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2023年2月 5日 (日)

昭和なプラ看板 284 ● フジサワ会の店

 京の町家は風情があってプラ看板までええ感じ。ここ、かなり以前に廃業されているみたいですけど、プラ看板だけは残されています。
Fujisawa1 Fujisawa2  青・黄・赤で記された“”のマークも懐かしなりましたね。マーク下には“フジサワ会の店”、要するに藤沢薬品工業の特約店やったったということでしょう。
 藤沢薬品工業は1894年に大阪で創業、道修町に本社を構えてはったものの2005年に山之内製薬と合併してアステラス製薬となり消滅し、今ではすっかり東京の会社になってしまいました。同社は市販薬から撤退したため、オイラックスやらノイビタ、ピロエースは第一三共ヘルスケアからの発売になり、創業当時からの藤澤樟脳は近年製造販売がなくなったとか。とは言えまだ在庫があるのかネット上では販売されてますのでどうぞお急ぎください。

(於:京都市中京区) 藤沢薬品とか川崎重工とか…それらが地名で向こうの会社やと思てた時期がある。

※関連記事:
昭和なプラ看板 246 ● エスエスチエーン』 2021年11月 記
昭和なプラ看板 21 ● 中外友の会』 2009年2月 記

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