思ったこと

2022年8月 3日 (水)

山国ぶどう園の百花はちみつ

 知り合いが近年はちみつを手掛けてることを知り過日、分けてもらいに行きました。
 そこは柏原は山手の堅下地区。昔よりぶどう栽培の盛んなところ。その農地に巣箱を置いて採蜜しているということです。「(山にある)“柏原ぶどう”の看板のあたりやから近くに来たら電話ちょうだい」。その看板、遠くから見えてるので「もうすぐそこや」と歩きますが何のなんの。デカイ看板はかなり遠くの高台にありました。
809283c 809283d  荒い目の“蚊帳”みたいなもんの中に巣箱が置いてあり、セイヨウミツバチが出たり入ったり。“蚊帳の中”の理由は「天敵のスズメバチが入ってこられへん様にしてる」とのことでした。
 “ぶどう園”のはちみつですけど、ぶどうの花の蜜を集めている訳ではありません。この農園、除草剤を使わない農法を実践してはるとか。「草をもって草を制する」ということでしょうか、防草効果の高いヘアリーベッチという植物のタネを農園に蒔いて生やすと他の雑草が生えず、また害虫の発生も抑えられるとかでここのはちみつは、そのヘアリーベッチの花の蜜が中心になっている様です。
 「農薬使いたないから
ヘアリーベッチを蒔いてみた、花が咲いたからミツバチの巣箱を置いてみた」みたいなことを言ってはりました。物事をシンプルに捉え、即実行に移す…まぁ我がとは真逆のお方やこと。いいなぁ聞いていて気持ちがよろしいです。
809283a 809283b  翌朝パンに、氏から頂いたブラックベリーにのせて食べてみました。その味は…おいしいわー。いや、そらぁ美味しいに決まってるんですけどどう表現してええのか。ありきたりな言い方ですけど、キレイな曇りのない素直な味わいやなぁって感じ。クセのあるはちみつが苦手なうちのひとも同じ様なことを言って大変満足してました。
 つまりですね、この山国ぶどう園山本さんの性分がはちみつに表れてるんやなぁ…って思わせる味わいなんですよ。
 そらね、ミツバチが花から蜜吸って巣箱に持ち帰ってる訳ですから、誰がそこに巣箱置いても同じ品質になるでしょうよ、理屈としては。ですけど、やっぱりちゃうと思うんですよね。ほれ、お酒でもお米を原料として「“麹と酵母”が造るんであって人が造るんやありません」みたいなこと言わはる酒造家なり杜氏さんがいてはりますけど、それと同じ様なことが養蜂家にも言えるんちゃうんかなと。ミツバチにストレスを感じさせずのびのびと蜜を集めてもらう…氏を深く知ってる訳ではありませんけど、昔より真っ直ぐな表裏のない“男前”。そんな気質とか人柄がちゃんとはちみつにも出てるなぁと思た訳です。
 副業的に始めはったであろうはちみつの味でこの感動ですから…“ぶどう”にも期待がかかるってもんです。お盆明けあたりからええのできると言ってはりました。楽しみたのしみ。9月になったら“ぶどう狩り”にも寄せてもらおっと。
 一生懸命家業に向き合ってはるその姿がなんや楽しそうで清々しい気分に。自分もそうありたいと思うもこれ完全なるないもんねだり。素直さとは無縁の生活を半世紀以上送ったモンにはできんことやなぁと心底思ったのでした。人間性ってのは生まれ持ったもんなんか育ちの中で出来上がっていくのか…何かそんなこと考えさせられましたわ。同じ“山本”でもえらい違いやことで。山本さん、おおきにごちそうさん。

名称:はちみつ(百花蜜) 原材料名:はちみつ(国産)  製造者:山国ぶどう園 大阪府柏原市太平寺2-8-15

(於:柏原市) 日本ミツバチのはちいつも手掛けてはるからそっちももっとたのしみ。

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2022年8月 1日 (月)

8月は夏バテ気味?…って毎月のとあんまり変わらん様に思いますけどね。

 さっさと梅雨明けしたかと思えばぐずぐず天気続いてもやっとしてるうちに夏になってたって感じ。気がつけばもう8月でっせ。
202208  7月のカレンダー引きちぎりますれば…あっ、もう挿絵描いてますやんか。珍しいこともあるもんやその絵を愛でよとするも…スイカ以外は何やこら?な感じ。
 右の絵は、貼られた紙の上に。まぁタンポポやなくてヒマワリやろなぁって感じ。で、めくって下の絵見ますと、輪郭とか黒ペン使いすぎてキツイ感じの花が。強いて言えば“キク”っぽいとも言えますがまぁ紙貼って描き直して正解な感じです。
 で、解らんのが左の2色半(正式には3色)の絵。さっぱりわかりません。で「これは何なん?」に「アジサイ」とお子。「えっ、アジサイは6月やろ?」に「…ちょっと待って…う〜ん、それ、アサガオやったわ」。
 説明聞いてもわからんまま。うちのひとは「ヒラヒラの付いた服で踊ってはるダンサーちゃうん」と。これもしばらくわからんなぁ思うも…!確かにそんな感じ。本人は「みどりの部分が葉っぱでそれ以外は“花”」やと主張しますが…やっぱりわかりませんで。
 てなわけで8月もやっつけでんな。そんな絵(?)でもあったほうがえぇ…てなもんです。

  サラメシの“ランチの絵を描くコーナー”もまぁええ勝負やいう現実思たら全然これでええねんけどね。

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2022年7月18日 (月)

木造建屋にセミの抜け殻であれこれ

 どぉってことない夏の光景。
Nukegara1 Nukegara2  ですけどこんな木造建屋にくっ付いてると、たまらん小学生時分の夏休みにこころが引き戻されますよ。
 ほんま気がつけばこういう景色は少なくなりました。耐震も大事なことながら、ほっこりさせてくれる昔ながらな構造物も街の景観を豊かにしてるという点で大事なことの様に思います。
 けどまぁ正味の話、耐震補強して維持するより建て替えた方が安上がりで安全なんやろなぁと思うと…ね。かと言って自治体とかが保存するってもんでもないわけで。立派な神社仏閣以外そらぁ残りませんわなぁ…なかなか。

(於:松原市) 平成令和モンにはこういう景色も懐かしないんやろか?

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2022年7月14日 (木)

1205号室のベッドから天井の隅眺めつつ

 先の川崎でのライブの前後は駅前のホテルで。ぷらっとこだま+在来線で4時間、ベッドで横になりますれば、部屋の一角が妙にええ感じやなぁと一枚。
Hmpk1205  陰影だけの世界。色は全てが白のはずながらこう見える…当たり前ながら「そうなんや」と。思えば学生時分、ただの白い箱とか石膏像を描くてな課題がありましたけど、この状況を言ってたんやなぁとしみじみ。今も昔も…絵を描くのは苦手。何で苦手なんか? それはきっと「ええカッコしい」やからなんでしょう。そういう自分はホンマに嫌です。
 ライブ会場に移動するまでのひととき、この部屋の天井の片隅を眺めつつ「何となくプリズムってこんな感じやなぁ」。まぁ色を思い浮かべる楽曲もあるにはあるんですけどその渋さが…こんな感じ。まぁあくまで個人の感想ですけども。

(於:神奈川県川崎市川崎区) ヘタっちな絵でもさりげなく描ける“自由”がほしいわ。

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2022年7月13日 (水)

上六から北を眺める午後7時40分、あと雑感。

 疫病の感染者数再び増加する中、大阪いらっしゃいキャンペーン2022が終わるってことで今のうちにと近場で一泊。
 そこは近鉄は大阪上本町駅の上。表題にある“上六”も何やすっかり死語になってしもた感がありますなぁ。そんな状況ですからなおのこと「上六」って言いたなりますんやが。
2207131940  窓から見える景色はこんな感じ。何というか“いち地方都市”って風情です。昨日過ごした川崎は、ごっつい都会やなぁと思ったのでなおのことそう感じたのかも。話それますけど“川崎”って東京と横浜に挟まれたこぢんまりした都市なんやろと勝手に想像していましたら否々。天王寺/阿倍野なんかより全然都会でしたわ。やっぱり“東京圏”は別格の大都会ってことですね。
 で、上六のここ。やっぱり近鉄やわぁと思うことあって何とも言えん気分になったりやっぱりええわとほっこりさせたれたり。前者は部屋に備えられた飲み物やスナック菓子はすべて飲食できるというサービスで、その中に業務スーパーなんかでよく見かける缶ジュースが置いてあったこと。何かごっつ現実以上に現実に引き戻された気分になりました。
 で、後者はチェックアウト時に交わしたフロントのおねえさんとの会話のニュアンス。「駐車券はお渡ししてましたか?」と訊かれたので「桃色のヤツですか?」と訊き直すとおねえさん「「はいっ、桃色のヤツですっ」。これがね「ピンク色の券でございます」と返されたらもう全然通わんのですよね。“お客様の言葉を尊重する”という姿勢でそう言わはったんでしょうけど何とも言えんそこに可愛らしさを感じましたわ。
 てなわけでやっぱり自分は近鉄沿線で生まれ育ったんやなぁと実感。キャンペーンのお陰で極めてプチながら、地元のことを違った目線で体験することができました。

(於:天王寺区) “シェラトン”のことつい最近まで“シェトラン”やと思っとったお子…

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2022年7月12日 (火)

PRISM Presents “和田アキラ追悼コンサート”へ

 『PRISM Presents “和田アキラ追悼コンサート” Our Everlasting Love of Akira Wada』を見に川崎のクラブチッタへ。
Wadaakira1  和田アキラさん、昨春にこの世を去らはるも何をどう書いてええのかとここで取り上げることもできずにいましたが、氏の追悼ライブがあると知り、これを期にちゃんと記すつもりでいましたが…ますます書くことが困難になりました。
 残された現メンバー(木村万作岡田治郎渡辺チェルの各氏)に存命の旧メンバー(渡辺建久米大作森園勝敏中村哲の各氏)と4人のギタリスト(是永功一SUNAOISAO養父貴の各氏) +バイオリニストひとり(壷井彰久氏)という計12人が曲ごとに入れ替わり立ち替わりの演奏…あ、オープニングでアキラ氏本人も映像で参加でしたので13人とカウントすべきかもしれませんね。
 どれもこれも素晴らしい演奏で…私自身は正直なところ悲しいと感じるより凄いなぁかっこええなぁええ曲やなぁとやっぱりプリズムやわとずっと感動しっぱなし。4人のギタリスト+バイオリニストにはもう何と言うか、ええ音聞かせてくれてはった頃の和田アキラが乗り移ってるんちゃうかというくらいに演奏に、スピリッツにそう思わせるもんがありました。ちなみに森園さんは…森園さんでした。もちろんええ意味でです。
 ほぼ全曲がアキラ氏作曲によるナンバーながら、泣かせどころでは渡辺建氏の曲が用意されていて…やっぱりこの人ですよプリズムは。演奏されたのは“Memories of you”、“Farewell”、そして“Unforgettable”の3曲。プリズムを代表するこれらの楽曲は曲名からして今夜のためにあったのかと思わずにはいられません。ちなみに“Memories of you”では建さんはスクリーン上で弾くアキラさんに何度となくアイコンタクトを送ってはったのが印象的でした。
 初めてプリズムを知ったのが中学2年生の時。ブルースもわからんくせに思いっきり背伸びしてエリック・クラプトン氏のコンサートに行き、さぁ登場かと思ってましたら「皆さんこんばんは、プリズムです」とあって前座の演奏が始まりました。前座があるとか全然知らずに行って耳にしたその音楽に「これやっ!探してた音楽はっ!」と大盛り上がり。以来ずっと聴いている…えっ、もう半世紀ほどになるんですなぁ。ちなみにそのコンサート、本編のクラプトンの方はウトウトしてましたわ。えらいもったいないこって。
 楽器弾けませんし音楽のこと何も知りませんけど、何らかの形でプリズムは山本龍造の人格にも影響してることでしょう…いや、どうなんでしょ。まぁ変に時流に合わせんというスピリッツは受け継いでいるかもしれませんか。
Wadaakira2  さてプリズム。看板であり創立者だった和田アキラ氏を亡くしオリジナルメンバーがいなくなってこれからどうやっていきはるんでしょう。あまりに今夜のライブが良かったので解散せずに続けて行ってほしいなぁと心より願うのであります。とは言え、ベンチャーズみたいになってほしないなぁってものあって。でも、残された3人に守りの姿勢を感じませんので大丈夫かな。これからも応援していくことには違いありません。おおきにアキラさん。ええ音楽をええ音楽家を教えてくれたことにも感謝しております。

(於:神奈川県川崎市川崎区) いまだやってはるクラプトンさんもたいしたもんやと思うわ。

※関連記事:
“PRISM−岡田治郎+渡辺建”ライブ@茨木麦音』 2017年9月 記
ほかカテゴリ“音楽”にて。

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2022年7月 7日 (木)

七夕の夜に

 7月は、七夕。
202207  ほーなるほどキラキラっ。七夕っておっさんはもっと風流なもんを想ってましたけどそうですなぁこれもありあり。よろしいな若いってのは。
 で、まぁ七夕やなぁと思うも笹も短冊も用意せんと普通な夜を過ごしてましたらお子、色紙切った短冊3枚持ってきて「書いて」。各々に願いをしたためますと、糸出してきて暖簾の様に引き戸の下に垂らしてました。「ゴメンねっイベント好きで」って…これもよし。そうか…谷町四丁目に生える笹に短冊付けに行ったあの日から丸10年か…ちょっと感慨深いもんがありますわ。

  歳を重ねるごとに願い事は個人的なことから遠ざかるなぁ

※関連記事:
今年の七夕は、鴫野の笹薮で。』 2013年7月 記
笹薮に短冊、次いで大川でいのり星…今年の七夕。』 2012年7月 記

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2022年6月19日 (日)

1/2本木、知恩院にて。

 所用で知恩院へ。境内に半身ながら生き延びる木が一本。
Hanmi1 Hanmi2  “1本”と言うより“1/2本”と記したそうが良さそうにも思います。元々は2本やったものが伐られてこうなったのか伐られて横から新たに息を吹き返したのか。根元の雰囲気からすると双子っぽい木の片方だけ生き残った感じですかね。共に茂っていたならばどっちも果ててしもてたのかもしれんと思うと、ちと複雑な気分になってきますわ。
 せっかくですから初夏の知恩院、三門の写真も載せておきましょう。
Chionin 翌朝は朝のお勤めに参加させて頂きました。早朝よりなかなかな体験。なかなか言語化できんというかそうすることの意味を見出せんというか…ええ時間を過ごさせてもらいました。お子も同様なことを言うのでそうかそうかと聞いておりますと「ひとりのお坊さん、イケメンやったなぁ♡」って…知らんがな。

(於:京都市東山区) ここに決めたっ…何がや?

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2022年6月15日 (水)

マルフク三景

 それなりに味あるも、ひとつやともひとつかなぁってことで。
Marufuku1
 まずはよく見かけるスタイル。田畑の隅にある小屋ってまぁほぼマルフクを筆頭にあらゆる金融系の看板にジャックされていてあんまりええとは思わなんだもんですけど、経年劣化で色褪せてくるとそれなりに昭和感が出て許される存在に…って言うよりこの場合、小屋が垂直に建ってないのが最大の味わいですわな。
 次のは…ちょっと珍しいかも。
Marufuku2
 民家のブロック塀にあってしかもピカピカ。ですけど鉢植えの観葉植物で半分隠されてなんか不思議な感じ。簡単には外せなくて仕方なくこの状態なんやろと思いますが案外アクセントになってる様にも見えます。こちらは平成モンでしょう。
 かつては本当にそこここに「これでもかっ!」ってほど見かけたマルフク看板ですけどwikiによると電話担保金融の事業から撤退してもう20年にもなるんですね。そらまぁそうですわな。
 これで終わろかと思ってましたけど、ちょっと勢いあった頃の名残を載せて締めくくりたいと思います。
Marufuku3Marufuku4 こちらは地下鉄は西田辺駅前のビルにあった広告塔。このビルは同社西田辺営業所やそうです。ネオンサインで派手にアピール…ブリキ看板とは大違い。景気がええ時期があったということですなぁ。ちなみにこの写真は10年前、2012年の2月に撮ったもの。調べますとこの看板は半年後には撤去された様です。建物は今も残っていますがただの真っ白のまま。それが令和、なのかもしれません。

(於:八尾市・兵庫県川西市・阿倍野区) 何でも撮っとくもんやな。

※関連記事:
消されるも滲み出るマルフク…とか。』 2022年5月 記
むかし大今里本町1、いま大今里西2。』 2013年3月 記
サラ金系看板に汚染された小屋…』 2009年10月 記

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2022年6月14日 (火)

たばこ屋のオブジェ、瓶入りコカコーラの販売機。

 朝のひとときサクッと仕事。あとは風キツいも雨降ってへんしといつもの探索。たばこ屋さんの隅に色褪せるもそれとわかる赤と白。これ見てあれこれ懐かしい気分に浸るひとは、もう五十路以上のひとかもしれませんね。
Bincoke1 Bincoke2  “Coca-Cola”の表示もなくたばこ屋さんのオブジェとしての余生を過ごして…まぁなくなってしまうより良しではありますか。
 横に寝た瓶を引っ張り出す時の音とか、瓶を動かして栓を抜く感覚とか妙に覚えてるもんやなぁとしみじみ。悪い輩が栓抜き持って中身だけ泥棒するってな話を耳にしたことありますけど、あれはホンマのことやったのか都市伝説みたいなもんやったのか。瓶の底部にある凹みが■(四角)かったら辛口、●(丸)かったら甘口とかいうのも然り。まぁ当時そんな訳ないわと思いつつ「これ辛口や」とか言って飲んでましたわ。まぁじつを言うと先日某ホテルで飲んだウイルキンソンタンサンの瓶見ながら「これ甘口や」と思ってたんですけど。まぁどうでもええ話…いつものことですけど。

(於:東淀川区) 隣の風呂屋の看板も何げにうれしい。

※関連記事:
コカコーラの水冷式クーラー。』 2011年6月 記

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