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2024年2月11日 (日)

昭和なプラ看板 304 ● おいしいお米 水晶米

 里山の竹藪維持のお手伝いを兼ねてかつてよく楽しませてもらった吉野は下市某所のお宅へ。近くに激安の吉野杉製割箸の無人販売があると言うので歩いてますれば、こんなプラ看板を発見。
Suishomai1 Suishomai2  “水晶米”…何かかつて目に耳にした懐かしさを感じるもそれが日常にあったという記憶がもひとつございません。
 で、水晶米とは何なのか。調べますれば大まかに言うと“ブレンド米”。食糧管理法があった頃やと思うんですけど昔は“標準価格米”と“自主流通米”のふたつに分かれていてその前者のひとつのブランドとして水晶米ってのがあったあ様です。
 同じ様なグレードのお米としては“パールライス”もあるとのことですがこちらは農協扱いで、水晶米は“全国主食集荷協同組合連合会”の…ってそんな組織があることすら知りませんでしたが要するに昔ながらな町のお米屋さんではこの組合経由で水晶米が扱われていた、と解釈しましたがそれで正しいのかは正味のところわかりませんでした。
 水晶米のマークの左上にある“◯松”はこの組合に属する法人の屋号でしょうか。これを含めて全体的に昭和風情でええ感じ。残念ながらお店自体はもうやってはれへん風情でしたがせめて看板だけは残っててほしいもんです。

(於:奈良県下市町)人気ブログランキング ごはんのこと“ライス”っちゅうのん、嫌やねんなぁ。

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