薄切り牛肉?、否々、ドラキュラマット。
歯医者さんから「タンパク質取る様に」と言われてますので今夜は牛肉。ややルイベ状態ながら薄切りで適度に脂身もあって…旨そっ。
…なんてね。これホンマは食品トレーとローストビーフの間に挟んであったシート。正式名称はドリップ吸水シートと言うらしいんですけど三和コーポレーションの商標“ドラキュラマット”の方が解りやすうてよろしいなぁって…いかにも和製英語的ですけど。ま、そこが憎めんええところですわな。
歯医者さんから「タンパク質取る様に」と言われてますので今夜は牛肉。ややルイベ状態ながら薄切りで適度に脂身もあって…旨そっ。
…なんてね。これホンマは食品トレーとローストビーフの間に挟んであったシート。正式名称はドリップ吸水シートと言うらしいんですけど三和コーポレーションの商標“ドラキュラマット”の方が解りやすうてよろしいなぁって…いかにも和製英語的ですけど。ま、そこが憎めんええところですわな。
法事で四天王寺さんへ。亀の池は相変わらずミシシッピアカミミガメが幅をきかせてます。そんな中にスッポンも顔を出して…まぁそれなりに共存している様ですわ。
お経あげてもらう順番待ちで丸池前へ移動。こっちはえらく成長したまるまる太ったコイが優雅に泳いでいます。木でできた浮島には草木が根を下ろしてこれもええ感じやわと愛でておりますとそこへ…スッポン。こっちにもいるんですな。
先のヤツと違いすぐ隠れることもなく呑気にふわふわ。スッポンと言うたら何や特別なモンという認識が消えんのですけど、こんなとこにもって感じ。調べますればこれはたぶんキョクトウスッポンという在来種の様ですが、スッポンにも外来種がいるそうですから、こいつも呑気に日向ぼっこしてる場合やないと思うんですけど…って、余計なお世話ですわな。
※関連記事:
『これスッポン? 生田神社の池にて。ほか』 2012年9月 記
『四天王寺さんの亀の池のカメは…』 2012年7月 記
奈良市某所で仕事。関西本線は郡山駅からカーシェアで現場まで運んでもらって帰路も然り。思いのほか時間かかって昨日の記事でちょろっと記した“終活”も超サクッとしかできずに次回へ持ち越し。
まぁそう生き急がんと…と思いつつ(ウソ)見上げた郡山の夕焼けが心に沁みます(ややウソ)。何かの電波塔らしきモンと電線がええ仕事してるなぁと一枚。陽が暮れるまで仕事したのも久しぶりやなぁと小旅気分のひとときを過ごしました(ホンマ)。
昨日は大東市某所で仕事。片町線に乗って…何ででしょうか大阪府下は元より近畿一円、水間鉄道や和歌山電鐵まで大概の鉄道に乗って仕事へ向かいますが、片町線だけはまぁ縁がなくて今日はじめて。当然現場が大東市内というのもはじめて。勝手に“田舎の沿線”と思い込んでましたけど何の何のずっと街中やんと外の景色眺めつつの移動。野崎駅で降りるところが時間あるしで住道駅で下車。これまた栄えた街やことで。知らんとこ歩くのはやっぱり新鮮やと雨上がりの中30分ほどの移動で現場へ。そこでサクッと仕事して…そうそう、確かここらへんやったわとその後、名酒専門店へ向かいました。
歩きながら「…もう30年は前やなぁ、いや35年ぶりやで」と。社会人になって2年目あたりの頃何度か行ったっきりそのまんま。その頃と言えば“香り吟醸の出羽桜に味吟醸の谷桜”とかそんなのが言われ出した頃で大阪府下のお酒はそこそこ知るも他地方の酒のことはあんまり詳しいなかったのでほんとあれこれ教えてもらいました。
品揃えはすごいのに街の酒屋風情で中に入ると穏やかな空気で…そんなこと思い出しているとやがてお店が。何か建て替わった気がするなぁ、名酒の店的やんと思いつつ扉を開けると…同じ空気が。穏やかな夫婦がおられました。
35年の歳月が経った訳ですから、さすがにお歳を召してはりましたけどやっぱりやさしいわぁって感じ。開口一番「じつは…35年ぶりに寄せてもらいました」。もちろんそんな客が当時いたことは覚えてはりませんでしたが、35年の歳月をお互い振り返って…楽しかったぁ懐かしかったぁって感じ。四半世紀以上の35年ですからね、今と比べて随分日本酒事情も変わったもんやと3人で再認識するひとときでした。
で、その35年前「燗にしておいしいのを」のおすすめでもらったのが確か“千代の光”やったという話になり、今も当時からお酒を扱ってはりましたが「この蔵も代替わりしてKシリーズと言うのが息子さんが手掛けてはるもんです」の説明にまずこれを一本。次に「今の時代にお勧めのは?」に「これもまぁ知ってはるでしょうけど」と勧めてくれはった中に“山本”を名乗るシリーズがあってこらぁやっぱり山本龍造を名乗る限りは“山本”やろ、と、黒・青・赤と3種ありもひとつどう違うんかわからなんだので好きな色を選んどけと青を一本を選びました。
「僕も社会人成り立てでしたけど、もう定年の年ですわ…長年の不義理ひとつお許しを」と言って尽きない話をし続けても迷惑なこっちゃろとお店を後にしましたけど…ええお店やなぁやっぱり。あちこちで酒好きを公言してますと皆さんからお酒頂いて自分で買うことがまず無い現状はとっても有り難いことなんですが、気持ちの入った酒屋さんでそのお店の人の“想い”を聞いて買うっていうのもええなぁと心底思いました。そんな話を肴に一献…うまさ3増。いや、まだ呑んでませんねんけどね。ただの日記に付き合わせてすんませんでした。また行こ…って35年先かなっ×。
過日前を通った昔ながらな風情の工場、見上げますればもっと懐かしい感じ。
空に聳える塔の上にやや錆びた鉄の小屋が乗っています。初めて見る様な昔どっかで見た様な…そうや、むかし見かけたこの手のモンは給水塔やったと思います。ですけどこれは、中に水が蓄えられている様には見えませんけど…何なんでしょ? 避雷針もまたええ仕事をしてますけどこれは、純粋に“小屋”なんでしょうかね。お仕置き小屋…とか何とか。
同じ棟には屋根から出っ張った部分がありこれまたええ感じで。ペンキ剥げかかるもはっきり読める“三㐂麦”の赤い文字。もう何もかもがそそられますわ。
調べますればこちらは精麦業を祖業に今では飼料や植物蛋白など食品関係を中心に手広く手掛けてはるとか。見た目は昔ながらですけど今日的に進化してはる様です。
翌朝は、曇り空。
それもまた良し。一日中こんな感じ。何や急に寒い日々に逆戻り。それも良しか、燗酒旨いし。
(於:住之江区) 真ん中に小さく写るPLの塔…ってこのサイズやと見えんけど。
※以下備忘録:当日の朝食は某6月末で終了し7月より新ブランドで展開するホテルでのバイキングでした。8時に向かえば満席で15分ほどの待ち。前の人らパヒュームのキツい中東のお方。まぁそれはええとして満員の店内に入れば多くは外国人。日本人も居てはるも、(語弊ありますが)いわゆる標準的な日本人は絶無。てなわけでマスク着用率25%くらい。
検温器も消毒のアルコールも使い捨てナイロン手袋もなし。コロナ禍以降最も感染リスク高い空間での食事でしたが…さてどうなるんやろか。ちょっとした人体実験…って全然“ちょっとした”でもないんですけど。
ちとスペシャルな日を控えて南港の某所で過ごすひととき。手洗いに行きガラス越しに海を見ますれば地味ながらなかなか感動的なシーンがそこに。カメラ取りに戻って数枚…やっぱりええ景色。
夕景がええのは当然のことながらそこに写るさんふらわあが何とも旅情を誘いまんなぁ。今年1月の就航したさんふらわあ くれないか。船旅したいなぁ…って何度か記したことありますけど瀬戸内航路以外は船酔いするからイヤですけどね。
今年も昼行便が予定されているとのことで乗りたいなぁと思うもいつもお得な旅しかせんモンにはちょっと無理な話かと思うも当然の金額を支払ってこそ健全な社会が営まれるんやろって気もします。ま…そう言い切れるだけの余力を付けてナンボの話ですわな。
(於:住之江区) ハイアットリージェンシー大阪6月で終了か…しんみり。
過日歩いた伊丹市は天神川の土手。草むらには立派なアオサギが佇んでいました。
見慣れたアオサギながらあまりの立派さにカメラ構えていざ撮ろとすると飛び出しやがって…なんじゃい。
イヤな感じ…とか思うも帰宅後写真を見ますればこれはこれでええ感じやないかい。不器用ですからそんな飛んでるとか飛び出す場面の写真よー撮らんこと思たらむしろ感謝でっせ。ってことでどうってことないアオサギの写真2枚をここに。失礼致しました。
(於:兵庫県伊丹市) “フン害”で嫌われ者の昨今ながら昔見なんだこと思うと環境よくなってる証なんちゃあうんかなぁ。
※関連記事:
『朝日浴び玉串川に佇むアオサギ見て、雑感。』 2018年1月記
『アオサギ、散歩中。』 2014年10月記
『凛と佇む水鳥が一羽。』 2008年8月記
もうかれこれ3年は経つでしょうか、ずっと昔から全部売り切れの自販機があってその前通るたびに「電気もったいことやで」と思ってたんですが過日その前を通るとやっぱりそのまんま。何か妙やし撮っとこかと写真に撮って家で改めて見ますれば…あっ、サントリーの“白角水割”だけは販売中ですわ。そうか、この一種類売り切るまではと電源入れて稼働させてはるってことなんですなぁ。しかしまぁ何年と売れ残る“白角水割”ってそないに美味しないんでしょうかね。
そんな不味いもんなんやったら飲んでみたろ…って思ったわけではないんですけど先日この前を通るとやっぱりまだ“白角水割”だけが売ってる状態でしたので買ってみることにしました。
100円玉2枚投入口に入れていざ白角水割のボタンを押しました。すると機械が反応する音はするもモノは出てこず。釣りも出ず、ダメ元で捻った返金レバーにも反応せずで200円丸損。200円かかったネタってことですわ。
で、いま、改めて写真を見ていますと350mlのスーパードライの前あたりに何や紙が入っていまっせ。何ぞ書いてあるわと拡大して見ると…何げに読める“故障”の文字。こんなチリチリになった紙が読めるかいなとブツクサ言うてもしょうおまへんな。
それより、このボタンに灯る赤ランプ、これって売り切れランプやなくてお金入れた後にチャージされた状態なんちゃうかという気がしてきました。ってことは“売り切れ”と言うのも思い込みで何や訳わからん様になってきました。もやもやするわぁ。皆さんもこの自販機には近づかん様にご注意ください。
何とも痛々しいなぁ。
多くの人から愛される存在であろう丸ポスト。角形に押されきょうびではレアもんとして大切にされていると思っていましたけど、この状態は何なんでしょう。まるで公園の隅で野ざらし保存されている蒸気機関車の痛々しさに通じるもんがありますわ。
まぁ利用する側としては「懐かしわぁ」と愛でる存在ながら、郵便局側のひとにしたら投函口もひとつしかなくて効率悪いわと鬱陶しい存在なんでしょうか。「さっさと朽ちたらええねん」…まぁそこまで思ってはることはないでしょうけれど。
思えばこのシチュエーションもちょっと寂しいもんがありますね。切手も売ってる個人商店がなくなって川沿いに移されて今に至ってるんでしょうか。まぁ新しいヤツに替えられるよりマシかと思うも…さみしおまんな。今日4月20日は郵政記念日。
軽めの昼食にしたら腹減って「どっか行こや」とまだ少し明るいうちから飲んで食べて。
そこは酒屋さんにしてアテ充実…“アテ”というより“料理”って感じ。おまけに逆さP箱ながら座って楽しめるっちゅうのもええ訳です。
徐々に暮れる街の様子を眺めつつアサヒの生に瓶ビールに燗のキクマサ片手にうまいもん食べて、そうこうしているうちに子連れのお客さんもやってきて…そのぼくちゃんにお嬢ちゃんのかわいいこと。ああやこうやとええ距離感保ちつつその場を会話と共に楽しんではります。
終盤「あれがええこれがええ」と店の隅に置いてあるスナック菓子を漁り出して「好きなん選び」とかっぱえびせんにキャラメルコーンをこっちにつけてもろて…ええ感じ。遠慮しつつもその行為を拒絶しはれへんかった母親がこれまたええなぁと。
包丁人に弁護士さん、酒問屋の社長さん、もちろん何を生業としてはるんかわからん人にもその場だけの関係ながらあれこれ奢ってもらってきたことをふと思い出しました。恩送り…ちゅうヤツですなぁ。ま、その割にはスナック菓子ふたつって…シケた話、すんません。
今日は内勤。ちょっと煮詰まってちょうど地下鉄市バスの一日乗車券もあるしで気分変えに夕方に外出。せっかくやし日頃もひとつ馴染みないエリアに行こかいなってことで、四つ橋線は花園町あたりを探索。
串カツに焼肉に…かつてはわざわざこの地を訪れたなぁと近年のズボラぶりを嘆きつつ西へ向かいますればそこに小振りのプラ看板。“ゼネラル”も懐かしなったモンです。
日本語さえローマ字表記の方がしゃれてるとか国際的と思ってはる企業が多い昨今、最後までゼネラルはゼネラルでGeneralとは記しませんでした。もちろんそこが気に入っていて若き日々には贔屓に思っていたんですけどね…って、プロパンガスは買ったことありませんけれども。
話それてその後は鶴見橋商店街を西へ。そう、昔よく通っていたものの不義理のままでちょっとずっと気になっていた焼肉屋さんはどうしてはるやろかと言うのもあってここらへ来た次第。ここら辺やったなぁと路地を覗きますれば…当時のまんま。富久娘の広告入りの店の看板にはやはりあかりが灯されていないものの店内はうっすら明るくて…そうか、まだ元気にやってはるねんなぁと安心しつつバスで住之江公園へ向かい帰路につきました。
(於:西成区) その焼肉屋さん食べログ4.08て。「食べログてなもんは」と思いつつ…
※関連記事:
『昭和なプラ看板 210 ● ゼネラルプロパン』 2020年10月 記
もうかれこれ十数年になるでしょうか、例年春にお世話になる仕事があって有り難いことです。午前中に仕事を終えて歩いて歩いて伊丹市に。天神川沿いに辿り着きますとそこは桜並木。とは言えすっかり葉桜なのは言うまでもないでしょう。ある一本のソメイヨシノの幹に何げに目を向けると…わっ、ちょっと見慣れん真っ赤いけの虫がいまっせ。
わっちゃー気持ち悪。何この毒々しさ。初めて見ましたけどこんな派手派手しいのは絶対外来種でっせ。気色悪いなぁ…でも撮らんととカメラ向けよと近寄りますれば、え?何や黒いカメムシ大の虫も近くにいっぱいタムロしてまっせ。これは強烈。ダブルで気色悪いわとビビリつつも別段蠢いている訳でもないので落ち着いて数枚。うまいこと撮れました。
色も形状も変わってますなぁ。さぁどう調べたらええかなととりあえず“桜 害虫 赤”とGoogleに入れて検索しますと一発でこの虫がでてきました。これは“ヨコヅナサシガメ”というカメムシの一種とか。漢字で記すと“横綱刺亀”…字面も“横浜銀蝿”なみの…すんません。
で、まぁ詳しくはwikiなどに目を通してもらうとしてこの黒い集団が成虫でひときは目立つ赤いヤツは羽化したばかりの状態とか。色としては全然別モンながら改めて見ると確かに同じ形状。羽の雰囲気がコウロギとかスズムシに似てるところを見ると、きっと涼やかな音色でたのしませてくれることでしょう…って全く想像できませんで。ま、実際には鳴かんでしょう。
で、勝手に“外来種”と決めましたが日本に入ってきたのが昭和初期ということですから、セアカゴケグモ的新興害虫ではない様です。
(於:兵庫県伊丹市) こちらのブログではこの赤いのを子供が手に取って観察してる…
茶の湯の稽古を終えて実家へ戻りますれば門のネキに何かとまってます。たぶん虫やろと近づいて見ますとこれ、トンボですな。
近づいても息吹きかけても飛びませんので「大丈夫なん?」と思いつつじっとしてるのをええことにカメラ向けて数枚。どれもうまいこと撮れましたっ。
帰宅後パソコンの画面で写真をよく見ると、トンボの近くにある何や汚いモンと思っていたやつは抜け殻というか元ヤゴですね。ということは羽化したてのトンボ。えっ、トンボって夏の終わりから秋のもんやと思ってましたけど。
それよりこれは何と言うトンボなんでしょ? そもそも何も知らん上に昆虫にも疎いモンで最初は絶滅危惧種の“ナニワトンボ”かと盛り上がりましたが…ちゃいますね。これは…うん、シオカラトンボのムギワラトンボですね。正味の話、ムギワラトンボはシオカラトンボのメス♀と未熟オス♂の胴体の色合いから来た呼び名でムギワラ含めてシオカラトンボというそうで…はい、初めて知りました。
で、ですわ。シオカラトンボはいつ頃羽化するのか、ですが本州では4月中旬から10月頃とのこと。ということは別段珍しいことではないってことの様で。梅も桜もはよ咲いたからトンボもか…と思ったっんですけどね。
シキシマ、二度目の登場ですけど、やっぱりこれこれ。
わざわざ取り上げるまでもないほどどこででも目にしたシキシマパンのプラ看板ですが、気がつけば全然見かけん様になりました。この手のパンを扱う個人商店がほとんどなくなったというのと、やっぱり“シキシマパン”から“Pasco”にブランドをスイッチしたのが大きいのやと思います。
こちらのお店、どうやらかつては牛乳販売店やった様ですが今はたばこと飲み物の自販機だけでパンなどは手がけていない様子。ちなみに向かいにあるパナソニックのお店、ストリートビューで見ますとかつてはサンヨーの看板を掲げてはったみたいです。徐々にいろいろと変わっていくんですね。
シキシマパンとそれにまつわる話は以前の記事“昭和なプラ看板 205 ● シキシマパン”をご覧ください。なお、尾張発!パン情報ブログ@おわパンBlogというサイトに敷島製パンの詳しいことが記されていますので興味あるお方はぜひ、こちらも併せてお読みください。
(於:八尾市) そもそも個人商店で包装パン売ってるとこって街中ではもうないか。
鼻炎のクスリがもうじきなくなるなぁってことでいつものかかりつけ医に。
受付で正直に「もうじきクスリなくなりますんで(処方箋出してもらおかと)」と言ったことを棚に上げてあれこれ言うのもどうかと思いますけど、いざ診察になったら「花粉症キツイですか?あーそうですか」だけの数十秒診療。
ま、いつものことやと思うもちょっと心配事があって相談したいなぁ思うも「ほかに調子はどうですか?」みたいなこと訊いてくれはれねんのでこっちから話をしてみました。
「こちらで尋ねる話ではないかと思いますけど、数日前歯痛で歯医者さんに処方してもたった抗生物質と痛み止め飲みましたら5日ほどで体重が5キロ増えたんですけどこれって薬の副作用とかですかね?」と尋ねますと、
「それは、歯痛治って食べ過ぎた結果、体重が増えたということでしょう」と我が主治医のお医者さん。
歯痛自体はまだ治りきってないので一応ふたたび「薬の副作用って線はないですかね、以前も鎮痛薬で同じことあったんですけど」と尋ね直すと、
「それはないでしょう」と。
数日で体重が5キロ増えたと訊いて「食べ過ぎ」って…そうなんや。顔にも足にも浮腫み出てるのに診もしはりません。
まぁ「うちやのうて歯医者が処方した薬のこと、わしゃ知らんがな」ってことでしょうけど…そんなもんなんですね。
ちなみに以前、坐骨神経痛になって整形外科でお世話になった時も鎮痛薬2種使ってやはり5キロ以上体重増加。その事情を知ってすぐにクスリ変えはりました。ネットでですけど調べますと数パーセントの確率でその様な副作用が出るとのことですから、それやと思うんですけど、ま、あくまでも素人の戯言です。
もう一度記しておきますけどそらやっぱり処方した歯科医さんに訊くべきことやとは思います。ですけど…ね。副作用のこと知ってての対応なのか知らなんだからなのか…後者やとしたら、どうなんやろなぁって思いが帰路増しにマシて…さっ、新しいかかりつけ医さん探すとするか。ま、注射に採血がごっつ上手な先生でしたから、ちと残念ではありますけれども。お世話になりましたっ。
最近の若い衆は言いよりませんでなぁ“かしわ”って。
「かしわ?それ何ですのん」てな世相を嘲笑うかの如くのこの堂々さ加減がよろしいなぁ。ええでええで、何が“鶏肉”や、かしわは“かしわ”じゃ。ついでに言うといたる、ゆで卵は煮抜きでおでんは関東煮や。
などとほざいてみましたけど、鶏肉屋さんはやっぱり今もかしわ屋さんで“かしわ店”が基本ですかね。と言う前にそもそも個人店との付き合いがほぼ無い昨今の買い物事情を思うと、そら最近の人が鶏肉のことを“かしわ”と言うなんて知らんで当たり前ですわ。
余談ですけど幼少期、市場へかしわ買いに行って「もも肉200グラムください」のひと言に「かしわは一枚、二枚言うて買うねんで」とお店のひとに教えられました。まぁきょうびスーパーでモノ買うには何ら必要のない常識ではありますけどね。何げに気恥ずかしい思いをした半世紀ほど前の記憶です。
(於:港区) 若い時分“ヒネ鳥”の方が“若鳥”より旨いと思ってた。何か勘違いしてたなあの頃。
※関連記事:
『“ か し わ ○ 豚 肉 ”の“し”。』 2016年12月 記
「買えたから行くで」と、うちのひと。「そうか」と歯の治療終えて宝塚大劇場へ行ってきました。
で、何組の何なん?な状態でポスター見て、“カジノ・ロワイヤル ~我が名はボンド~”と知り、いざ入場。緞帳上がって出し物のタイトル入ったセットになって「さぁ撮っとこ」とカメラ出したら前の人らもみんなスマホ出して…しばらくしてから撮り直ししましたけど、こっちの方がみんなの気持ちまで写っててええ感じですわ。
ここのところずっと記しています通り、ヅカ熱冷めてもたままの状態が続いてまして、今回の出し物のこともそれが真風涼帆さん・潤花さんのトップコンビ退団公演やということも知らんままの鑑賞で宙組の、ヅカファンの皆様には失礼な客でございます。
で、どうやったか?ですよね。うん、やっぱりいいねぇタカラヅカ…と感したのは事実。ですがそれは全体としてのあのゴージャスな世界がええなぁと思ったということで、出し物の筋書きとしては…入り込めませんでした。
「この人は善、この人は悪」でピストルパンパンな白黒ハッキリ物語ってのがどうも…っていうのは原作がそうなんでしょうから仕方ないんですけどね。
ほか、じつにアホみたいな話ですけど「そや、洋画苦手やってんや」ということを思い出しました。何が苦手かというと、登場人物の“顔”が覚えられませんで場面変わると「さっきのあの人は…この人なんやろか?」となってわからん様になってしまうんですけど、昨日の観劇でもその状態やったんです。まぁこれ、自分の問題ですからどなたのせいでもありませんわ。
いや、そもそもヅカ熱冷めてどの組にも入れ込まんというのがやっぱり間違うてるわと実感した次第。同じ組をずっと見続けて「あの人ええなぁ」からそれぞれの俳優さんの持ち味と役どころの溶け具合を味わってこそもっと楽しめる世界やということ改めて感じました。かつて…そうか、もう20年ほど前になるんですね紫吹淳さんがトップで二番手霧矢大夢さん三番手大空祐飛さん下級生に北翔海莉さん個性派の嘉月絵理さんが月組に在籍してはった頃って。あの頃みたいな観劇をまたしてみたいなぁと阪急電車に揺られながら思ったのでした。
で、ごっつ余談ですけど今日、改めてロビーにある加美乃素のプラ看板を見ましたけど…これ、令和にして“昭和なプラ看板”って感じ。まぁそもそもヅカ自体にもそういう空気を感じますからそれプラス加美乃素のロゴがそう思わせてるのは間違いないんですけど、それだけやなくて、色合いと緞帳っぽい図柄の帯と社のキャッチフレーズ、これらもそう思わせるもんがあるんでしょうなぁ。あ、決してケチつけてるのと違います。この限られたスペースでよくもこないに溶け合った世界を作り出さはって…ええわぁと鑑賞したのでした。
弘前公園にはサクラ以外にもなんかええ感じの木々がいろいろ。そこにこんな状態の木もありました。
ただただ木が並ぶだけでもええ感じですがよく見るとマツとこれは…エノキでしょうか、この二本、覇権争いをしている様も見え、違いを尊重している様にも見えます。
ま、どう見えるかは観る側の性根やらその時の気分で変わる様にも思います。自分を客観視できる存在としても有意義な二本の木とも言えますわ。あ、それからこの木「エノキかも」ってレベルで読み流して頂きます様よろしくお願い致します。
(於:青森県弘前市) マツタケは別格ながら“エノキ”と言えば“えのき茸”のことを指すきょうびの現実。
※関連記事:
『松塚駅前のマツ・シュロ・モチノキ、三つ巴の戦い。』 2017年4月 記
『絡み木ふたつ』 2016年9月 記
昨日行った弘前城あたりの公園には時を経てええ味わいを醸し出す老木がそこここにありました。その中でもこの木がまた何とも言えんええ風情でして。
枝垂れ桜の幹ですがこれ、ねじれ具合に絡まり具合がもう彫刻とかオブジェといった趣き。そもそも1本の木なのか2本の木なのかもわかりません。その上表皮にこれまたええ具合にコケがむしてええ潤いを与えてますわ。
昨日の記事でも少し触れましたがここ弘前城公園の老木はけっこう大事にされていて手入れも行き届いている感じです。時の流れがこの様な名木を生んだ訳ですが、ここ弘前の人々の心意気があってこそのことなんでしょう。
てなこと思いつつネットで調べますとNHKテレビ“プロフェッショナル 仕事の流儀”でここを舞台に樹木医を紹介する番組があったとか。あーそうかやっぱりそうなんやって感じ。とは言えその番組で取り上げられていた木はこれやないみたいですけど。
(於:青森県弘前市) 不思議な形状に見えるも、木からしたら普通の造形なんかもな。
※関連記事:
『逆立ちして絡み合う…艶っぽいエノキの大木。』2018年8月 記
旅の間ずっと雨混じりの日々。おもろないなぁと思ってましたけど、こういうところはしっとりしていてええ感じ。
城に行っておきながら天守閣の写真を撮ってへんってどうなんとも思いますけど、ま、そんなもんですアホげですから。
青森はまだ桜が咲き始めたところ。弘前桜まつりの準備が着々と行われていました。その様子が何とも「待っていた春がもうすぐやってくる」というふうに感じられてこちらもちと浮かれた気分になるってもんです。
いろいろな桜があるもやはりソメイヨシノが多い様でしたが、みた感じどれも老木。ソメイーの寿命は短いと言われているものの世話次第ではそやないという話を先日耳にしましたがここに来て実感。立派な木を大事に育てているからでしょうか、新しい枝が幹と化している(?)状態のものも見受けられました。
で、この後太宰治生誕の家で知られる斜陽館へ行くも…もう限界。旅の間歯が痛くて痛くてその痛み日に日に強まりせっかくの立派な建物もろくに見ることできずかなり意識朦朧。バファリンも効かんしロキソニンでなんとかして帰路へ。
余談ですが帰宅後もたまらん痛みで右顎がぷっくり腫れていつもの歯医者さんに診てもらうと「疲れが原因です」とのこと。細菌が湧いている状態にあって「風呂に飲酒は悪化します」ってそらぁ温泉旅してビール飲み放題ではあきませんわ。またも抗生物質の点滴入院にまで悪化せんこと願いつつ。
いつも通り行き先はうちのひとまかせ。2日目は十和田市現代美術館へ。
中に入れば…というか敷地外にも現代美術作品がそこここに。体験型…と言うのか作品と自身との関連性があって成り立つスタイルのものがしかも写真撮影オッケーで展示されていて、あんまり理屈考えんで感じるだけでええんかなと思わされる作品の数々にとても気分が解放されたのでした。基本…美術館って疲れるもんねー。
十和田市に現代美術。作家がこの地に縁やゆかりがあるわけでもないのにそこに現代美術が集う、ええんちゃいます。こういうそこでしか鑑賞できへん作品を集めることで集客するというか市の活性化を図るというこのやり方、某政治家連中やと「こんなもんに市民の血税が使われているんですよ!」的に攻撃してくるんやろかと思ったり。そういうの嫌やなぁとか感じつつ、案外自分にもそういう要素があった気がしてちと反省。遠路はるばる…ええとこきたわぁ。
で、おまけをひとつ。
館内の屋外にこんなのがありました。これが作品なのかちょっとしたお遊びなのかがわからなくて「あとで調べたらええわ」と帰宅後チェックするもわからんままでして。コンクリブロックとU字溝で高速道路とトンネルを表していてこれ、じつに小品ではありますけどセンスええなぁと気に入ったんですけどどなたかご存知ないですかね。
(於:青森県十和田市) お子も昨日の遺跡と同じくらい大変楽しんでいた様子。
サクッと青森へ…って“サクッ”って距離ではないですが、飛行機移動やとまぁそんな感じ。
とは言え窓から見える雪景色の山々に遠くまで来たなぁとも思います。
昼からの便ってこともあり初日は三内丸山遺跡のみの観光。歴史に疎いというかまぁあんまり遠い過去には興味がないんですが、ですわ、これがよかったぁ。やはりガイドさんに付いてまわって説明を聞くとこないに「ほーへーなるほど」なもんなんやなぁと。もちろんそこが素晴らしい遺跡やからと言うのもありますけど。
長いことあの手のボランティアガイドって何げに苦手やったんですけど…ちょっと人生損してたんちゃうかとか。とえらく感動したのに写真は撮ってません。こころに刻んどこ…ま、忘れますけど。
これ、CI後のヤツですしもひとつ懐かしないなぁと思うもお店の持つ風情に引っ張られて…よし、第288号にしましょう。
と、あれこれ言うも、白鶴酒造がコーポレート・アイデンティティ(CI)を導入したのはいつなんやろと調べますれば昭和54年…えっ、西暦で言うと1979年な訳でもう40年以上前のことなんですか。つい最近のことの様に思ってましたけど、そうなんですね。
で、白鶴、業界2位から1位になって10年近くなると思いますが数年前に松竹梅でお馴染み宝酒造に首位の座を明け渡し今また業界2位の出荷量となっている様です。
大昔に奈良漬で知られた“忠勇”印の酒の販売権を得、近年では愛媛県の“梅錦”や青森県の“桃川”という地方の中堅蔵を傘下に収めてはりますので、ひょっとしたらそれらの系列蔵の出荷量を含めるといまも1位なのかもしれませんが、知りません。1位ではなくとも売れているには違いない訳で、やっぱり“白鶴まる”って人気なんでしょうね。普通に美味しいもんなぁ、“月桂冠・月”もですけど。
(於:堺市堺区) 知らん間に王者の月桂冠が業界3位か…なんかさみしいな。
ちょっと前やと思うも、もう一ヶ月近く前の景色。そらどことなく秋っぽいわなぁ。
とか思いましたけど、年中侘しい秋冬な雰囲気を醸し出してる様にも思いますなぁ。換気扇の油気ある風にひと気感じるひかりが路地に漂う日暮れどき…よろしいなぁ。この街、住むと心身ともに乾燥とは無縁やろなぁともわせるもんが漂ってまっせ。
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