街角に源平咲の春到来
所用で玉造あたりを歩いてますれば一本の街路樹とそのまわりだけ、春爛漫でした。
どうです、いわゆる街路樹のひと区画でありながら、箱庭っぽいと言うか坪庭っぽいと言うか枝ぶりといい下草にスイセンを従えている感じとか奥の家屋の鉢植えも含めて何か出来過ぎ。構成美もバッチリでっせ。
で、ですわ。これ梅か桃かちょっとわかりませんでしたけど、よく見ると淡いピンクに混って濃いのもあって、いわゆる“源平咲”です。
まぁ何となく以前よりちょっとええ感じやな程度にしか見てませんでしたけどこの木って源平咲してたとは…知りませんでした。
とは言えそんなことに気づいてなかったとも思えんなぁと一応チェックとストリートビューで過去を見ますと…やっぱり。10年前の図を見ますと淡いピンクの花しか咲いていません。
改めて調べますれば源平咲の花は本来、赤い花をつけるらしいですが、酵素がうまく働かなかった場合、色素がうまく作ることができずに白い花になってしまうのやとか。と言うことはこの木、本来は赤い花付けるはずが酵素の働きがかつては悪くて淡いピンクしか咲いてなかったってことなんでしょうかね。
そうか…そのうち濃いピンク比率が増えていくのかもしれん訳ですね。来春以降も楽しみです。
(於:中央区)
この木ホンマに本来の街路樹なんかなぁ…ええからええけどね。
※関連記事:
『源平咲きってほとんど蕾ですけど。有田川町中峰、午後3時17分。』 2023年3月 記
『源平桜…桃らしいけど。』 2017年4月 記
『ひとつの枝に紅梅白梅』 2014年3月 記
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