昭和なプラ看板 317 ● 三菱鉛筆
ロゴの感じからすると昭和モンではない気がしますがひとつお許しを。
鉛筆か…長いこと使ってません。小学生時分しか使った記憶がないといった程度かな。その上そもそも字は“打つ”もんになって書かん様になってますからね。
そんなこともあって社名は“三菱鉛筆”ながら売上の半分ほどはボールペン製品とか。なかなか社名から“鉛筆”を外せない理由は…まぁ間違いなくいわゆる“三菱財閥”との兼ね合いがあってのことでしょう。同社が再閥の三菱とは関係なく、しかもスリーダイヤモンドのマークも商標も三菱鉛筆の方が先と先輩格ながら、なかなか難しいことなんでしょう。ちなみに三菱UFJ銀行が1.5%ほどの株主であり、三菱財閥の岩崎家と創業家社長の近藤家、現オーナー・数原家は間接的婚姻関係はあるとのこと(wiki)。無関係ではないところがちょっと面白く思います。
余談ですが近年事業譲渡で話題になったタクシー会社“未来都”が、2010年までは“三菱タクシー”を商号としていました。記憶が曖昧で記そかどうか迷いましたが、三菱グループ(三菱商事か?)に確か3億円で譲渡と当時何かの記事で目にした記憶があります。同様にかつて“三菱サイダー”という飲み物が熊本にありましたがこちらも2014年、三菱の商標を有していた会社から三菱商事に譲渡されたそうです。三菱財閥系以外で“三菱”を名乗っていることは悩ましい問題なんでしょう。
と、すっかり“三菱グループ”のこと中心に記してしまいました。で、三菱鉛筆ですがそらもうお世話になりました。当時は“uni”が出始めた頃やったんでしょう、紙箱でなくプラケース入りでこれ持ってるとちとハイカラやった記憶があります。な割に「書き味バツグンっ」と思った記憶もなく…その頃から勉強せなんだ証ですわ。
今年、ドイツの万年筆メーカーLAMYを傘下に収めはりました。ラミーの万年筆“safari”…いち時期流行っていたのか大学生時分に買って気に入って何本か買いました。その頃はまだまだ手書きしていましたわ。 それ思うとほんま、E-mailにはじまり文字伝達はすっかりネットのもんになったなぁと思います。そのうちボールペンも懐かしアイテムになったり…いや、わかりませんで。
| 固定リンク | 5
「プラ看板」カテゴリの記事
- 昭和なプラ看板 323 ● ゾートスサロン SHISEIDO(2024.12.01)
- 昭和なプラ看板 322 ● スポーツニッポン(2024.11.15)
- 昭和なプラ看板 321 ● 文藝春秋 / 週刊文春(2024.11.01)
- 昭和なプラ看板 320 ● ミセス / so-en(2024.10.20)
- 昭和なプラ看板 319 ● デジタルはCASIO(2024.10.06)
「大阪、京都以外」カテゴリの記事
- 完全に植物に取り込まれた建屋(2024.11.30)
- 橋杭岩を遠目から眺める、午前9時30分。(2024.11.18)
- 痛々しい山やなぁと思うも、再び。(2024.11.17)
- 耳成山眺める午後5時23分の図と、父の命日を前に思ったこと。(2024.10.23)
- 昭和なプラ看板 319 ● デジタルはCASIO(2024.10.06)
コメント
年取るとシャーペンやボールペンより鉛筆のほうが手にかかる負担が軽くてラクです
三菱鉛筆愛用者です
赤鉛筆は特にトンボより三菱のほうが好みです
コーリンは色鉛筆が復活したようで文具店で見かけますが相変わらずあの顔はコワイですね
colleenという社名の由来は知りませんが、アイルランド系英語では少女の意味があるようで、女性名としても使用されることからするとあの顔はcolleenさんなのだと解釈しました
キリン鉛筆という会社も存在したようで、ひとしきり検索して楽しみました
投稿: ナナシー | 2024年9月20日 (金) 11時23分
●ナナシーさま
そうか、そのうち鉛筆のお世話になるってことね…ってもう充分その域で生きてることを再認識。
コーリンの怖顔への反応おおきにです。
キリン鉛筆…これはあったのは知るも使った記憶がないですねぇ。確か“地球鉛筆”ってのもあったかと思います。それは…今は無き“Kマート”で見たかなぁ。
あと、変化球的商品で言えば“セーラーMUKI”ってのがありましたね。
セーラー万年筆の鉛筆で、木の部分が発泡性のプラスチックでできたやつでした。もちろんMUKIは“無木”。まんまのネーミングセンスに幼少期でもびっくりでしたわ。
コメントおおきにです。
投稿: 山本龍造 | 2024年9月22日 (日) 21時35分