琺瑯タンクの余生 79 ● 和歌山県紀の川市粉河3167−313
和歌山県下は山間部を行きますればそこここに見られる琺瑯タンク。今回のはちょっと可愛いくオシャレしてはります。
白菜にみかん、柿、なす、レモン、大根、きゅうり、栗に鮎…掠れ気味の緑地にパステル調と化した絵は何となく黒板に描かれたって感じがします。ま、ここに鮎があって“あゆ”と書かれているのがまたよろしいですな。
定かではありませんけどどうやらここはみかんか何か柑橘の農園でその直売所の様です。ま、季節に応じてここに描かれた農産物や鮎も売ってはるのかもしれません。タンク自体は何に使われているのかは、いつもながら判りませんでした。
で、どこから来たタンクなのか?。いちばん近いところではかつて“金桜”を醸す八塚酒造場や“御代鶴”の御代鶴酒造、“敷波”の伊藤酒造が紀の川市になる前の旧・粉河町にあったそうですが、どこも昭和の時代に廃業されていることを思うと、まぁ他所から運び込まれたものでしょうなぁ。
(於:和歌山県紀の川市) まぁきっと世界一かわいい琺瑯タンクでしょう。
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