« “今里ロータリー”の名残ふたつ | トップページ | 大今里西一丁目22、午後5時10分。 »

2022年10月11日 (火)

民家の二階、手摺に粋な富士の細工。

 昔の風情残る町家、見上げますれば勾欄手摺に粋(すい)な細工が施されてまっせ。
Tesuri2 Tesuri3  これは富士山ですなぁ。ふたつ残るも意匠が違う…と思ってましたけどよく見るといち部分が欠けてるだけかもですね。切り絵的手法にして霧や雲まで表現されています。ええ仕事してますなぁ。
Tesuri1 同様の細工が6つ、うち富士山があるのはふたつだけ。他の4つにも富士山があった様にも思いますが元々ない様にも思います。見る側の想像に委ねようという心づかいを感じないこともないですね。神社仏閣などの高尚な建物だけやなくて庶民の生活にもこう言う意匠を施していた時代があったこと思うと、豊かさって何なんやろと考えさせられますわ。

(於:生野区) 戸袋に施された意匠も同様なんかな。

| |

« “今里ロータリー”の名残ふたつ | トップページ | 大今里西一丁目22、午後5時10分。 »

思ったこと」カテゴリの記事

建造物」カテゴリの記事

大阪市東部」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« “今里ロータリー”の名残ふたつ | トップページ | 大今里西一丁目22、午後5時10分。 »