思ったこと

2024年12月 5日 (木)

Google至上主義か…で、雑感。

 京都市は北の方へ茶の湯の展覧会へ行って帰路、生協の配達までに家に戻っとかんと具合悪いでってことでそれなりに考えて「このルートで帰ろっ」と長岡京やら高槻経由の淀川右岸ルートでクルマを走らすも夕刻の渋滞に巻き込まれて、ちょっと間に合わんなぁって事態に。
 摂津市から大阪市に入って旭区を走行中「この道、信号の連絡悪いなぁ」とうちのひと。「そうか」とだけ答えるも…ちとええ気せんわぁと思ってますればスマホ片手に「谷町筋通った方が2分早く着くらしいで」と。誰が言ってるって…Googleマップがですわ。

 カチンときましたね。わしなりに考えたルートが「間違ごうてる」て言いたいんか…ってね。
 これ、今日に限った話ではないです。純正カーナビが示すルートに対しても「Googleやとこう行け言うてる」とかもうめんどくさいわぁ。

2412051536 カーナビv.sスマホのGoogleマップなら機器というかコンピュータ同士の比較ですからそこまで腹立たんのですけど、自分が「これで行こっ!」って決めたコースがまるでアカンかったかの様にGoogle至上主義でモノ言われると…ムカツキまっせ。たとえなんぼGoogleの答えの方が正しいても、です。

 まぁね、生協さん来はる時間に間に合うか否かという信頼関係にヒビが入るかどうかがそこに絡んでくる場合はGoogle至上主義で正解なんやろうなぁというのは解ってるんです。けども、ですわ。

 その辺が割り切れません。そこにスマホというかGoogleのビッグデータを持ち込まれるともう、クルマが単なる移動手段になってしもて“ドライブ”という楽しさが削がれていくんですよ。気分的に。
 
 てなこと思うも「可能な限り約束した時間に間に合う努力をしてる」うちのひとの行いはなんの間違いもない訳で…そこが余計にやり切れん怒りになるんですなぁ。
 
 便利になってそえれはそれでよろしい。とってもよろしい。けど、生理的な部分でそれを素直に受け入れられん自分がおる訳です。Googleにもうちのひとにも、そして我にもムカっとする…難儀なことでっせ、技術の進歩を受け入れるってことは。ま、皆さんはもっと上手にそれらとお付き合いしてはることやとは思いますけどね。

(於:京都府長岡京市)人気ブログランキング 食べログなりGoogleの評価が高い店行ってみて美味くてもつまらんやん(個人の感覚です)。

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2024年11月30日 (土)

完全に植物に取り込まれた建屋

 過日の旅、帰りに有田でみかん狩りに寄ったんですがそこで見かけた光景が、これ。
Haioku1  判りますかね、ここに小屋以上家未満な建屋が隠れているんです。
Haioku2  この様に中を覗けば建具が見えます。
Haioku3  植物の生命力はほんまに侮れませんで。つまるところ人間がおらん様になったら“緑化”なんかカンタンなことです。

(於:和歌山県有田川町)人気ブログランキング まぁ、こういうのは“緑化”とは言わんのやろ。勝手なことや。

※関連記事:
藤小屋』 2024年4月 記
これぞバンブーハウスや 2』 2024年4月 記
これぞバンブーハウスや』 2008年4月 記

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2024年11月28日 (木)

“撮影OK”にあれこれ

 塩田千春展へ行ってきました。
Tpok1  圧巻。十和田市現代美術館で観た時よりそらぁもう…って素晴らしい作品のことは他所さんに任せておきます。
 で、ですわ。せっかくの作品をもうちとゆっくり鑑賞したいなぁ思うも気分がもひとつ乗りませんで。
 一部の作品を除いてどうやら基本“撮影オッケー”らしく、多くの人がもうあっちでもこっちでもスマホやらカメラ持って撮りまくり。
Tpok2  時は令和。何が何でも“撮影不可”を謳う展覧会場はどうなんやろと思いますけど、撮影OKにするとこんなことになってしまうんかいな。中には「あんた、図録買いなはれ」と言いとなるほどに次々作品にスマホ向けて…
 結局ね、その、なんと言うんかなぁ、ひとのこと言えませんねんけどモラルのなさが会場内に漂っていてそれに酔ったというか何と言うか。
 と、令和六年には思ってる訳ですけどきっと、あと10年もすればこんな感じやなくなるんかもしれません。携帯電話の出はじめのこと思うと今ではそれなりに使う場所やら使い方に“常識”が出来上がってきてる様に感じます。
 ま、会期の最後の方に行った自分もあきませんでした。結局現状を知らんで行って困惑してるだけの取り残され者やってことでしょう。
 最後に言っておきますが“撮影OK”自体は時代に即していて良いと思っています、はい。

(於:北区)人気ブログランキング アホでよかったけど、アホはアホなりの人生や。

※関連記事:
撮ったらダメ と 撮ってもいい話…写真展「浅田家」』 2008年11月 記

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2024年11月20日 (水)

アホでよかった

 ここ数週間、うちのひとの実家の片付けを手伝っています。
Ahodeyokatta あんなモンこんなモン出てきて最後に雑誌やら作品集やら展覧会の案内状なんかを仕分けしてまぁほぼ要らんモンで、そんな紙屑(?)を目にしてますと何とも言えん虚無感が湧き起こってきて…「何や虚しいなぁ」と。

 色々な展覧会やら催し、作品なんかがかつてあって各々が「どうでっか!」と作り上げては発表するも時がたてばまぁ…ほぼすべてゴミ。今でこそ少しはおとなしいしてますけど我がも若い盛りには何度も展覧会してはコリに凝った案内状作ったりしてイキってましたけど…何やってたんやろなぁと思うと益々虚しいなってきまして。

 「何や虚しいなぁ」とうちのひとに言いますれば…「そんなことないやん」。
 「作品なり発表会がその時だけであってもそれでええねん」と。「そこから何か違う展開が生まれたやん、それがええのとちゃう?」。

 あぁなるほどなぁ。ホンマやわ、うん、ホンマほんま。
 何らかのアクションを起こさんことにはリアクションはないっちゅうことです。

 思い起こせばいろいろやったお陰であんな展覧会やらこんな仕事、ちょっ身の丈以上の依頼内容やらそこから派生して本業以外のことにも広ってまさに“自由業”って感じでやってくることができた上に、その頃の出会いが今も長く太く生長していることを思うと、なおのこといろいろやっといてよかったなと。

 当時はえげつなく勘違いして「オレ天才」的に思ってた訳です。いま思えば「アホ丸出し」。その当時の我がのまわりにはそらぁアホいっぱいいましたよ。アホ同士わぁわぁやってましたけど、引いて見ると、カシコい人々は我がを客観視できるのかまぁ展覧会とかしはりませんでしたわ。冷静に考えたらそら当然ですよね。

 世間知らずの若造は“根拠のない自信”で突っ走った訳です。恥ずかしいことながらいま思えば“それがよかったんやな”と。

 てなこと思うと近年全然アクションも起こさんでアカンやん…とか一瞬思いましたけど、ちゃうちゃう。地味、めっちゃ地味ながら拙ブログ、それなりに本気でやってます。まさにアクション。ま、“山本龍造”名義ですから別モンとも言えますけども。

 アクション言うても等身大すぎですかいな。肩の荷下ろしすぎとも思いますけど、若い日々の表現より全然自分らしいかと。でもまぁ、背伸びして実力以上にチカラ出して表現と向き合っていたあの頃のエネルギーを羨ましく思ったりもします。

 あぁ、何を言わんや。
 つまるところ「アホでよかった」ってこと。アホならではの今のわし。ええやん…って、あんまり自己肯定しすぎるのもどうかとも思いますけど、ね。

人気ブログランキング 「わたしら一緒になったんもあんたいろいろやってたからやん✨」とうちのひと。ほんまホンマ。

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2024年11月12日 (火)

冷蔵庫、20年稼働し続けるも壊れる。

 先日、冷蔵庫が最期を迎えました。
 長いこともったなぁ。扉を開けて確認しますと2004年製。そうか、“家電10年”というコトバがありますが…ってありませんけど何や10年経ったら故障するもんやと言われる中、20年も壊れなんだんですなぁ。しかもエアコンとかと違て24時間365日稼働し続けての20年です。素晴らしい商品と出会ったもんやと感謝感激もひとしお。有り難う日立さん。さすがは通天閣を広告塔にしてはるだけのことはあります。
 20年か。考えてみたら我がの人生の1/3の食生活を支えてくれてたんや思うとますますその長持ちさを思います。
Rezoko2004 Rezoko2024  そして今日、新しい冷蔵庫がやってきました。もちろん日立製。見た目はアクセントがなくなってよりフラットでシュッとしたデザインにりましたね。その変化、アサヒビールのスーパードライのレッテルが数年前に変更されたのと同じニュアンスを感じます。
 他には縦長になり、庫内照明が発光ダイオードの白い光に、そして、野菜室と冷凍庫の位置関係が逆転したこと、これがいちばんの変更点ですね。ここ四半世紀ほどの間に冷凍食品の地位が飛躍的に向上した結果のことなんでしょう。まぁ…野菜好き加工食品もひとつなうちとしては、釈然とせん変更点ですけどね。
 今度のもきっと20年は壊れんことでしょう。そうか、20年先な、20年…ええっ。何や滅入ってきました。KANさん同じ年生まれにして亡くなってちょうど今日で一年なんやなぁ…って何も残してない我がとは別次元のことですかいな。

 人気ブログランキング アホげもあと3年で20年や

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2024年11月10日 (日)

かわいい小橋

 “勝手口”と言うより“裏口”に面した道の側溝に“小橋”がありました。
Kobashi  これを“橋”と呼んでええのか否かてなことは、どうでもええでしょう。
 ただただヒューム管を置いてその上をコンクリで平にしただけの代物ですけど地味にええなぁと思いまして。
 まぁやっぱりレンガで縁取りをしているという部分に“ひとの営み”を感じるからでしょうか。
 つまるところ効率だけでは何とも物足らんということやないかと。こういう些細なことが日々に潤いを与えてる気がします。

(於:東大阪市)人気ブログランキング ヒューム管のことを“土管”というのはわかる様で「違うやろ」とも思う。

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2024年11月 2日 (土)

恩智北町二丁目の文化住宅、午前10時21分。

 茶の湯の稽古にクルマで向かうも、どこの駐車場も満車🈵。何でや?思えば恩智神社布団太鼓新調お披露目式の日とか。そうか、それならしゃないなぁ…ってことで遠く遠くの駐車場へ。
 朝からの雨模様。難儀やなぁと思うもしっとり感が町を覆っていてこれもこれでよしやなぁと思っていますと文化住宅がまさにしっとり潤ってますわ。
2411021021  モルタルに染み込む雨水にサビたナミイタ…この感じこそ雨ならではの景色。以前も記事にした物件ってことでやや再登板に躊躇しましたが、別視線ですからよしとしてくださいな。
 布団太鼓のお披露目は見ずに帰りましたが、ちょっと気になったのは新調に関して“軽量化”が図られたのかどうかってこと。少子高齢化時代に温暖化問題を思うと今までみたいな重厚さでは大変なんちゃうかと思うんですけど。ま、他所もんがとやかく言う話ではありませんわな。
 もうさっそくYouTubeに宮入りの様子がアップされていましたので興味ある方はぜひこちらへ。短い動画がお好みの方はこっちをどうぞ。しかしながらあの雨の中でよーやりとげはったもんで。やっぱり河内男…ちゃいまんなぁ。

(於:八尾市)人気ブログランキング 雨の中、駅前のうどん喰いに出かけると帰路激雨で超ずぶ濡れ。アホやな。

※関連記事:
初秋は午前9時の文化住宅』 2017年9月 記
恩智神社の夏まつり 2010』 2010年8月 記
恩智神社の夏まつり、すごいょ。』 2009年8月 記

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2024年10月31日 (木)

街に漂う金木犀の香りにトイレ芳香剤のこと思い出しあれこれ

 街のあちこちで漂ってますなぁ、金木犀の花の香りが。
Kinmokusei金木犀は金木犀であって“キンモクセイ”とカタカナで記すと…もう一気にトイレ芳香剤のニオイに成り下がります。
 今はまたその存在がある様ですけど10年以上前、新聞か何かで知ったのは「トイレの芳香剤から“キンモクセイの香り”のラインナップが消えた」という事実。
 キンモクセイの香りがすっかりトイレットのニオイやと思い込む子どもたちが増えて印象悪なったため廃盤になったとその記事から知ったのでした。なるほどねー。ちょっとわかる気もします。昭和から平成時代の話ですわなぁ。
 で、ですわ。時は令和6年の話。うちの御手洗(トイレとは言いとない)は昭和の面影色濃く残る水が青(ブルー)の洗浄剤を常備してますがその香りはまぁ、特にこだわりなくその時に安いヤツを使ってるんですけど先日、お子が妙なこと言い出しまして。それは…

 「誰かトイレ行ったぁ? めっちゃウンチのニオイするねんけど。」

 その後何日も同じ様なこと言いよります。ババのニオイなんか…せぇへんやんなぁとうちのひとと顔を合わせて「何を言うとるんやろ?」。
 で、あんまり何日も言いよるんでひょっとしてと思って「これのニオイのことか?」と“ブルーレットおくだけ”を手に取りお子の鼻に近づけますれば「これのニオイやっ」と。
 それはブルーレットおくだけのラベンダーの香り、でした。
 そうか…キンモクセイの次はラベンダーがトイレの香りになってしもてたんですなぁ。けどね、ババとラベンダーを同一レベルで語るってのは…やっぱり変ですわ。
 で、ラベンダーの香り。じつは私が思っていたのは「小学生の頃、汲み取り式の便所そうじの時に床に撒いていた液体洗剤のニオイと一緒やな」ってこと。その記憶を思うとお子の言うとることも全くの的外れでもないかと思ったり。それでも繰り返しますれど“ババラベンダー”はあり得ません。

(於:東住吉区)人気ブログランキング かつて緑の水のもあったけど“グリーンレット”とは言わなんだな。

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2024年10月23日 (水)

耳成山眺める午後5時23分の図と、父の命日を前に思ったこと。

 明日は父の命日。墓参り…の前に「ちょっと旅しましょか」ってことで橿原市某所で一泊。
 そこは全然先祖代々の墓あるところではありません。けどまぁそれもよろし。ひと風呂浴びて部屋に戻り、窓から街並み眺めますれば…えっ、もうこんな暗いんか。調べますれば奈良の日没は5時13分…何と寂しいことで。
2410231723  街の向こうにこんもり山ひとつ。これは耳成山ですかね。さすが大和三山のひとつ、立派と言うより愛おしさが…よろしいなぁ。
 食べ放題の飲み放題で楽しく過ごして翌日の墓参りのことすら考えもせなんだなぁ。そらまぁ7年の歳月ってのはそんなもんですか。
 ですけども、夢の中ではいっしょでしたわ、同じく亡き母もいっしょ。どんな内容やったかはさっぱり思い出せんものの、全然普通の生活の中に両親がいたなぁ。
 まぁ正直なところ、しょっちゅう父も母も夢の中では一緒に生活しています。でもあんなことこんなこと、何にも意見はしてくれません。ただただ日常で一緒にいるだけ。ちょっとは何ぞ言うてくれたらええのに…とは思わんのです。
 「ああ生きろこう生きろ」とはまぁ言われんで育ちました。それが「主張(信念かな)がない親父」に思えてつまらんなぁと思った時期がなかったわけではないですけど、やっぱりね、トコトンほっといてくれたお陰で今の自分があるなぁとしみじみ思う訳です。主義主張に思想を押し付けない…できそうでできんこと、でっせ。
 そんな育て方を亡くなっても実践してはるわ…と思うとほんとに有り難いと言うか何と言うか。父親にも母親にもなんぼ感謝してもしきれません。
 ま、でもね。正味のところは山本龍造が第二子に生まれてきたからやったっていうのがやった気もしますわ。第一子なり長男ってのは気の毒なほど大変やで…ってもちろん色んな家庭があるでしょうけれども。
 何とも取り留めもない戯言を記してしまいましたなぁいつもながら。これからも呑気に生きていくとしよ…ってね、それが許される環境にいるからやということは忘れたらエライ目にあいますわなきっと。そこを解っとかんと、はい。

(於:奈良県橿原市)人気ブログランキング ずっと誰かが助けてくれる。そこに甘え続けてるから地獄に落ちるやろ。怖っ

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2024年10月22日 (火)

10月はカラフルで秋の味覚いっぱい

 最近割と落ち着いているお子はまぁまぁ早めに描かはりました。掲載が今日になっただけで上旬にはもう絵があったかなぁ。
202410  柿に栗にブナシメジっぽいけどこれはマッタケ、それぞれ食べましたなぁ…って最後のそれはもちろん貰い物。あぁいかにも秋の味覚でっせ。あっ、サツマイモは頂いたもののまだ食してないなぁ。
 そこに紛れてシャインマスカットにマスカットベリーAかなブドウの絵も。まぁ…まだ売ってますし信州あたりのそれはまだ出回ってますわなぁ。まぁええか。
 と、夏の味覚残る絵の中に色づいたイチョウやモミジの葉っぱもありますけど…これは先月に引き続き、来月も描いてもらいましょう。
 で、左にはカボチャにコウモリ。まぁハロウイーンなんでしょうけどこれが、おいぼれにはピンときませんな。きょうびの若い衆にはクリスマス以上の日みたいですけど…わからん。ま、ついでにカボチャも山国ぶどう園さんからもらって美味しかったな。おおきに。
 とまぁ食べ物づくしの10月の挿絵…ってコウモリ食べたことあるんか?って、ないない。一応調べとこと検索しましたら“食用コウモリ”ってモンがあるとか。世の中広いもんで。

 人気ブログランキング あっ、運動会の賑やかしの旗も銀杏の葉も食べたことないわ。

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