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2024年9月

2024年9月30日 (月)

消火栓示す看板のポールくねってる

 過日の和歌山仕事は和歌山駅からクルマ移動。後部座席に乗って何げに街の景色楽しんでましたら、ちょっと妙なものがそこに。
Kuneripipe1 Kuneripipe2  信号でちょうど停まってるしで既に用意していた仕事用カメラで…撮れた撮れた。ちょっと仕事中に趣味出すことに躊躇はありましたが。
 見ての通り消火栓のありかを示す看板のポールが途中で曲げてありますわ。ほんの少しのことながら、アクセントになってなかなかな味わい。
 何でこんな風にしてあるのか。きっと街路樹の枝に配慮してのことやなとわかりましたが、写真ではわからんもんです。本当にそうなのか? 気になりストリートビューでチェックしますと、やはりそれが理由かと。ただ道路から見やすくするためにこの様な形状にした気もします。
 もう少し道側に立てればえええ…とはいかんギリギリさ。やっぱり和歌山、楽しませてくれます。

(於:和歌山県和歌山市)人気ブログランキング ここは三木町…そうか、ここが三木町なんか。

※関連記事:
曲がった電柱』 2014年8月 記

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2024年9月29日 (日)

電話帳までCampusブランド

 ここ数日、うちのひとの実家の片付けに。あれこれ見入って手を止めて…で、こんなんがありました。
Campus3 Campus4  あぁ懐かしいなぁ。こんな電話帳どこでもありましたよね。灯油ないとかお寿司とるとかそんな時にこれで調べて…って、うん、考えてみたらそう言うことしていたのは母親やったかな。自分では意外と使った記憶がありません。まぁうちわ代わりにしてはその“音”を楽しんだ記憶はありますけども。
 それより、ですよ。形状昔のまんまにしてなになに、そこに記されているのは“Cumpus”。え?Cumpusって“大学帳”由来のノートのブランドちゃいますの。
 調べてももひとつわかりませんでしたがCampusノートの大ヒットに便乗して何でもかんでも“Cumpus”と入れていた時期があったんですね…と記しつつもう少し調べますと、今もそんなノリの様で、同社が運営する働く・暮らす・学ぶの実験場の名が“THE CAMPUS”の名とか。へぇ。
 ちなみにこのきょうびもう使うこともなさそげなこのタイプの電話帳は色目こそ変わるも今も売っている模様。まだまだ昭和は近い過去の様でんな。

 人気ブログランキング そもそもここに文字いらんやん…などと言うと世の中そんな商品だらけやな。

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2024年9月28日 (土)

昭和なプラ看板 318 ● サンワプロポ

 “サンワ”はともかく、“プロポ”て何なん?
Sanpro1 Sanpro2 と、長いことその名を知るも、何の看板か知らんなぁと思って見ていました。だいたいがプラモ屋に掲げられてましたので、何ぞ模型に関係あるもんなんやろ程度に。
 調べてみますれば、プロポってのはラジコンの制御方法の種類のひとつ“プロポーショナル式”の略なんやとか。プロポーショナルでプロポって…と思いましたけど、テレビジョンが“テレビ”、スーパーマーケットが“スーパー”になってること思うと…まぁそんなもんなんか。かなりけったいな略し方には違いないですけど。
 あぁそうなんや…」と言いたいところですけど、もひとつよくわかりません。看板に絵がある様にラジコンで模型とかを遠隔操作する操作盤みたいなもんのことなんでしょう。サンワプロポのサイトを見ると正解。あれね。
 手掛けるのは三和電子機器という東大阪の会社。遠隔制御機器の研究開発を目的に1959年設立、今では家電のリモコンなども製品化してはる様です。
 で、超余談ながら思い出したことひとつ。
 近年疎遠になってしもた連れの銭丸が就職を考えんとあかん時分に「プロポの会社に行きたいねんけどなぁ」と言ってたことを。そやったそやった。そのときに説明聞いたはずなんですけど…ひとの人生どころではなかったってことなんかなぁ。ヤツは当時東大阪市民。ここに行きたかったんか。夢叶わずやったのかその後千葉に行っていまシンガポール。どうしてんのかな…遠いとこ行ってしもたもんや。

(於:都島区)人気ブログランキング 奥に見える“JR PROPO” も東大阪にあった会社…そやったんか、銭丸。

※関連うすい記事:
東野田町五丁目で夕焼け眺めながら、雑感。』 2023年5月 記

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2024年9月27日 (金)

中加賀屋三丁目8、KAGAYA一番街の一角。

 四つ橋線は北加賀屋で降りて仕事の現場へ。しばらく歩きますれば先にアーケードがありますわ。へぇ、こんなところ(失礼!)に商店街があるんやなぁとせっかくですからそこを通って南下することに。それなりに賑わっているのがよそ者ながら嬉しいことですわ。
 とか思いつつも…こんな一角がいちばん印象に残ったのでした。
Kagaya1  よく見かける光景ながら商店街で目にするブルーシートは、なかなかの存在感を放っています。
 まぁありふれた街の空地の様子ながら、何となく時代と絡めて眺めて解釈してからに…なんか不純に思えてきました。どぉってことない景色をさも何かありそげに見せる…写真を嫌な使い方してるなぁ。ちと反省。

(於:住之江区)人気ブログランキング 学生時分の“黒焼”…青かったなぁ。若いっちゅうのは…カッコ悪いもんです。

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2024年9月26日 (木)

9月は盛りだくさん

 先月と打って変わって今月はあんなことこんなこといっぱいあったお子ですから、9月の挿絵はナシかと思ってましたらここにきて、描かはりました。
202409  表題通りの盛りだくさん。充実の日々を数々の絵で表したんでしょうかね。結構なことです。
 お月見に秋桜にブドウなどなど…説明不要でどの絵もわかる中、ひとつだけ蓋つきの湯呑みが泣かせますなぁしみじみ…と思えばこれ、山国ぶどう園のはちみつやと。しかも“フェアリーベッチ”の方やと本人。わかるかいな。
 先にも記しましたとおり、今月大きく成長したお子。と言うても100歩進んで99歩下がる様なお方ですから大変な将来が待ち受けてることでしょう。ま、なんせ挑戦して成功体験積んでちょっとづつでも自信をつけてほしい…側から見ていてそんなこと思う9月の日々であります。

人気ブログランキング モミジもイチョウも早すぎやろ。

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2024年9月25日 (水)

テント破れて昔風情マシマシ

 所用で港区は築港へ。途中うちのひとコンビニに寄りたいってことで港晴で路側駐車。窓越しに「あぁそうそう、この辺昭和なまんまやねんなぁ」と思いつつその街並みを鑑賞。パラペットのモルタルに記された“ヨコハマタイヤ”であろう文字に「ええ感じや」と一枚。
Hamatire  この建物、上階が住居で道に面した一階が店舗。かなり前からやってはるお店は少なく、いつ取り壊しされても不思議ではない建物ながら「ヨコハマタイヤ…そんなん書いてあったかいなぁ」とストリートビューで見ますと、昨年までテントで覆われていたみたいです。
 ここ、Googleマップによると“大阪市住宅協會八幡屋住宅”。大阪市内に現存する最古の公営住宅の様ですが、住宅としての使命は終えている様子です。ちなみの“大阪市住宅協會”は今の大阪市住宅供給公社、愛称“大阪市住まい公社”へとその名を変えていまも存在する様です。
 “大むかし”と言ってええほどの昔よりこんな風情の一角。ずっとこのまま…とは思えまへんなぁ。

(於:港区)人気ブログランキング 廃墟風情漂うも新店もある…わからん。

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2024年9月24日 (火)

“自動運転実証実験中”って謳ってますけど…ホンマか?怪しい黒装束バス。

 信号赤で停車。斜め前に何や怪しいバス一台。
Ayashibus  なにが怪しいってほれっ、忍者よろしくほぼ全面まっ黒で白ナンバー。このいでたちで“自動運転実証実験中”って…信用できへんわぁ。
 まぁきっとホンマなんでしょうけど普通、誰というか、どういう組織が実験的に走らせてるかとか記してあってもええとちゃうんかなぁ。
 これがまたあんた、ネットで調べてもヒットせん…のはまぁ山本龍造の検索能力が低いだけかもしれませんけどね。
 見た感じ、関西万博の会場への輸送用電気バスと同形状の車体です。市バス改め大阪シティバスが万博開催までに自動運転を確立させよと走らせてみてるんでしょう。
 まぁ…乗らんな。何で?って…信用できんからとは違います。

(於:中央区)人気ブログランキング 何でまっ黒なんやろ思うも…そのダーティーさ似合ってるんかもな。

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2024年9月23日 (月)

アルミサッシの向こうもこっちも昭和風情

 某の公演楽しんで帰路、焼肉でも食して帰ろかと立ち寄るも入る勇気なく。
Shidu  ウソですけど。なかなかなエントランスやわぁで一枚撮るもここは勝手口みたいなもんの様。そらそうか。
 しかしまぁ昨日同様、ここも昭和が染み付いてますなぁ。調べますればザ・昭和な漫才さんが通っていたお店とか。何とも納得。

(於:淀川区)人気ブログランキング モザイク的不鮮明感がそそる…いや、そそらんか。

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2024年9月22日 (日)

アホげ民・某の結婚記念公演

 5年ほど前仕事で世話になったケッタイな野郎が結婚するって報告があって…えぇ、ほんまかいな。
 それに関して表題の様なことをするとの情報をSNSで知り、真偽のほどを確かめに、会場である十三のキャバレーに行ってきました。
 氏とは流行病で世の中停滞しはじめる前に2年ほど一緒に仕事をした間柄。まぁ六十余年の人生の中ではそないにヤツと同じ時間を過ごしたわけではありませんけど、そのいでたちも手伝って何や妙に気になる存在。ある時仕事を始める前に「これ…言わんとこか迷たんですけど〇〇(本名)さんって、山本龍造さんですよね」とひと言。訊けば学生時分からアホげを見てるとか。えぇ?なんと酔狂な。そんな人とリアルで知り合うとは…不思議なモンです。それからは何度か仕事終わりに呑みに行ってはずっと互いに毒吐きつつ三十路男とウダ話をしたもんです。
 その後氏はその仕事から離れ紆余曲折の末、いまは大阪の地で著述業などをしながら好き勝手に生きとる訳です。
 で、キャバレーを借り切っての結婚記念公演の様子が、こちら。ちと一枚では伝わらんかなぁ。
Deccao  見ての通り昭和感全開。会場の隅から隅まで、頭の先から足の先まで音も含めてどっぷりの昭和。勝手な判断ですけど服装から髪型から話す内容、思考からきっと昭和に憧れているんやろなぁと思っていましたから、ある意味納得の4時間公演でしたわ。
 カシコいヤツのことですからこれが“なんちゃって昭和”やと思ってやっているのではないんでしょう。もっと深い何ぞを追求した結果の公演やったに違いないでしょう。ま、仮に何もなかったとしても、これたけの人を呼べて本気で自身を楽しむ熱量が素晴らしなぁと思いましたわ。

 まぁね、いろいろあると思うんです。それでも側から見たら「呑気に生きとんなぁ」って思われた方がカッコええ。自分にはできん生き方に魅せ方…やっぱりヤツはおもろい輩です。

 「見せたい自分」と「正味の自分」、その辺が乖離せんことを切に願って。

 あっ、そや。配偶者とならはる人はどんなお方か、ですよね。これがあんた、もひとつわからなんだんです。きっとふたりはうまいこといくんやろなぁというのは感じましてんけど、新郎とそのブレーンのキャラ全開で新婦が何とも浮き上がらないというか…でも、それが彼女なんでしょう。ルンペン(超死語)…は言い過ぎか、ヒッピーのおっさんみたいな人と一緒になろと思っただけで超大物。うん、ふたりになってますますのパワーアップを楽しみにしときましょ。

(於:淀川区)人気ブログランキング 共に親御さんなど親族も来てはった。勇気あるなぁ。

※関連記事:
橿原市の“純喫茶”で雑感。』 2018年7月 記

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2024年9月21日 (土)

栗 本 商 店 …やな

 昨日も当然仕事前に探索。「もう激暑でもないな」と思うもなんのなんの。歩き出しますれば噴き出まっせ、汗が。ま、そんなことはどうでもよろしいな。
Kurisho  で、これ。
 3秒もすればそこにあるのは“栗本商店”と判りますわな。ま、それ以上に「どっち先なん?」な感じがよろしいなぁと思いまして。
 ストリートビューで過去を見ますと黒で書かれたものの白化した方が新しい方みたい。そういやちょっとポップな雰囲気漂わせてまんな。
 とは言えどっちも時代がかって風情ありますわ。
 どうやらこの看板は近くにあったお豆腐屋さんの広告やったみたいながら数年前に廃業なさった様子。たまたまそういう時期があっただけかもしれませんけど流行病と関係あるんかもなぁと思ったり。ま、いずれにしても個人経営のお店は大変なことやろと。ま、我がもそのうちのひとりなんですけども、ニュアンスがちゃいまんな。

(於:和歌山県和歌山市)人気ブログランキング 地味なプラ看板の影が意外とええ仕事してまっせ

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2024年9月20日 (金)

阪和線で紀ノ川渡る昼下がり

 天王寺から阪和線に乗って乗ってずっと乗って、紀ノ川を渡ります。今日は久々の和歌山仕事。
2409201233  めちゃ晴天。いかにも和歌山やわぁ…ってまぁ勝手なイメージですけど。仕事終えたら仕事先のお方と多田屋で一献。それが目的、かもしれんな。

(於:和歌山県和歌山市)人気ブログランキング 系列の酒一”はべらべら喋る雰囲気ゼロやしな。

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2024年9月19日 (木)

電線いっぱいここまでここまで

 それなりによく通る道。丁子路の交差点。信号で停まる度に思うこと「電線いっぱいやなぁ」。
Kokomadekokomade  かくし味の“ ここまで ここまで ”…って全然隠れてませんけどええ仕事。地味ながらかっこええ図。

(於:八尾市)人気ブログランキング ようやくかっこよく撮れた…どぉ?

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2024年9月18日 (水)

昭和なプラ看板 317 ● 三菱鉛筆

 ロゴの感じからすると昭和モンではない気がしますがひとつお許しを。
Mitsuen1 Mitsuen2  鉛筆か…長いこと使ってません。小学生時分しか使った記憶がないといった程度かな。その上そもそも字は“打つ”もんになって書かん様になってますからね。
 そんなこともあって社名は“三菱鉛筆”ながら売上の半分ほどはボールペン製品とか。なかなか社名から“鉛筆”を外せない理由は…まぁ間違いなくいわゆる“三菱財閥”との兼ね合いがあってのことでしょう。同社が再閥の三菱とは関係なく、しかもスリーダイヤモンドのマークも商標も三菱鉛筆の方が先と先輩格ながら、なかなか難しいことなんでしょう。ちなみに三菱UFJ銀行が1.5%ほどの株主であり、三菱財閥の岩崎家と創業家社長の近藤家、現オーナー・数原家は間接的婚姻関係はあるとのこと(wiki)。無関係ではないところがちょっと面白く思います。
 余談ですが近年事業譲渡で話題になったタクシー会社“未来都”が、2010年までは“三菱タクシー”を商号としていました。記憶が曖昧で記そかどうか迷いましたが、三菱グループ(三菱商事か?)に確か3億円で譲渡と当時何かの記事で目にした記憶があります。同様にかつて“三菱サイダー”という飲み物が熊本にありましたがこちらも2014年、三菱の商標を有していた会社から三菱商事に譲渡されたそうです。三菱財閥系以外で“三菱”を名乗っていることは悩ましい問題なんでしょう。
 と、すっかり“三菱グループ”のこと中心に記してしまいました。で、三菱鉛筆ですがそらもうお世話になりました。当時は“uni”が出始めた頃やったんでしょう、紙箱でなくプラケース入りでこれ持ってるとちとハイカラやった記憶があります。な割に「書き味バツグンっ」と思った記憶もなく…その頃から勉強せなんだ証ですわ。
 今年、ドイツの万年筆メーカーLAMYを傘下に収めはりました。ラミーの万年筆“safari”…いち時期流行っていたのか大学生時分に買って気に入って何本か買いました。その頃はまだまだ手書きしていましたわ。 それ思うとほんま、E-mailにはじまり文字伝達はすっかりネットのもんになったなぁと思います。そのうちボールペンも懐かしアイテムになったり…いや、わかりませんで。

(於:奈良県大和郡山市)人気ブログランキング まぁもっぱら私は“コーリン鉛筆”の三角の顔の怖さに惹かれてましたけどね。

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2024年9月17日 (火)

かつての大阪酒 13 『菊千歳』 菊千歳酒造(株)

 こんな琺瑯看板があることは、いつも参考にさせてもらっている兵庫県在住の主婦安部さんのサイト“お散歩 Photo Album”にある“酒1 灘五郷”で知ってはいたのですが過日、ふいにそれに出会いました。
Kikuchitose1 Kikuchitose2  出会ったのは堺市西区。いかにも昔風情の酒屋さんの端にありました。そのお店の懐かしい風情にも驚きましたが、そこにこれがあるとはちょっと感動しました。
 “清酒 きくちとせ”…菊千歳ですがここに記されている通り“灘の生一本”灘五郷のひとつ魚崎郷で阪神淡路大震災のあった1995年まで醸されていたお酒です。大昔の学生時分、灘に探索に出かけてはあちこち覗き込んでましたらこの、菊千歳の醸造元のひとが声をかけてくれはって中まで見学させてくれたことを思い出しました。当時はまだまだP箱より木の桟箱やった時代。蔵の前には一升瓶が山積みにされていてその空瓶のレッテルにはなぜか“白精”と記されたレッテルのがたくさんありました。時が経ってそれが何故だったのかようやくわかりましたが…その話しはまた別の機会に記したいと思います。
 とまぁ“菊千歳”と言えば灘の酒としてかつては知られた銘柄ですが、灘以前には、どうやらここ堺の地で造られていた銘酒やった様です。
 ときどき話題にしております大正5年発行の酒造家リストみたいなものが手元にあるのですが、それによるとこの“菊千歳”は堺市中之町の谷好治氏の酒となっています。“菊千歳酒造”とはありませんがこれは間違いなく同じ“菊千歳”のことでしょう。
 と言うわけでこの“菊千歳”もじつは“かつての大阪酒”なんですね。いつの頃、灘へ移ったのかはちょっとわかりませんでした。
 堺発祥の酒ということで晩年まで堺に販路があってこの様にこの地で琺瑯看板が残っているんでしょう。超余談ですが、住吉区に“菊千歳ハイツ”と言う名のマンションがあります。これは…たまたまとは思えないネーミングですよね。
Kikuchitose3 Kikuchitose4  当時実家近くの酒屋さんで買った“菊千歳”の二級酒のレッテルもここに載せておきます。“灘の清酒”となっているのは、アルコール・糖類添加では“生一本”を謳えなくなったからですね。
 それから…もうひとつ。“千歳”と漢字ひと文字だけ違う“千歳”の琺瑯看板もここに載せておきます。
 この看板は、もう四半世紀ほど前でしょうか、実家近くの酒屋さんがコンビニになる前、ゴミとして出されていたものです。でもそのお店でこの看板は見たことがなくて…店内にあったのでしょうかね。
 もう何度も記していますが自分にとっての真の地酒、それが“翁千歳”。その看板が縁あって自分のものになった喜び…ま、そんなもんですマニアってのは。
 で、です。“翁千歳”と言えば羽曳野にあった“オキナ酒造”の酒でしたがこの看板にあるのは“千歳酒造”。どういうことなんやろかと思い、ある有力な筋の人に訊きますと、

 戦時中から戦後しばらくの間、企業合同で“翁千歳”と“菊千歳”がひとつになっていた時期があって、その頃の社名が“千歳酒造株式会社”。

とのことでした。
 どちらの蔵もなくなってしまいましたが25年ほど前だったでしょうか、心斎橋あたりのチェーン居酒屋で“千歳”をメニューに発見。持ってきてもらった瓶のレッテルに記されていたのは“オキナ酒造”でした。
 ちなみにネットで“菊千歳”を検索してましたら、季節料理よこ山さんのブログというブログの2013年5月の記事に“6年熟成ビックリマーク60本限定!!菊千歳 生お酒”として“純米酒 菊千歳”が載っていました。あっ、以前見たのはこのレッテル。ですが醸造元は岸和田の井坂酒造場。そうなんか…今もどこかで細々と“菊千歳”ブランド生き残っているのでしょうかね。いずれどこかで会えるのか…楽しみになってきました。

菊千歳:菊千歳酒造株式会社
    神戸市東灘区魚崎南町四丁目9−3
移転前:大阪府堺市中之町(谷 好治)

(於:堺市西区)人気ブログランキング 法人としての菊千歳酒造は兵庫区に存在はしている模様

※関連サイト:
清酒 菊千歳レンジファインダーな日々

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2024年9月16日 (月)

ソース 87 ▲ サンキョー ヒカリソース ブラック

 随分前に名古屋へ行ったときにスーパーで見かけたので買ってみました。
Shsb1 Shsb2  名古屋圏のソース事情は元々カゴメコーミしか知りませんでしたので勿論これも「へぇ、こんなんあるんやっ」。ドヤっ路線ではなく簡素な意匠で、その色合いからも“本格派”感が伝わってきます。さりげなく記されたJASの特級マークがまた、期待させまっせ。
 まずはそのまま味わい。沈殿物は多めでトロッとしていて色も本格派。香りは…へぇ、いかにもなソース風味を感じません。口に含んでみましたが…やはり同じ印象。普段慣れ親しんでいるものとはかなり印象が違います。キレより深い味わいであるところに、少し八丁味噌文化的なものを感じる…ってのはちとこじつけですかね。何度か味わっていくうちに柑橘っぽい酸味が何となくええ感じに思えてきました。
 次にいつもの定番、焼きそばにして味わってみました。
Shsb3  その印象も…やはり変わらず。ソース独特の“香ばしさ”というより、やっぱりしっかり味がつくって言うとええんでしょうか、黙って出されると“ソース焼きそば”と認識しないかもしれんなぁと思ったり。もちろんしっかりした旨味で美味しいには違いないんですけどね。
 レッテルをよく見ると中央部に小さめの文字で“ブラック”なる表記が。調べますれば同社のウスターソースは3つのグレード。ブラック以外にも“ゴールド”と“レッド”がある様でブラックは甘味とスパイス感たっぷりの濃口ソースとか。ちなみにゴールドは名古屋市の学校給食で採用されるベーシックな味わい、レッドはさっぱりとした味とのこと。すべてJASマーク入りながら、レッドには“特級”表示がない様です。原材料表記を見る限りブラックがいちばん野菜や果実が使われているみたいですので“こいくち”の表示はそこからきているのでしょう。
 何度も何度も味わっているうちにこれはこれでええ個性やと思えてきました。これぞ名古屋のソース味! きっと八丁味噌と混ぜても何の違和感もなく溶け合うことでしょう。ちなみに名古屋圏には“こいくち”を名乗るソースが他社からも出ていて、いずれも野菜果実使用率の高いものに“称号”的に付けられているみたいです。

名称:ウスターソース(こいくち) 原材料名:野菜・果実(トマト、たまねぎ、レモン、その他)、(国内製造)、醸造酢食塩、蛋白加水分解物、香辛料カラメル色素、調味料(アミノ酸等)、増粘剤(タマリンド)甘味料(カンゾウ) 製造者:サンキョーヒカリ株式会社 愛知県名古屋市中村区牛田通2−5

 人気ブログランキング カリソース”と“カリソース”…似てんな。

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2024年9月15日 (日)

恒例のぶどう狩りへ

 今年も柏原は堅下、山国ぶどう園さんへぶどう狩りに。
Mba  品種はすべてマスカットベリーA。色濃い状態のヤツを氷水で冷やして…昔から馴染みある甘味の中にキリッと酸味効いた味わいに大満足。訊けばやはり近年の人気はシャインマスカットってことで「シャイン--のぶどう狩りはできますか?」の問い合わせもあるとか。この堅下あたりと言えば昔はいわゆる“タネ無しぶどう”のデラウエアとかマスカットベリーAのイメージがありますけど、どの農園も今日的な人気銘柄を数多く手掛けてはる様です。要望に応えこちらもぶどう狩り用の農園でもシャインマスカットの苗を育ててはるみたいです。ま、うちのいえでは“クイーンニーナ”がぶっちぎりの人気ですので、こちらを…いや、いいです。
 で、今回教えってもらったのは“炭酸水に漬けておく”という食べ方。園内でシャインマスカットの炭酸水漬けを試食させてもらいましたがこれがねぇあんた、不思議なピリッと感が実の中から現れてきてキリッとして美味いんです。とくにシャイン--は甘味は充分ながら酸味の弱さがちょっと残念に思っていたので、この炭酸水漬けは新たな食べ方としておもしろいです。
 そうか…ぶどう農家の間ではこういう食べ方の情報も共有してはんねんなぁと思ってましたらいやいやそやなくて「ネットで知ってん」とのこと。調べますれば去年大ブレークした(?)食べ方の様で…はい、一年遅れの情報でした。ほかのぶどうでもやってみよっと。

(於:柏原市)人気ブログランキング 蚊取り線香忘れて近くの万代に買いに行ったら最後の一箱。あぁ夏が終わる…

※関連記事:
台風来る前に山国ぶどう園さんへ』 2024年8月 記
山国ぶどう園でぶどう狩り、今年も。』 2023年9月 記
で、山国ぶどう園でぶどう狩り。』 2022年8月 記

山国ぶどう園のブラックビートにクイーンニーナ』 2022年8月 記
山国ぶどう園の百花はちみつ』 2022年8月 記

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2024年9月14日 (土)

堂々のSANYO

 eneloopPanasonicのいちブランドになってしもた今では、SANYOもほんま遠い昔の記憶となってしまいました。
Sanyo1 Sanyo2 と、それなりの年月を思う以上に懐かし感漂ってるのは…そうかSANYOより前のロゴやからですかね。
 調べますればこの旧ロゴは1961年(昭和36年)から1986年(昭和61年)まで使われていたとのこと。そうか…それを知るといかにも昭和な風情が漂っています。
 などと記しましたけどサンヨーとして馴染みあるのは正味の話この旧ロゴのほうですな。SANYO は何となく 安っぽくて好きになれなんだことを思い出しました。
 近年、生活空間から次々とサンヨーが姿を消していき今では蛍光管を残すのみに(レアでしょ!)。ですけど実家では洗濯機に掃除機、それから井戸水汲み上げ用のポンプでサンヨーが現役です。これらはきっとずっと働き続けることでしょう。
 気がつけば“東芝”の家電も“シャープ”もブランド残るも海外資本の傘下。パナソニックも…いやいや頑張って頂きましょう。

※追記:“サンヨー”と“チェーン”の間に隙間あるのは、きっと“薔薇”と記されていたはず。で、調べますれば大正解。“ナショナルのお店”みたいな“サンヨー薔薇チェーン”というのがあったとか。詳しくはwikiの“スマイるNo.1ショップ”を参照してください。

(於:東大阪市)人気ブログランキング 日本の自動車メーカーはたくさんありますけど、これからどうなっていくのか。

※関連記事:
錆びつつも令和に残る昭和な“ S A N Y O ”』 2023年10月 記
サンヨーカラーテレビ小屋』 2022年7月 記

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2024年9月13日 (金)

海南市でベーグルサンド…美味いわぁ。

 今日も果物買いに和歌山へ。かつらぎ町でカキ買って次に前回同様に海南は某農協直売所でハウスみかん買って…あっ、お昼時やん。「何が食べログやっ」といつもの調子でGoogleマップで近くの美味そげな店へ行くことに。
Cesjoli1 Cesjoli2 「ほんまにこの先にあんの?」な状態ながら、情報源がGoogleマップですからそこは安心。いかにも新興住宅地って風情の街のはずれにその店はありました。
 「ベーグルの店らしいけど…ええ?」って今更訊くか。いや全然オッケーなんですけどね。
 で、季節モンのバジルのベークルサンドにトマトの冷製スープにサラダ、レモンスカッシュよばれますれば…わっ、ごっつ美味しいでっせ。ベーグル自体も美味しい上に挟んである具もめちゃうま。冷製スープも酸味がええ仕事して…よろしいなぁ。あっ、レモンスカッシュも本格派って感じで…これ以上褒めると嘘くさくなるんでこの辺で。
 奈良県は上牧町のドーナツ屋さんもそうですけど「クルマないと行けんで」な場所で上質な味わい、時間を提供してはるお店ってあるもんなんですねぇ。美味しかったなぁええ時間やったなぁ。これからはミカンの季節。有田みかん買いに行くときには必ず寄ろっと。いやぁしかし、色んな人が色んな思いで色んな店やってはるんですなぁ。なかなか真似できんこってす。

(於:和歌山県海南市)人気ブログランキング ベーグルって近年流行ってるん?

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2024年9月12日 (木)

“ゴミ箱”という名の“箱”なんかいな

 先日「果物買いに行こや」で和歌山入り。某農協が手掛ける直売所であれこれ買って、うちのひとが御手洗に行ってる間、ベンチに座って何げに前を見てますれば…ちょっと「何のこっちゃろ?」でっせ。
Gomiirenaide1 Gomiirenaide2 そこにある箱には“ゴミ箱”とあります。が、ですわ。その下に記されている言葉が…
 「ゴミは入れないで下さい」。
 まぁ見ての通りゴミ入れよ思ても完全密封で入れられん状態。何のことでしょうかいな。
 よくよく見ますれば注意書きいっぱい書いてあってその内容はすべて理解できるんですけど、
 「ほなどうしたらええねん」。
 いやぁ解らんわぁ。ゴミ箱の周辺に捨てろってことかと。
 ま、つまるところ「ここに捨てんと持って帰ってんか!」ってことなんでしょうなぁ。
 “あれこれ書きとなる、そこここ塞ぎたくなる”状態になっとったんやろなぁと思うと何や寂しい話でっせ。
 諸々の事情は何げに理解できても…やっぱりわからんわぁ。

(於:和歌山県海南市)人気ブログランキング 和歌山にガソリン入れに行ったとも言える。油田あるんかいな価格。

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2024年9月11日 (水)

東野田町、午後6時20分。

 歯科検診で京橋あたりへ。地下鉄京橋駅から地上に出ますればそこはすっかり薄暗い街並み。気温暑々ながら陽の短さに秋を感じますわぁ。
2409111820  環状線をガードでくぐり、見上げますれば薄暮の空にいびつな半月。いかがわしいホテルの看板と電車を照らしています(ウソ)。家路を急ぐ人々が電車に揺られてはるんやなぁ思うと何か沁みますなぁ。何で?って、そらぁ気温晩夏も初秋ですからね。

(於:都島区)人気ブログランキング 「よー磨けてますねぇ」といつも褒めてもろて検診だけで、終わりっ。

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2024年9月10日 (火)

蓑亀よろしく錆びたブリキ看板

 まだまだきれいなブロック塀にサビ看板がひとつ。
Yanotokeiten1 Yanotokeiten2  サビが垂れて染み込んで…いつぞやの蓑亀みたいですなぁ。まぁそれなりにカッコええ図。
 交通標語がメインながら下部はきっちり広告枠。そこに残るは…矢野時計店
 “矢野時計店”って…かつて朝日放送のラジオで割と頻繁にCM流れていましたね。まぁかなり昔の半世紀近く前の記憶で近年、朝日も聞かんので今はどうなのかは知りません。
 念のためと調べますればテレビCMもされていた様で、YouTubeに1988年のコマーシャルがアップされていました。
 同店のHPによると現在は駒川商店街の1店舗ながら、かつては心斎橋店をはじめ10数の店舗を展開されていた様ですので、テレビやラジオで広告を打っていたのも納得です。
 昔は街のそこここに時計屋さんってありましたけどあまり見かけん様になった気がします。駅構内や街中からも時計数を減らす中、きょうび時間はスマホで見る人が多くなってますから時計屋さんも大変なことでしょう。
 しかしながら錆びサビながらもちゃんと啓蒙と広告機能を有していてえらいヤツです。まぁ…ずっとこのまま老体に鞭打って頑張り続けることでしょう。

(於:平野区)人気ブログランキング 自動巻きのセイコー、やっぱり修理して使おっ。

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2024年9月 9日 (月)

注意喚起の置き看板にナショ文字

 記事化に値するかどうかと思うところありますけど出会ってしまったら最後、ですわな。
Marubun1 Marubun2  “駐車ご遠慮願います”とは記さず“徐行 マルブン”と交通安全を願っている風情なところがよろしいかと。
 調べますればこちらどうやら文具屋さん。…でしょう。ま、何でナショ文字なんかは全く解りませんでした。そらそうか。

(於:中央区)人気ブログランキング なんでもナショ文字…

※関連記事:
門真市の公用文字はナショ文字か』 2023年8月 記
名古屋にもナショ文字』 2023年2月 記
パナソニックショップにナショ文字』 2021年3月 記
片野桜の“カタノサクラ”はナショ文字や』 2021年2月 記
ナショ文字は赤でこそナショナル、やな。』 2019年3月 記
ナショ文字、いまだ現役!や。』 2018年1月 記
ナショナル自転車の店』 2016年12月 記
“ナショナル”としか読めん。』 2016年8月 記
“なんでもナショナル”な字体。』 2011年1月 記
ほか

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2024年9月 8日 (日)

昭和なプラ看板 316 ● エスロンパイプ

 その名を知らなくてもまぁほぼ日本国民全員がお世話になっている製品やないかと。
Eslonpipe1 Eslonpipe2  エスロンパイプ積水化学工業の商標でいわゆる塩ビ管、ポリ塩化ビニール製の水道管などのこと。セキスイは市場占有率トップの様です。
 で、エスロンパイプのことは解りましたが、“エスロン”って何かいなと調べますと、塩ビ管用の接着剤の商標と出てきます。まぁ…間違いではないみたいながら、ちょっと違い気がしますなぁ。断定はできませんけどセキスイのポリ塩化ビニールの商標が“エスロン”やないんでしょうかね。
 いち時期、この塩ビ管から環境ホルモンが溶け出すとか言われてましたけど…どうなったんでしょ。と言うか気が付けば“環境ホルモン”てなコトバすらほぼ聞かなくなりましたね。何やったんでしょうなぁ…って、きっと何ら状況変わってへんと思うんですけど。

(於:堺市堺区)人気ブログランキング 目立ってナンボの看板と言うても黄色柿色では…目立たんで

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2024年9月 7日 (土)

昭和のまんま、加納二丁目7の一角。

 昨日見かけた昔ながらな一角。
2409061223  隅から隅まで昭和のまんまですよ…って、細かく言えば自転車とバイクはちゃいますけどね。
 未舗装の道にできた轍から砂利がはじける音が聞こえてきまっせ空想ながら。
 きっとずっとまんまなままってだけの光景。若い衆にはどう見えるんかなぁ…って、きっと何の経験もないのに懐かしさを覚えるんやないかと思うんですけど。

(於:東大阪市)人気ブログランキング “懐かしい”って感覚って遺伝子に組み込まれてるんちゃうかと。

※関連記事:
“ただの砂利道”が舗装されていた…』 2012年3月 記
ただの砂利道が懐かしい…』 2010年12月 記

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2024年9月 6日 (金)

川田二丁目13の昼下がり

 大東市は山手の方で仕事。帰りは住道駅まで送ってもらって…河内花園駅まで歩くことに。
 中河内でもここら辺は縁ないわぁと思いつつ南へ歩きますれば、あぁいかにも夏っぽいなぁな景色がありました。
2409061229  繁殖力旺盛な植物の姿はほんとうに暑苦しくてまさに“夏”って感じ。この手の景色を見るたびに人が管理を怠るとあっという間に街は緑のカーテンで覆われることになるんでしょうなぁ。草木茂りまくりで虫湧きまくり…ひえぇ。
 これも緑化。ですけど人間にとって都合ええ状態だけを“自然”やとか言って…すんませんね勝手なもんで。

(於:東大阪市)人気ブログランキング ストリートビューで見た感じ10年弱でこうなった模様。

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2024年9月 5日 (木)

完全透明化、瓜破東六丁目1のイケズ町名看板。

 松原市某所で仕事。しばらくは歩いて帰ろと高野大橋で大和川を越えて、さぁここはどこやと町名看板見ますれば…何なんこれ。
Uriwarihigashi6a Uriwarihigashi6b  はい、話つくってます。いやいやまぁまぁそのふと目に入った町名看板のあまりの透明具合に「…イケズやなぁ」と。
 まぁこのアクリル製であろう大阪市の町名看板の中でも青緑色のヤツの褪色がひどい様に思います。まぁ「色抜けとるなぁ」程度のもんはそこここにありますけど、ここまで完全に抜けてしもてるのは初見。こんなん掲示してると、いかにも排他的な町なんやなぁって…思わんか某ミヤコやないんやし。
 もうそろそろ更新時期に来てると思いますけどこの劣化具合を考えると、またアルミ打ち出しのスタイルに戻るかもしれませんなぁ…と思いましたけどスマホがすっかり社会インフラになった令和の世に、もう街中の地図や町名看板は不要と判断されるかもしれませんね。

(於:平野区) 深黄緑青緑赤茶青紫、大阪市の町名看板は全5色。

※関連記事:
塗り込められた千代崎二丁目22』 2019年7月 記
表記二重で立体的、かっこええ市岡元町一丁目1の町名看板。』 2019年7月 記
こっそり平野区長吉長原東三丁目2』 2013年6月 記

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2024年9月 4日 (水)

ビルの外壁、石やと思っていたけど…偽モンやったんか。

 土佐堀某所で仕事。長いこと家に篭ってたし帰りは歩いたれと北浜あたりを行きますれば、ビルの石壁が一部剥がれています。
 解ります? これ、ビルに作り付けられていた看板を撤去した部分です。その下から覗き出てるのは…タイル壁ですわ。
Smbk1 Smbk2  えっ、長いことこのビルは石造りやと思い込んでましたけどこれを見ると、元々タイル貼りのビルやった外壁の上から“石っぽい化粧”を施しただけやったんですね。
 いやぁしかしながら全然石やと信じて何ら今まで疑うことなくでしたわ。石っぽいプレートがあるのか吹き付けで石っぽく見せる技法があるのか知りませんですけどよーできてまんなぁ…と一応感心はしますけど「何やニセモンかいな」な気分。壁紙やらプリント合板にはそこまで思いませんけどそれなりな風情なビル、しかも北浜の…まぁよろしいわ。建て替えしはるみたいですから。

(於:中央区)人気ブログランキング まぁ勝手に“石壁”やと思い込んでただけで、騙すつもりないんかもな。

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2024年9月 3日 (火)

納屋の奥にツバメ飛ぶ

 2年前の今日は旅の途中で谷瀬の吊り橋に立ち寄りました。
Mzty1 Mzty2 吊り橋は…苦手。若い衆だけ渡ってもらってほんのひとととき探索しておりますれば道端に納屋。草刈機に背負い籠、ホウキに味噌樽…田舎の暮らしを感じます。こういう景色も旅で感じる非日常。何げにええもんやなぁと立ち止まって眺めていましたら奥に、赤の丸いツバメが飛んでます。
 わぁこれまた懐かしい。丸善石油のマークがそこに。
 そこに記されたのは“丸善灯油”。雪深い地域ではこういうタンクも必要なんでしょう。ちと垂直が出てないところが気になりますけど…などと思うのは職業病みたいなもんかな。
 丸善石油大協石油コスモ石油と名を変えたのが1986年(昭和61年)。その頃からガソリンスタンドのサインポールも徐々に減ってすっかりコスモも少数派。いつの日かENEOSに吸い取られるんでしょうか。昭和もほんま大昔になったもんです。

(於:奈良県十津川村)人気ブログランキング キリン石油” というのが東大阪の外環沿いにあったん知らん?

※関連記事:
昭和なプラ看板 204 ● 丸善灯油』 2020年5月 記
昭和なプラ看板 196 ● 大協ホーム灯油の店』 2020年2月 記
道端のオイル缶、へそにツバメ印。』 2018年8月 記
集合住宅の壁面にみかん色のツバメ飛ぶ』 2016年2月 記
昭和なプラ看板 8 ● 丸善灯油と胡麻油』 2008年8月 記

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2024年9月 2日 (月)

純粋プラ看板ふたつ

 まぁ…こんなんありましてん。
Junplakan3 Junplakan4  アホらし思いつつここの中で「何を宣伝してはりまんの?」呟きつつ一枚二枚。ま、何かをかつてはここでアピールしてた、それだけのこと。
 と、普通は思いますよね。ですけどこの元・看板っぽいヤツ、ストリートビューで見る限り2010年よりずっと何にも書いてないまま。どういう意図でずっとここにあるのかねぇ…って、そうか、看板だけ先に設置しておいて広告主を募集するも集らんままってことなんでしょう。あぁ…現実的な想像は気分をいっぺんに盛り下げてくれました。

(於:枚方市)人気ブログランキング 何やちゃんと秋に近づいてまんな…って流行病のせいかなぁ

※関連記事:
『光る純粋プラ看板』 2019年12月 記

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2024年9月 1日 (日)

じゅんちゃんラヴちゃんご近所さん

 昨日の記事に続き今回も過去モン。4年前の9月1日に撮ったヤツです。“プラ看板”には違いないも“昭和な--”カテゴリでもないわなぁと思てるうちにお蔵入りになってました。で、どんなんなん?こんなやつ。
Jun Love  あまりコトバはイランかと。ウケを狙ってはる訳ではないっぽいんですけど、どっか世間一般とは別の風がその中に吹いてるというか何というかそんな感じ。しかもこのふたつが歩いて2分ほどという“ご近所さん”ってのがよろしいなぁ。これ、きっとたまたまじゃないでしょう、うん。

(於:四條畷市)人気ブログランキング ひび割れて💕なんともほおずきっぽい♡

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