プラ看板

2024年12月 1日 (日)

昭和なプラ看板 323 ● ゾートスサロン SHISEIDO

 昭和モンではないかな。
Zotos1 Zotos2  ゾートスサロン。確か資生堂のプロ用製品を扱ってる美容院のことやったんちゃうかなと思うももひとつ確証ないしと調べますれば…へぇ、2017年でZotos事業をヘンケルに譲渡して撤退してはるとのこと。で、そもそもはアメリカのパーマ剤の会社Zotosを1988年に買収して資生堂に取り込んだものとのことでした。知らなんだなぁ…って、まぁ野郎が知る由もないかなと思ったりもしますけど。
 この看板ではほぼ掠れて読めなくなってますが下部には“SHISEIDO”の文字が書かれている様です。それで、以前“昭和なプラ看板 253 ● SHISEIDO”の記事で取り上げた看板ですが、すっかり色褪せてよくわかりませんでしたがこれもゾートスサロンのものやと今回わかりましたのでここに報告しておきます。

(於:住之江区)人気ブログランキング TSUBAKIとかUnoとかも売ってしもて…大丈夫なんかいな。

※関連記事:
昭和なプラ看板 253 ● SHISEIDO』 2022年2月 記

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2024年11月15日 (金)

昭和なプラ看板 322 ● スポーツニッポン

 アホげ民・某とサシ呑みしよと指定の酒屋さん目指して歩きますればちょっと気になるプラ看板が。
 まぁそれなりに前から「あるなぁ」程度には認識してたんですけど、今日は「ええなぁ」と写真に収めました。
Sn  何が「ええなぁ」かおわかりでしょうか? それは、プラ看板に明かりが灯っているからなんですけどこれ、明滅を通り越して両端が鈍く朱色に光ってる壊れた蛍光管の状態ですよねきっと。それがええなぁ、と。
 この看板、今までにもクルマの中から見てますけどかなり前…きっと何年も前からこの状態やったかと。もうえぇ加減スイッチ切ったらどやねんと思いますけど、それをしはれへんお陰で愛でることができてるわけですですからこれでええんですけども。
 蛍光管は2027年をもって国内製造も輸入もできなくなるそうで。それ思うとまさにいま見頃。この様な状態もええですがチカチカと明滅する末期の蛍光灯も何とも言えん侘しさがあって…よろしいなぁ。まぁまだ10年はそんな状態を愛でることができるかとは思いますけども。
 で、スポーツニッポン。これは毎日新聞系のスポーツ新聞。ま、それくらいの説明でよろしいですか。

(於:中央区)人気ブログランキング それにしても蛍光管、めっちゃ高騰してる。上げすぎちゃう。

※関連記事:
昭和なプラ看板 182 ● 毎日新聞/スポーツニッポン』 2019年8月 記

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2024年11月 1日 (金)

昭和なプラ看板 321 ● 文藝春秋 / 週刊文春

 “文春砲”というコトバは知るも“週刊文春”はまだしも「文藝春秋って何?」な感じなんかもしれませんなぁ若い衆にとっては。
Bungeishunnjuu Shuukanbunshun  とか言う六十路おっさんにしても文藝春秋は読んだことないかなぁ。ま、突っ込まんでくださいます様お願いしますわ。
 もうかなり前よりシャッターが閉まったままになっている状態みたいですのでたぶん廃業なさった書店の様です。
 書籍はおろか、雑誌もまぁ滅多に手にとらん様になりました。立ち読みなり病院やら美容院での待ち時間に目にする習慣も、コロナ禍ですっかりなくなってしまった様に思います。
Shuukanbunshun0 そうですなぁ…そもそもかなり以前より小説も読まん様になって“文芸”てなフレーズとは縁どおい日々ですし、そもそもゴシップにもイマイチ興味ない上に、目にするのはやっぱりネット記事という現実を思うと、よー頑張ってはりますよね。
 ま、森林資源の枯渇の心配を思えば雑誌に書籍の衰退は喜ばしいこととも言えるんでしょうけど…そう言う問題ではないですわな。てな風に思うのは…ただの懐古趣味なんかもしれません。

(於:大東市)人気ブログランキング 正味のこと言うと雑誌てビックリハウスしかちゃんと読んだことないわ、たぶん。

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2024年10月20日 (日)

昭和なプラ看板 320 ● ミセス / so-en

 “昭和モン”やと言い切れんなぁと思いつつ…
Soen1 Soen2  『装苑』が『so-en』と表記されていた年代は1980年代から2000年代とのこと。確かにロゴから発せられる雰囲気にバブル期的昭和を感じますねー。この看板には“●毎月28日発売”とありますが2018年から隔月刊で奇数月の発売とか。1936年創刊とのことですからなかなかな歴史を誇るファッション雑誌ですな。
 裏面にあるのは『ミセス』。その誌名にロゴ、いかにも昭和やないかと言ったものを感じます。こちらは1961年創刊ですが2021年に休刊しています。
 共に学校法人文化学園 の文化出版局の雑誌。余談ですけど同社のサイトを開くと、ここにも昭和な風情が感じられ… ってもちろん昭和期のモンではないに決まってますけど何とも“昔のホームページ”を思い起こさせるモンがあります。あぁ…知らん間に世間も時代も変わっていくモンやねんなぁとしみじみ。そらそうですわな。

(於:交野市)人気ブログランキング GSの“出光”が“Idemitsu”としたこととか思たら“so-en”って古ない気もすんな。

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2024年10月 6日 (日)

昭和なプラ看板 319 ● デジタルはCASIO

 シュッといてあんまり昭和風情を感じませんけどこれ昭和、たぶん。
Digicasi  何で「たぶん、昭和」かと思うかと言うとほれっ、大昔に山口百恵さんが「デジタルは♪カシオっ」ってCMで歌ってはったからです。
 計算機に始まり楽器や電子辞書、(撤退するも)カメラなどを手掛けてはる会社の中でこの看板の言うところの“デジタル”は時計のことを指すのやと思います。
 とまぁ今では計算機に留まらずデジタル技術を生かした製品をいろいろ手掛けてはる同社が社名に今もってカシオ計算機と“計算機”を残してはるのかですが、確か「計算機で創業した原点を忘れんために」みたいなことをかつて何かで読んだ記憶があります。それが正しい記憶やとしたらかっこよろしいなぁ。KINCHOの“大日本除虫菊”レベルでんな。
 世の中デジタル技術なしでは成立せん様になったもんです。デジタルはもう空気みたいな存在。2024年の今日と明日はデジタルの日。今さらそんな日必要ないんちゃいまっか…と思うも、日常にすっかり組み込まれたデジタル技術の有り難さなんかを再考する日が年に一度あってもええかもしれんなと思います。

(於:奈良県五條市)人気ブログランキング 看板が2色なんも、デジタルなイメージから来てるんやろな。

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2024年9月28日 (土)

昭和なプラ看板 318 ● サンワプロポ

 “サンワ”はともかく、“プロポ”て何なん?
Sanpro1 Sanpro2 と、長いことその名を知るも、何の看板か知らんなぁと思って見ていました。だいたいがプラモ屋に掲げられてましたので、何ぞ模型に関係あるもんなんやろ程度に。
 調べてみますれば、プロポってのはラジコンの制御方法の種類のひとつ“プロポーショナル式”の略なんやとか。プロポーショナルでプロポって…と思いましたけど、テレビジョンが“テレビ”、スーパーマーケットが“スーパー”になってること思うと…まぁそんなもんなんか。かなりけったいな略し方には違いないですけど。
 あぁそうなんや…」と言いたいところですけど、もひとつよくわかりません。看板に絵がある様にラジコンで模型とかを遠隔操作する操作盤みたいなもんのことなんでしょう。サンワプロポのサイトを見ると正解。あれね。
 手掛けるのは三和電子機器という東大阪の会社。遠隔制御機器の研究開発を目的に1959年設立、今では家電のリモコンなども製品化してはる様です。
 で、超余談ながら思い出したことひとつ。
 近年疎遠になってしもた連れの銭丸が就職を考えんとあかん時分に「プロポの会社に行きたいねんけどなぁ」と言ってたことを。そやったそやった。そのときに説明聞いたはずなんですけど…ひとの人生どころではなかったってことなんかなぁ。ヤツは当時東大阪市民。ここに行きたかったんか。夢叶わずやったのかその後千葉に行っていまシンガポール。どうしてんのかな…遠いとこ行ってしもたもんや。

(於:都島区)人気ブログランキング 奥に見える“JR PROPO” も東大阪にあった会社…そやったんか、銭丸。

※関連うすい記事:
東野田町五丁目で夕焼け眺めながら、雑感。』 2023年5月 記

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2024年9月18日 (水)

昭和なプラ看板 317 ● 三菱鉛筆

 ロゴの感じからすると昭和モンではない気がしますがひとつお許しを。
Mitsuen1 Mitsuen2  鉛筆か…長いこと使ってません。小学生時分しか使った記憶がないといった程度かな。その上そもそも字は“打つ”もんになって書かん様になってますからね。
 そんなこともあって社名は“三菱鉛筆”ながら売上の半分ほどはボールペン製品とか。なかなか社名から“鉛筆”を外せない理由は…まぁ間違いなくいわゆる“三菱財閥”との兼ね合いがあってのことでしょう。同社が再閥の三菱とは関係なく、しかもスリーダイヤモンドのマークも商標も三菱鉛筆の方が先と先輩格ながら、なかなか難しいことなんでしょう。ちなみに三菱UFJ銀行が1.5%ほどの株主であり、三菱財閥の岩崎家と創業家社長の近藤家、現オーナー・数原家は間接的婚姻関係はあるとのこと(wiki)。無関係ではないところがちょっと面白く思います。
 余談ですが近年事業譲渡で話題になったタクシー会社“未来都”が、2010年までは“三菱タクシー”を商号としていました。記憶が曖昧で記そかどうか迷いましたが、三菱グループ(三菱商事か?)に確か3億円で譲渡と当時何かの記事で目にした記憶があります。同様にかつて“三菱サイダー”という飲み物が熊本にありましたがこちらも2014年、三菱の商標を有していた会社から三菱商事に譲渡されたそうです。三菱財閥系以外で“三菱”を名乗っていることは悩ましい問題なんでしょう。
 と、すっかり“三菱グループ”のこと中心に記してしまいました。で、三菱鉛筆ですがそらもうお世話になりました。当時は“uni”が出始めた頃やったんでしょう、紙箱でなくプラケース入りでこれ持ってるとちとハイカラやった記憶があります。な割に「書き味バツグンっ」と思った記憶もなく…その頃から勉強せなんだ証ですわ。
 今年、ドイツの万年筆メーカーLAMYを傘下に収めはりました。ラミーの万年筆“safari”…いち時期流行っていたのか大学生時分に買って気に入って何本か買いました。その頃はまだまだ手書きしていましたわ。 それ思うとほんま、E-mailにはじまり文字伝達はすっかりネットのもんになったなぁと思います。そのうちボールペンも懐かしアイテムになったり…いや、わかりませんで。

(於:奈良県大和郡山市)人気ブログランキング まぁもっぱら私は“コーリン鉛筆”の三角の顔の怖さに惹かれてましたけどね。

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2024年9月 8日 (日)

昭和なプラ看板 316 ● エスロンパイプ

 その名を知らなくてもまぁほぼ日本国民全員がお世話になっている製品やないかと。
Eslonpipe1 Eslonpipe2  エスロンパイプ積水化学工業の商標でいわゆる塩ビ管、ポリ塩化ビニール製の水道管などのこと。セキスイは市場占有率トップの様です。
 で、エスロンパイプのことは解りましたが、“エスロン”って何かいなと調べますと、塩ビ管用の接着剤の商標と出てきます。まぁ…間違いではないみたいながら、ちょっと違い気がしますなぁ。断定はできませんけどセキスイのポリ塩化ビニールの商標が“エスロン”やないんでしょうかね。
 いち時期、この塩ビ管から環境ホルモンが溶け出すとか言われてましたけど…どうなったんでしょ。と言うか気が付けば“環境ホルモン”てなコトバすらほぼ聞かなくなりましたね。何やったんでしょうなぁ…って、きっと何ら状況変わってへんと思うんですけど。

(於:堺市堺区)人気ブログランキング 目立ってナンボの看板と言うても黄色柿色では…目立たんで

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2024年9月 2日 (月)

純粋プラ看板ふたつ

 まぁ…こんなんありましてん。
Junplakan3 Junplakan4  アホらし思いつつここの中で「何を宣伝してはりまんの?」呟きつつ一枚二枚。ま、何かをかつてはここでアピールしてた、それだけのこと。
 と、普通は思いますよね。ですけどこの元・看板っぽいヤツ、ストリートビューで見る限り2010年よりずっと何にも書いてないまま。どういう意図でずっとここにあるのかねぇ…って、そうか、看板だけ先に設置しておいて広告主を募集するも集らんままってことなんでしょう。あぁ…現実的な想像は気分をいっぺんに盛り下げてくれました。

(於:枚方市)人気ブログランキング 何やちゃんと秋に近づいてまんな…って流行病のせいかなぁ

※関連記事:
『光る純粋プラ看板』 2019年12月 記

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2024年8月27日 (火)

昭和なプラ看板 315 ● スズキ

 既視感あるも、意外と見たことない様にも思えてきて。
Suzuki1 Suzuki2  すっかり“マーク”が色褪せてしもてますけどハッキリ残る“スズキ”のカタカナ表記。サクッとネットで探しましたけど、全然と言ってええほどヒットしません。
 そらまぁ世界企業ですからスズキやなくてSUZUKIとなりますか。出光興産みたいなほぼドメスティック企業でも“IDEMITSU”やもんね。
 ここはもう廃業しはったところみたいですけど、規模的にたぶん自転車に始まり二輪車中心に商いされていたんでしょう。ホンダのスーパーカブみたいなヤツは“バーディ”…あんまり見かけませんなぁ。で、調べますればホンダに続きスズキも50ccバイクの生産をヤメはるとか。まぁ新基準原付ってことで125cc以下のバイクに原付免許で乗れる様になるとからしいですけど。

(於:西成区)人気ブログランキング キャリイ、ジムニーと若い日々にはスズキ党やったもんや。

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