恩智川で蓑亀に
昨日は昼いちで東大阪市は山のネキで仕事。近鉄は瓢箪山駅で待ち合わせも、一本はやく乗れた電車がひとつ手前の東花園駅止まり。「暑っついなぁ」思うも時間もあるし歩いたれ…で、恩智川に沿って東へ。しかしながら何で川の流れがこの部分だけ山手に向いて流れているんでしょうなぁ。
そんなこと思いつつ中河内でもあんまり馴染みないこのあたりの景色眺めつつ行きますと東から、そして南から別の川が流れ込んできて前者が御神田川で後者が長門川…こんな合流地点があることも川の名もはじめて知るわぁと思いながら川の中覗きますれば、1匹のカメがいまっせ。
おっ、甲羅には翁の髭っぽいもん携えてますわ。こういう亀の甲羅、なんかめでたい図案として昔から目にしますけど、ホンマモンは初めて見たかも。
で、このカメ、妙にアピール力あると言うか何と言うかカメなりにものすごい早さで歩いては小魚の群れをけちらして…何なんでしょ。ただそれだけのことながら、妙に楽しい気分にさせてくれましたで。
その元気さ加減にミシシッピアカミミガメかなぁと思うも、“アカミミ”は確認されません。まぁ遠すぎてあんじょう見えへんだけやろと思い、帰宅後改めて画像を確認しましたけど…やっぱり首の横部分に赤みが確認されません。ってことはこれ、イシガメかクサガメでしょうか。前者が固有種で後者は18世紀に中国大陸から来た外来種らしいですけど、クサガメも昔から馴染みあること思えばとりあえずアカミミガメやない可能性大かと思うとちょっとホッとしますわ。
で、この形状のカメのことは“蓑亀”で吉祥文様のひとつやとか。天然の蓑亀を従えて…やるなぁ恩智川。ええもん見せてもらいました。
(於:東大阪市) カメも自分のファッションに自信あってアピールしとった気がする。
※関連記事:
『藻を纏う鯉』 2021年10月 記
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コメント
ホンマに居てはるんですね、こんな亀さん( ゚Д゚)
私も絵柄では見たことありまして、なにを生やしてるのか?と長年不思議でした
「藻」だったのか!
ええもんみせてくれはって山本様に感謝でございます
投稿: ナナシー | 2024年8月25日 (日) 13時24分
●ナナシーさま
ねぇ、ほんまに。
自らオシャレできないこと思うと、うまいこと藻を生やしよったなぁと思います。
そこここにもいる気がしてきました。
どうぞナナシーさんも川あったら覗き込んでみてください。
コメントおおきにです。
投稿: 山本龍造 | 2024年8月27日 (火) 15時29分