町名看板

2025年3月16日 (日)

無町名無丁目無番地な横沼町二丁目4

 ここまで抜けるか。
Y2_4b Y2_4a  後継者現れたから言うて気ぃ抜きすぎ。まぁ色合いええから…ええよ。

(於:東大阪市)人気ブログランキング 町名看板っぽいだけかもしれんくらいに…

※関連記事:
匿町名匿番地』 2021年7月 記
町名も番地も剥奪された一角』 2020年6月 記
無町名無番地』 2019年12月 記
京のカメレオン町名看板…』 2010年11月 記

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2025年3月 5日 (水)

むかし布施市横沼二丁目11、いま東大阪市横沼町二丁目7-10。

 過日いつもの自転車商会さんへクルマの点検してもらいに行ったときにこんな町名看板を見つけました。
Yokonuma2a Yokonuma2b  もうほぼ目にしない“布施市”の字に歴史を感じます。昔は“町”と付かず“横沼”やったんですね。大阪市内などは“梅田町→梅田”の様に“町”を取ったところが多いこと思うとちょっと不思議な気がします。
 経年劣化で掠れるもそれなりに字が読めます。住所の左には“進んで納税のびゆく布施市”と啓蒙のことば。右側には“八尾局區内”とあります。そうか…昔は布施市も八尾郵便局管内やったとはって感じ。知りませんでしたわ。
 と、思いましたが…ですわ。啓蒙のことばのさらに左側にもうっすら残る文言を発見。そこにあるのは“みんなの八尾市たこ(以下判読不明)”。そういうことかと上部を再度見ると“布施市”の後ろにうっすら“八尾市”と読める文字がありますわ。
 つまり元々は八尾市用のそれを布施市のに作り変えた町名看板ってことですね。物を大事にする時代の産物…ええ味滲み出てます。
 割と目立つところにありながら、今まで全然この存在に気づきませんでした。昔の状態ならもう少し字が読めるかもとストリートビューでチェックしますと…この看板の表面にブリキのそれが貼ってありますわ。そらぁ気づかんはず。その町名看板が剥がれて今この状態ってことですね。
 新しいのが上から覆っていたおかげで経年劣化も少なくて済んだのかもしれません。それ思うとこれから劣化が進み判読できん状態になってしまうのでしょうか。これで良かったと思うも…何とも複雑な気持ちです。

(於:東大阪市)人気ブログランキング 下の広告部分に見える魚の絵っぽいのは…残念ながら接着剤の跡。

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2025年3月 4日 (火)

むかし大瀬町◯○○、いま小路東三丁目16-3。

 今日もまた昨日に続き経年劣化進み過ぎ案件。
Osecho3 Osecho4  大阪市内でもまだまだところどころ旧村な風情残るエリアがありますが、生野区のええ味わい残る一角にこんな町名看板がありました。
 まぁ見ての通りすっかり木造家屋に溶け込んで、みおくつしの市章と“生野區”くらいしか判読できません。じっくり見てもさっぱり解りません。
 ここは現地名から調べるのがええんやないかと“小路東”から調べていくと、ほんの少しだけ判明。どうやら“大瀬町”からはじめっている様です。その後もどうやら漢字が続いているみたいですがさっぱり解りません。ここが読めれば色々なことを知ることとなるのに、残念ですわ。
 下にある広告部分もさっぱり読めません。それでも一文字浮かび上がっているのが“”。これも今までのそれ同様、質屋の広告があったに違いないでしょう。
 で、皆さんも気になるであろう横に並ぶ数字とNHKと記された銘板ですが、これももひとつ何のそれかはわからんまま。数字こそ違えどかつて記事化した同じ生野区で見かけたそれと一緒です。「受信契約してまっせ」と意味するモノなのでしょうかね。ちなみにこの銘板もいつも参考にさせてもらっている兵庫県在住の主婦安部さんのサイト『お散歩 Photo Album』の“NHK”というページに載っていました。やっぱり只者の主婦さんではありませんね。素晴らしいです。

(於:生野区)人気ブログランキング ほぼカメレオン状態ですから剥がせませんでもう。

※関連記事:
023-14 N H K』 2021年3月 記
むかし大瀬町1、いま小路東1-8。』 2013年2月 記

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2025年3月 3日 (月)

むかし恩智町◯丁目5**番地、いま恩智北町二丁目135。

 経年劣化も度が過ぎると味わい薄れてしまうというもの。せっかくの古い町名看板ながら、もひとつ読めません。
Onjicho1 Onjicho2  住所部分にかすかに読める“八尾市恩智”の文字。南・中・北に大字と1981年に細分化された恩智地区ですけど、以前はただ“恩智”だけであって“恩智町”と“町”なんか付いてなかった気がするんですけどね。ま、ただの記憶違いかもしれません。
 下の広告部分にいたってはまったく何が記されていたのはわからない状態に。この看板、過去に何度も撮ったことあるんですけどその頃からもうこんな状態で「もうええか」と記事化せなんだんですけど、やっぱり気になるやつです。これが取り付けられているのが高度経済成長期にたくさん建った木造モルタルの長屋の端っこ。まだまだ残るもそのうち今日的なプレハブ集合住宅に変わってしまうでしょう。それ思うとやっぱり載せとこと思った次第です。

(於:八尾市)人気ブログランキング 粉ふいたナミイタの塗装もええ感じ。

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2025年2月 9日 (日)

むかし中川町二丁目35番地、いま中川五丁目2-1。

 「これはこれは」と一枚。近づいてもう一枚。すると「通報しました」のアナウンスが流れました。
Ng2a Ng2b  セキュリティに守られている旧町名を示す看板…とか何とか。板壁とほぼ同化してるところがよろしいな。
 “生野”と書かれているところをみるとそれなりの年代モンでしょう。“生野局”は生野郵便局管内という意味の様です…ってそや、ここでは“”ではなくて“”が使われてます。どっちも普通に使われていたってことでしょうか。
 下の広告部分はまぁこの時代お決まりの質屋さんのそれ。“ 吉村”、調べますれば同区中川西にある様ですがストリートビューで見ると2018年以降看板がないところをみると、もう廃業なさっているのかもしれません。が、2018年と言えばえげつない強風の台風(平成30年台風第21号)があった年ですから、その時に風で飛ばされてそのままになっているってことかもしれません。店舗のニュアンスとしてはどうも営業してはる風情はありませんけど。

(於:生野区)人気ブログランキング 通報されたけど誰も来んわ。

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2024年9月 5日 (木)

完全透明化、瓜破東六丁目1のイケズ町名看板。

 松原市某所で仕事。しばらくは歩いて帰ろと高野大橋で大和川を越えて、さぁここはどこやと町名看板見ますれば…何なんこれ。
Uriwarihigashi6a Uriwarihigashi6b  はい、話つくってます。いやいやまぁまぁそのふと目に入った町名看板のあまりの透明具合に「…イケズやなぁ」と。
 まぁこのアクリル製であろう大阪市の町名看板の中でも青緑色のヤツの褪色がひどい様に思います。まぁ「色抜けとるなぁ」程度のもんはそこここにありますけど、ここまで完全に抜けてしもてるのは初見。こんなん掲示してると、いかにも排他的な町なんやなぁって…思わんか某ミヤコやないんやし。
 もうそろそろ更新時期に来てると思いますけどこの劣化具合を考えると、またアルミ打ち出しのスタイルに戻るかもしれませんなぁ…と思いましたけどスマホがすっかり社会インフラになった令和の世に、もう街中の地図や町名看板は不要と判断されるかもしれませんね。

(於:平野区) 深黄緑青緑赤茶青紫、大阪市の町名看板は全5色。

※関連記事:
塗り込められた千代崎二丁目22』 2019年7月 記
表記二重で立体的、かっこええ市岡元町一丁目1の町名看板。』 2019年7月 記
こっそり平野区長吉長原東三丁目2』 2013年6月 記

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2024年7月 1日 (月)

味わいの浜寺昭和町三丁

 よく見るアルミの町名看板、な割にえらい味わい増してまっせ。
Hs3a Hs3b  まわりの環境もこれまたええ感じ。これはこれはと一枚撮ってよく見ますれば、下部に広告入りですやん。
 “貯金は堺市農協”…うんうん。これかつても記した気がしますけど小学生時分、担任の先生が児童からお金集めを代行してみんなの口座に貯金するってのがありましたね…って八尾市だけかもしれませんけど。いま思えば「そんなんええの?」です。さすがにその頃でも問題になったんでしょう、高学年になった頃から農協の職員さんが月一回校庭で集めるスタイルになりましたけど…それでも問題ありでんなぁきょうびの感覚では。
 ってかなりこの町名看板から話題はずれてしまいましたすんません。このよく見かけるタイプのいかにも行政が作った風情の町名看板に広告が入ってるってやはり珍しいのとちゃいますかね。ちょっと違いますけど歩道橋やら公共施設の命名権、ネーミングライツに通じるもんを感じますわ。いつ頃作られたモンかもひとつ解りませんけど、ある意味先を行ってるなぁとも思います。

(於:堺市西区)人気ブログランキング 堺の町名以下に“目”がない理由がわかる様でもひとつわからん。

※関連記事:
取石一丁目3、かっこええ町名看板。』 2024年1月 記

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2024年6月20日 (木)

上も下も読めん町名看板

 五條で泊まった二日目、朝に散歩しますれば元店舗の袖に町名看板らしき木の板を一枚発見。
Kameya1 Kameya2 ペンキ剥げて馴染みすぎてもうさっぱり読めませんやん状態。味わいありすぎも考えモンでんなぁ。
 何とか読めんかとモニタで拡大したりしてみますと…あっ、下部の広告はほぼ読めましたで。これは“亀屋時計◯”。それって、この建屋ちゃいますか。
Kameya3 その時に撮った建屋全体の写真、そこにあるのは“亀屋時計店”のプラ看板。そうか、自分とこの店舗に自分とこの広告の入った町名看板を付けてはったってことやったんですね。
 下部が解れば上部も知りたなるってもん。そこにある文字、みた感じには“若町”。ですがそれを調べても出てきません。さぁ何て書いてあるんやろかと思いつつ近くの別の看板を撮った画像にヒントがあるんちゃうかとチェックしますれば…それは“若町”で間違いなさそげ。てなわけで続きはまたの機会に。

(於:奈良県五條市)人気ブログランキング 2013年のストリートビュー見たらそれなりに読める。

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2024年6月 6日 (木)

庄内東町四・6の町名看板の広告は、

 豊中は庄内あたり。昔ながらな集落も残っていてなかなかええ感じ。旧家の板壁も懐かしい風情を醸し出しています。
 町名看板もしかり。掠れすぎな気もしますがまぁこれも経年変化の味わい。とは言え下の広告部分がほぼ読めないというのは寂しいですなぁ。
Kuraya2 Kuraya1  肝心の屋号が…と思うも画質調整するうちにうっすらと“くらや”。その左右上にある“御報参上”に“保管丁寧”…これは質屋さんの看板で間違いないでしょう。
 で、ですわ。確か以前も同様の町名看板で「わからん」ままアップしたヤツあったなぁと思いますれば2019年12月の記事に取り上げたものと一緒の広告です。その時は「わかりませんでした」で終えてましたので今回スッキリしました。
 で、“くらや”さん。豊中商工会議所が運営されてるサイトの中の記事にその存在がありました。質屋さんがはじめたリサイクル・ブティック ラ・アルプ♪KURAYA 。ですがそこに記されているHPは閉鎖。住所をもとにストリートビューで確認もしてみましたがそこには店舗はありませんでした。もう廃業されたんでしょうかね。

(於:豊中市) 御報参上”…かっこええなぁ。

※関連記事:
手書きの庄内東町四丁目』 2019年12月 記

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2024年4月 7日 (日)

町名看板に味わい添える…

 よくあるシールタイプの貼り紙の転写ですけど、これはいただけませんなぁ。
Nishizawa1 Nishizawa2  町名看板の上に貼るとは…この会社の印象未来永劫ダダ下がりでんな。
 とは言えどことなく郷愁誘う劣化具合…でもないですか。何となく恩智の里に溶け込んでんなぁと。

(於:八尾市)人気ブログランキング この先に美味しいお味噌のマルゲン醤油醸造元がある。

※関連記事:
カウンター嬢募集 日給7,000以上』 2023年5月 記
文字だけ転写、カッコええ電柱。』 2017年5月 記
電柱にコビリ付く金融業の貼り紙ブラッキー』 2012年11月 記
貼り紙、電柱に転写してる。』  2011年4月 記

貼り紙、珍劣化中。』  2011年2月 記

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