秋の絵にして明るい10月
今月の挿絵もさっさと描いてありました。
カラフルながら、ちゃんと秋が描かれてます。ほんのちょっとの積み重ねながら、それなりに表現が豊かになってるなぁと思います。
例えば楓の葉。3枚を別々の色を使うてはります。正味のところはここらで10月には紅葉はまだ早いとは思いますけど、3枚で1ヶ月の時の移ろいを表してるんやなぁと思うと、深みがちょっとだけ出てきたんやなぁと。
キノコの図もしかり。こんな色合いはどう見ても毒キノコ。絵に“毒”を忍ばせるあたりにも深みを感じますわ…って、本人自覚してるとも思えんのですけどね。
リスのほっぺたが赤いのも良し。カボチャとクリの横並び…これは何なんでしょう。ごっつでっかいクリなのか、めっちゃちっちゃいカボチャなのかも気になりますなぁ。あ、ちなみにカボチャって半分に割っても中身はこう見えへんと思いますけど。
ま、さみしい秋に明るい絵…そうか、来春以降の進路が確定した安心感が絵に表れているのかもしれません。これまでとこれからと…先は長いのか短いのか。いずれにしても何ぞあるのは当たり前。たくましく、かつしなやかに生きていってほしいもんです。
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コメント
こんにちは。
秋の味覚が満載…ですね~。
お変わりなく、感性豊かで素晴らしいです。
殺風景なカレンダーがここまでカラフルに変わると、眺めながら「櫻正宗」を一献…というのも、なかなか良さげです。(^^)
投稿: tatsuya-zz | 2025年10月 5日 (日) 10時48分
●tatsuya-zzさま
あっ、確かに秋の図眺めつつ“櫻正宗”っていうのもええかもしれませんね。
きっと今年も短い秋。家に籠ってる場合やないわと思う昨今です。
コメントいつもおおきにです。
投稿: 山本龍造 | 2025年10月 5日 (日) 23時54分