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2023年2月15日 (水)

昭和なプラ看板 285 ● パイロット萬年筆,文具・ドージ算盤・三菱鉛筆

 過日夕飯屋さん探し中に歩いた商店街にこんな看板がありました。
 夕暮れやからなのかもしれませんが通りがちょっと活気がない感じでここのお店も廃業してはる風情。町おこし的賑やかしか“金のシャチホコ”のオブジェが店前にデンと置かれていて…ええんですけど正面から看板とりにくいんですけど。
Pdm  てなわけでここは名古屋。店頭の看板には左から万年筆・そろばん・エンピツの広告が。それぞれのフォントだけでも味わい深いですが、それぞれに商品が描かれているのがこれまたよろしいですなぁ。万年筆にそろばんは使った事あるな程度であんまり懐かしい気分にさせる文具ではありませんけど、三菱鉛筆の“uni”が入った筆箱の絵は懐かしいですわ。ま、“えんぴつ”というもの自体が懐かしい存在となっていますけど。
 左端の“パイロット”はインク瓶のヨコの“*”っぽい輝きがええ感じ。で、真ん中の“ドージ算盤”、これは知りません。左上に描かれたマークがこれまたええ感じでそのお子が笛吹いているっぽいので“ドージ=童子”なんでしょうなぁ。調べますれば昭和32年3月16日発行の業界紙“オフィスマガジン”に広告が載っていて、名古屋の“童子屋”というところが手がけていたそろばんの様です。
 いわゆる“プラ看板”とは違いますけどあまりにええ感じでしたので載せることにしました。何とも味ある物件、。どうやらそれなりに有名な看板みたいです。

(於:愛知県名古屋市西区) 鉛筆どころかここ近年、筆記具すらまともに使ってへんわ。

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