2023年6月
2023年6月30日 (金)
2023年6月29日 (木)
“新オールP”の看板見かけ雑感
十三筋は加島交差点、北西角にちょっとタイムスリップさせられる看板が。
「ピッ、ピッ、ピッ、ピッ、♪、オールP」…深夜ラジオの定番CMと言うと“新オールP”でしたよね。背伸びしてラジオ聞いていた中学生時分の空気感が瞬時に蘇りました。思えばそれはもう半世紀ほど前のこと、布団の中やらそうそう、中華そばの屋台からもヤンタンのジングルにと共によく流れてました。“眠気だるさに新オールP”…子供の頃には縁のなかった類のクスリの宣伝やったということと、その当時でも既に昔っぽい録音状態の音質に妙に惹かれたもんです。
そんなラジオの中だけで知られた新オールPがこんなところに看板を出して宣伝しているとはちょっとびっくり。前を行く道の交通量の多さを思うとお疲れドライバー向けに発信してるんでしょう。
調べますればこのクスリの製造元、社名もずばり“オール薬品工業”。淀川区のおとなり尼崎で製造されている様です。
で、これ効く?…10代の頃飲んでみましたね。同様の“エスタロンモカ内服液”ってのも飲んだ記憶はあるも効き目バッチリやったかどうかは思い出せません。で、そうそう、いま思い出したのが大学生時分、ある人が課題の提出日前夜に徹夜するも眠くてその手のクスリを立て続けに4本飲んで…動けなくなって結局作品できたものの提出できなんだって話を聞きました。それ思うと…効くんですなぁ。で、それが“新オールP”やったかどうか…が気になるところでしょうけど、もう忘れたってことにしときますね。
2023年6月28日 (水)
昭和なプラ看板 294 ● 関西ペイント
筆文字風のフォントがええ感じ。
社章の扇マークも長らく目にしてませんでした。どういう意味があるのか調べましたがわからんまま。ひょっとしたら“関西”の漢字を扇形にしてあるのかもしれません。
この意匠が使われていたのは1987年までと言うことですので昭和の終わり頃までで、その後“ALESCO”なるブランドネームでやってはりましたが2008年より“KANSAI PAINT”のグループコーポレートブランドを導入…って全然知りませんでした。
てなわけでこの看板のは先々代のってことですね。wkiのロックペイントの項に“「アレスコ―ALESCO」マークに替わると同時に看板を全て変えており、かつてのタイプの看板は存在しない。 ”とあります。ほなこれは貴重な看板ですね。
詳しいことは関西ペイントのHPをご覧頂くとして同社は日本ペイントなどの技術者やったお方が1917年に独立して創業とのこと。世界的塗料会社として成長した両社はそういう関係やったんですね。今も共に大阪に本社があって何となく嬉しく思います。
2023年6月27日 (火)
2023年6月26日 (月)
高架下の雨どいに草宿る
東海道本線の高架下、線路上の雨水を集める雨どいに草が根を下ろしてます。コンクリと鉄骨の世界に潤いを与えるなかなか憎い奴らです。
往時に比べてやや勢力を失ってる感じのするセイタカアワダチソウがこんなところに…と思いましたけど、ちょっとこの写真だけでは特定できませんで。オオアワダチソウというものかもと思うも葉っぱのギザギザ感がちゃう様にも思いまして結局断定できませんでした。
土もなければ栄養分もほぼない様なところでもよくもまぁ立派に育つもんで。まぁ“雑草”とひとくくりにされているヤツらは大概生命力旺盛。そのガンバリは認めつつも、生活圏では甘やかすわけにはいきません。
2023年6月25日 (日)
葡萄の青い実眺めつつドーナツ食べて雑感
休日のお昼どき、ちょっとひと息入れに行こかといつものドーナツ屋さんへ。
過去記事で調べますとこちらのお店、もう5年になるんですなぁ。まぁうち3年はまるまるコロナ禍でしたけど。
ひっそりやってはるものの人気のお店になって、しかも営業日が減って…まぁくつろげる空間と美味は変わらないものの、お店のお方と話をするのも楽しみにしているお子にすると、ちょっと消化不良な様です。
うん、わかるわかる。いつ行ってもうまいこと話聞いてくれはるもんなぁ。あんまり売れてない芸人とか音楽やってる人が売れて遠い人になってしまう…そんな感覚を持っているんでしょう。ま、私もちょっとそう感じてしまいますけどね。
※ドーナツ屋さんの関連記事:
『葡萄の葉に秋を見た』 2022年11月 記
『榎の新緑とタンポポの綿毛とドーナツと』 2019年4月 記
『榎のシルエットに送電線の鉄塔の図、上牧町でドーナツ食べながら。』2019年3月 記
『エノコログサ西日で光る』 2018年10月 記
『榎の枯枝の風情、麒麟か龍か。』 2018年10月 記
『上牧町でケーキにドーナツ 2』 2018年9月 記
『上牧町でケーキにドーナツ』 2018年5月 記
2023年6月24日 (土)
2023年6月23日 (金)
まち行く人々に向けられたお庭ええ感じ
西成は南津守で仕事。帰りは62系統の市バスで帰ろと東へ歩いているつもりが何や知らん土地やなぁと思ってましたら南へ向かってますやん。ちゃんと太陽の位置考えて歩いてましたんやが…って夕刻になるとその位置が西へ動くことちょっと忘れてた様で、はい。
スマホの地図見たらええだけのことですけどこの“道に迷う”ってのが何とも言えん楽しみでして、思いのほか歩くことになっても苦ではありません。まぁ歩いた割に発見が少なかったのがもひとつでしたけども。
で、ようやく知った地名出てきたわと住吉車庫向かって歩いてましたら、何とも言えんええ庭がありました。
面積的には“坪庭”となるんでしょうけどそういう風情ではありません。松・金木犀・槇の3本を核としてええ具合に小さい木が配されて造形的にかっこええんですけど可愛い要素も感じられてええ庭ですなぁ。
ストリートビューで過去を見ますと昔より手入れが行き届いている様子。基本はそこですかね。それとつい最近まで木製の低い柵があったみたいですが、これがなくなってよりええ感じになったみたいです。
普通、庭と言えばそこで暮らす人のためのモンですけどここの庭は、まち行く人々に向けられていますよね。何と粋(すい)なことで。まちの景観と人々のこころに貢献してるええお庭。もちろんここの人のセンスが素晴らしいのは言うまでもありませんな。
(於:住吉区) いま風に言うと“オープンガーデン”…ちゃうな。
2023年6月22日 (木)
水田脇の小屋に残るメーベル河内
河内の水田も田植えが終わって梅雨になり…まぁそんな光景ですわなこれ。
でまぁ引いた図もええんですけど何に引っかかったかと言うと、この錆びだ看板。
“メーベル河内”…わっ、そうそうメーベル河内。行ったことはないんでけど幼少期には河内の町の村のそこここで看板を見た気がしていて、でも近年ずっと見かけんしなぁで記憶違いかもしれんと思ってましたけど、やっぱりあったんやと。
河内がドーナツ化で農村から急速に住宅街になった頃の名残りですなこの看板。家具屋さんも盛んに商いされていたんでしょう。市場の近くとかにもいろいろな家具屋さんがありましたけど、もうほんと見かけません。
ひと通り行き渡ったと言うこともあるでしょうけど、ニトリにIKEAみたいなお店が主流になるとなかなか小規模家具屋さんも成り立たんということでもあるんでしょう。
ちなみに看板にある2店舗はもう存在しないみたいですが、法人としてはまだ存在しているみたいです。
(於:藤井寺市) そう思うまでもなくやおもくかなり頑張ってるなぁ。
2023年6月21日 (水)
高所落書き
過日仕事の待ち合わせで眺めていた景色の一部に落書き。その意匠、何げに“必死”と読めまんなぁ。で。これって…どうやって描いたんでしょ。
ま、似たか寄ったかのシチュエーションの落書きはそこここにありますけど、こんなん、高所作業車使わんと無理やないんでしょうかね。あっ、そうか、きょうびのことですからドローン飛ばしてって線も考えられるかとストリートビューで見ますと10年ほど前にはもう描かれていた様子。と言うことは上を走る近畿自動車道から降りて描いたんかも…まさ必死。
落書き野郎からしたらこの様に不思議やなと思われてこそ価値があるんやろなぁと思うとこの記事ヤツらの思うツボか。いやぁしかし「地下鉄の電車はどこから入れたの? それを考えてると一晩中寝られないの。」より全然寝れんわ、なんてね。
2023年6月20日 (火)
街角の自販機、完全法令遵守。
近年でこそ減りましたけど20年ほど前までは、はみ出るどころか完全に路上に置いてある自販機もあって何食わぬ顔で商売してはりました。
それ思うとここは極めつけの法令遵守。空き缶用のゴミ箱すらはみ出てませんで。
これが普通になった昨今ですら「ちょっとだけやったら許してぇな」なところもまだまだいっぱいるのが現状。そんな状態に苦々しく思うも…そやっ、中華そばをはじめ露天商の味わいを愛でている立場としたらちょっと矛盾してますな。
とか思いつつも屋台もすっかり影を潜めてしもて…その嘆かわしい現状の一端を我がの感情が担いでるんやなぁと思うと…なぁ。ま、自販機に稼がせるか我が身でやってはるかの違いは大きいとは思いますけども。
2023年6月19日 (月)
都島南通2丁目11、午後5時59分。
いまだ続く歯の治療。今日が最後かなぁと思いつつ夕刻歯医者さんへ。サクッと治療経過に問題ないかのチェックを終えてしばしの探索。
落ち着いた昭和風情の街並みがええ感じ。ふと見上げたそこには室外機がふたつ。共に古そうな佇まいながら親子な風情。ま、左のはエアコンのやなくてクーラーのそれでしょうなぁ。
室外機親子に惹かれて近寄った訳ですけど、全体見てもええ感じ。妙に昔っぽい雰囲気を感じるのはブリキ看板の味わいにあるんでしょう。きょうびの看板にはこの手の経年劣化が期待できませんなぁ。それから社名からもも昭和が漂ってますわ。せっかくですから“CO.”やなくて“K.K.”であってほしかったかも…ってそれは余計な話、ですな。
2023年6月18日 (日)
昭和なプラ看板 293 ● サントリーローヤル
過日住道駅から仕事の現場へ向かった時に見かけたプラ看板。
へっ、天地逆にしてからに…と嘲笑うもこれ、全然自分もやりそうやわぁとちょっと気分下がり気味。まぁ若いと言うのはそんなもんです…で済めばええんですけどいまだにこういうことする自分に「あんた幾つやねん」。
画像処理しつつ我がの相変わらずの幼稚さ加減に閉口しつつ改めて看板見ますれば…えっ、これ、結構芸細かいことしてまっせ。
何がか解ります?。それは瓶の中の空気の位置ですわ。ただただ既存の看板を天地逆にしてる様でこれ、ちゃんと重力に従って瓶の中の空気が底の方へ寄ってますょ。えぇ、こんな細かいところまでこだわって天地逆にしていたとは…
このお店の方がこの様に加工したのかサントリーさんが趣旨に賛同してこの様に細工したのか…どうなんでしょうかね。
と、感動しつつ裏面のそれを見ますれば…あれっ、別段瓶底に空気が溜まってませんわ。結局片面だけのこだわりやったんですかね。
いや普通なら両面こだわるはず。それ思えばいかにも瓶内の空気が底の方にある図、これってただ単に太陽光で色褪せただけにも思えてきましたけど…どうでしょ。
そんなこと思いつつもきっとこだわってはった結果であろうと思っときましょうか。きっとそうですよ、きっと、ね。
2023年6月17日 (土)
梅田ランプ東交差点南、JR高架下の午後。
梅田界隈のネタ続いてますなぁ…すんませんけど今日もいっときまっさ。
昨日は開発進むうめきた2期地区の脇を通って通って大阪駅へ。思えばこんな駅前の一等地に(梅田)貨物駅があったやて今となっては信じられん気もするなぁと思いつつJRの高架下に入りますれば“国鉄”な風情全開の空間。
そうそう、このあたりってホテルの送迎バスなんかの発着場となっていてどこから乗ったらええのやろとそっちに気を取られてあんじょう高架の形状と見てなかったんですなぁ。気楽に眺めましたら、かなりええ感じですよ。
リベットの凸がいっぱいの鉄筋は機能美そのもの…いやいやホンマのところは構造的にどうなんかとか全然知りませんけどもまぁ見た目を意識してこの様な構造になったんではないでしょう。そんなこと思いつつカメラ構えてましたらちょうど市バス(大阪シティバス)がやってきて“大阪な光景”が撮れました。何げに嬉しぃなぁと。
で、この高架下北詰にある交差点ですけどその名を“梅田ランプ東”と言うそうです。“ランプ”…この名はよくラジオの交通情報で高速道路の場所として耳にしますけど改めて考えると…知りませんわぁ。調べましたけどアホかしてもひとつ「そうか!」とはならんまま。近くに阪神高速梅田出入口があるからこういう交差点名になってるみたいでまぁ、これ以上調べる必要もなさそうです。
(於:北区) 毎日使われてるモンがずっとずっと保たれてる…すごいこっちゃな。
※関連記事:
『梅田西通架道橋(部分)』 2023年6月 記
『JR三ノ宮駅の橋梁』 2015年5月 記
2023年6月16日 (金)
うめきた2期地区、午後1時56分。
尼崎某所で仕事。お昼前にサクッと終わって気候もええしで梅田まで歩くことに。十三に中津を通って…こっち方面はもひとつ日々縁がないなぁと実感しながら行きますればやがてうめきたは2期地区へ。
見上げれば純粋にカッコよろしいなぁ。1期地区に聳える高層ビルに負けじと何棟もドンドン建設中。へぇ、何か景気よろしいなぁ。同じ大阪やとは思えんモンがありまっせ。
日本の中では東京が、大阪においては梅田が一人勝ち。北へ西へそのエリアを拡大し続けてきっとここら辺も賑やかに栄えることでしょう。何げに難波も西に南に広がってますけどこっちははっきりと全然やこと思うとほんま時代はやっぱり梅田ですわ。
余談ですけど何や知らんうちに“キタ”、“ミナミ”とあんまり使わん様になった気がしますけど、どうでしょ。元々中河内民ですから「大阪に出る」と言えばミナミのことでずっとミナミ派でしたけどキタと比べるまでもなく知らんうちに足を運ばん様になりました。とは言えキタへはヨドバシに行くだけのことですけど。ま、歳を重ねて繁華街へ行かん様になった結果、ですな。
2023年6月15日 (木)
梅田西通架道橋(部分)
昨日通ったJRの高架下。橋梁のリベット凸仕上げを見るにこれ、“国鉄の”と表現した方がニュアンス伝わりますね、きっと。
その無骨なカッコ良さに惹かれて一枚…やと言うのに何なんこれ。落書きしくさってからに。
と、一応“落書きはアカンで”的ニュアンスで記してますけど妙にアクセントになっとりますなぁ落書きのクセに。
ちと釈然とせん気分残りますけどこの有り様にこころ動かされ立ち止まった事実は嘘やないので載せときます。
※関連記事:
『JR三ノ宮駅の橋梁』 2015年5月 記
2023年6月14日 (水)
TKPゲートタワービル5-7階、阪神高速梅田出口。
西梅田某所で仕事。“梅田”言うてももうちょっとで福島区のあたりは…遠いわぁと思いつつ地下道から上に上がると、景色もあんまりいわゆる梅田とはちゃいますなぁ。
少し時間あるわとさらに西へ歩きますれば…あっ、ここか。
“ビルを突っ切る高速道路”。阪神高速からは何度か観るも地上から見たらこんな感じやったんですね。思っていた以上にインパクト大ですわ。
なにわの名所のひとつのこの建物。何となく「双方譲らずで生まれた妥協の産物なんやろ」とややもひとつなイメージを持っていたんですけど、あれこれ調べると互いにここにつくらなあかん事情があってそこをどう解決したらええのかと建設的な話し合った末、現在の形になったみたいで、今まで悪印象を持っていたことをちと反省しました。
建物が丸いというのもまた変わってます。土地の有効活用を考えたら丸やったそうですけど、大阪マルビル一旦なくなり寂しい気分になったらこっち見にきたら少しは気分もよーなるってもんでっせ、なんてね。
2023年6月13日 (火)
コンクリ上のシダ林
シダが群生してるのは別にまぁ珍しくないかと思うんですけど、何となく妙。
どう見てもそこは土ではなくコンクリがベースになっているところ。マンホールも見えますので浄化槽かと思うももひとつわかりません。
長い年月の間に風邪で飛ばされてきた埃やら砂が堆積し、そこへ胞子が飛んできたんでしょうかね。コンクリ環境やと思うとこれだけ繁茂してるの変わってる気がしますが、浄化槽やとしたら、隙間から気化した栄養素がいっぱいなんかもしれません。
で、これ何て名のシダなんかなぁと調べるうちに知ったんですけど、トクサやスギナもシダ類やったんですね。観葉植物のアジアンタムもそやったとは…で、このシダの名はわからんまま。よく似たのがいくつもあって…すんません。
2023年6月12日 (月)
桜宮の曇り空午後3時33分と、3時間半後のしょぼい虹。
今日は常日頃大いに世話になっているお方の手伝いで大川を見下ろす某所へ。高所から眺める桜宮あたりの空模様は、いかにも梅雨空って感じ。あっ、台風の影響もあったんでしたかいな。
でっかい空のでっかい雲。ビルの谷底暮らし者には滅多に見ない光景に着くなり一枚。まだ3時にしてこのどんよりさ…な割に雨はほぼ止んでましたけどね。
時は流れて夕暮れ時。役目を終えて隅っこで存在消しつつ佇んでおりますと薄暗く濁った青空にうっすら虹が出てる様に見えまっせ。
凝視してようやく解る程度のしょぼい虹。写真に撮ってもモニタではそれが虹とは…わからんなぁ。
帰宅後画像調整するも…言われんと“虹”とはわかりませんな。ま、ちょっと変わった虹ってことでこれも載せときます。
2023年6月11日 (日)
2023年6月10日 (土)
更地の向こうの夕景、清水谷町7。
昨日は酒屋さんでの夕べ。道すがら更地目に入り「…ここどんな建物やったかいなぁ」。なくなってしまうとまぁたいてい覚えてへんもんです。
夕焼けも綺麗やし、何より瓦屋根の家屋がええ味出してるわと一枚。現場ではすっかりその建物に気を取られてましたけど、奥に聳える植物と共生した建物(大阪ガス実験集合住宅 NEXT21)もまたこの写真に欠かせない構成要素ですなぁ。
何枚も撮りたかったんですけど、瓦屋根のお宅の明るい窓の向こうに人影が動いて…やめとこ。どうやらそこは浴室やった様で。ま、おっちゃんがシャワー浴びてはる風情でしたので許してもらえるかなぁ…って発想は問題かな。今まで手前に建物があって気にもしてはれへんなんだでしょうけどこれからしばらくは…ね。もちろん透明ガラスではありませんでした。念のため。
2023年6月 9日 (金)
上本町1交差点、午後7時12分。
仕事終えて…週末やし呑みに行こやと東へ南へ。薄暗いものの7時台にしてこの明るさやねんなぁと思いつつ空見れば全方位ええ感じの夕焼け。
とは言えビルに隠れてちょっと見づらいなぁと思いつつ差し掛かった上本町1交差点。信号待ちしつつ赤く染まったうろこ雲を愛でつつカメラ構えてますとちょっと小さめの市バスが一台。あっ、正式には大阪シティバスね。
きれいな空やこと。写真にしたら「こんな色やったかなぁ」な紫色の色調に「こんな感じやったんちゃう」と調整しましたけど…まぁ人の記憶は曖昧なもんでホンマのところは判りません。
あと数日で夏至。そらぁ遅くまで薄明るいはず。ですけど6月も下旬には日暮れも早くなっていくのかと思うと何や夏を待たずに気分はたそがれてきますわ。ま、そんなしんみりした気分も梅雨明けにはすっかり忘れてるんでしょうけどね。
2023年6月 8日 (木)
緑一点、阪神高速の橋脚一本ツタまみれ。
梅雨入りで植物盛んに茂って緑が眩しおまんなぁ。
で、こんなところもみどり一色。ほぼ完全ツタに覆われて見事と言えば見事ですけどあまりのその面積にちょっと気色悪い…かも。
この上を通るクルマの排気ガス吸って二酸化炭素削減に貢献してる訳ですから立派なモンですよ。けど土台となる橋脚に悪影響を与えることにはならんのかもちと気になることろであります。
しかしながらすごい生命力ですなぁ。こんな図やら駐車場を占拠するオーシャンブルーなんかに遭遇するとそのうち街ごと呑み込まれるんちゃうかという気になります。“緑化”…地球環境には良いかもしれませんけどお気楽に手掛けるもんやあらしませんな、とか何とか。
(於:中央区) もうここまできたらトコトン繁茂してほしいもんです。
※関連記事:
『緑柱一本、抹茶ポッキー風。』 2020年5月 記
2023年6月 7日 (水)
昭和なプラ看板 292 ● 三菱ルームエアコン / 三菱カラーテレビ
アーケードに守られて劣化しないまま時代は令和になりました。
三菱電機ストアに取り付けられたプラ看板、表裏別で片面にあるのは三菱ルームエアコン。今でこそ単に“エアコン”と言いますがかつては“ルームエアコン”と言ってましたね…って言うてへん言うてへん。正式にはこう言うのでしょうけど世間ではせいぜい“エヤコン”、または冷房できる家電のことを一緒くたに“クーラー”と言ってましたわ。
で、もう一つの面は三菱カラーテレビ。“カラー”と光の三原色で表記しているところに時代を感じます。あっ、そう言えば“カラーテレビ”てな言い方もなくなりました。今日的には「何でいちいち“カラー”を謳ってるんやろ」ってところでしょう。いやいや半世紀ほど前までは“白黒テレビ”っちゅうモンがあって番組自体も多くは白黒やったんでっせ若い衆ょ。
そや、きっとこの看板が掲げられた時にはまだ真空管やった時代やったことでしょう。スイッチ入れたらミシミシっていう音が本体から聞こえるも画面は暗いまま30〜40秒かかってようやく絵がゆっくり表れて…悠長と言うか何と言うか。えらい変わったモンですわ。
2023年6月 6日 (火)
上町一丁目17、午後5時42分。
2023年6月 5日 (月)
琺瑯タンクの余生 70 ● 大阪府羽曳野市誉田
羽曳野は葡萄栽培で盛んな駒ヶ谷地区の某所へ仕事に。初の仕事先にその内容とあって現地に着くまではそれなりに緊張しつつもまぁ始まると自分のペースで進めることが許されまぁ楽しく仕事させてもらいましたけど…あとは仕上げにどう思わはるかですわな。
帰路は行きしなに見つけた琺瑯タンクを撮影。道の脇とは言えカーブになっているところで路駐もしにくいわと窓開けてサッと一枚。これでOKやっ。
黒く塗られて真ん中にうっすら“#”の意匠の密閉型。ぶどう畑の脇にありますのできっと水を貯めるために使われているのでしょう。で、ここは何と言う地名なんやろと調べますれば羽曳野市誉田。あっ、これGoogleの間違いやなぁと思い何度かあれこれ調べましたけどやっぱりここは“誉田”です。誉田と言えば“誉田八幡宮”のあるもっと西の方の地名ですけどそこから1.5kmほど東に離れた山手にも“誉田”という地名の飛地があったとは…全然知りませんでした。
羽曳野市誉田と言えばかつて『松冠』を醸す松倉酒造という酒蔵がありましたがこのタンク、そこで使われていたかもしれんなと思いつつ、駒ヶ谷のワイン工場の方が近いこと思うと…ま、いずれにしても想像の話ですけど。
2023年6月 4日 (日)
本町橋の裏を見上げて、雑感。
雨続きでカナンなぁ思ってるうちに今日で“東横堀川 IN G 2023 春”最終日やんってことでサクッといってきました。
本町橋の真下へ行きますれば投影機を用いて水都大阪の歴史解説が行われていてこれまたちょうど椅子がひとり分空いてるわと座ってお勉強。で、終わりますれこれ、要予約の催しやったみたいでさっさと退散。けど…そんな要予約イベントいまチラシ見ましたけど書いてあれへんけど…なんやってんやろか。
ま、何げに他人の席に堂々座ってごめんなさいと思いつつ会場となるエリアを行ったり来たりしましたけど…イベントに参加せなんだら正直「これだけ?」とも思いました。そらまぁコンクリの堤防でガチガチに固められた川ですから狭いエリアだけしか開放できんでしょうししかたありませんわな。
とは言え普段見ることのできない本町橋の裏側を見ることができましたので大変満足。軽くライトアップされていたこともあっていわゆるバエる写真も撮れました。
へぇ、上を通ってると全然意識してませんでしたけどこの橋って鉄橋やったんですね。そもそもこの橋が大阪市内最古の現在使用されている橋
やということで110年前に架けられたものとのこと。ほんま何も知らんもんですわ。
で、今日勝手に聴講した催しで知ったことのひとつは戦後、大阪市復興のグランドデザインとして“水路を生かした緑ゆたかな街づくり”やったということです。何でも東横堀川を道頓堀川よりもっと南下させる計画まであったとか。
でも結局大阪市の財政難が理由で戦禍で生じた瓦礫で川を埋めるというスタイルに変えられたとのこと。何と残念な。とは言え当初の案が実行されたとしても高度経済成長期には結局いまのみたいなことになってた様にも思います。
堀に川、随分埋められてしまったこと思うと阪神高速に蓋をされつつも残る東横堀川がますます愛おしく思えてきました。もっと注目されたらええのにとの想いと、今のポジションこそが惹かれんねんという想いと…ひと混み苦手な自分としてはちと複雑な気持ちにもなったのでした。
2023年6月 3日 (土)
2023年6月 2日 (金)
6月は梅雨…
いかにも「梅雨入りしてます」な天気…とは言えこの雨は台風の影響ですから梅雨とは直接関係ないんですかね。
昨日の夜「もう6月になったなぁ」とお子。そのちょっと不満げな物言いに「何や、お小遣いくれってことか」とうそぶくと「そんなんちゃうっ」。日めくりはめくっていたものの、カレンダーを6月にめくってなかったことへの不満でした。せっかく先月中に描いたのに…って気分やったんでしょうなぁ。
ほぼ寒色系だけで描かれたそれはまさしく梅雨そのもの。いつものやっつけ路線(失礼!)はちゃんと踏襲されていてこれもまた安心材料ですわ。うっとおしい梅雨の日々にカエルもてるてる坊主も笑ってる…しばらく気分はこの絵で上げましょうかね。ええ世界観を毎月おおきにょ。
2023年6月 1日 (木)
6月1日に思う。 2023
今日仕事があることは喜ばしいことです。
堺市中区某所で仕事。コロナ禍前、お世話になった某所から再度山本龍造でとの希望とは有り難いこと。とは言え前回同様の品質確保できるんやろかとか思うと案外気が重い部分もあってあんまり寝られへんまま朝になりました。
で、泉北高速は深井駅から20分弱歩いて今日の現場へ。10分前、間に入っている会社の営業さんと待ち合わせ。そこで聞かされたのが「じつは今日のこれ、やり直し案件でして…」とのこと。過日別の人が手掛けるも先様に満足頂けなかったので今日再び…って、えぇ、何なんそれ。またえらいハードル上がりましたやん。
「クレーム対応案件かいな…」めんどくさいなと荷重な気分で訪ねると何のなんの。とても常識を持ったお方が当方の3年半前の仕事スタイルを覚えてこれてはって「あんな感じでお願いしたいんです」。ま、「3歳前回より年老いてますから腕も鈍ってことやと思いますょ」と一応うそぶいていざ仕事。いやぁ…楽しかったわぁ。2時間強の時の流れのはやいこと。充実の時間を過ごしました。
詳しくは記せませんけど何と言うかその、対象が人間の場合、相性ってのがありますからすんなり行く行かんがあると思うんです。それがしかも幼ない子どもやった場合は…より顕著に表れますわ。正味の話、子どもが好きで好きで可愛いわぁといっつも思ってるんですけど、そういう気分でいると、まぁ大概子どもたちも向こうからガンガン寄って来てくれます。で、わぁわぁ言いもってその中に入り込むとね、そらぁ楽しいしええ表情してくれるし警戒されへんしで…はい、自画自賛です。
ま、勢いにまかせて雑なこともしますけど何とかなるのがデジタル技術。これのおかげでノリに重点を置くことができるってのが大きいなと思います。
予算がナンボであっても期待に応えたくなるってもんで時間かけて仕上げて…さっ、満足してくれはるかなぁ。寝不足気味で疲れてるはずながら妙にハイテンション。元気をもらうってのはこういうことかな。この仕事に就いてよかったと思える6月1日、今年の写真の日でした。
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