大和川染工所跡、午前9時9分。
堺区某所で仕事。いつも通り“乗って応援”と阪堺電車で堺入り。大和川停留所で降り立ちますればキレイに整地されるも荒涼な風景が広がって妙な感じ。しばし行きますれば立派な門柱の向こうは更地の一角。
朝日を受けた門扉の影に惹かれて一枚。歴史を思わせるもそこに漂うのは、いち時代が終わったという空気感。沁みます。
帰宅後調べますればここにあったのは大和川染工所という明治29年創業の染物工場とか。堺市のサイトにも載るほどの歴史を誇るその会社はその昔は旧日本陸軍兵の着るカーキ色の軍服を染めていたとか。“新工場が全面稼働”という記事が2002年の繊維ニュースにあるも、2022年に廃業に至ったそうです。稼働していた頃の写真を見ると…何とも残念。これが令和なんやなと、ふと思いました。
(於:堺市堺区) 大昔、父親はここらで糸巻き製造会社に勤めていた。泉州,堺は紡績で栄えたってことな。
※関連記事:
『ダイセルはもう、堺にはなく…』 2008年5月 記
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