炊飯器買い替えに、雑感。
昨年末、炊飯器を新調しました。
まだ炊けるっちゅや炊ける状態での買い替え。とは言えフタのパッキンが裂けていくら慎重に仕掛けても、ときおり本体と蓋との間から炊き汁がこぼれ出てる状態になることがあって「…でも炊けるしなぁ」と一年以上騙し騙し使ってましたが、ある時「あんな、もうそんな先が長い訳でないこと考えたら、はよ買い替えて美味しいご飯食べたいわぁ」と、うちのひと。なるほど、確かにそうですなぁ…確かに。ってことで決断した次第でございます。
これは今までの炊飯器。見ての通り盛んに蒸気出して頑張って見事に炊ける訳です。パッキンさえ裂けなんだらまだまだいけまっせ状態ですけど18年間も使ってること思うと、そらまぁ潮時かなぁ思ったりやっぱり申し訳ない気分になったり。これ、ナショナルの松下電器産業製。もちろん“パナソニック”ではありません。
そしてこれが新調した炊飯器。黒基調のシックなヤツ。花柄はどこへ行った…って、比較が古すぎまんな。価格帯としては中の上ってところでしょうか。圧力IHというカテゴリのもので今度のはZOJIRUSHIの象印マホービン製です。
18年頑張ったナショナル捨てて何で象印のにしたのかというと、同社のがいちばん売れているということで「きっと皆が支持する美味さなんやろ」ってことと、“電子ジャー”をいちばんはじめに製品化したのが同社やからってことで、です。でもまぁ思えば保温機能だけの“電子ジャー”の元祖を支持するより“電気炊飯器”やら“炊飯ジャー”の元祖を大事に思わなんだらアカンなんだ気もします。ちなみに前者は東芝が1955年に、後者は三菱電機が1967年に商品化。象印は1974年に炊飯ジャーを売り出したそうです。
で、炊き上がり。うん、どっちも美味しい。ほんま美味しい。ですけど…やっぱり新しい象印方のが、お米にツヤがあってひと粒ひと粒際立ってるって言いますか、モチモチの中に適度な弾力性を感じます。そうか、これが18年の進化なんですね…って、同じ会社の製品での比較やないんでええ加減な話ですけれども。どう考えてもパナソニックのそれも、きっと美味しさアップに違いないでしょう。
買い替えて大満足。まぁ強いて言いましたらそないにカスタマイズ条件要りませんねんけどなところ…かな。まぁそれはきょうび大概のモンがその傾向にあるなと思うんですけどね。
で、そうそう。お子と共に気に入っているのがこの“象”のマークの小ささ。ちっちゃい象が前面にひとつ、それだけ。この象のマークの横に“ZOJIRUSHI”と記していないところがかわいい♡カッコいい。洗練されてまっせ。炊き上がり以上にこの象のマークの位置と大きさに大満足です。こういうニュアンス、Panasonic製では味わえませんわな。
「ケーキ作るのに古いのは使うから」のひと言が決め手になって買い替えたのに…作れへんやん。
※関連記事:
『冷蔵庫、20年稼働し続けるも壊れる。』 2024年11月 記
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