むかし布施市横沼二丁目11、いま東大阪市横沼町二丁目7-10。
過日いつもの自転車商会さんへクルマの点検してもらいに行ったときにこんな町名看板を見つけました。
もうほぼ目にしない“布施市”の字に歴史を感じます。昔は“町”と付かず“横沼”やったんですね。大阪市内などは“梅田町→梅田”の様に“町”を取ったところが多いこと思うとちょっと不思議な気がします。
経年劣化で掠れるもそれなりに字が読めます。住所の左には“進んで納税のびゆく布施市”と啓蒙のことば。右側には“〒八尾局區内”とあります。そうか…昔は布施市も八尾郵便局管内やったとはって感じ。知りませんでしたわ。
と、思いましたが…ですわ。啓蒙のことばのさらに左側にもうっすら残る文言を発見。そこにあるのは“みんなの八尾市たこ(以下判読不明)”。そういうことかと上部を再度見ると“布施市”の後ろにうっすら“八尾市”と読める文字がありますわ。
つまり元々は八尾市用のそれを布施市のに作り変えた町名看板ってことですね。物を大事にする時代の産物…ええ味滲み出てます。
割と目立つところにありながら、今まで全然この存在に気づきませんでした。昔の状態ならもう少し字が読めるかもとストリートビューでチェックしますと…この看板の表面にブリキのそれが貼ってありますわ。そらぁ気づかんはず。その町名看板が剥がれて今この状態ってことですね。
新しいのが上から覆っていたおかげで経年劣化も少なくて済んだのかもしれません。それ思うとこれから劣化が進み判読できん状態になってしまうのでしょうか。これで良かったと思うも…何とも複雑な気持ちです。
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