建造物

2023年1月28日 (土)

長屋の袖壁、粋な意匠。

 過日、仕事帰りに西京極あたりを歩いていますとちょっと整った長屋がありました。各戸の玄関には袖壁があって、そこに施された意匠、これがなかなかしゃれているなぁと思いまして。
Iroiro1Iroiro2Iroiro3Iroiro4Iroiro5Iroiro6 見ての通り袖壁に窓(?)が開けられており、そこに竹が組み込まれているのですが、すべて別の意匠が施されています。ちょっと茶室風?とも言えますけど、小舞下地を露出させている訳ではないので下地窓とは別モンですね(“竹窓”というそうでした)。
 こういう気の利いた細工を見ると、施主さんが粋人なのか工務店の遊び心なんかはわかりませんが、いずれにしても余裕のあった時代の空気を感じますね。
Iroiro  全体的にきれいなまんま…きっとここに住む人たちもこのさりげないセンスの良さが気に入ってはるんやないでしょうか。ずっと残ったらいいですね。

(於:京都市右京区) ここら山城は竹で知られたところというのでこうしたんかもしれんな。

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2023年1月16日 (月)

無用面格子

 仕事の前にいつもの自転車商会さんへ車検のためにクルマを持って行って地下鉄は小路駅まで…ちょっとあるけど時間もあるしで歩いてますとこんなんなりましたで。
Muyomengoshi1 Muyomengoshi2  壁面に面格子ふたつ。面格子自体はアルミ製のつまらんヤツですけど、その向こう側には…窓がありませんやん。ほな面格子イランやん。不思議な光景…これは“無用面格子”とでも命名しましょうか。

(於:東大阪市) ま、窓の閉じ方がヤワいんやろけど…変な感じ、色合いも含めて。

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2023年1月 9日 (月)

閉じた家屋

 みかん買いに先日行った和歌山。道すがらクルマで信号待ち。ふと見たお家屋がちょっと妙かも。
Closed  門も窓も出窓もみんな閉じられている感じ。とことん世間と接点を持ちたくないんであろうこちらのお方の人柄が偲ばれます…とか何とか。
 ま、実際のところは家屋が倉庫に生まれ変わったってことでしょう。青空の元に輝く青い瓦…懐かしい感じ。何げに気持ちを小学生時分に連れて行ってくれる建屋でした。はい。

(於:和歌山県紀の川市貴志川町) 何ぞ栽培してはるんちゃうん…いやいや勝手な想像。

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2022年12月20日 (火)

極狭扉

 京都西陣某所で仕事。信号待ちのクルマの中から何げに見た扉が…まぁ時折見かける光景ではありますが。
Gokkyo  とは言え今まで見た中でいちばん狭いかもしれんなと思いまして。ドアノブが右端に付けてありますけど真ん中とさほど変わらん状態。扉の向こうには雨どいと思われるパイプが1本…そもそもここ開けて通ることできるんでしょうか、人間が。

(於:京都市下京区) 子供の頃はこういうとこドンドン入り込めたんやけどなぁ…

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2022年12月12日 (月)

ぷち九龍…

 仕事終えて探索しますれば駐車場の向こうに…気になる建屋。
Petit9  何げに九龍城砦っぽいなぁ…って本物知りませんねんけど。

(於:淀川区) じっくり見れば、ますます味わい深い建屋やことで。

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2022年12月 8日 (木)

久宝寺一丁目3の文化住宅

 昭和な光景を懐かしいなと一枚。
Bunkabunka3  住宅不足解消でどんどん造られたであろう文化住宅。改めて眺めてみると、そこには機能美というか構成美があるんですね。数年前より何となくその様に感じてましたけど、ここは特にそう思わせるもんがあります。その理由はきっとキレイに維持されているから。大事なことです。

(於:八尾市) パラボラアンテナひとつええ仕事してる。

※関連記事:
二棟向き合う文化住宅、光と影。』 2021年4月 記

夏の二十四軒文化住宅』 2020年8月 記
向かい合う文化住宅、隙間に生きる木々。』 2019年4月 記

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2022年12月 6日 (火)

民家の塀、いち部分だけ民芸調。

 どことなくお寺の塀っぽいな。
4l  屋根まで杉皮で葺いてあってかなりのコリようにして民家の塀。お寺っぽいと言うより…民芸調の小料理屋ってところかいな。

(於:八尾市) 電柱の影が“4L”…

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2022年11月30日 (水)

シンプルにしてドヤっ、戸袋の \|\ 。

 長細いが何となく定番の戸袋の意匠。中には縁起もんをあしらったやつもありますが、こう言うのは珍しいんちゃいますか。
Lll  そこに記されたのは“ \\ ” 。あまりの潔さに「手抜きっぽい?」と思うも仕事はいたって丁寧ですから「シンプルにしてドヤっ」ですかね。素通りしそうになるも「ん?」と戻って鑑賞。味わい浅そうで深い、そんな戸袋ですかね。

(於:寝屋川市) 思えば戸袋ってそのうちなくなるかもしれん。

※関連記事:
戸袋に意匠ふたつ、□と◇。』 2022年2月 記
戸袋に折り鶴、ス万ヤ添え。』 2020年10月 記
戸袋の“梅に鷹”
2019年9月 記
戸袋に、打ち出の小槌。』  2016年4月 記
戸袋4つにトンガリ意匠4つのモルタル家屋。』 2012年2月 記
モルタル壁の打ち出の小槌と小判』 2011年12月 記
モルタル壁のエビ』 2009年8月 記
モルタル壁のツルとカメ』 2009年8月 記

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2022年11月24日 (木)

ブロック塀に無数の穴、塀の向こうに室外機。

 コンクリのブロック塀に無数の小さい穴。
Anadarake  数えますればその数800…ウソ。さすがに数える気が失せました。
 何でこんなことに…あぁこれでしょう。塀の上に少し見えるはエアコンの室外機。きっとこの下にもあってそれの性能維持のためにこんな工夫をしてるんでしょうなぁ。とは言え塀と室外機はほぼ隣り合わせ。800個の穴で効果あるんでしょうかね。
 帰って写真を改めて見ますと何やら貼り紙が。そこには「じしんがきたら ちかよらないで」。納得。

(於:西成区) ここにしか室外機置けなんだんやろけど…まぁ考えはったわな。

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2022年11月20日 (日)

街路樹に葉っぱなく、面格子に葉っぱあり。

 街路樹の葉っぱ落ちて、面格子の葉っぱ残る。
Happahappajpg  ま、これは「落ちる前に剪定」って感じですけど。しかしながらなかなかしゃれた面格子やことで。

(於:京都府舞鶴市) デザイン優先…本来の効果はもひとつなさそげ。

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