お花二題で、雑感。
いつも年の瀬にお花を生けてくれはる茶友の妹弟子から今日も作品を頂戴致しました。
間もなく春やなぁと思わせてくれる息吹が漂い、その“気”がまるで地球を覆う様に流れ出している感じ…いやいやもちろんただの例えですけど。
そんな生命力に秘められた艶やかさが…やるなぁさすがやわぁと思います。ま、深読みもしてるかもしれませんけど、酸いも甘いも噛み分けた大人な風情を思わずにはおれません。
って、何でそんな風に思ったのかというと、もちろんこの作品を見てのことに違いないのですけど、こんなお花がその日の夜に届いたからです。
これは…お子の明日の卒業式に合わせてヤツがかつてとてもお世話になった某お方から送られてきたお花です。
ね、これ、全然世界観が違うでしょ。言うときますけどこれ、“どっちがええ”とか言うてる訳ではありません。
こっちはね、いかにも初々しいというか何と言うか、直球の“春”ですよね。深みはないかもしれませんけど、突き抜けるパワーがあると言うか何と言うか、迷いなき素直さが表れているという感じがします。
お花のことは何もしりませんのですが、こないにその着地点が違うモンなんやなぁと改めて知った次第。ちなみに後者のものは、町のお花屋さんから発送されたものです。
きっとそのお花屋さんに「今春卒業して社会人になる女性へのプレゼントです」ということを聞いて生けはったんやと思います。
それ思うと…そうか。妹弟子の某は六十路向けをと考えて生けてくれはったんですなぁ。うん、道理でしっくりくるはずです。
てなこと言うと「そうですよ」と涼しい顔で言うか「自分がええと思った世界ですょ」とドヤ顔するか…わかりませんけど、歳を重ねて感じ入る作品には違いないでしょう。有り難いことですなぁ。同じ日にふたつの世界を見ることができて色々諸々想いを巡らすことができました。
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