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2024年1月

2024年1月31日 (水)

路上の記号、路面下の可視化。

 ちょいちょい目にする図ではありますけど、ここのは妙にカッコよろしいで。
Romen2  道路に何が埋設されているのかを表しているであろう図。素人には何ぞの暗号みたいなもんでもひとつわかりませんよね。その道の人しか解らん風情が何ともそそられるってもんです。
 二次元的に記されたものがまぁ普通よく見るヤツですけどこれは何となく立体的な感じがします。これ、埋設されたものがパイプ状やということなのでしょう。ちょっとした工夫(?)で素人なりにも地中が想像できると言うもんです。
 この画像サイズでは判りませんが奥の方に“不明”なる記号も書かれています。その道の人でもわからん管が埋まってるって何とも不思議な感じ。ま、大事故に繋がらなんだらそれはそれでええんとちゃいますか。

(於:中央区)人気ブログランキング 0”を“===”の両端に付けただけで、こないに想像しやすくなるとは。

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2024年1月30日 (火)

昭和なプラ看板 303 ● なるほどよい酒 長龍

 ちょっとイレギュラーなところにピカピカのプラ看板がありました。
Choryo6 Choryo7  辰年ってことで長ネタを。酒名の“長龍”はともかく、その上にあるキャッチコピーが“なるほど”ではなく“なるほどよい”ですから、これはかなりの年代モンやというのに色も褪せてません。よく見るとその“なるほどよい酒”が赤色…これも今まで目にしていたものが青色やったこと思うとこれ、プロトタイプもんなんでしょうか。
 てなこと思いつつストリートビューでここを見ますれば…あぁそういうことかと。
 このプラ看板、やはり元々は通常の取り付け位置である軒上にあったみたいですが、店先のテント新調の際にプラ看板の片面だけ残して今の位置に移した様で、どうやらその時に文字の部分をすべて赤で塗り直しはったみたいです。
 いやぁそれにしても丁寧に塗ってあって「元々こうでしたけど」な出来上がり。でも…せっかくここまでキレイにしはったんやったらフリガナの“チョウリョウ”も塗ってほしかったなぁ。しかしながら幼少期から馴染み深い長龍のプラ看板がこんな上質な形で残されていて嬉しい限り。まぁこっちはどないにあがいてもピカピカにはならんのがつらいところですけどね。
 なお、長龍のこと諸々は以前の記事“昭和なプラ看板 206 ● なるほどの酒 長龍”をお読みください。

(於:八尾市)人気ブログランキング 今宵は“長龍 ふた穂”を燗で。キレイな酒質にして深い味わいは色に例えたらムラサキやな。

※関連記事:
長龍の“ふた穂”』 2014年1月 記
長龍のボテ箱…懐かしなぁ。』 2012年9月 記
龍の年…『長龍』の懐かしラベルふたつ。』 2012年1月 記
温存されていた木製看板。』 2011年4月 記
“浦霞長龍”…覚えてはりますか?』 2008年2月 記

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2024年1月29日 (月)

台座つき電信柱

 この電信柱、“台座”が付いてます。
Hokyo2 Hokyo1  まぁこれほんまは台座やなくて、ネキを補強してあるんやと思います。
 これが金属製の柱なら根本に犬なんかのションベンかけられ腐食して強度の不足を補うためにこの様にコンクリ巻いたんやろなと思いますけどこの電信柱はコンクリ製、何でこんなことしてあるのでしょうかね。
 引いて見るとこの電信柱、ちょっとナナメに立ってますから「このままではヤバいで」とこうした…これもないか。垂直に立ってない電柱に電信柱はそここにありますからね。ひょっとしたらかつて交通事故に合って痛むも立て直すほどでもないやろとこの様にしたってことでしょうか。ストリートビューで過去に遡るも判りませんでえした。

(於:住吉区)人気ブログランキング 電信柱の“電信”って…そんなんきょうび使う?

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2024年1月28日 (日)

室外機、有刺鉄線で守られる図。

 軒上に古い室外機。長年頑張ってはるねんなぁと眺めつつまわりに目をやるとこれ、大事に守られてますやん。
Mamorare1 Mamorare2  ほれ、バラ線でまわり囲まれてます。エアコン室外機マニアってそれなりに世間にいてはること思うと、こういう年代モンは狙われるってことなんでしょうなぁ…とか何とか。ま、ほんまの理由はともあれトゲトゲしいもなごむ図ですな。

(於:東住吉区)人気ブログランキング バラ線ピカピカなところに本気さを感じる。

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2024年1月27日 (土)

ソース 82 ▲ 日乃鳥ソース A

 随分前に名古屋で買いました。
Hinotorisauce1 Hinotorisauce2  日乃鳥ソース、初見です。やや角張ったPETボトルが洒落た感じ。レッテルは見ての通り昔ながら感漂っています。全体的にええものの、やはりマークがよろしいですなぁ。朝の上に、左に、右にの枝。これを見ているだけでもう味わんでもええかと思うぐらい満足してしまいます。
Hinotorisauce3 Hinotorisauce4  まずはそのまま。若干薄めに感じられます。味の特徴は…もひとつ個性的なものは感じません。その印象は焼きうどんにして食するも同様でした。
 薄く感じると言うことにおいては串カツなんかに合うんかもしれませんね。ちなみに同社には“太陽ソース”、“スーパー特選太陽ソース”というウスターソースも出されています。未確認ですがこの“日乃鳥”ブランドは、“太陽”の廉価版なんかもしれませんね。味もさることながらレッテルやマークも大事な味わいのひとつ。てなわけでこれ、ええソースやないかと思いますわ、うん。
 あ、それから写真には写っていませんがレッテルに“”とあります。何の記号かと調べますと日乃鳥ソースには“A”〜“C”までランクがあり、この“A”は日乃鳥の中では濃い方やそうです。

名称:ウスターソース 原材料名:糖(国内製造)醸造酢、食塩、タンパク加水分解物(大豆を含む)、玉ねぎ、にんにく香辛料 / カラメル色素、増粘剤(グァーガム)、 甘味料(カンゾウ)、調味料(アミノ酸) 製造者:太陽食品工業株式会社 愛知県清清須市須賀口駅前1-22

 人気ブログランキング 原材料はスーパー特選太陽ソース と一緒やな。

※関連記事:
ソース 77 ▲ スーパー特選 太陽ソース』 2022年3月 記

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2024年1月26日 (金)

信太の森

 過日仕事帰りに神社の横を通った時に目にした風景。
Shinodanomori  何ってことないと言えば何ってことない風景ながら何げにええ景色やですなぁ。枯れ葉もなくきれいに維持されている中に枯れた木の幹が横たわってるのがポイントではあるんでしょうけどやっぱり全体的にええ感じ。ほんのひとときながらほっこりさせてもらいました。ここは信太森葛葉稲荷神社

(於:和泉市)人気ブログランキング どことなく“箱庭”っぽい良さがある。

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2024年1月25日 (木)

啓蒙文言が免罪符?なブリキ看板

 木やらナミイタやらコンクリ片でゴチャっとした町の片隅。この無秩序さに“昭和”を感じます。
 初見にして懐かしい光景。ええなぁとしばし眺めてますと、奥の方に看板が見えますわ。
Katsuburo1 Katsuburo2  赤白青のブリキ看板。あっ、子供の頃の大昔に町のそこここで見かけたヤツですわ。“とび出さず 止まって見よう 右左”とか啓蒙するコトバが記されていますがまぁ、実際のところは下部の広告のための看板に違いありませんね。世の中の役に立つ文言さえ入れておけば勝手にあちこちに打ち付けても文句も言われへんやろ程度の啓蒙なんちゃうんかいなと思いますけど…どうでしょ。
 この看板にはお風呂の設置業者の広告が入ってますけど幼少期見かけたのはこれやない気がします。地場の商店なんかと契約して看板設置する広告代理店みたいなもんがあったんでしょうかね。まぁ今も広告入りの街の地図が設置されていること思うと、令和のいまもあんまり変わらんのかもしれません。

(於:松原市)人気ブログランキング 数年前まで木の葉で覆われていたから残ってたんかもしれん。

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2024年1月24日 (水)

カイヅカイブキ、トトロ風…かいな。

 正直言いますと、目玉が余計やなぁ…いやいや他人が口出しする話やないですわな。
Ttr  どないにでもなるカイヅカイブキ。目玉からするとこれは“トトロ”なんでしょうかね。
 ストリートビューで過去を見ますと2018年までただただこんもりとした剪定。2020年から思い切って下の方を刈り取ってトトロ化を図られたみたいですね。
 ここは幼稚園。きっと園児も喜んでることやと思います。こういうのでも、ディズニーのキャラでやるとやっぱり文句言うてくるんやろなぁと思ったり。ま、ジブリもんやし大丈夫でしょう、うん。

(於:京都市上京区)人気ブログランキング 新コロ蔓延の日々に思いつきはったんかなぁ。

※関連記事:
カイヅカイブキ、ピカチュウ風…かも。』 2023年8月 記

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2024年1月23日 (火)

有田川町中峯、午後3時15分。

 久々に時間に余裕できたわと毎冬恒例、みかんを買いに海南〜有田へ。最終目的地はありだっこながら道すがらの無人販売の小屋の中でも例年その味に惚れ込んでいる生産者さんの美味にして激安のみかんを買い占め(?)しつつ向かいます。
 ありだっこでも大量購入。同じ山道を戻りますれば雪チラホラ。まぁ積もりはせんやろけどチラホラからヒューヒューと風に靡いて…あぁやっぱり天気予報の言う通りの天気になってきましたで。
2401231515  行きに買い占めした有田川町は中峯の無人販売所覗きますればひと袋だけまた出てるでともちろん購入。こんな美味しいてよーさん入って100円…と思いつつも吹雪く図に惹かれて一枚。何気ない山あいの景色もちょっと違って見えますなぁ。街暮らしモンにはちょっとうれしい図。

(於:和歌山県有田川町)人気ブログランキング この写真、全然吹雪いてへんやん…

※関連記事:
琺瑯タンクの余生 57 ● 和歌山県有田郡有田川町中373』 2021年12月 記

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2024年1月22日 (月)

My favorite “One CUP OZEKI mini”

 午前中船場、午後いちに上京区に納品。帰る途中、いわゆる“鴨川デルタ”を眺めながら左手におにぎり、右手にMy favoriteな“One CUP OZEKI mini”持って交互に口にし遅めの昼食。至福のひととき。
Kamodel24 Ocom ええなぁこのワンカップ大関の小さいやつ。100mlという量がええ、100円そこそこで買えるのがええ、度数もちょっと低めでええ、で、味にいらん主張がなくて安心の旨さでええ…のええとこずくし。おまけにほぼどこのコンビニでも買える…よししいなぁ。
 夏場はともかく、時々仕事帰りに公園のベンチなんかで呑みます。もちろん高級やったり超レアもん酒もおいしいですねんけど、このいつ飲んでもどんなシチュエーションでもどんな温度でも確実に「…旨いなぁ」ってすごいことですよ。「大手の酒は…もひとつや」と決めつけていた若い日々…青かったなぁ。いつでもどこでも寄り添ってくれる…ほんまMy favoriteな“One CUP OZEKI mini”。いつもおおきにな。

(於:京都市上京区)人気ブログランキング これがフルサイズやと、しんどいねんな。

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2024年1月21日 (日)

自販機奥ゆかしすぎの図

 葉のない木に同じ形の家屋並ぶ図に何となく惹かれて一枚。一台の自販機がええアクセントになってるなぁ…程度に見ていましたけどこれ、奥ゆかし過ぎませんかね。
Okuyukashi  ここ15年ほどですっかり是正されましたけどずいぶん長い間、どでかい自販機が道路を占拠していたこと思うと、こんな奥まったところに設置ってかなりのびっくり。ひょっとしたら不要になった自販機を農地の脇に置いてるだけなんかもしれんと思いストリートビューで見ますとこれ、現役ですな。かつては2台置かれている時代もあった様ですので、それなりに本気でここであきないされているということでしょう。どぉってことない景色ながら、ちょっと奇妙な図。

(於:八尾市)人気ブログランキング 奥の住宅、高校生時分から気になる存在。

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2024年1月20日 (土)

ショーウィンドウに便器(洋式)

Benki3 Benki4 初釜終えて今日がホンマの初稽古。ですけど行き帰りにこれといったもんに遭遇しませんでしたので、初釜の帰りに見たのをひとつ。
 正月に初見ってのがこれまた沁みる図。しめ縄がこれまたええあじ醸し出してますわ。
 考えますればまぁそれを売って施工することを生業としてはるわけですから何らケッタイなショーケースではないんですけどもやっぱりちょっと面白いなぁと思いますけど…どうでしょ。
 蛇口とか洗面台とかいっさい排している潔さもよろしいかと。便器は“洋式”。思えばここ八尾でも東部ですからまだまだ“和式”の家屋が多いってことで啓蒙的にこう提示してはるんかも…ってあんた、令和も6年でっせ。

(於:八尾市)人気ブログランキング ノボリにある“商店街”が、またええ。

※関連記事:
ショーウィンドウに便器(和式)』 2022年9月 記
民家にショーウィンドウ、タイル壁に蛇口3つ。』 2022年8月 記
蛇口屋ショーウインドウwith便器』 2020年3月 記
蛇口屋ショーウインドウ』 2020年2月 記
ショーウインドウに蛇口や洗面ボウル何十年』 2018年12月 記

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2024年1月19日 (金)

建設途中にして供用されてるっぽい歩道橋

 過日渡った歩道橋。途中に“憩いスペース”がありまっせ。
Hinode2  「こんなとこで憩うか?」と一瞬思いましたけど…これは撤去された跡か延伸計画があるってことですな。
Hinode1  ↑端から見たらこんな感じ、上から見たらこんな感じ、下から見たらこんな感じ。2009年までストリートビューで遡って確認しましたけど、かつてこの先が存在した形跡は見られませんでした。
 予算の都合か反対運動でもあったのか通行量を算出したら不要なんちゃうかとなったのか。ちょっと不思議な歩道橋です。

(於:東淀川区)人気ブログランキング 最近歩道橋って撤去されてること思うと…延伸はないやろ。

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2024年1月18日 (木)

南吹田四丁目21の物流倉庫、神崎川越しに。

 昨日は午前中に江坂界隈で仕事。天気はええし、そないに寒ないし…今日も探索しながらしばらく歩いて帰ろっ。
 しばらく歩くと神崎川。青空も手伝って橋の上ではそれなりに開放的な気分に。とは言えそこは神崎川。幼少期ニュースでよく目に耳にした“かんざきがわ”ってもひとつ印象よくありません。まぁその頃から半世紀も経ってますから公害云々も昔の話なんやろとは思いますけど。
 橋の上から見る水面があまりにきれいなもんで、ちょっと川沿いに上流に向かって歩きました。護岸に腰下ろして眺めますと対岸の物流倉庫がキレイに水面に映ってますわ。
Minamisuita4  空も青なら水面も青。まぁこれ、空が写り込んでるだけで“水が青い”わけではないんですけど、やっぱり神崎川の水質も良くなったんやなぁと思った様な思わなんだ様な。ちなみにwikiによると、水質は改善されるも川底に堆積しているヘドロにダイオキシンなんかが多く含まれているとか。たとえ堆積せんと流れていったとて海底に沈むだけやと思うと、なかなか難しい問題やなぁと改めて思います。

(於:大阪市東淀川区→吹田市)人気ブログランキング ここまで川面が青い光景は初めて見た気がする。

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2024年1月17日 (水)

1月17日に

 もう29年前のことか。以降あちこちで大地震。な割にすぐに危機意識も薄れてしもてこれではあかんなぁ。
Cbr  とは言え年明けて元日からえらい地震があっての17日ですから、風化しかけていた記憶も意識もここにきて「あかんあかん」。
 昨日ポストの覗けば町会名義の封筒がひとつ。中には“役員依頼”の手紙。“地域防災リーダー”を引き受けてくださいとのことで…「わっ、えらいもんが回ってきたわい、断ろ」と思いましたけど、いや、それではいかんなと。
 まだまだ新参モンやしそんな役職やてエラソーやわとか思いましたけど、これからは世間に恩返ししていかなあかん年齢になってるわけですよ。何ができるんか…まぁ防災のことだけやなくて地域との関わりをもうちょっと密にして日々暮らすことを心がけんとな。今日は1月17日。

 人気ブログランキング 合掌

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2024年1月16日 (火)

取石一丁目3、かっこええ町名看板。

 ナニこのかっこよさ。
Toriishi1a Toriishi1b  町名看板と言えばひと昔前のアルミ製のものを今もよく見かけます。これもそのひとつ。画一的でこれと言って売りのないヤツがほとんどですけどこれは妙に味わいがあります。青いペンキにムラがあって拓本っぽいと言うのか嘘くさいほどの質感がよろしいわ。写真というより絵っぽい…ニュアンスとしてはそんな感じ。

(於:高石市)人気ブログランキング これって品質ええのか悪いのか…

※関連記事:
ちょっと味ある御幣島二丁目5の町名看板』 2014年5月 記
高殿一丁目3の町名看板ええ感じ。』 2013年10月 記

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2024年1月15日 (月)

保育園児のぼくちゃん仲間入りの一週間を過ごして

 この一週間、保育園児のぼくちゃんが家族の仲間入りした日々でした。
Nophoto2 諸事情あって先週火曜にうちにやってきたぼくちゃん、来るや否やタブレット取り出しアニメを大音響で鑑賞し出して「わっちゃぁ」。未就学児とは思えん体つき。仲介のお方帰れば今度はテレビをつけ、これまた音量“50”で…「もう無理っ!」。
…やったんですけど「音の大きさ下げてな」言うと「はいっ」と素直に言うこときいてそれからは何と申しましょうか、素直なええお子さんでまぁ何と可愛いこと。
 その後も「あれは何やったんやろ?」な聞き分けの良さ。慣れん環境で「自分はこういう人間ですけど受け入れてね」という大袈裟なサインやったんでしょうか。いわゆる“試し行動”をしはったんかもしれません。
 で、その後もガマンしてる風でもなく何事においても素直に可愛らしく対処して保育園も「楽しかったか?」に「うん、いっつも楽しい」ってベビースターラーメンの坊主(調べますれば“ベイちゃん”というそうな)そっくりな顔でニコニコしています。
 おとうちゃんにもおかぁちゃんにも会えん中でよくもまぁ寂しい気分にならんと健気にやってるなぁと思うと…なかなか立派なやつでっせ。自分なんかそれくらいの年齢の時、よく知らん親戚のひとに一晩面倒みてもろただけでそらぁその非日常さ加減に嫌で嫌で怖くて不安で仕方なかったんですけどね。余談ですけどその時何がカナンかったかって言うと、食事の前に「天にまします我らの父よ…」と言わされるのが気色悪くて馴染めなくて…あ、すんません。
 二日前、保育園から帰ってきたぼくちゃんに「今日も楽しかったか?」に、「うん、楽しかった。けど、泣いてん」とのこと。訊けばどうも母親のこと思い出す話題が出たみたいで…そらそうですわなぁ。一日も早く家族の元へ戻りたい気持ち、わかりますわなぁ。ま、それでも相変わらず機嫌良く日々暮らしてはりました。
 で、今日も保育園行き。いつもの時間に送り届け「ほな、今日も楽しみや!」に「うん、楽しむ!」と握手してクルマから出て行って…そのままお別れとなりました。
 当初の予定では“明日まで”、場合によっては前倒しになりますってことやったんですが、ぼくちゃんに変に希望を抱かしてはイカンやろと普通に接してましたけど、ほんまに今朝がお別れになってしまうとは。もう寝たことやろと思いますが久しぶりに訪れた一家団欒を満喫した夕べやったことでしょうなぁ。
 何人か縁あってうちに来てくれて有り難いことやなぁとしみじみ。まだ10人も見てませんけどいやほんま、十人十色というか百人百様というかみんなそれぞれですなぁ。「みんなに幸あれ」ほんまにそう思ったのでした。みんなおおきにっ。

 人気ブログランキング つまるところ我がは“あかんたれ”ってことやん昔も今も。

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2024年1月14日 (日)

パラペットの裏、赤茶けた室外機ひとつ。

 阪和線は鳳駅の東口。路地に沿っていくつか残る木造建屋。
 そのひとつはスナックやった様でパラペット付き。更地になったとなりから眺めると何とも言えん懐かしい気持ちが込み上げてきます。
Akachake  屋根の上にはクーラーの室外機。板壁にザラついたセメント瓦に調和させるかの様な錆び具合がこれまたよろしいなぁ。
 となりが更地になってひと様に見られる存在に。ひっそりと老いを楽しんでいたであろうと想像すると、何や気の毒な気もします。まぁそれでもこの赤く錆びた状態を愛でる人もいるでしょうから、案外「ドヤっ」てな気分で日々過ごしてるんかもしれませんね…って、何のこっちゃ。

(於:堺市西区)人気ブログランキング 普段見えへんだけで住宅密集地にはこんなんいっぱいあるんやろ。

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2024年1月13日 (土)

文化住宅、二棟の隙間。

 半世紀分の澱が染み出す文化住宅。
Sukima  背中合わせに文化住宅が二棟。いっぱいいっぱいに建てると…まぁこうなりますわなぁ。
 昨日に続き、高度経済成長期を懐かしんで一枚。

(於:和泉市)人気ブログランキング シミの姿に「よっ、同世代…」。

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2024年1月12日 (金)

農地が宅地に変わるとき…高度経済成長期みたいな光景。

 泉大津市某所で仕事して帰路、阪和線は信太山駅まで歩くも天気はええしでもうひと駅歩いたろと北信太駅へ向いて歩いてますれば新しい住宅地の奥に懐かしい光景が。
2301121404  半世紀ぶりくらいに見た光景。何がってほれ、ドーナツ化現象とか言われる中、中河内の田畑がどんどん埋め立てられて宅地になっていったあの頃ほんとにそこここでこの景色を見たもんです。
 当時は小学生。こういう造成地で“銀玉鉄砲”片手に戦争ごっこをしたり、自転車でジャンプしたりして遊んだもんです。高学年になった頃には遊びがより過激になって泥土を固めた団子を“手榴弾”と称して泥合戦なんかもしてましたわ。無茶苦茶もむちゃくちゃ。やというのにどこの親も咎めませんでしたね。何もかも「昔は良かった」とは言いませんけど、子どもをほっといてくれた当時の大人はたいしたもんです。
 で、帰宅後「ここはどこやったかいな」とGoogleの地図で調べてみますれば、何か妙に細い部分だけ住所が違う様子。詳しく調べてみますとこのあたり、基本的に“和泉市”ですがここら辺そこここに“泉大津市綾井”という住所があるやないですか。
 泉大津市のサイトの“綾井”にその歴史が少し記されていましたが、全体像を知るにはRetiのN35° (れちえぬ)さんのブログの記事、“大阪・最大級(?)のぐちゃぐちゃ飛び地・その1――大阪府泉大津市・和泉市・(高石市)”がとても参考になりました。その飛地の数多すぎてちょっと土地勘がないモンにはわからんくらいほんま“ぐちゃぐちゃ飛地”って感じです。ぜひ一度上記の記事にも目を通してください。ちなみに撮影した場所は多分上記の記事で示された“5”のところです。れちえぬ様、勉強させて頂き有り難うございました。

(於:泉大津市→和泉市)人気ブログランキング 結局鳳駅まで歩きました…ってそないに暇ないはずやねんけどな。

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2024年1月11日 (木)

チリチリの332-0800

 松原市某所で仕事。はよ着いて現場近くで少し探索。仕事前やし、これぐらいにとこと。
3320800  見事なヒビヒビのチリチリ。元々ある看板の電話番号部分だけ貼って新調するも結局新しい方が先に劣化して…何と親不孝な。ま、味あるからええんですけど。

(於:松原市)人気ブログランキング  カッティングシート、屋外用で耐久年数5〜7年とか。

※関連記事:
ヒビヒビのチリチリ』 2018年12月 記
文字干からびて味わい深し、舞子坂4のバス停。』 2018年12月 記
文字干からびて味わい深し』 2018年10月記
グチュっと縮れた赤い意匠』 2017年7月 記
今日的素材も経年変化でええ感じ。』 2011年10月 記
暑さで文字もひからびて』 2010年9月 記

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2024年1月10日 (水)

松屋町住吉3−8、令和6年1月の図。

 Ethnic Barが閉店ののち移転。そのビルもなくなってあたりは更地に。
Kokou  一棟残るも何とも心細そうな風情。色々あるんでしょう。

(於:中央区)人気ブログランキング 他人事ながら、しんどなる。

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2024年1月 9日 (火)

防火水槽 245 ■ 東住吉区公園南矢田一丁目6-10

 農地の片隅の小屋の前にそれはありました。
Suiso245a Suiso245b  住宅地や商業地にあってナンボの防火水槽、どこかから持ってこられたに違いありません。
 てっぺんが金網に覆われて使えない状態ながら、真ん中縦に“用水”、その左右に“”と“”。やはり文字入りは風情があってよろしいですな。
Suiso245c で、です。下にも何か字が書いてありますわ。これは右から読んで“玉出本二町會”かと思います。多分これ“玉出本丁目町會”のことでしょう。
 玉出本通二丁目は昭和48年まであった旧町名で現在のどのあたりなのかはもひとつわかりませんでしたが、玉出本通商店街に沿ったどこかの一区画やったんでしょう。
 で、ここは東住吉区は長居公園の南側。4キロほど離れたこんなところにいつ、どういう経緯でやってきたんでしょう。戦後、防火水槽が不要になって水甕としての余生を農地で過ごすと言う流れがあったのかもしれません。
 などと記しつつ画像処理していますと左側面にも文字があるのを発見。縦に“皇紀二千六百年”とあります。それは西暦で言う1940年、昭和15年のこと。これも記念行事のひとつとして街のあちこちに設置されたひとつなのでしょう。
 いろいろと情報が残された防火水槽のおかげで、ちょっと時空を超えた小旅に浸ることができました。

(於:東住吉区)人気ブログランキング 正味の話、防火水槽ってどれくらい役に立ったんやろ。

※関連記事:
平成最後の日に』 2019年4月 記

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2024年1月 8日 (月)

今宮戎の献茶式へ、令和六年。

 一年前思った「毎年ぜひ」な気持ちが続き、妹弟子某にお付き合い頂き今年も今宮戎の献茶式に行ってきました。
240108a 240108b  昨年より券の発行枚数がかなり多いと聞いていてそれなりの混雑を覚悟していましたが、なぜかすんなりと4会場を回り楽しむことができました。
 昨日稽古場での初釜によばれたせいでしょうか、今年は何となくお正月独特の厳かさや華やぎをもひとつ感じなかったものの、楽しく贅沢な半日を過ごすことができました。
 あっちの席こっちの席で世話になっている皆さんと年始の挨拶。これも何となく新年らしくて楽しいもんです。とは言え「頭が高い」と思われへんかなぁとか思うお方を目にして堂々と挨拶に行くのもちょっと勇気がいるもんです。完全なる縦社会、歳を重ねても末端は末端ってことですね。
240108c 240108d  てなこと思いながら“年酒席”の会場は吉兆で美味なる肴に舌つづみ。お酒どんどん吸い込む素焼きの杯にちょろっと仲居さんにお酌してもらって…えっ、お酒の入った竹の筒持って帰りはりましたで。席のどこにも徳利はなく「もう少しもらえませんかね」と所望するとにっこり少し注いでくれはって…終わり。他の皆さんは黙って食を楽しんでますわ。「お酒おかわりっ!」は我々ふたりだけ…何と場違いなことで。昔はたっぷり呑ませてもらった記憶があるんですけど…ってそれは古き良き平成の時代で終わった風習やった様です。
 と、無粋なニュアンスを片隅で醸してますれば同じ席の斜め向かいのご婦人ふたりに声かけられまして「いつも◯◯で写真撮ってるお方ですよね」って…わっ、どこで見られているかわからんもんです。場所にシチュエーションを考えて行動せんと具合悪いなぁと再度お酒のおかわりを言う気も失せておとなしく食べ終えました。けどなぁ…いかにも杯が進むあじわいやったのになぁ。残念。全てを終えて居酒屋で飲み直したの言うまでもありません。腹いっぱいながら、瓶ビールが一際美味しく感じられたのでした。
※ちなみに料理以外の写真は妹弟子某に頂きました。写真うまいねぇ。

(於:浪速区、中央区) いま昨年の記事見たら、やっぱり酒の少なさに文句言うてるやん。アル中でんな。

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2024年1月 7日 (日)

令和六年、初釜。

 茶の湯の先生にお招き頂き、高安山麓の稽古場へ寄せて頂きました。
24hatsugama2 24hatsugama1  “初釜”…茶席でありつつ年の初めの稽古という位置付けで行われる訳で本年は小間で濃茶点前をさせて頂きました。ええ加減に習っているくせにエラソーに濃茶立てて…って、そらまぁそうですかね。気が付けばもう、ほとんどよく知らん社中さんばっかりになってる訳ですからしっかりせんとあきません。ちなみに点てたお茶、まるで薄茶なみのしゃぶしゃぶ。最近老眼と手の震え(?)で充分な量、抹茶が掬えませんで、はい。
 懐石よばれる時も一番高い席に座って…もう令和も6年なんですからええ加減にしてんかと思いますけど茶の湯の世界、いまだ男社会の考えが支配的でカナンなぁ思うももう随分前から高いとこ座ってます。まぁそれより、ずっと一番若手みたいな某妹弟子がとなり、そう2番目に座ってはります。この事実驚く様な納得の様な…歳月流るる如し、ですわ。
 ええのかもひとつなのか、スマホ普及の近年は茶席の中でも写真をパシャっ。ストロボなしの雰囲気ある仕上がりにも時代を感じます。てな訳でお点前中の山本龍造の画像は、その某妹弟子からもらいました。こんな初稽古、いつまでも続きます様に。

 人気ブログランキング 社中さん増えるも平均年齢は上がる一方。

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2024年1月 6日 (土)

下草のライトアップに雑感

Beam  過日見下ろした光景。木やなくて下草がライトアップされてますやん。
 まぁ光軸がずれてこうなっているんでしょうけど、妙にカッコよろしいで。
 余談ですけどそもそもあんまりライトアップって何とも言えん「ドヤっ」な感じが好かんって気持ちがあるんですけど。
 それ以上に「はぁ?」な気分にさせるのがプロジェクションマッピングですわ。言いたいこと超いっぱいありますけど、ちょっとだけにしときましょか。そもそも全然ええとは思えません。それ以上に思うのは、投影させる物に対しての敬意ってことどう考えてるんという…アカン、やっぱり以下自粛としときます。

(於:天王寺区)人気ブログランキング 日常に潜んでいるええ感じを愛でる視点が好きや。

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2024年1月 5日 (金)

八幡市橋本尻江の昼下がり

 長年お世話になっている上京区某所で初仕事。有り難いなぁ嬉しいなぁ思いつつのクルマ移動ではこれといった物件も光景も撮れませんで。電車で行ったと仮定して京阪本線の車窓に見えたこれにしときます。
Hashimotosirie  昨年末の図。これと言って何もない光景ですけど、この何げなさに昭和が漂ってるなぁと思いまして…と記すも京阪沿線の様子はどこを撮ってもそんな感じの様にも思いますけど。
 農地と宅地が共存している様でいがみあっている様な図。令和の世、これからどうなっていくのでしょう。まぁ…マンマでしょうかね。

(於:京都府八幡市)人気ブログランキング “ドーナツ化”な景色。

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2024年1月 4日 (木)

空中移動用扉 2

 実家へ一瞬帰省…“一瞬”を“帰省”は言いませんか。で、帰路、時々しか使わん道を走り南下。信号待ちでふと窓越しに見上げますればそこにトマソン物件。
Skydoor5  ここの前、それなりに昔からクルマ移動してますけどこんな解りやすい空中ドアあったあんかいなと思いつつストリートビューで調べますれば、かつての状態ではまぁ気づかんで当たり前…かな。
 リニューアルして扉も新品に付け替えられたところをみると、“行きがかり上”ではなくて本気の“空中移動用扉”かなぁ…な訳ないない、たぶん。

(於:東大阪市)人気ブログランキング まぁ未来の発展信じて残してはるんやろうなぁ…とか何とか。

※関連記事:
庇付き、扉っぽいオブジェ…』 2022年6月 記
空中移動用扉』 2022年5月 記

扉ふたつ』 2021年5月 記
庇、門灯付階段なし2階非常口。』2010年10月 記

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2024年1月 3日 (水)

宇治市名木百選のむくのき、威厳ないわぁ。

 三が日くらいは正月っぽいのがええかなぁと思いまして。
Mukunoki1 Mukunoki2  ただただ晴れた日の古木を愛でて撮った写真には違いないんですけど、澄んだ青空と赤い南天の実が何とも清々しいて凛とした正月風情かなと思いまして。
 で、この木、思えば物心ついた頃からそこにあって、あまりに当たり前の様にそこにあるもんですから別段あれこれ思わなんだんですけど年の瀬、お墓参りに行って見慣れた木に近づきますればこれ、宇治市の名木百選に選ばれた木やとは。
 そこに記されるは“むくのき/推定樹齢500年”。へぇーと思うもその1/10は共にしているんやなぁと思うと、たいしたことない様にふと思いましたけど…我がそれだけ生きてきただけのこととも言えますな。
 しかしまぁ…宇治市の百名木のひとつの割に何とも大事にされてへん風情でっせ、威厳がないと言うか。老木ですから風対策を考えて枝葉を落とされているってことかもしれませんけど、なんだかねぇ。今度からお墓参りの度に酒でも呑んでもろて大事に思うことにしよ。しかしまぁ…何で今のいままでどうでもええ存在やったんかいなぁ。

(於:京都府宇治市)人気ブログランキング ちょっと前まで“半世紀”ってごっつ長い歳月やと思てたけど…な。

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2024年1月 2日 (火)

辰年の1月は龍の絵から

 いつも通り(の更新)でええんかという気持ちと、そうあるべきかという気持ちと。てなこと思う前にお子、早々にええ絵を描いてくれました。
2401  あれもこれもええんですけど、やっぱり堂々の龍がよろしいかと。訊けば「龍は最後に描いた」とのこと。「真ん中空いたしどないしよか…そや龍を描こ」てな調子やった様ですけど何のなんの、“”や“招き猫”を避けてるあたりに奥行きが感じられてなかなかの出来。表情もまたよろしいです。
 とは言え今回も突っ込みどころがちゃんと用意されていますなぁ。ダルマさんをお鏡餅に見立てたかてっぺんちょに葉付きミカンが乗って…ええよええよこのセンス。両目とも黒ってことは早々にええことあったんでしょうなぁ。それから、梅酢で味付けしたレンコン、これもよろしいですなぁ…っていやいやこれは梅花でしょうけどね。
 さぁ令和6年も挿絵でカレンダーを賑やかにしてくれるでしょうか。アホげ民の皆さんにも今年一年12回、脱力感に浸って頂ければ幸いに存じますっ。

 人気ブログランキング 毎度のことながら、さっさーと描くセンスに脱帽ですわ。

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2024年1月 1日 (月)

令和6年、夜明け前に少し。

 あらゆる世界で“昭和の常識”という悪しき習慣が露呈した近年。
2024  令和も6年、そろそろ新しい秩序と共に生きやすい世の中になればよろしいなぁ。「昔は良かった」はホンマなんかと検証しつつ。
 とか記しときながら、ずっとアホげは今年もまんま。昭和チックよ。ちなみに写真は志摩の夜明け前の図。

(於:三重県志摩市大王町)人気ブログランキング 今年は笑って日々過ごしたい…それには忍耐と努力が必須か。

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