俊徳道駅前、向き合う国鉄と近鉄との境界杭。
先日いつもの自転車商会さんにクルマのメンテ頼みに俊徳道駅あたりに。2日預けて取りに行く道すがら、いつも見上げてその構成美に感動するところですが今回は下を見ながら歩いてますと境界杭が向き合ってるのを発見。
ここは近畿日本鉄道(近鉄)大阪線と西日本旅客鉄道(JR)のおおさか東線が交差するところ。なるほどねー、きっちり土地の所有もふたつに分かれているんですな。
で、ですわ。右側の杭には見慣れた近鉄のマークが記されていますが左の方には側面でわかりづらいですけど“工”のマークが。あぁこれね、これって国鉄のマークですよね。
この“工”マーク。私はてっきりレールの断面を意匠化したものやと思い込んでましたけど、違うんですね。日本国有鉄道の前が鉄道省、その前が“工部省”で、その最初の漢字である“工”を標章としたのがはじまりやとか。えぇそうやったんですね…って今も“ほんまでっかいな?”な気分ですけど。
(於:東大阪市) まぁダブルミーニングってとことなんちゃうんかなぁ。
※関連記事:
『俊徳道、近鉄とJR交わるところ。』 2018年12月 記
『天王寺MiOの土地って南海の…』 2007年10月 記
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