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2026年1月19日 (月)

昭和なプラ看板 356 ● ニチバン接着テープ

 土曜の仕事分の納品で京都は北山へ。天気は春っぽい陽気。珍しく気忙しかった日々も落ち着いてきたこともあって今日はちょっと歩こと市中を南へ西へ行きますればええ看板がカイヅカイブキに隠れてからに。
Nichiban1 Nichiban2  ちょっと昔の日産の看板っぽいですね。そう言えばナショナルやコクヨも赤白青を使っていたこと思うと、’60年代の流行りやったんかもしれません。
 “ニチバン”…私はてっきり元々“創膏”てな社名で“ニチバン”と改名したんやと思い込んでましたが、wikiによると旧社名は“日絆薬品工業”であるとのこと。その旧社名はと言うと「本を代表する創膏会社になることを願って」命名されたとか。へぇ〜って感じ。元々は戦中の企業整備令に伴い全国25社が昭和19年に合併して生まれたそうです。
 とまぁ絆創膏主体の医療用品を祖業とするニチバンですけど、事務用品でも欠かせない品々を世に送り出してはります。中でもやっぱり“セロテープ”。大元はアメリカ3Mが1930年にセロファンを用いて開発したもので、ニチバンが1947年、国産化に成功。“セロテープ”として売り出すも、同様の製品がすぐに世間に出回ってしまって一般名詞化し、“セロテープ”の商標登録化には随分年月を要したそうです。ちなみにセキスイも“セロテープ”を名乗っていますが、これは“セキスイセロテープ”が商標であるから問題ないとか。なんか…釈然としませんわ。
 で、この看板には“接着テープ”とありますので、きっと事務用品や梱包材を商うお店の看板やと思います。
 最後に最近知った話ですけど、長年“救急絆創膏”と言えば“バンドエイド”が国内の市場占有率で絶対的な一位やったそうですが2024年、ついに首位陥落。そしてニチバンの“ケアリーヴ”が一位になったそうです。とことん使い手の意見に耳を傾け改良を加えて世に問うと、高価格でも市場に受け入れられるんですね…もちろんかなりの年月がかかったそうですけど。
 祖業をおろそかにすることなくコツコツと…ケアリーヴ日本一は、まさに“本を代表する創膏会社”になった証でもあると言えるかと。なお“ケアリーヴ”大躍進のことはプレジデント・オンラインの記事“ついに「バンドエイド」を抜いて首位…老舗ニチバン「はがれにくくはがしやすい」実現した粘着テープ会社の意地”をお読みください。

(於:京都市中京区)人気ブログランキング 大塚製薬の傘下なんやなぁ…

※関連記事:
ニチバン“セロテープ”』 2015年6月 記

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コメント

ケアリーブ、確かに良いです。
貼りやすくて剥がれにくくて、伸び縮みするし、けっこう水にも強くて、使い心地バツグンです。
「祖業をおろそかにすることなくコツコツと…」大事なことやなあと、改めて思いました。
勉強になります。m(_ _)m

投稿: tatsuya-zz | 2026年1月23日 (金) 07時40分

●tatsuya-zzさま
じつは…ケアリーヴって使ったこともなければその商品名すら知らなんだんです。
次に買うときは使命買いします。
祖業…そうそう、バブルの頃は“財テク”てなコトバがあって「資産運用で本業の何倍もそっちで稼いでる」と豪語する会社や経営者がそこここに居ましたわ。
どうなったのかなぁ。
ま、サーフィンよろしく次々と業転して大きくなる会社もあるみたいなので何とも言えませんけど“祖業”というものを考え直すええきっかけになりました。

コメントいつもおおきにです。

投稿: 山本龍造 | 2026年1月25日 (日) 22時20分

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