杭のてっぺんちょ、取り残されたカメ二匹。
尼崎市某所で仕事。お昼どき、難波橋から庄下川を眺めますれば、旧橋脚でしょうか杭の上にカメが二匹甲羅干ししてまっせ。
よく見れば耳あたりが赤、ミシシッピアカミミガメですな。さすが要注意外来生物だけあってこれくらいの高さやと平気で登れるだけの生命力があるってことですか…って、それはないでしょう。
ここらへんはそれなりに内陸部やと思うんですけど、潮の満ち引きが関係して水面が上昇するんでしょうかね。その時に“上陸”して気がつけば取り残されたってことなんやとは思いますけど、何か“取り残された感”があってマヌケっぽいです。まぁ死ぬことはないでしょうけど、これだけ水位が下がると川に戻るのも勇気いることでしょうから、ずっとこのまま待ち続けるんやろなぁと思うとちょっと笑えますわ。
しかしながらこうやって半日ほど何もせんままの生涯なんやなぁと思うと、そらぁ千年生きても不思議やないですわ。ま、実際にはミシシッピアカミミガメの寿命は通常15年ほどらしいこと思うと「こんな呑気な日々でええのんか?」とも思います。
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