ビオトープごっこ、第二章。
先の記事のオマケで記した通り、ちょっと前に作ったビオトープはまさしく“ごっこ”。ボウフラ湧いただけ。「どないしよ」状態でしたけど…仕切り直しすることにしました。
先の台風、各地でえげつないことをしでかしました。個人的には旅に出て楽しめなんだ程度で済んだ訳ですけど、こんなこともありまして。それは前回、すっかり諦めた乾燥しまくりの金鼓の樽が雨に打たれて復活!。あれだけタガがガタガタで水漏れまくりやったのに水を吸って使える状態になったんです。
「これはやっぱりやり直すべきや」との結論に達したものの…やり直したところでこの夏の日々、ボウフラ湧きまくり再びに違いないですわ。で、ネットで調べますれば…やはりメダカを入れるのがエエとのこと。メダカか…何か絶滅危惧種のひとつとか言われている割にそこここで売られているし…いったいどういうことなんやろかと思うと買ってきて放り込むのも外来種やったらこれまた生態系を無茶苦茶にする行為かもしれんしなぁで「どうしよ」。そやっ、いつもの元ドブ川の小川にメダカか何か知らんけど小魚いっぱい泳いでるからこれ入れたらええねん…ということで捕獲を試みるも六十路のオジンに獲れる訳もなく…
その小川、よく見てますと水草と言うか藻の部分にメダカっぽい魚の稚魚が逃げ込んでる様子。そうか…この藻ごと採ったら魚も獲れるわとやってみましたら、大正解。それなりの数の魚が獲れました。ただ…めっちゃちっちゃい稚魚やというのが気になるところです。
藻には魚以外にもタニシやタイワンシジミもたくさん入っていました。ここで取捨選択するのもビオトープやってみよと思った初心に反するなぁとか考えつつ、ちょっとだけタイワンシジミは省きました。ちなみに水は、その小川のやつを3割、あとの7割を井戸水にしました。共に大和川水系です。
てな訳で初代より三倍ほど大きくなったビオトープですけど…うまくいく気がもひとつしませんで。川の流れがあるから生息しているであろう魚や貝を小さな池に放って問題ないとは思えません。夏の暑さ思えばなおのこと。しょっちゅう新鮮な水を入れ替えんとアカン気がします。
そもそもこの樽を埋めるために土掘り返して木の根っこ切ったり、昆虫の幼虫掘り起こしたりしてる訳で、“湿地帯の再現”とか言うて環境のこと考えつつ始めたはずやのに数々の生命奪ってるんちゃうんと思うと…何やってんねん状態。結局自分のエゴでやってる訳です。「成長せんな、ガキのマンマや」。うまくいけばええんですけど今度こそ…
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