街灯に照らされた蛍光管と京の夜の雑感
せっかくの京都で過ごすんやしええ店ないかとさまよう夜。
“FANTA”のブリキ看板残る店舗に残る街灯に照らされた丸型蛍光管…何とも沁みますなぁ。少し太めのなところに昔のそれを感じ取るとなおのこと沁みます。
大昔の記事でも言いましたけどこの状態ほったらかしで漏電発火の心配はないんでしょうか。まぁプラグは抜いてありますけど…。ストリートビューで確認しますとこの蛍光管、かつては“たばこ”の三文字を光らせていた様です。
(以下余談です)
堀川五条に泊まって初日の夜、北東方面にええ店ないかいなと歩けどもひとつピンとくるとこなくてそれでも歩いてますれば遠くに赤ちょうちんがひとつ。小さい小さいお店ながらまぁ客もいるしと勇気振り絞って入りますれば…わっ、7〜8名の団体がわぁわぁ飲んでますやん。MAX10名にも満たないほどの小さな店でこの人数、おまけに超常連てな感じでもう完全にアウェイ状態。店主もしゃべりながら調理でマスクなし…「わっちゃー」思いつつも座った手前「ほなさいなら」ともいかんので瓶ビール頼んで突き出し食して…何ぞ一品頼まなあかんなぁ思ってることにこれまた先の団体客の関係する地元の社長さん来てますますわいのわいの。見上げれば厨房に小さな換気扇がひとつ回ってるだけで…そのね、居心地云々よりももうめちゃめちゃの恐怖感…まだまだ疫病蔓延の最中ですから。
ビール中瓶1本に突き出しと練り物焼いたヤツで1,000円払ってそそくさと退席しましたけど、大将は決してイケズなお方ではありませんでしたのがせめてもの救いでした。「こんなところで勇気振り絞って何してんねん」と明日明後日の仕事を前に危機意識の低さに落ち込みトボトボ。結局吉野家で牛皿、スーパーで酒類に寿司買ってホテルで仕切り直し。何となく“感染したんちゃうか”と思うとあれこれ具合悪く感じるってもんです。
(於:京都市中京区) 2日目の夜は北西方向へ。こっちは良さげな店いっぱいながら前日のショック原因か腹減らんで…
※関連記事:
『枠と蛍光灯だけ残されたプラ看板の残骸。』 2013年3月 記
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