植物

2023年9月18日 (月)

金網に挟まれるビワの木

 境界線上にひとつの間仕切りではアカンのでしょうか。
Sukimabiwa1 Sukimabiwa2  各々の敷地の隅、金網の塀の隙間に木が一本生えてますわ。左右どちらの土地使用者にも邪魔者扱いでほぼ二次元の姿で生長してからにちょっと気の毒。
 葉の形状からすればこれはビワの木。あの種の大きさからすると風で飛んできたとか鳥が運んだとも思えません。この隙間に誰かがタネ捨てて…気の毒なことで。
 とか思いながらストリートビューでここを見ますとこの木の左側はかつて家庭菜園っぽい農地やった模様。その時に土地の隅っこにビワ育てるも土地の用途が変わってこの様になったみたいです。
 まぁいずれにしても気の毒に思うも、畑が跡形もない現状を思うと伐採されなんだだけマシと言うこととも言えますな。

(於:門真市)人気ブログランキング これ、案外美味しい実を付けるから伐らんままなんかもな。

※関連記事:
二次元化した観音竹』 2013年3月 記

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2023年9月 2日 (土)

天然の苔玉

 昨日は伊勢神宮へ参拝。外宮→内宮と巡るのが筋やと言うことで…知らなんだんですけどね。
 小学校の修学旅行以来ですからほぼ半世紀ぶり…って思いつついやちゃうちゃう。四半世紀ほど前にも来たなぁ思うも全然覚えてませんで。まぁそんなもんですかね。出雲大社でも思いましたけど神宿る地ってのは森の木々がそらぁもう別格に素晴らしいですね。もちろん“有り難い”と思わせるもんを発してるのは当然のこと、それ以上に珍しい状態になってるのがそこここにあることにも圧倒されます。
 そんな森の中で、外宮にこんなのがありました。
Tenkoke  これはクスノキでしょうか。幹と枝に分かれた部分にまん丸のコブができてまして、そこにコケやらシダが着生していて何ともよろしいなぁ。まるでこれ、天然の“苔玉”ですよね。根の下ろしたシダが何とも頭髪っぽいのが何とも愛らしいマヌケさを感じますわ。
 他にも枝がまるで幹のように立派な状態で張り合ってるのやら、途中からL字に折れ曲がってる枝とかもう色々なのがありました。神宿り人集うところはやっぱり何かがあるんでしょうなぁ。

(於:三重県伊勢市)人気ブログランキング 修学旅行のみやげに生姜糖何げに注文したけど…美味しい思わなんだなぁ。

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2023年8月27日 (日)

桐すくすくの倉庫、見上げれば夏景。

 倉庫の隅…いや、ええ場所にすくすくと育つ桐。
Sukusuku1 Sukusuku2  階段と比べるまでもなくかなりのすくすくさ。一応ストリートビューでチェックしますと昨年9月にはまだちっちゃい株状態。その尋常ではない生長の速さに葉の大きさも手伝ってかつては外来種のアヤシイ木やと勘違いしていたもんです。
 今まで見た中でいちばんの生長具合を愛でつつ倉庫を見上げますと…こっちも緑化が進んでまっせ。
 ツタ茂りまくり。こっちも生命力旺盛。暑い熱いとボヤく人間を…嘲笑ってまんな。
Nittsu 倉庫のてっぺんに見えるは◯通でおなじみ日通のマーク。日通はやっぱりこれやないとあきませんで。最近“NX”なる新マークに変わってしまいましたけど、全然(=個人の感想です)。薄っぺらい新参モンみたい。パインアメよろしく昔のもんを古くさいと捉えずにかわいいとかカッコええと捉えた方が共感得ると思うんですけどね。日通は日通で別格の存在であり続けてほしかったです。話それてますね、すんません。

(於:西区)人気ブログランキング 子供の頃買ってもらった木製のトラックのおもちゃにも“日本通運”って書いてあったわ。

※関連記事:
初夏に増殖する大きい葉のアイツは…』 2017年6月 記
外来種っぽい植物見て思ったこと』 2009年8月 記

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2023年8月21日 (月)

新御堂筋の橋脚に生える木一本爽やか

 午前中、千里中央でサクッと仕事。あたり探索して帰ろか思うもやっぱりここら辺はもひとつ気が乗らんなぁ…ってことで北急乗って江坂まで移動。南下してますと新御堂筋の橋脚に木が一本。
Shinmido1 Shinmido2  よくもまぁこんな土のないところに根を下ろしたもんですわ。これは…アオダモかもなぁと思うも素人判断ですから何の木かはわかりません。
 幹の細さに黄緑の葉、薄青い空も相まって妙に爽やかな図。なかなかカッコええヤツですなぁ。
 で、ストリートビューで調べてみますればこの木、2016年からここに根を下ろしている様子。と言うことは7年はこの状態なんですね。素人はこういうの生えてきたらさっさと道路管理者が撤去するもんやと思ってましたけど…わざと見逃したってはるんかもしれません。やとしたら…ええ話。とは言え根圧で老朽化が進むんちゃうかという気がしますね。ま、それでもこのままがええですわな。

(於:吹田市)人気ブログランキング よく見たらトンボが飛んでる…秋や。

※関連記事:
アオギリ、コンクリのひび割れ部分に根を下ろし同化する図。』 2018年7月 記

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2023年8月 8日 (火)

カイヅカイブキ、ピカチュウ風…かも。

Neyagawacho  過日歩いた寝屋川市は小路地区。その旧村な風情がええなぁと思って歩いていますとお地蔵さんの敷地に石碑が一本。そこには“寝屋川町……”とあります。そうか…寝屋川市になる前すでに“寝屋川”を名乗る自治体があったんですねl。“寝屋川町”に続く文言が草で見えんなぁと思うもまぁええわと確認もせず帰宅しましたことちょっと悔いますわぁ。とは言えGoogleのストリートビューさえ見ればわかるんちゃうかと調べますれば…バッチリ。続く文字は“誕生記念”。その“寝屋川町”はいったいいつできたのか調べますと昭和18年と言うことですから戦中ですか。そこから80年、ここらの変遷を見てきてるんですなぁ…って、よそ者にはずっとのどかな村に見えますけど、きっとそやないんでしょうなぁ。
 と、石碑に気を取られてましたけど…その奥にちょっと変わった剪定が施された木が一本あるのに気づきました。
Pikafuu1 Pikafuu2  これは…特定のキャラクターを模してこの様にしてはるのかどうなんか。あんまりその辺のことは疎いんでよう解りませんのんですけど何となくこれピカチュウなんかなぁと思ったり思わなんだり。
 先のストリートビューでは2020年頃よりあれこれピカ化を試みてはる様ですね。耳の形状とか考えるといきなり似たモンにするわけにもいかんわけで結構長期スパンで完成に持っていこうと言う算段が感じられますね。気の長い仕事、ちょっと自分にはできんことですなぁ。短く区切って結果出し続ける方が性に合ってるみたいです。

(於:寝屋川市)人気ブログランキング “カイヅカイブキ”とは違う気もします。ええ加減な記事ですんません。

※アホげのカイヅカイブキ関連記事はここから探してください。

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2023年7月26日 (水)

町角の柱サボテンええ感じ

 昭和な長屋の角にサボテン一本。
Ikesabo1 Ikesabo2  あんまりトゲトゲやないヤツですからその線とは違うんやろとは思いますけど…ちょっと“イケズ石”的かもね。
 などとちとウンチクめいたこと記しましたけどただただ純粋に“なんとなく妙な感じ”と思った図。どんなタイプであれ、サボテンってトゲで威嚇しつつもどっかマヌケな雰囲気を漂わせていてよろしいなぁ。我がもサボテン的存在になりたいもんです。

(於:東大阪市)人気ブログランキング 若かりし日々には“コンペイトウ”的存在でありたいと思ったもんや。

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2023年7月21日 (金)

家屋と植物がちょうどええ感じ…な図。

 そうそうほっといたら“緑化”は進むんですよ。
Kowakae1  ですけど人々にとって都合ええ植物が茂らんとそれを“緑化”とは言わんみたいで。他所モンからするとこれも緑化ですけど…なんてこと言ってはいけません。とは言え妙に調和してますなぁ。何げに好きな夏の光景。

(於:東大阪市)人気ブログランキング これもワイヤープランツか…わからん。

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2023年7月 5日 (水)

三種混合生垣

 門真市某所で仕事。地下鉄だけで行ったら安なんなぁと大日駅から待ち合わせの門真市駅まで歩いて…って、いかにも小市民やわと再確認しつつふと民家の生垣を見ますれば、ちょっと変わってまっせ。
3mix  やり過ごして少し先に行くもやっぱり気になって戻って一枚。改めて見ますと基本カイヅカイブキの生垣ながら、大きくなったヒイラギが触手伸ばして生垣のいち部分と化してますわ。こういうのって仕方なくなのかここのお方なり植木屋さんのセンスの下こうなってるのかも興味ありますわ。
 ヒイラギもトゲトゲ携えて外部からの侵入阻止の一役買って…と言いたいところですが老木なのかすっかり丸なってトゲをつけてない葉っぱの多いこと。ま、人間やといつまでもトゲトゲよりええんですけどね。
 下の方にはマメツゲも参戦してます。こっちはどういう経緯で生垣に採用されていんでしょう。まぁこっちも庭木が外部にはみ出て現在に至るってことでしょうな。
 この調子ですとヒマラヤスギの参戦も充分考えられるかと。

(於:門真市)人気ブログランキング 何げにエアコン室外機ええ仕事してはるわ。

※関連記事:
カイヅカイブキのハゲ隠しでシェフレラ』 2016年3月 記

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2023年6月26日 (月)

高架下の雨どいに草宿る

 東海道本線の高架下、線路上の雨水を集める雨どいに草が根を下ろしてます。コンクリと鉄骨の世界に潤いを与えるなかなか憎い奴らです。
Kikuka  往時に比べてやや勢力を失ってる感じのするセイタカアワダチソウがこんなところに…と思いましたけど、ちょっとこの写真だけでは特定できませんで。オオアワダチソウというものかもと思うも葉っぱのギザギザ感がちゃう様にも思いまして結局断定できませんでした。
 土もなければ栄養分もほぼない様なところでもよくもまぁ立派に育つもんで。まぁ“雑草”とひとくくりにされているヤツらは大概生命力旺盛。そのガンバリは認めつつも、生活圏では甘やかすわけにはいきません。

(於:北区)人気ブログランキング キク科には違いないかと。

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2023年6月23日 (金)

まち行く人々に向けられたお庭ええ感じ

 西成は南津守で仕事。帰りは62系統の市バスで帰ろと東へ歩いているつもりが何や知らん土地やなぁと思ってましたら南へ向かってますやん。ちゃんと太陽の位置考えて歩いてましたんやが…って夕刻になるとその位置が西へ動くことちょっと忘れてた様で、はい。
 スマホの地図見たらええだけのことですけどこの“道に迷う”ってのが何とも言えん楽しみでして、思いのほか歩くことになっても苦ではありません。まぁ歩いた割に発見が少なかったのがもひとつでしたけども。
 で、ようやく知った地名出てきたわと住吉車庫向かって歩いてましたら、何とも言えんええ庭がありました。
Opengarden  面積的には“坪庭”となるんでしょうけどそういう風情ではありません。松・金木犀・槇の3本を核としてええ具合に小さい木が配されて造形的にかっこええんですけど可愛い要素も感じられてええ庭ですなぁ。
 ストリートビューで過去を見ますと昔より手入れが行き届いている様子。基本はそこですかね。それとつい最近まで木製の低い柵があったみたいですが、これがなくなってよりええ感じになったみたいです。
 普通、庭と言えばそこで暮らす人のためのモンですけどここの庭は、まち行く人々に向けられていますよね。何と粋(すい)なことで。まちの景観と人々のこころに貢献してるええお庭。もちろんここの人のセンスが素晴らしいのは言うまでもありませんな。

(於:住吉区)人気ブログランキング いま風に言うと“オープンガーデン”…ちゃうな。

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