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2022年12月

2022年12月31日 (土)

令和4年、今年もお世話になりました。

 (フラワー)アレンジのお嬢にお花を、うまい酒『金鼓』の日めくりをそれぞれ頂戴致しますればこれで令和5年への準備完了っ。
2022a2022b お花はやっぱりゴージャスで人柄が表れているわぁって感じ。適度に毒気が漂っている風に思うのは本人知っているからの様ないやいや実際そうなんちゃうんの様な。その辺のさじ加減がいかに重要かってのを考えさせるもんがありますわ…てなこと言いますと「そんなんちゃいますけど」って言われそうに思うも「そうですけど、何か」て言いはる気もしまんなぁ。毎度まいどおおきにです。
 金鼓の日めくりは正式には“キンコキャレンダー”と言うそうで宅急便の伝票には毎年そう記されています。“キャレンダー”ってなフレーズのバタ臭さに昭和を感じてなおええ感じ。毎度お馴染み細面の美人さんが令和5年をお相手してくます。で、例年何げに楽しんでいたこの美人画、どうやら毎年同じお方の絵の様で、そこには“桃李”の印があります。で、調べるも何らヒットせずでよく見るとそれ“桃翠”。こちらを検索しますと“唄野桃翠”というお方の美人画がいろいろ出てきました。が、そのお方の詳細は現存の人物なのか否かもわかりませんでした。同じ名前のお方が堺にいるみたいですけど本人か否か、これも定かではありません。ま、ちょっとミステリアスな方がくすぐるってもんと解釈しましょうか。
 さて皆さんにおかれましては令和4年はどんな一年でしたでしょうか。きっとあれこれあったはずながら「コロナコロナな一年やったな」って感じ。ま、お子がびっくりの大学生になったのがいちばんのトピック…あ、それもありますけど山本龍造もついに還暦ってのも大きなこと、と言いつつやっぱりただの通過点やんと思ってますけど、他者はそう見ませんわな。おじんの第一歩ですからね。
 さっ、どんな令和5年にしましょうか。とは言え先の記事にも記した通り行き当たりばったりというか出たとこ勝負な日々365日に違いないでしょう。浮き草稼業いつまでも…腐って沈まん様、来年も元気に過ごせたらなぁと思っています。皆さんも良いお年をお過ごしくださいね。

年365本の記事ムリっぽかったけど何とか達成。来年もそのつもり。

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2022年12月30日 (金)

鷹合二丁目、午後5時24分。

 弔問と集金と御挨拶を兼ねていつも大変お世話になっている同業の先輩宅へ。引越で必要に迫られ超断捨離したというお宅の今日的な空間に半時間、長居は無粋と外に出ますれば、今日も綺麗な夕焼け空。
2212301724  下町風情にあかね空…よろしいなぁ。もちろん電柱電線あってナンボの深い味わい。もひとつ馴染みのないエリアながら妙にほっこり。駒川商店街を通って帰ったのでありました…って半分ウソ。あまりの買い物客の多さに途中から近鉄沿いに歩きました。賑わって活気ある商店街、きょうび珍しいですよね。ええ街やぁ。

(於:東住吉区) 良さげな居酒屋に立ち呑み屋多数…ええ街やぁ、きっと。

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2022年12月29日 (木)

末吉橋西詰から長堀通を望む、午後5時10分。

 ダメ元で年内に散髪してもらっとこと美容院にすると4時からだけ空いてるってことでアメ村へ。あたり一面ひとだらけ。心斎橋界隈は商店街も大丸もパルコもひとまみれ。あれっ、何か大阪って赤信号の非常事態ちゃいましたっけ。
2212291710  カット終わってそそくさとひと混みから逃げ出し東へ。東横堀川を渡るところで振り返りますれば長堀通の奥の方がきれいな夕焼け空が。道路は空いていてもうすっかり冬休みモード。やと言うのにやらんならんことまだまだ残っていて…ってアホげの更新もしかり、かな。

(於:中央区) アメ村って縁がないのに縁がある妙なとこやで。

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2022年12月28日 (水)

火の用心 カンカン

 「火の用心 カンカン」
 思うところあって今冬、人生ではじめて年の瀬恒例町会の夜警に参加しました。
Yakei 前日に詰所の設営があり、それは毎年手伝いに出てまして今年も行ったんですが、気がつけば年々あの顔この顔を見かけなくなって「さぁ明日何人出てきてくれるやろ…」とあるお方がポツリとおっしゃいまして「…そやなぁ」。何げにもう出来上がっているコミュニティに顔を出すのも気まずいしと遠慮していたんですけど、もうそんなこと言うてる年齢でもないわと詰所での雑談と夜まわりにも行ってみた次第。で、結果は「面白かったぁ」。
 何が具体的にどう面白いかって言う説明つくもんでもなくただ漠然と「…ええもんやなぁ、地域のゆるい繋がりって」な感じが心地よくて。ま、それ以外に“夜警”ってことで普段入り込むと不審者やと思われる様なドンツキの路地なんかもに堂々と入って「火の用心 カンカン」。それなりに大きな声出して気分もスッキリ…って、令和の世では住民には迷惑なことかもしれませんけどね。
 昔から続いてきた町内行事のひとつですけど…これからどうなるのか。なんかあと数年で滅びるんちゃうかなぁと思わんでもないんです。夜になるとチャルメラが聞こえたあの頃が懐かしい様に“火の用心 カンカン”もひっそり聞かれない様になるんでしょうかね。
 とは言え私はがんばりますよ…と言ったところで町会としてヤメよとなるとその時点で終わってしまうでしょう。引いて見ると年明けると令和も5年になる訳で、夜警が続いていることの方が不思議なんかも。それでもしばらくは“リアル昭和体験”として残ってもええんとちゃいますかね。皆さんも地元町内でカンカンと拍子木たたいてまわってみませんか。ちなみの掛け声は「火の用心 致しましょう・戸締り用心 致しましょう」。この“致しましょう”に自分が属する町の味わいを思ったのでした。

  旧住民の中になかなか入り込もうとせなんだことは失礼なことやった気がする。

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2022年12月27日 (火)

仕事納め、ひとり忘年会で雑感。

 とてもお世話になっている京都の某所へ納品終えてこれで令和4年の仕事納め。やと言うのに納品物のひとつが凡ミスしていて何とも言えんキレの悪さ。まぁ連帯責任的に自分だけの問題やない上「全然問題ないっす」と言ってもらえて…とはいえやり直し必至なんですけどね。
 得意先出て、さぁ、どうしよ思いつつ歩いてますれば…少し先が社会人デビューした会社の本社があるところ。還暦の仕事納めの日に人生振り返るのも良しちゃうか…と昼飯はその会社の本社の向かいにある店で餃子食べつつビール飲むことに。
1bonen 学生時分は職種やら会社の規模によって生涯賃金が全然違うとかまったく考えず学生生活をいかに充実させるかを最優先して就職活動はかなり適当にした結果がその会社…なんて言うとその会社に失礼極まりないんですけどやっぱり事実。そもそも社会に出るのも仕事するのも嫌やったのです。ほんとは酒づくりの職人になりたいと思っていくつかあたるも当時は但馬や越後の杜氏集団が現場を担っていたこともあって色よい返事は得られずで専門課程の仕事に就くのが筋なんかなぁと思うもその仕事に興味湧かずで3年で退社。勤務地は大阪ながらここの本社で半月の研修を受けましたけど、その社にとってはドブ金やったこと思うと、この年齢になったら申し訳なく感じるもんです。
 「あんな就職活動でよかったんか?」と時折自問自答することがありますけど、今の人生にまぁ満足していること思うと「あれで良かってん」とも思います。一方で「それ、人生の目標レベルが低いだけちゃうの?」とも。
 しかしまぁ思えば“人生設計”ってものをまったくせんと生きてきたのが正味のところ。行き当たりばったりで今がある…つまるところそれが許される環境でずっと生きてきたということで、それ思うと全方位に感謝せんとあかんなぁとしみじみ思います。
 お子の将来についてうちのひとは有利な状況で社会人になれる様にあれこれ考えているみたいですが「気楽に生きたらええやん」てなこと言うと「あんたとは違うし時代が違う」的なこと言われます。あぁ…ホンマやねぇ。
 ほんの30分ほどの“ひとり忘年会”、店を出て見上げると、そこにはちょっとバブリーな匂いを感じる建物が。当時は言うたら何ですけどかなり前近代的な社屋でしたなぁ。バブルの恩恵は全然受けなんだなぁと思うこともありますけど、こんな人間を採用しよと思ってくれたこととか、半人前の人間に一丁前な給料を出してくれていたこと、これこそまさにバブルやったんやなぁとしみじみ。ええ時代に生まれ育ったんですなぁ。残りの人生、さぁどう生きましょうか…って、ずっとこれからも行き当たりばったりなんですけどね。

(於:京都市某所) 途中で写真撮ること思いついたからビールに泡もなくマズそげ…すんません。

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2022年12月26日 (月)

おおさか東線は俊徳道駅あたり、午後5時30分。

 今年のうちにクルマのオイル替えとかんといつもの自転車商会さんへ。都合で1時間ほどかかるとのことであたりで時間潰し。徐々に日は暮れてきて…冬は夜はなんとはやいのか。
 城東貨物線がJRおおさか東線になって盛土からコンクリの高架になって味わい激減したなぁと思いつつ下をくぐろうと行きますと高架のコンクリに街路樹の影がクッキリ。
2212261730  遠目に最初は「絵が描かれているのかも」と思ったのですがそうにあらずでした。なかなかええ光景…まぁそこを電車が通っていたらなおよろしな様これでええ様な。奥に見える宅急便のトラックに年末を感じつつ黄昏時を楽しむひとときでした。

(於:東大阪市) 高架下から屋台湯気出す黄昏時…そんなん昭和すぎか。

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2022年12月25日 (日)

クリスマスの日に

 メリークリスマス。24日に焼菓子、今日はお友達とホールケーキをお子はつくってくれました。ひぇー、例のカレンダーの挿絵の世界観が三次元と化して出現…てなわけないない。
22xmas1 22xmas2  その出来上がり、味わいにしみじみ。知らん間にこんなんもつくれる様になってるんですねー…ってそらかつて家庭科部やったんやから朝飯前ですか。まぁその割に“インドカレー”と称する本格的なカレーしかつくってくれませんけど。
 例年シラっと過ごすクリスマスの日。今年はあったかい気分で時が流れたのでした。

  訳あって例年くれる焼菓子の味わいが格段に向上。材料は大事ってことか。

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2022年12月24日 (土)

恩智の里の味ある一角室外機ふたつ

 今日は茶の湯の稽古納め。高安山麓にクルマで行くも駐車場どこも空いてませんやん。仕方ないわとかなり遠くに止めることに。稽古終わってブツクサ思いつつ…ってこともなく探索がてら呑気に歩いてますと…ええのありましたで。
Onji1 Onji2  いかにも旧村って感じの佇まいのお宅に室外機が2台。これがまた年代モンでどこの製品かもわからん状態…ってマニアにはわかるんでしょうけども。
Onji3 最初はそれに惹かれて立ち止まったんですけど、引いて見ますと臭気筒やらイケズ石(?)もこれまたええ味出してます。石はともかくそれらは建物の景観を悪くしてると捉えるむきもあるでしょうけど、こういうところに生活感が宿っていてとっても景観に貢献してると思えてなりません。ま、それは古い琺瑯看板なり町名看板と同じでしょう。で、そうそうこの臭気筒、ナナメに立ってると思ったら2回もL字に曲げられて…なかなかユニークなことしてはります。こんな施工もええ感じ。
 ちなみにここは自転車ではしょっちゅう通るところ。やっぱり歩かんと目に入らんもんがあるってことですなぁ。

(於:八尾市) 初釜をしてくれはります。有り難いなと思うも大丈夫なんかいな第八波の中…

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2022年12月23日 (金)

高槻市野田一丁目、午前7時35分。

 今日は朝が遅かったなぁ…って雲が厚くてなかなか明るくならなんだってことです。
2212230735  京都へクルマで仕事に。外の景色が何とも寒そう。空見れば太陽でふちが黄金色に染まった雲の壁。ちょうと鉄塔もあって何となくカッコよろしいやん…で、一枚。あ、あまりの寒さゆえ、ズボラかまして窓開けんとガラス越しに撮りました、はい。

(於:高槻市) まだ23日とは言え年の際まで仕事もらえて有り難いわぁほんま。

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2022年12月22日 (木)

極狭扉 2

 思えばこれも極狭扉。先日アルミ製のドアのこと記事にし、頂いたコメントにレス付けつつふと「木製建具やとそんなに違和感ないのでは?」と。そんなこと思いながら過去写真を見ていましたら、こんなんがありました。
Gokkyo2 Gokkyo3  撮った時点はもう見ての通り“ECCの看板が木で出来てる”とそっちやったんですけど、土台はこれ、扉。蝶番は見えないものの上部には扉を開けたままに固定する金具がありますで間違いなく扉です。
 で、どうです? これも大概極狭ながら「せまっ」と感じませんよね。と言うことは「アルミ製のドアとは大体こんな感じ」というイメージが頭にあって、そこから逸脱してるからそう感じるってことなんでしょう。
 ってそないなこと分析するっても無粋なことでした。しかしながらあのECCの教室にしてここが入り口?…それはない様で。

(於:京都府舞鶴市) 手前に杖っぽい木一本…とことん木やわここ。

※関連記事:
極狭扉』 2022年12月 記

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2022年12月21日 (水)

緑化推進家屋 2

 これで丸ポストやったらなおよろしなんですけどねー。
Midoriya  徹底的な緑化。“足の踏み場もない”とはここのことを指すのでしょう。ジョウロやホースもうまいこと構成要素として収まってますわ。これだけあってごちゃつき感ゼロ。素晴らしい緑化ですょ、うん。

(於:東成区) 個人宅の前にポストがデン…ちょっと変わってるな。

※関連記事:
緑化推進家屋』 2021年7月 記

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2022年12月20日 (火)

極狭扉

 京都西陣某所で仕事。信号待ちのクルマの中から何げに見た扉が…まぁ時折見かける光景ではありますが。
Gokkyo  とは言え今まで見た中でいちばん狭いかもしれんなと思いまして。ドアノブが右端に付けてありますけど真ん中とさほど変わらん状態。扉の向こうには雨どいと思われるパイプが1本…そもそもここ開けて通ることできるんでしょうか、人間が。

(於:京都市下京区) 子供の頃はこういうとこドンドン入り込めたんやけどなぁ…

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2022年12月19日 (月)

金網の向こう行ったり来たりの木

 葉っぱと幹の感じからすると桜かと思いますが、何となく勝手に生えてきた風情であること思うと、違う木かもしれません。
Acchikocchi1 Acchikocchi2  生長の状態もやはり好き勝手な感じで金網の向こうへいったりこっちに来たり。気ままにやってる様で何ぞに抵抗している様な。満開の時にもういっぺん愛でに行かんと…と言いつつ忘れてしまうんでしょうけど。

(於:八尾市) 案外人間の仕業かもしらん。

※関連記事:
3日 (木) アスファルト突き破って網の向こうから…パッと。』 2015年10月 記

根っこはこっちで幹は向こう、根元に南天宿ってる。』 2015年10月 記
「根っここっち、葉っぱ向こう」に思う。』 2011年7月 記

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2022年12月18日 (日)

蹲に雑草

 何げに美しい光景ながら…ちと寂しいもんが。
Tsukubai2 Tsukubai1  立派な蹲に妙に美しい草が生えてこれはこれできれいな図。ですけど植木鉢に成り下がっている現実を思うと余生としては…ね。時折道端に転がっている手水鉢を見かけますけどそれ思うとまだマシな方なんでしょう。とは言え…仕方ないですか。

(於:兵庫県尼崎市) 石臼なんかもしかり。残ってるだけでも良しかもな。

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2022年12月17日 (土)

朧ヶ橋と朧ヶ小橋の間から上流を望む

 過日行った仕事の現場は、大昔に記事にした朧ヶ橋と朧ヶ小橋の近くでした。
Ijiiji1
 その日は夏の終わりのある日。10数年ぶりに訪れたそこはやっぱり不思議な景色でした。
 ただ前回と違うのは雑草が刈られていて中央を流れる川にもたっぷり水が流れているのが確認できたこと。まさしく“川”の字の如くが3本流れています…って正確には“川”ではありませんけど。
 前回の記事のおさらいになりますがこれ、左右を流れるのは“井路”と呼ばれるもので悪水を排出するために掘った水路とか。ちなみに写真の左を流れるのが番田井路、右が鳥飼井路の様です。で、真ん中を流れるのが“給水路”。田畑に水を供給するためのものかと思います。
 この後、朧ケ橋より下流になると給水路は姿を消し井路の真ん中に境界があるこれまた変わった状態に。写真で見ての通りふたつの水位があきらかに違いますので簡単に合流させることはできないんでしょう。
Ijiiji2
 今回は徒歩でしたので下流はどうなっているのか見に行ってみました。すると500mほど行ったところに水門(番田樋門)があり、そこでひとつになっていました。水量なり水位の調整のために水門が欠かせないのでしょう。
 ま、今回はこのくらいで詳しくは2008年の過去記事をご覧ください。電気もポンプも掘削機もない時代にとって“水”の存在は、今とは比べ様もない大きなものやったことでしょう。興味ある方はぜひGoogleの地図から俯瞰写真を見てみてください。

(於:摂津市) 井路には何げに川と違う空気が漂ってるな。

※関連記事:
朧ヶ橋と朧ヶ小橋で渡るのは…井路やったんか。』 2008年8月 記

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2022年12月16日 (金)

ペンキ劣化でそれっぽい店舗テント

 チリチリのパリパリ、うっすら読める“お食事処”。
Paripari  ストリートビューで過去を見ますと10数年でこんな状態になった様子。テント生地がまるでキャンバス…なんて失礼な。

(於:寝屋川市) 文化住宅の一角に飲食店という時代があったんやなぁ。

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2022年12月15日 (木)

京阪電車、淀〜中書島の車窓。

 昭和の時代の昔からずっと非日常を感じさせる不思議な景色やと思ってるところ。
Gara  京阪電車に乗って京都へ。淀駅を越えてしばらくすると左側に見えるのがその景色。このあたりだけが全くもって別世界な雰囲気が漂っています。写真には写りませんでしたが池の様な水路みたいなもんもあって埋め立てている様で、でもずっとあって…変わり続けているに違いないのですけどその印象はずっとまんま。きっとこれからもずっとここはここのまま。確信を持ってそう思わせるだけのもんがあります。謎めいたところのことは、謎のまま。怖いもの見たさ的なモンがここにあります。

(於:京都市伏見区) ここの夜を想像するとより非日常性を思うわ。

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2022年12月14日 (水)

茨木駅東口、午後3時12分。

 写真で切り取ると「ここはどこや?」な感じ。これが街中しかも駅前。
2212141512  茨木市某所で仕事。阪急で現地入りするも帰りはJRにしよと茨木駅に着いてふと見上げますとお屋敷の庭がまるで森。その奥にひっそり…いやひそかに堂々見事な紅葉が秋の終わりを告げてます。観光地のそれも圧巻ながら日常エリアで感じる季節もええもんやなぁとしみじみ。いや、これは“しみじみ”ではないか。案外“ドヤっ”な晩秋の図。

(於:茨木市) 茨木市には“銀座”も“心斎橋”もある…ええな。

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2022年12月13日 (火)

自動車教習所のコースを貫く公道

 左も右も教習コース。
Mds  ここに教習所があるのは知るも、この様に公道で分断されているとは知りませんでした。で、この左と右の敷地は地下トンネルで繋がっていて…何かちょっと不思議な感じ。公道の下を掘ってええんかとも思いますしね。Google地図の写真で見るとこんな感じ
 これはひょっとしたらこの“公道”も教習所の敷地で、地域住民の不便解消ってことで道つくって解放してはるんかもしれませんね…って知りませんけど。
 しかしながらやっぱりここにも西成区のそこ同様のどかな空気が流れています。いいなぁ何げな昭和風情。

(於:都島区) もう縁のないところや思とったけど…ちゃうねんなぁそのうち。

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2022年12月12日 (月)

ぷち九龍…

 仕事終えて探索しますれば駐車場の向こうに…気になる建屋。
Petit9  何げに九龍城砦っぽいなぁ…って本物知りませんねんけど。

(於:淀川区) じっくり見れば、ますます味わい深い建屋やことで。

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2022年12月11日 (日)

“アイビーにポスト取られてもう一個”…ちゃうか

 “朝顔に(や?)つるべ取られてもらひ水”っちゅう俳句ありますけど、
Postpost1 Postpost2  これは差し詰め“アイビーにポスト取られてもう一個”ってところでしょうか。やさしいお方ですなぁ。
 と思いつつストリートビューで過去を見ますと…何や。10年以上前からポストはふたつ体制でアイビーが顔を出しはじめたのはここ数年のことの様でした。
 いちいち諸々調べるより、勝手に物語を空想している方がええこともあるってことですか。勉強になりました。

(於:京都市右京区) しかしながらツタの生命力は手に負えませんで。

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2022年12月10日 (土)

12月はやっぱりクリスマス月

 12月と言えばクリスマスですわな。
202212  てなわけでお子の絵もクリスマス全開。わたし的にはこれでもう充分ながら100均で飾り付け買ってきては居間に飾ってはります。子供の頃に親に色々やってもらって楽しんでいたくせに生意気盛りな頃より「クリスチャンでもないのに」みたいなこと思って…ってもうこれ何回も書いてますかね。親不孝なことでとそんなしらけきった自分が嫌になりますわ。
 今回もええ絵。12月は最終月ってことで例年カレンダーのうしろにある聚楽調壁紙の凸凹が絵に反映されてパステル画っぽくなりますけど、そのタッチが妙に絵の世界に合ってるなと思うのであります。
 どんどんどんどん描く範囲が広がってほぼ端から端まで。欲深いお子はサンタさんの担ぐプレゼント袋だけでは足らん様でトナカイ引くソリにもそれらしきものが積んでありますわ。ま、現実はそうはいきませんで。寒そげな吹雪も天然のクリスマスツリーもええ味出してます。
 こんな絵、いつまで描かはるんやろなぁと思ってましたら「来年の(カレンダー)は?」と来月分を描く気満々の様子。てなわけで2023年もお楽しみ頂けるかと…って、皆さんどない思って観てはるんか知りませんけども。

  遠近法がある様なない様な…「何それ知らんわ」と言いよるやろな。

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2022年12月 9日 (金)

いつぞやの夕景、堂ケ芝から細工谷あたり午後5時17分。

 今はもう5時前には薄暗い状況ですが先々月の中旬は、まだ少し明るかったのでした。
2210291717  やや地味ながら綺麗な夕焼け空を愛でていますと環状線を電車が走ったのでした。夕暮れ時の喧騒と静けさと…秋から冬、昼から夜へのグラデーション。何げに沁み入る信号待ちのひとときでした。

(於:天王寺区) “移ろい”の魅力って何なんやろ。

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2022年12月 8日 (木)

久宝寺一丁目3の文化住宅

 昭和な光景を懐かしいなと一枚。
Bunkabunka3  住宅不足解消でどんどん造られたであろう文化住宅。改めて眺めてみると、そこには機能美というか構成美があるんですね。数年前より何となくその様に感じてましたけど、ここは特にそう思わせるもんがあります。その理由はきっとキレイに維持されているから。大事なことです。

(於:八尾市) パラボラアンテナひとつええ仕事してる。

※関連記事:
二棟向き合う文化住宅、光と影。』 2021年4月 記

夏の二十四軒文化住宅』 2020年8月 記
向かい合う文化住宅、隙間に生きる木々。』 2019年4月 記

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2022年12月 7日 (水)

海苔こびりつき風の茶法師

 ここまでくるともう文様。
Chaboshi  とは言え何かを記した三文字であることは確か。ストリートビューで調べますとこれ“茶法師”がチリチリ化したものの様で。
 で、“茶法師”とは何か? 多肉植物にその名を見つけましたけど…ここが何屋さんなんかはわかりませんでした。

(於:八尾市) 何や忙しいて…結構なこっちゃ。いやほんま。

※関連記事:
文字干からびて味わい深し、舞子坂4のバス停。』 2018年12月 記
文字干からびて味わい深し』 2018年10月記
グチュっと縮れた赤い意匠』 2017年7月 記
今日的素材も経年変化でええ感じ。』 2011年10月 記
暑さで文字もひからびて』 2010年9月 記

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2022年12月 6日 (火)

民家の塀、いち部分だけ民芸調。

 どことなくお寺の塀っぽいな。
4l  屋根まで杉皮で葺いてあってかなりのコリようにして民家の塀。お寺っぽいと言うより…民芸調の小料理屋ってところかいな。

(於:八尾市) 電柱の影が“4L”…

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2022年12月 5日 (月)

出窓の下からクロガネモチ

 一見街路樹ながら妙に建屋に近いでっせ。
Nyokitto1 Nyokitto2  これはクロガネモチでしょうか、近づいて根元見ますとこんなとこから。まぁ勝手に生えてきたんでしょうけど「おーこれはこれは」とその生命力を愛でているとえらいことになるっちゅうことですなー…って、ここのひとが今も大切にしてはる様子ですからこれでええんですよね、うん。

(於:八尾市) コンクリ片が何げに味わい増してる。

※関連記事:
“木が樹を支える”…5年経って。』 2020年9月 記
“木が樹を支える”…』 2020年8月 記
岸和田は南町の一本木』 2020年8月 記

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2022年12月 4日 (日)

マンションと家とクルマと雑草と

 何となく妙な光景。
Sutebachi1 Sutebachi2  長年止めてるだけでしょうけどそこに漂うのはたまらん“捨て鉢感”。よく見るとクルマの中は物でいっぱい。物置としての余生を過ごしているにしてはワイルド過ぎる様な。背景には青空に映える直線基調の白いマンション。溶け合わん午後のひととき。

(於:八尾市) のどかな様でざわつく図。いっぱいいっぱいなモンを感じる。

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2022年12月 3日 (土)

7-5は昭和 …な風情。

 少し赤み残るポストの錆び具合に沁みるもんを感じて一枚。
75a 75b  引いて見るとここ全体が響き合って令和から取り残されています。住所表記は“7-5”を表すもどこの7-5なのか。そんなこと調べることの不粋さを思う秋の終わりの昼下がり。

(於:尼崎市) 令和4年を昭和換算すると97年…これは全然平成の図。

※関連記事:
ポスト錆びサビ、ナミイタ錆びサビ。』 2021年6月 記

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2022年12月 2日 (金)

京都は国立博物館と清水寺へ

 気がつけば「もうじき終わりやん」と京都の国立博物館へ。
2212021230  何の展覧会かっては“茶の湯”のそれ。いろいろあって「行っとかななぁ」って動機が正味のところ。「“猫に小判”ってのはこのことやで」思うもところどころ「ええなぁ」もあり、人の多さも相まって疲れますわぁ…はい。
 そんな中でずっと「わからんわぁ」と感じていたあることがある国宝のお茶碗を見て「そういうことなんやっ!」と長年のモヤモヤがスッキリ晴れたのでした。曖昧にしか記しませんけど「何か垢抜けせんわ」と感じていたものの落とし所が腑に落ちたというか…そんな感じ。計算され尽くした素朴風とでもいうのか。あっ、文章にすると何と薄っぺらい。まぁ実際に薄っぺらモヤモヤで長年??と思っていただけなのかもしれません。あるタイミングで急に納得することって時々諸々の事象でありますけど、それ思うとやっぱり歳を重ねるのはええもんやとしみじみ思うのでありました。ただ、やっぱり行かんと、そして見て体験せんとアカンのは確かな様です。

 ですけどまぁええモン尽くしで疲れたのは確か。そこそこササっと見て時間あるしで清水寺へ。
2212021450  道中の坂道は人ひとヒト。車道はクルマで長蛇の列。秋の京都は行ったらアカンと知ってはいるも「まだコロナやし…」は甘々でした。てなわけでお寺の中には入らずで帰路に。ま、せっかくやしと紅葉を一枚撮りました。綺麗なモンですわ。やっぱり京都の代わりは…おへんなぁ。

(於:京都市東山区) 縁ある京都のこと何も知らんし行ってへんのはどんだけもったいないことか。

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2022年12月 1日 (木)

東横堀川にちりめん波紋、午後3時4分。

 長堀橋あたりへ納品。そこは東心斎橋…ここらまで“心斎橋”を名乗っているんやなぁと思いつつ帰路、東横堀川を九之助橋で渡ると風が川面に模様を作っていて何とも涼しげ…って寒いんですけどね。
2212011504  阪神高速から時折滴り落ちる水滴の波紋も相まってなおええ感じに。ま、日常のどぉってことない光景。それでも何となく立ち止まって見入るのは…歳のせいなんかいな。

(於:中央区) ここは之助橋、何となく之助橋やと思ってた…

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