昭和なプラ看板 324 ● カネボウ薬品
店じまいした風情の建物にプラ看板ひとつ。
“カネボウ薬品”…懐かしい様なそうでもない様な。鐘淵紡績時代に多角化の一環として1960年山城製薬、1971年に中滝製薬の経営権を譲り受け1974年カネボウ薬品となるも、2006年カネボウが破綻。その後クラシエ薬品となるも今は同根他社と合同しクラシエに。そのクラシエはいま、ホーユーの完全子会社になっているみたいです。
で、ここからは昔のことを。40年以上前の話ですけど大川やったか淀川水系のどっかの川に謎めいた船が横付けされていて、その船には何本も“カネボウの漢方八味地黄丸”と記されたノボリが掲げられてました。怪しいなぁと思いつつ近づいて見ますと木の看板に“カネボウ研究所”の文字。「ウソやろっ」って思うもそれ以上探索を続ける勇気もなくモヤモヤした気分のままその場を後にしましたけど…そのモヤモヤはいまも引きずったままです。
宮本輝氏の小説『泥の河』が映画化されたのがその頃。あの白黒映像とその怪しいカネボウ研究所の船が記憶の中で渾然一体となって…うん、きっとまだ船で生活してる人が街中にもいたんやろと思います。あのカネボウを語る舟もきっとただの水上生活者の家やったんちゃうかなぁと思うものの、いまだわからんままです。
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