朧ヶ橋と朧ヶ小橋の間から上流を望む
過日行った仕事の現場は、大昔に記事にした朧ヶ橋と朧ヶ小橋の近くでした。
その日は夏の終わりのある日。10数年ぶりに訪れたそこはやっぱり不思議な景色でした。
ただ前回と違うのは雑草が刈られていて中央を流れる川にもたっぷり水が流れているのが確認できたこと。まさしく“川”の字の如くが3本流れています…って正確には“川”ではありませんけど。
前回の記事のおさらいになりますがこれ、左右を流れるのは“井路”と呼ばれるもので悪水を排出するために掘った水路とか。ちなみに写真の左を流れるのが番田井路、右が鳥飼井路の様です。で、真ん中を流れるのが“給水路”。田畑に水を供給するためのものかと思います。
この後、朧ケ橋より下流になると給水路は姿を消し井路の真ん中に境界があるこれまた変わった状態に。写真で見ての通りふたつの水位があきらかに違いますので簡単に合流させることはできないんでしょう。
今回は徒歩でしたので下流はどうなっているのか見に行ってみました。すると500mほど行ったところに水門(番田樋門)があり、そこでひとつになっていました。水量なり水位の調整のために水門が欠かせないのでしょう。
ま、今回はこのくらいで詳しくは2008年の過去記事をご覧ください。電気もポンプも掘削機もない時代にとって“水”の存在は、今とは比べ様もない大きなものやったことでしょう。興味ある方はぜひGoogleの地図から俯瞰写真を見てみてください。
※関連記事:
『朧ヶ橋と朧ヶ小橋で渡るのは…井路やったんか。』 2008年8月 記
| 固定リンク | 5
「社会」カテゴリの記事
- けったいな色合いの郵便ポスト3つ(2023.03.15)
- 駐輪場と化した小径、アーケードの下。(2023.02.27)
- ギトギト電気メーター(2023.02.11)
- 味な銘板、そばに柊鰯。(2023.02.04)
- ママドライ2年経って売物件(2023.01.22)
「摂津(大阪市外)」カテゴリの記事
- 燃えるカイヅカイブキ(2023.03.17)
- 12年半ずっとヒョロヒョロの街路樹(2023.02.26)
- 昭和なプラ看板 286 ● ナショナル照明と電気工事(2023.02.25)
- 車 (2023.02.19)
- 生長した木に添い続ける“添え木”にあれこれ(2023.02.08)
「大阪ネタ」カテゴリの記事
- けったいな色合いの郵便ポスト3つ(2023.03.15)
- 薄暮にうっすら“おたふく”、午後5時50分、船場。(2023.02.06)
- 近鉄の車窓より眺める大阪平野、午後2時42分。(2023.01.23)
- “ に お 上 ガ リ ”(2023.01.20)
- 今宮戎の献茶式へ(2023.01.08)
コメント