街灯の支えのハリガネ、途中にきっちり玉碍子。
堺は鳳あたりで仕事。はよ着いてあたりを一周と細い道を歩いていますれば、ピンと張られたハリガネの真ん中に玉碍子がひとつ。
電柱を支えるワイヤーにはこの様な細工がしてあってまぁ見慣れた光景ですけど、これは…何と申しましょうか。
とやかく思うものの正味の話“碍子(ガイシ)”は何のためにあるのかもひとつ知らんかも…ってことでおさらいしますれば“碍子とは絶縁目的のもの”やと。
それを知って改めて見るとこれ、きっちり仕事してある図なんですね。街灯の支柱が電線側に引っ張られない様にするにはハリガネで引っ張るだけでええんちゃうのと思いましたけど…そらぁ漏電をくい止める対策も必要ですわな。
けどまぁ言わせてもらうともうちょっとグリグリとハリガネ巻きつけんと強度的にどうなんでしょって気もします。ま、見た目にちょっと面白いからええんですけど…って、よくないか。
で、ついでながら調べる中で知ったのは、日本で初めて磁器製の碍子を作ったのは、高級磁器で知られる有田焼の香蘭社やということ。しかも今も作り続けているという…皆さん知ってはりました?…って、どうやらかつてブラタモリで取り上げられたみたいですからそれなりに有名なんでしょう。ちなみに香蘭社製の碍子には器同様、蘭を模したであろうマークも入ってるとのこと。今度から要チェックです。
(於:堺市西区) 玉碍子ひとつ1,000円ほど、香蘭社のモンにしては安いとも言えるな。
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