摂津(大阪市外)

2024年8月 8日 (木)

淀川越える新名神高速工事中の橋脚、午前7時5分。

 京都北山某所で仕事。国道171号線で向かいますとそこにいつも気になる建設中の構造物が。今日は信号待ちでちょうどええところに停まったもんですからさっそく窓開けて一枚「ピシッ」。これはコンデジのシャッター音ね。
2408080705  これまたええところに太陽がありましたので通常以上にちょっとカッコよく写ってますな。柿色・青・緑…組まれたジャングルジムっぽい足場(?)が意外にカラフルやというのも令和を感じさせます…何となくですよ。
 淀川対岸の樟葉駅あたりにも立派な橋脚が出来上がりつつあるところをみると、これは淀川に架かる橋を造ってるんやろなぁとは思うもどういうもんなんか? 調べますればこれは新名神高速道路の一部になるのやとか。へぇ、普段から滅多に高速道路を使わんもんですから、今回調べて知ったそのルートにも「へぇー」って感じ。「わいはわいや」で生きてますと、ついつい世間とズレが生じるってことですなぁ。
 「そうか…これは高速道路で便利になるで!」とは思うも、まぁ使わへんかなぁ滅多に。片側1車線の旧道を好む身にとっては、時短はもひとつどうでのええことなもんでね。

(於:高槻市)人気ブログランキング 帰路は物集女〜西国街道で。行きしなはまぁそれなりに幹線道路も使うわな。

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2024年7月13日 (土)

錆びサビにチリチリ

 “賃貸マン”の横に目をやれば…ここも経年劣化でええ味わい。
21a 21b  カッティングシートのチリチリがええのは当然のこと、“空”のベースの青とサビの茶色の取り合わせがよろしいな…って、サビ看板とチリチリとは別の会社ですやん。ま、ええんかな。

(於:兵庫県尼崎市)人気ブログランキング 一ヶ所で二度おいしい…一回で済ましいな。

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2024年7月12日 (金)

賃貸マン

 賃貸マン。
Chintaiman  もちろんその後には“ション”が付きます。
 どことなくオバQのあのバタくさいキャラのヤツに似てるんかも…と思い調べてみましたら、そうでもないですわ、どころか全然ちゃいます。ひとの記憶ってのはそんなもんですなぁと記そと思いましたけどちゃうちゃう。我がと一緒にしてはいけません。
 それよりそのバタくさオバケ、名を“ドロンパ”というのは知らなんだかも。「あぁそんな名やったかも」ってほんまにそう思ってんやか。半世紀以上前の記憶やからねぇ。

(於:兵庫県尼崎市)人気ブログランキング マンガもアニメもほぼ縁ないもんで。

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2024年6月26日 (水)

制水弁と仕切弁のフタ、尼崎市の。

 昨日の尼崎、下向いて歩いてましたらえらい味わいある止水栓のフタっぽいのを発見。ほんの近くに普通のも。並べて見るまでもなく、古い方の圧勝。
Amasui1 Amasui2  右から読むスタイルってだけでも充分にその年月を感じさせます。そこにあるのは右読みで“尼崎市水道制水弁”、新しい方には“尼崎市水道仕切弁”…昔と今では言い方が変わっただけなのか別モンなんかはちょっと調べましたけどもひとつどっちとも言い切れませんで素人ですから。
 ま、そこはどうでもええんです。古い方のが気持ちが入ってるというか何というか「読めればええねん」てな感じではなくてこういうもんにも意匠を施そうとする感覚がたまらんええなぁと思いますわ。発注者がそう指示していたというよりも、鋳型つくる職人さんが一生懸命遊んだ(?)というかそこに自分の仕事を残そとしたそんな心意気が感じられるんですなぁ…って、勝手な妄想ですけども。
 今までに何度も記しましたけど、銀行のロゴなんかに見られる様に時代が求めてるもんはどんどん簡素なもんになってるんでしょうけれども。それ思うとこんなん愛でてるのはただの懐古趣味ってことですわな。すんません。

(於:兵庫県尼崎市)人気ブログランキング まぁ固いモンではあるけど、長持ちするもんでんな。

※関連記事:
止水栓のフタに見る寝屋川市の市章いろいろ』 2021年10月 記
南海ホークスのNHマーク似の寝屋川市の市章』 2020年9月 記
大阪市“消火栓”鉄蓋コレクション』 2011年9月 記
ほか

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2024年6月25日 (火)

てるてる坊主24体の図にあれこれ

 尼崎市某所で仕事。待ち合わせの園田駅でしばし探索。梅雨ですなぁ、雨がぱらぱら降ったり止んだり。傘ささんでもええかな小降りのなか街を行きますればてるてる坊主いっぱい吊ってある図に遭遇。
Teru24a  親分のてるてる坊主に子分のそれ、数えますれば全部で24…って数え方はちゃいますか、24ですかね。
Teru24b  見ての通りここは建築現場。納期のこと思うとてるてる坊主のチカラを借りたいってところでしょうか。と、思いましたけど、ひょっとしたらもっと現実的な問題なんかもしれませんな。
 建築の現場で働く人々はいろいろな雇用スタイルの人がいるのでしょうけど、日当制で働いてはる人は雨の日はどうなるやろと考えるとやや複雑な気分にもなります。
 現場は雨であろうとなかろうと仕事はありそうですけどね。ま、単純に「雨降らんといて」ってだけですかね。だんだん深読みすることではない気がしてきました。そらぁ雨の中で仕事するのはイヤですわな、たいがいの場合は。

(於:兵庫県尼崎市)人気ブログランキング ここ、保育園の建て替え中みたい。で、てるてる坊主…何となく納得。

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2024年6月 6日 (木)

庄内東町四・6の町名看板の広告は、

 豊中は庄内あたり。昔ながらな集落も残っていてなかなかええ感じ。旧家の板壁も懐かしい風情を醸し出しています。
 町名看板もしかり。掠れすぎな気もしますがまぁこれも経年変化の味わい。とは言え下の広告部分がほぼ読めないというのは寂しいですなぁ。
Kuraya2 Kuraya1  肝心の屋号が…と思うも画質調整するうちにうっすらと“くらや”。その左右上にある“御報参上”に“保管丁寧”…これは質屋さんの看板で間違いないでしょう。
 で、ですわ。確か以前も同様の町名看板で「わからん」ままアップしたヤツあったなぁと思いますれば2019年12月の記事に取り上げたものと一緒の広告です。その時は「わかりませんでした」で終えてましたので今回スッキリしました。
 で、“くらや”さん。豊中商工会議所が運営されてるサイトの中の記事にその存在がありました。質屋さんがはじめたリサイクル・ブティック ラ・アルプ♪KURAYA 。ですがそこに記されているHPは閉鎖。住所をもとにストリートビューで確認もしてみましたがそこには店舗はありませんでした。もう廃業されたんでしょうかね。

(於:豊中市) 御報参上”…かっこええなぁ。

※関連記事:
手書きの庄内東町四丁目』 2019年12月 記

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2024年5月 2日 (木)

No.119 芳野町遊園

 豊中市某所で仕事。時間に余裕あって新大阪駅から向かうも行けども行けども好みの街並みやないわぁとか思ってますと、高川に架かる橋の下にそそる空間が。
119a 119b ってまぁちょっとシニカルにそこを見てるだけなんですけども。
 ここは“公園”と名乗らず“遊園”。な割に“遊び”な空気が感じられませんわぁ。
 何とも大人都合でできた一角ってニュアンス。高度経済成長期の匂いがします(個人の感想です)。
 センターの艶やかな象がええ感じ。そうか…この艶からすると普段は子どもたちに遊んでもらってるってことなんですね。勝手に寂しげな空間やと決めつけて…反省、ちょっとだけな。

(於:吹田市)人気ブログランキング 看板とは裏腹に何とも“大人の公園”感が漂っとるで。

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2024年3月12日 (火)

かつての大阪酒 12 『磯宝』 北村酒造(株)

 一昨年の師走、仕事帰りに茨木市は本町あたりを歩いてますと黒くなった一枚の看板を見つけました。正味のところ大昔に何度か見たことあるそれですが…ここまで黒ずんでいなかった気もします。あまりに黒くて読みににくいので画像処理して載せておきます。
Isotakara2 Isotakara1  阪急本通と記された商店街と直角に交わる“本町ROSE街”という道に面してこの看板はありました。そこに記されているのは“清酒磯宝醸造元 北村酒造株式會社”の文字。見た目酒蔵という風情は絶無ながらここがかつて“磯宝”というお酒を造っていたところの様です。
 昔ここを伺ったのは1987年の春。図書館でコピーした1974年版全国酒類製造名鑑にこの酒蔵の名を見つけ行ってみたのでした。
 既に酒づくりはやめてはることは知っていましたがどんなところやったんかな程度に行ってみて、事務所らしき建物の中を覗くと木のさん箱に一升瓶が入っているのを発見。ダメ元で購入したい旨を伝えますと売ってもらえました。
 その時伺った話では“もう10年ほど前に造りはやめて今は兵庫県の親戚の蔵に造ってもらってる”とのことでした。そういう訳で肩ラベルには“発売元 北村酒造株式会社”とありますが胴ラベルには“高徳銘醸株式会社醸”となっています。きっとこの時点でもう酒造免許は返納されていたのでしょう。しかしながら…王道を行く意匠がとってもよろしいなぁ。旨い酒に違いないと思いますわ。
 当時のメモを見ますと「甘口やけど、うまい」と書いてあります。そうか…当時は“甘口は、もひとつや”と思っていたんですね。青いなぁ。
 裏手に回ってみますればそこには広い駐車場がありました。
Isotakara3 門柱に“北村酒造株式会社 通用門の看板。きっとここに酒蔵があったんでしょう。
 ついでに高徳銘醸さんのことも調べてみましたがほとんどネットではヒットしません。という訳で住所を頼りにストリートビューで見てみますと、2013年までそこに蔵がありますが2019年には宅地になっています。もう少し調べてみますと…こんな記事がありました。そうか…しんみりします。平成を何とか持ち堪えた酒蔵が令和になって大変なことになってる気がします。
 いま、“磯宝”はどうなっているのか。また別の酒蔵に委託して売られているのかそのまままぼろしのブランドになってしまったのか。若かりし日々の様に気楽に尋ねる気にはなりませんで。
 ちなみに昭和57年(1982年)主婦と生活社発行の“日本酒全蔵元全銘柄”によりますと“高徳”は「地元兵庫の米、日本晴を越後杜氏が仕込む。甘口だがベタつかない(以下省略)」とありました。兵庫県下で越後杜氏…珍しい様に思います。

磯宝 発売元:北村酒造株式会社
       大阪府茨木市本町5番7号
    醸造元:高徳銘醸株式会社
       兵庫県加東郡滝野町505(現 加東市下滝野505)

(於:茨木市)人気ブログランキング この括りの記事は…数年に1本か。時間かかんねんなぁ。

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2024年1月18日 (木)

南吹田四丁目21の物流倉庫、神崎川越しに。

 昨日は午前中に江坂界隈で仕事。天気はええし、そないに寒ないし…今日も探索しながらしばらく歩いて帰ろっ。
 しばらく歩くと神崎川。青空も手伝って橋の上ではそれなりに開放的な気分に。とは言えそこは神崎川。幼少期ニュースでよく目に耳にした“かんざきがわ”ってもひとつ印象よくありません。まぁその頃から半世紀も経ってますから公害云々も昔の話なんやろとは思いますけど。
 橋の上から見る水面があまりにきれいなもんで、ちょっと川沿いに上流に向かって歩きました。護岸に腰下ろして眺めますと対岸の物流倉庫がキレイに水面に映ってますわ。
Minamisuita4  空も青なら水面も青。まぁこれ、空が写り込んでるだけで“水が青い”わけではないんですけど、やっぱり神崎川の水質も良くなったんやなぁと思った様な思わなんだ様な。ちなみにwikiによると、水質は改善されるも川底に堆積しているヘドロにダイオキシンなんかが多く含まれているとか。たとえ堆積せんと流れていったとて海底に沈むだけやと思うと、なかなか難しい問題やなぁと改めて思います。

(於:大阪市東淀川区→吹田市)人気ブログランキング ここまで川面が青い光景は初めて見た気がする。

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2023年12月 4日 (月)

昭和な壁面

 “芝文字”とでも申しましょうか。
Shibamoji  “ナショ文字”は今だに知られるところですけど“東芝”にもフォントがあってブランド名以外もそれで記されていた時代があったんですなぁ。
 看板の錆び加減もさることながら、黒く沁みたコンクリブロックもええ味わいやこと。しかもよく見るとブロックにも様々な色合いがあって…これはロット差の様な意匠の様な。まぁ前者やろと思いますけど。

(於:兵庫県尼崎市)人気ブログランキング 美的集団傘下に成り下がる(?)も、今だ信頼のブランドや、東芝

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