思ったこと

2026年4月11日 (土)

谷町三丁目、午後6時17分。

 茶湯の教授にして元祖、アホげ民・某氏(デッカオ氏ではない)と御香宮神社での御献茶式に。今年は表千家。参列してから茶席三席に点心一席…昨年記した通りここの献茶式の何がええって点心席に並ぶ伏見のお酒が呑み邦題やってこと。そやから行ってる我がの俗物さに辟易…とも思わんか。それも茶の湯の場面のひとつ、でしょ。
 「今年は種類も本数も少ない」とかブツクサ言って…これは、無粋。「やっぱり月桂冠やなぁ」と思いながら四合瓶の底に少ししか残ってない現実にやっぱりブツクサ思いつつ…、なんか今年はどれも辛い酒やなぁと思いましたなぁ。「伏見の水はまろやかですので当たりのええまろやかなさけができるんでしょうなぁ」みたいなこと亭主のお方が言ってはって「その通りです」て思っていたので余計にそう思ったんんでしょうかね。呑みたらんと“鳥せい”へ行ったのは言うまでもありません。
2604111816  行楽シーズン故か行きも帰りも電車で座ることはなく天満橋駅に戻って地下鉄代ケチって歩いて家へ。谷町3交差点で赤信号に引っかかり、西の空見上げますれば本町通に降りてゆく飛行機雲が1本。ふと今日のお茶会と照らし合わせてあれこれ思う夕方の光景でした…って、そんなこと夕空見ながらいちいち思てませんけど。

(於:中央区)人気ブログランキング 去年や一昨年と流派も金額も違うから一緒に語られへんけど…さみしいこっちゃな。

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2026年4月 7日 (火)

令和の立ち呑みってのは…こんなもんなんでっか。

 昨日の話。
 仕事終えて帰りも新大宮駅までクルマで送ってもらいました。ちょっと遠回りして奈良公園を経由するルート。せっかく奈良まで来てはるねんからという先様のご厚意で数日前に大阪でも話題の鹿を窓越しに眺めながら「鹿より外国人の方が多いんちゃいますか」と同乗のお方。ま、確かにそうかもしれません。

 近鉄にひと駅乗って西大寺駅で下車。ふたりの仕事先の方に「ちょっと呑んで帰りますわ」と向かうは駅ナカの立ち呑み屋。4時台とあって客もまばら。「いらっしゃいませ」のあと目の前のアテを眺めていると開口一番「注文はスマホからお願いします」と二次元コードが印刷されたカード渡され…「なんやそれ」。
Shashinnashi まぁしゃない。慣れん手つきでカメラ起動してメニュー画面に。さすが蔵元直営の店だけあって酒の種類は豊富やと認識するもごくごく普通の燗酒を呑みたかったのにいったいどれを燗してもろてええんかわかりません、字が小さすぎて。
 で、「普通に燗酒呑みたいんですけどどれ頼んだら…」と言いかけると即「燗酒というとこからどっちか選んでください」とのこと。その素っ気なさ。辛口は要らんわともうひとつの“純米”ってやつをカートに入れて…そこからですわ。

 こっちは目の前にある“きずし”が食べたいのに、それがどこにあるのかわからん。目に前にブツはあるのにスマホの中からは見つけられん…何なんこれ。「これちょうだい」ではアカンのか。イラっとすんなぁここは立ち呑み屋ちゃうんかって言うねん。

 老眼鏡持ち合わせてなかったのが悪いっちゅや悪いんですけど、小さい字のお品書きからいちいち探すのめんどくさなってきて「これでええわ」と目に入った“さつま揚げ”をカートに入れて、注文。ま、すぐに出てきましたわ。

 チロリに入った燗酒を盃に注いで口に含めば…あっつ熱。カナンなぁ思うも確かにスマホのメニューにも“熱燗”って書いてあったから文句の言いようもないんですけど、こんなんもカウンター越しに「上燗で」って言うたらええだけのことやん。せめてメニューを温度選べる仕様にしとかんと。

 「何や釈然とせんなぁ令和の立ち呑み屋は…」って思いつつ口にアテと酒放り込んで…聞こえてくるのは暇な店員さんの私語。四半世紀ほど前のことか、和歌山の地元百貨店に行けば暇な店員が世間話にうつつを抜かしていて「こらぁアカンわ」と思たら潰れましたけどそれ以来のことやなぁ。まぁ夕方から混むんやろうけどそんなやることなかったら注文スタイルくらい何とかならんかね。誰ひとり黙々とグラス磨いたり食器片付けたりもせずに…何やってんやろ。そういう環境音は雑音やわぁ。

 熱々燗120mlとさつま揚げで700円。文句言うたらアカンのかな。

 新大宮駅で配慮のないトイレ事情に困り、西大寺駅で血の通わん注文方法に閉口し…たったふたつの事象をもって「奈良にはないんか“もてなし”って概念が」と決めつけるに至りました…嘘ですけどまぁそんな感じ。きっと呑み屋とか酒屋さんでここのお酒を見かけても手を出すことはないでしょうな。“〇〇”(酒名)は不便なトイレ事情と立ち呑みの注文で難儀したことのシンボルとなってしまいました。

(於:奈良県奈良市)人気ブログランキング 昼食に素麺、帰りに鹿をともてなしてくれたええ思い出は…ってそや、彼は大阪人でしたわ。

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2026年4月 3日 (金)

川底の自転車の車輪で甲羅干しするミシシッピアカミミガメの図に

 阿倍野区某所で仕事。現場が“天王寺町北”って…そやそや天王寺町にして阿倍野区ってところがあるんでしたな。時間もあるしと杭全までバスに乗って現場に向かい、渡るは今川。いま調べて“今川”って判っただけで現場ではそれを“平野川”やと思ってたんですけど。
 ま、それはどうでもよろしい。そこに架かる橋から川を見ますと、こんな図が目に入りました。
2604031410  カメの甲羅干しの図。それだけとも言えますけどこの、放り込まれた自転車の車輪に登っているところに、何とも言えん哀愁を感じましてね。
 もちろん…と言ってええのか、ここに写るはミドリガメのなれの果てというか、ミシシッピアカミミガメ。ますます募る哀愁の念。ずいぶん昔に“玉串川にミドリガメ”という記事のコメント欄をふと思い出しました。
 当時、さかんにコメントつけてくれてはったBassmanさんの“一句”が秀逸で。せっかくですからここにコピペしておきます。

石に登ってウトウトすれば
思う故郷(ふるさと)ミシシッピ

ほかされ流され有余年
藻も生え一生ミドリガメ

瞼の母は いま何処(いずこ)

 そんなBassmanさんも何処へ…アホげも寂しなったもんですわ。

 で、余談ですけど、この写真を撮った橋の名前がわからなくて調べるも色んな名前が出てきます。最終的にGoogleが“今川7号橋”と結論づけはったものの「ほんまかなぁ」と再度、Googleで調べますれば次は“今川橋”やと。そこには“Yahoo!マップで今川橋の詳細を見ることができます”って…よその情報持ってくるかぁ。
  そんなやりとりがあって「何やねんGoogleってええ加減なやっちゃ」と思うも、そのええ加減さが揺らぎやと思うとむしろ、愛らしい存在に思えてきました。もちろん「最後に“知らんけど”って付けといてな」とAIモードに言っておきました。

(於:東住吉区)人気ブログランキング “知らんけど”もマスコミのせいで手垢が付いてしもたな。

※関連記事:
海辺でアカミミガメなに想う…』 2019年7月 記
カメがセミを食う…四天王寺さんの丸池にて』 2013年7月 記
四天王寺さんの亀の池のカメは…』 2012年7月 記
玉串川にミドリガメ』 2010年7月 記

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2026年3月29日 (日)

過ぎたるは…

 梅田で一杯飲もかと某鳥料理屋さんへ。ええ時間ですので店先で並んでますと目に入るは提供する料理の造りもの。「あれも美味そうこれもええなぁ」と見てましたけど、気になるのは生ビールのこれっ。
Yarisugi  え?何なんこのハイパーさ。気持ちは解りますけどこんな泡状態、美味しそうでっか?。
 そもそも瞬間でもこういう風に泡モクモクになるかいな…ってなこと思いましたけどこれは、乾杯の盛り上がりの表現…ってことですかいな。
 春は別れに出会いの季節。それを思うとパァーッと勢いよくカンパーイですね。ま、一杯目は付き合いますけどその後はもちろん瓶ビール、これですわ。

(於:北区)人気ブログランキング 若い時分やったらひとりイキって「俺は瓶で」言うてるこっちゃろなー最初から

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2026年3月24日 (火)

一杯のラーメンに何を求めるか、やな。

 先日上京区某所へ納品へ行ったあと、お昼前でしたのであるラーメン店の暖簾をくぐりました。

 愛想ええ店主に(やや)常連さんひとり。ワンオペでひとりごとの様なその先客に話しかけているのか微妙な調子で何やかんやと喋ってはります。「今日もええ出汁とれたよ」とか、鉢から立ち上がる香りを吸い込んでは「そ、この(柑橘類の)香りが麺にからみつくところが…」とか。
Shasinnashi  ほぼ同時入りの先客は“塩”、私は“醤油”。供されて「いただきます」と食べはじめるか否かのタイミングで「この麺に絡みつく出汁の風味かええ感じなんで…」てな調子。当然テーブルには胡椒などは並んでいません(厨房で先に振ってはりました)。

 で、ひとくち。うん、全然ガツンときません。昆布と鶏ガラかな…上品も上品、しかも塩味も薄くて「あぁなるほどそういうこと言うてはるねんなぁ」と納得しかけながら、完食しました。

 そうか…そうなんやな。ここの店主、ラーメン愛に溢れてはるんですなぁ。理想のすべてを一杯のラーメンに注ぎ込んではる…は、わかりました。
 でね、「美味しかったか?」と訊かれれば「…はい」と答えますけど、その、何と言うのかなぁ…そやっ、わかった!わかりましたよ。それは、

 “ラーメンにこの世界は求めてませんねん

ってことですね。

 人それぞれでええんですけど自分は一杯のラーメンに「“食べ進めるにつれて沁み入るおいしさ”なんか何も求めてないわ」ってことがわかりました。下品でもええんです。ファストフードよろしくひとくち目から「どやっ、旨いやろ」的ハイパーな解りやすさを求めてるんやなぁ…と。同じ麺類でもうどんやとかそばとは違うんですよ求めているモンが。

 でね、その上品な出汁でかん水の効いた中華麺を啜っても、正直なところ、出汁の上質さが沁み入らんのんです。
 わかってもらってると思いますけど、決してそのラーメン店を悪く言うてるんとちゃうんです。そういうラーメンの世界もあるからこそ常連さんがいてそれなりの年月お店を続けてはるわけですからね。おかげで自分にとってのラーメンの位置付けみたいなもんが理解できました。

 後払いでよかったんですがお品と同時に支払いして、その良心的な金額について触れると「そうなんです。もう税理士さんから怒られてますねん」と。「安くでたべさせてあげよ思てもうギリギリで」。とか喋っているとまたひとり常連さん。「ええ出汁でてるよ。今回の昆布がええんかなぁ」…

 ええ人やとは思うんですけど…ね。ちょっと自画自賛すぎるかなぁ。不快にはならなんだものの、自分にはない世界がこの世にあるという現実を再認識したお昼時でした。

 人気ブログランキング “京風”ってモンでも“昔ながら”って感じでもなかったんやなぁ。何やったんかな…モヤモヤ。

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2026年3月22日 (日)

何となく写っとった写真もええもんやなと

 京阪特急の車窓からの眺め、昨日の記事の写真の場所を過ぎてもしばらくはどこか異世界風情がしばらく残っていて、ついついあれもこれもとシャッター押し続けてますれば、こんな写真が撮れました。
Nantokaku  妙な構図に変な間合い。“撮った”んやなくて“写っとった”んです。
 一写入魂、「これやっ」と決め込んで撮るのもええですけどこの、意図せんタイミングが何となく定着されるってのも案外写真のおもろさのひとつやってことを忘れていたことに気づきました。もちろんそれだけに頼るとおもろなくなるんでしょうけども。

(於:京都市伏見区)人気ブログランキング そやっ、これストリートビューの画像っぽいねんな。

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2026年3月20日 (金)

曽根崎一丁目6、午後3時30分。

 10数年現場を共にしたお方が転職することになって今日、小さな送別会が梅田界隈でありました。
 就職氷河期に社会に出た人限定の公務員試験を受け続けついに国家公務員になる機会を得はって…よぉ頑張らはったなぁと嬉しいなりますわ。まぁ…我がとは全然違う生き方。それだけに逆に思います「すごいなぁ」って。もちろん素直にそう思ってるんですよ、はい。
 歩いて帰った道すがら、こんな建物がありましたのでササッと数枚撮って…これ。
1stpocket1 1stpocket2  言葉はイランかと。ほんま建物って使わん様になったら何でこんな風になるんでしょうか。ま、人間も然りかも。先に触れたお方と接点がなくなると仕事も細る…荒れん様に日々鍛錬しとかんとな。

(於:北区)人気ブログランキング ええ加減な人生歩むことが許される環境に生きてるか否かってことやねんなぁ、結局。

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2026年3月17日 (火)

“3”の上にリボン付き黒筒のってる3月の絵

  お子は今、一人旅中しかも外国。えらい何と言うか…急成長してはりまっせ。
  で、出かける前にこっそり描いたか、カレンダー見るとちゃんと挿絵がありました。
202603  花々に囲まれた“”の上にのるのはリボン付きの黒い筒…はは、これは卒業証書のつもりですな。ちなみに本人はこの前の日曜にもらってきましたけどこのタイプやなくて四角い横長タイプでした。
 そう、お子は来月から社会人になりますねん。そんなアホなとずっとずぅーっと思ってましたけど先に記した様に何なんでしょ、急にひとりで何でもやってみる様になりましてもうびっくり。積極的に生きた方が面白いということに気づいたのかもしれません。
 まぁね、3歩進んで2歩さがるよろしく“3,000歩進んで2,999歩さがる”てなことになるんかもしれませんけど、それでも「やってみよっ!」って動いてそれが自信につながっていってほしいなぁと心からそう思います。
 って全然“絵”のこと語ってませんでしたね。そやなぁ、今月のはちょっとやっつけっぽいかも。梅、チューリップ、イチゴはわかるんですけどもうひとつの白い花はなんやこれ?。花はスイセンみたいですけど葉っぱは菊っぽい…まぁええか。ちゃんと旅に出るまでに描いて責任果たしただけでオッケーとしときましょう。

 人気ブログランキング もちろん春からの方が心配やけどみんな通る道や

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2026年3月15日 (日)

思い出の桜の切り株目にして、雑感。

 街路樹の桜が春を前に伐り倒されてしまいました。
Meiboku  切り株に見える年輪数えますれば49いや50…って勘定してませんけど。
 この木、じつは中学生時分に苗木を植えたやつ。地域活動の一環としてここらを「桜並木にしましょう」とやった記憶があります。
 もちろん何本も植えましたけど、枝ぶりが他のよりかっこええやつが一本あって、せっかくやからといちばんええところに植えましたらそらぁ見事に期待に応えてくれてちょっとした名木になってたんとちゃうかなぁ…と思うのは親バカ的発想ですかね。
 順調に生長してこっちは社会人になって、ある年の桜花爛漫を撮った写真が某会報の表紙を飾ったこともありました。自分が初期に手掛けた木が春の題材として仕事になった時の嬉しさ…それももう四半世紀ほど前の思い出となりました。
 何で伐られてしもたんでしょうなぁ。ま、去年の夏頃でしたか、幹が木屑に覆われて「何かいな?」と思てましたらそれ、外来種のカミキリムシが幹の中で悪さしていた状態やったとか。その後剪定もあって瀕死の状態やったこと思うと仕方ないんかなぁとも思いますけど、ね。
 名木なくなって心にすっぽり穴のあいた状態。まぁ当時中学生やったガキがもう六十路で世間で言う定年退職の年齢を超えていること思うとそんなもんかもしれません。と言うか我がの年齢を客観視させられたとも言えますわ。
 足が攣るとか老眼キツいとかはあっても一応元気やと思ってますけどこの桜同様、心身の奥で何ぞに蝕まれているんかもしれません。「いつか終わりが来るんやな…」そんなことが頭をよぎりました。ま、すぐに忘れてしまうことでしょうけど。

(於:八尾市)人気ブログランキング 父親はこの名木のことをわしの名をとって“〇〇桜”と呼んでいたなぁ…“龍造桜”やないよ。

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2026年3月11日 (水)

3月11日に

 もう15年。
 その後も全国あちこちで災害続いて“東北のお酒呑んで応援”な気持ちも薄れている現実。
 そもそも災害に遭わずもお米の高騰消費低迷で厳しい経営であろう蔵元さんが全国にたくさんいてはること思うと、どこのお酒もひとりふたり呑んだ程度では何にもならん気もして。
Senryootokoyama  「呑んで応援」はアル中の免罪符的コトバに過ぎへんのかなぁ…って、まぁ自分に限った話ですけど。

(於:岩手県宮古市-2023年) こちらの蔵もえらい目に合いつつ醸し続けてはります。地元で愛され続くこと願って…

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