昭和なプラ看板 311 ● ブール進々堂
母の命日でお墓参り。帰りは旧街道経由。何十年も前からほぼ変わらん景色に「懐かしいなぁ」と、まだ駆け出しの頃のことを思い出してましたら…あ、ここもまんま。
そうそう、買ったことはないものの、昔からここには“ブール進々堂”のパン屋さんがありました。
以前の記事でも触れました通り進々堂は大量生産から2002年に撤退し、そのあと確か冷凍生地を店頭で焼くスタイルの“ブール進々堂”からも手を引いたはずですので、ここももう、看板が残ってるだけやろと思っていましたが、現役のパン屋さんでした。
今も“進々堂”と記した看板を使ってるということは、ひっそりと進々堂から供給を受けてるのかもしれません。
で、一応近年のこのお店状況をチェックとストリートビューで見てみましたところ、2023年4月の映像に“SPRING”の文字と共に“白いフローラルディッシュもれなくプレゼント!!”と記された小さなポスターが確認されました。それって…“ヤマザキ春のパンまつり”のこととちゃいますか。同キャンペーンの景品、やはり2023年は“白いフローラルディッシュ”!。ほか、店頭横に置かれたパン箱が灰色で、ヤマザキのそれと思われます。
未確認ながらまず間違いなく今は山崎製パンから供給を受けて営業されているのでしょう。ちなみに進々堂製パンは過去に本社工場を山崎製パンの関連会社スリーエフフーズに、大阪工場を山崎製パンに譲渡してはります(現・阪南工場)。
しかしながら今も“進々堂”を名乗ってるってのが不思議な気がします。これが“ブールヤマザキ”では、もひとつそそらん…(以下自粛)。
(於:京都府井手町) 冷凍生地焼きたてと言えば最近はスーパーのパン売り場やな。
※関連記事:
『民家にレリーフ、進々堂の名残り。』 2022年9月 記
『限りなく黒に近い茶色で塗りつぶされたヤマザキパンのプラ看板。』 2013年12月 記
『かつてあった地パン 3 ◆『進々堂』』 2008年7月 記
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