御香宮神社の献茶式へ
献茶式にして“点心席で伏見のお酒をあれこれ楽しめまっせ”って噂(?)聞きつけたアホげ民にして茶の湯の先生某氏と行った昨春のそれには一本のお酒もなくで超がっくりしましたが「今年はどうします?」のお誘いに「…とりあえず行こや」ってことで今日、京都伏見の御香宮神社の献茶式に行ってきました。
昨年より10日ほどはやかったこともありサクラも見頃。天気も晴れ晴れ。心地よい環境の中、拝殿へ。三千家で受け持ってはり今年は武者小路千家のお家元が献茶をなさってました。昨年も思いましたが大きな流れは同じでも立派違えばこうも印象が変わるもんなんやとまたまた再認識。何百年と時を重ねるうちにそれそれに変わって行った結果なんやなぁと思うと、なおのこと面白く感じられます。
次に拝服席、そして副席(薄茶)へと進み、そこで「点心席では伏見のお酒を楽しんで…」と亭主のお方。「今年は復活やん♡」と喜んで副席(濃茶)飛ばして点心席へ。 ありますがな、お酒。各テーブルにお酒が一本ずつ。伏見の料亭“魚三楼”さんの折詰開けて…これめっちゃお酒に合うやんって感じ。まずは目の前にあった黄桜の生酛山廃山田錦で乾杯。う〜ん、去年のこと思うと何でも美味しい。その土壁的風味(?)楽しんだあとは別のテーブルに置いてあるお酒とトレードしては何種も楽しみましたしこたま。蔵、銘柄違いで味も色々。昔なら「あれはああ、これはこう」といちいち覚えたりメモしたでしょうけどもう「あ〜美味しいおいしい」で楽しませてもらいましたわ。
食べ終わり間際に一升瓶登場。「待ってましたっ」のそれは月桂冠の上撰。「こいつこいつっ」とこれで呑み納め。「やっぱりこれがええわ」とまぁ、どこでも買える銘柄に大満足して何してるこっちゃろと思いつつ「そらそうやな」と。で、この上撰で終えるつもりながら松竹梅の上撰まで出てきてこちらもよばれました。美味しかったのは言うまでもありません。けどまぁ月桂冠、かな。
充分呑んでから濃茶よばれに行って…呑気やこと。もちろんしゃんとして楽しませてもらいましたで。そこはまぁ、ちゃんとしてますねん、茶の湯の先生共々にね。
もちろん「呑みたらん」で鳥せいへ。と言っても天満橋から移転した枚方モール店に。何なん…全く別モンになってしもてますやん…(以下自粛)
(於:京都市伏見区) 月桂冠の大吟醸もあった。レッテルには“DGJ”…卵かけご飯かっ。
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