石垣島の旅の終わりに
旅も4日目、ついに朝からずっと雨予報。 てな訳で10時の開店を待って靴屋さんへ。履きなれた靴ながら底がヒビ割れ絆創膏で塞いで2日ほどやり過ごしてましたけど…所詮無理な話。靴を新調してバンナ公園、昆虫館と見て御神崎へ。灰色の空でも海が青いんやなぁとプチ感動しつつぬかるんだ赤土の斜面を行きますればうちのひと足滑らせてズボン泥ドロ。「これでは飛行機乗れんで」とスボン買いに行って…何やこれ、な旅の最終日となりました。
で、靴買ったのは“東京靴流通センター”。ズボンは“しまむら”…行く前は「地元商店しかない独特な文化圏なんやろなぁ」と思ってましたら何のなんのこんな感じ。イオンのマックスバリュも近くにふたつあって幅を利かせドン・キホーテもあって…そうなんですね。
繁華街の商店街とその中にある公設市場へも行きましたが、ここも地元民が買い出しに行く様なお店はほとんどなく、土産物屋さんか観光客相手の飲食店の集う街って感じでした。
コンビニは少なくその分共同売店はそこここにありましたけど…やっぱり地元資本とか個人商店の存在ってのは全国的にこんなもんなんでしょうか。まぁ逆に“東京とか大阪に地方から出てきて初めて個人商店を知った”という話があるくらいにもう大手資本にボッコボコにされてるのが現状なんですかね。 共同売店でサーターアンダーギーを初日同様買い求め、時間ギリギリになって大慌てでレンタカー返して空港まで送ってもらって…窓の向こうに見える夕陽眺めて…いよいよ旅の終わり。正味のところ何も考えずにやってきましたが、めっちゃええ旅でした。ここ石垣島は大きな括りでは“沖縄県”ながら、沖縄本島とはまぁ全くと言ってええほど別モンでした。そらぁここと本島の間が400Kmほどあること思うと当たり前の話かもしれませんけど、まぁ遠くの大阪からしたら一緒に思ってました。
色々全然違うと思ったことありますけど、いちばんの違いは何かと言うと、これまた当たり前ながら“アメリカ臭”がないことと、あと…それに起因する感情の方向性というか何と言うか。この辺のニュアンスは軽はずみで語ることではないのでここらでやめときます。
なんか久々に「あー旅したわぁ」な満足感。まぁ4日ほどでは何もわからんかったとも言えますんでまた来たいわぁ…そう強く思わせる魅力がこの地にはありました。「みーふぁいゆー 」…何げに気恥ずかしくてよぉ言いませんでしたけど。
(於:沖縄県石垣市) 竹富町役場が石垣市内にあるってのもびっくりやった。
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