。しかしながらなんとも妙に馴染んでます。

(於:住吉区)人気ブログランキング 住吉公園駅のそれ、中の金魚は鶴見区の中学校へ移ったと聞くけど防火水槽はどこへ行ったんやろ。

※関連記事:
防火水槽 101 ■ 住吉区長峡町3 住吉公園駅』 2012年11月 記

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2024年12月 1日 (日)

昭和なプラ看板 323 ● ゾートスサロン SHISEIDO

 昭和モンではないかな。
Zotos1 Zotos2  ゾートスサロン。確か資生堂のプロ用製品を扱ってる美容院のことやったんちゃうかなと思うももひとつ確証ないしと調べますれば…へぇ、2017年でZotos事業をヘンケルに譲渡して撤退してはるとのこと。で、そもそもはアメリカのパーマ剤の会社Zotosを1988年に買収して資生堂に取り込んだものとのことでした。知らなんだなぁ…って、まぁ野郎が知る由もないかなと思ったりもしますけど。
 この看板ではほぼ掠れて読めなくなってますが下部には“SHISEIDO”の文字が書かれている様です。それで、以前“昭和なプラ看板 253 ● SHISEIDO”の記事で取り上げた看板ですが、すっかり色褪せてよくわかりませんでしたがこれもゾートスサロンのものやと今回わかりましたのでここに報告しておきます。

(於:住之江区)人気ブログランキング TSUBAKIとかUnoとかも売ってしもて…大丈夫なんかいな。

※関連記事:
昭和なプラ看板 253 ● SHISEIDO』 2022年2月 記

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2024年10月31日 (木)

街に漂う金木犀の香りにトイレ芳香剤のこと思い出しあれこれ

 街のあちこちで漂ってますなぁ、金木犀の花の香りが。
Kinmokusei金木犀は金木犀であって“キンモクセイ”とカタカナで記すと…もう一気にトイレ芳香剤のニオイに成り下がります。
 今はまたその存在がある様ですけど10年以上前、新聞か何かで知ったのは「トイレの芳香剤から“キンモクセイの香り”のラインナップが消えた」という事実。
 キンモクセイの香りがすっかりトイレットのニオイやと思い込む子どもたちが増えて印象悪なったため廃盤になったとその記事から知ったのでした。なるほどねー。ちょっとわかる気もします。昭和から平成時代の話ですわなぁ。
 で、ですわ。時は令和6年の話。うちの御手洗(トイレとは言いとない)は昭和の面影色濃く残る水が青(ブルー)の洗浄剤を常備してますがその香りはまぁ、特にこだわりなくその時に安いヤツを使ってるんですけど先日、お子が妙なこと言い出しまして。それは…

 「誰かトイレ行ったぁ? めっちゃウンチのニオイするねんけど。」

 その後何日も同じ様なこと言いよります。ババのニオイなんか…せぇへんやんなぁとうちのひとと顔を合わせて「何を言うとるんやろ?」。
 で、あんまり何日も言いよるんでひょっとしてと思って「これのニオイのことか?」と“ブルーレットおくだけ”を手に取りお子の鼻に近づけますれば「これのニオイやっ」と。
 それはブルーレットおくだけのラベンダーの香り、でした。
 そうか…キンモクセイの次はラベンダーがトイレの香りになってしもてたんですなぁ。けどね、ババとラベンダーを同一レベルで語るってのは…やっぱり変ですわ。
 で、ラベンダーの香り。じつは私が思っていたのは「小学生の頃、汲み取り式の便所そうじの時に床に撒いていた液体洗剤のニオイと一緒やな」ってこと。その記憶を思うとお子の言うとることも全くの的外れでもないかと思ったり。それでも繰り返しますれど“ババラベンダー”はあり得ません。

(於:東住吉区)人気ブログランキング かつて緑の水のもあったけど“グリーンレット”とは言わなんだな。

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2024年10月30日 (水)

天然セピアな一角

 谷町線は喜連瓜破駅で降りて仕事へ。帰りは毎度のことしばらく歩くことに。団地街を行くも「オモロないなぁ…」が正直なところ。しばらくするとちょっとええ感じの町並みになって…気持ちも安らぐってもんです。
 そんな中、ちょっと昭和な一角がありました。
Tennensepia2 Tennensepia3  何と申しまししょうか…色褪せた風情が何ともたまりませんなぁ。看板ふたつが肝には違いないんですけど、破れテントに閉じたシャッターがこれまた沁みるニュアンスを醸し出してますわ。
Tennensepia1 こういうお店で瓶入りのチェリオ飲んだなぁってもう半世紀前の日々のこと。思い出はセピア色…と記しつつそんな炭酸飲料やら駄菓子のどんぐり飴の記憶に残るビビッドさは…全く色褪せませんなぁ。

(於:東住吉区)人気ブログランキング 買い食い”ってコトバは…もう死語かもな。

※関連記事:
ファンタにミリンダ、ちょっと寂しい思い出』 2007年8月 記

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2024年10月24日 (木)

またも珍品?超縦型室外機

 先日、針中野駅あたりで見かけた室外機なんですが、かなり変わってるんちゃうかと思いまして。
Tatemax1 Tatemax2  5年ほど前、“珍品?縦型室外機”の記事で取り上げた縦型のそれですが今回のは、細長くもっと縦長。かなりの年代モン風情ですので“エアコン”のではなく“クーラー”のそれやと思われます。
 どこの製品なんかいなぁと気になりつつも、玄関横に位置する故じっくり現場でチェックすることはようしませんでした。
 帰宅後写真を拡大して見てみるも、わからんなぁ…って諦めつつもよーく見ると、サンヨーのマークらしきものがうっすら確認されます。それは1976年から10年ほど使われていたものとか。てなわけでこれは四半世紀ほど前のモノと思われます。
 やっぱり縦型と言えばサンヨー…ってことですか。シャープ同様ユニークさが光っていたこと思うとブランドの消滅はやっぱり惜しい気がします。FUNAIの船井電機も破産して…大阪由来の家電メーカー最後の砦、パナソニックには頑張ってほしいもんです。

(於:東住吉区)人気ブログランキング まぁシャープも台湾資本とカタチを変えて頑張ってはる。もちろん応援してる。

※関連記事:
珍品?上吹き室外機』 2023年10月 記
縦型室外機の横置き? 否々それもありの様で』 2023年2月 記
縦型室外機、ふたたび。』 2022年10月 記
珍品?縦型室外機』 2019年3月 記

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2024年10月 9日 (水)

秋晴れに煙突、沁みる光景。

 何や急に寒なって…は言いすぎ。涼しなりやがって…ついに秋がましたなぁ。
Casablanca1 Casablanca2 まぁええ気候になったとも言えますけど、春のそれとは違って秋は何回経験しても寂しい気分になるもんですわ。
 てなわけでこの写真。なんで「てなわけで」やと思うお方もおられることでしょうけど、こんなんなんです、秋の気分って。
 まぁ何がそう思わせるかってのはもうおわかりの通り、この煙突ですわ。そらぁここから煙ゆらゆらと漂ってますとマスト…ですけどまぁこれでよし。煙突の傘がちょっとナナメってるところにふと、沢田研二さんを思い出しそれはカサブランカ・ダンディ…話それました。
 秋晴れの空とかザクロの実とか…何かすっかり瓦屋根まで秋なアイテムになってますなぁきょうび。つまるところ黄昏要素がいろいろあって「秋やなぁ」なんでしょう。
 秋、そして冬は苦手。さみしなる。まぁちいとはそのしんみり感も楽しめる様になった気もするけれども…考えすぎると洒落にならん、な。

(於:住之江区)人気ブログランキング 燗酒旨いで充分か。

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2024年10月 5日 (土)

瓜破北第二町会 掲示板

 掲示板自体はいたって今日的ながら、上部の屋根兼看板部分がめちゃ昭和風情。
Uk2k1 Uk2k2 瓜破北第二町会の掲示板ということですが、ストリートビューで過去を見ますとこれ、かつては“瓜破連合掲示板”やったみたいで何ともヤバそげ。何がヤバそげって…何となく感じ取ってもらえるでしょう。その昔はどんな掲示があったのか…妄想してみるのもよろしいかと。
 形状がそれなりに軽く意匠が施されているところから余裕のあった時代を感じます。記された文言の内容は今も昔も変わらないものの、40〜50年くらい前の雰囲気が劣化した剥げペンキから伝わってきますわ。
 何かええなぁ…なだけ。剥げても色褪せてない青空にも負けないThe・青って感じの色合いにも懐かしさを覚えます。このニュアンス、おわかりいただけるでしょうか。

(於:平野区)人気ブログランキング 昔は今より色合いの複雑さがそないになかった様に思うんやが。

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2024年9月27日 (金)

中加賀屋三丁目8、KAGAYA一番街の一角。

 四つ橋線は北加賀屋で降りて仕事の現場へ。しばらく歩きますれば先にアーケードがありますわ。へぇ、こんなところ(失礼!)に商店街があるんやなぁとせっかくですからそこを通って南下することに。それなりに賑わっているのがよそ者ながら嬉しいことですわ。
 とか思いつつも…こんな一角がいちばん印象に残ったのでした。
Kagaya1  よく見かける光景ながら商店街で目にするブルーシートは、なかなかの存在感を放っています。
 まぁありふれた街の空地の様子ながら、何となく時代と絡めて眺めて解釈してからに…なんか不純に思えてきました。どぉってことない景色をさも何かありそげに見せる…写真を嫌な使い方してるなぁ。ちと反省。

(於:住之江区)人気ブログランキング 学生時分の“黒焼”…青かったなぁ。若いっちゅうのは…カッコ悪いもんです。

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