防火水槽 250 ■ 東成区小路東二丁目17-30
現状何とも気の毒に思いますけど、モノ自体は立派ですよね。
令和7年になってしばらくの頃、この防火水槽に出会いました。見ての通りエアコンの室外機の台としての余生の過ごし方にあれこれ思う上に、何となく水槽部分がゴミ置き場状態な風情に不憫さを覚えますわ。
胴体には“水用火防”と記されていたであろうゴシック体の文字の残骸。一体形成ではなく後付けやったというのがよくわかります。
剥げかかった胴体下部のコンクリの下地に見える網目のサビ…そうやったんかって感じ。防火水槽が鉄筋というか何というか、金属で駆体を強固なものにしてあるとはこれを見るまで全く知りませんでした。
ま、その割に水を溜めたらどっかから漏れ出そうな風合い。それ思うと室外機の台座という余生に甘んじつつ現役ってだけで充分ですかね。どんな状況であれずっと残って欲しいヤツです。
(於:東成区) コンクリに覆われていたせいで“供出”させられんで済んだんかもな。
※関連記事:
『防火水槽 234 ■ 守口市馬場町3−4−17』 2021年7月 記
『防火水槽 6 ■ 京都市中京区西ノ京池ノ内町』 2009年7月 記
最近のコメント