昭和なプラ看板 291 ● 松鳩文化刺繍
夕暮れの商店街。シャッターの閉まったお店の隅に小さなプラ看板がありました。
大きさから思うに蛍光灯で光るタイプのものではないかと思います。そこに記されるのは“松鳩文化刺繍”の文字。“松鳩”はきっとブランドやと思いますがその後に続く“文化刺繍”、これ何でしょう。
調べますればどうやら下絵に合わせてさまざまな色の糸で刺繍して絵を仕上げるものの様です。詳しくはこちらのサイトをご覧頂くとして、この文化刺繍キット(?)を手掛ける会社にこの“松鳩文化刺繍”や“東京文化刺繍”というのがあったみたいですが、共に廃業したそうです。ま、後者の方は東京画鋲製作所という会社が大切な文化の継承をと事業を引き継ぎ今に至ってる様です。
下絵に合わせて糸で描く…あ、そう言えば半世紀ほど前、夕方の民放テレビのCMで“ダリヤのピカエ”という、下絵に合わせてややピカッとした糸を貼り付けていくというキットを宣伝してましたけど、これもある意味“文化刺繍”の流れを汲んだお子様向け商品やったんでしょうね。
余談ですが“ダリヤのピカエ”を検索するといろいろ出てきますが、株式会社ダリヤのサイト内では沿革にも全く触れられていませんでした。
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