« トマトの土にハリエンジュ | トップページ | 舞鶴東港、午後2時15分。 »

2022年10月23日 (日)

ソース 80 ▲ 野菜と果実の味力 ソースかつ丼専用ソース

 過日福井へ行った折に購入。
 諸国に“ソースカツ丼”あり。どこもが“元祖”を名乗っている様子。福井もそんな地域のひとつのらしく、地元スーパーの惣菜コーナーにもソースドボ漬けのカツが売っていて妙に美味しそう♡で購入。もちろんそれ専用ソースもありましたのでカゴに入れました。
Miryoku1 Miryoku2  見ての通り写真に文字に「ドヤっ」と言わんばかりに“かつ丼専用”やと謳っています。その意匠は…何ともアカ抜けしてへん感じ(失礼!)。ですがそれも味わいってもんです。まずはそのまま味わってみましょう。
 なかなかの粘度。「これは“中濃”か」と思うも裏を見れば“ウスターソース”とあります。にもかかわらず醸造元のHPを見ますと増粘剤は使っていないとのこと。これは野菜果実をふんだんに使ってる証でしょう…たぶん。
Miryoku3 で、その味わいは…濃いこいの甘口。ですが酸味とピリ辛味がこれまた効いていて「甘ったるい」てな感じではありません。アミノ酸や風味調味料は使われるもたんぱく加水分解物は使われていないのでやはり主原料の旨味をうまいこと引き出してはるんでしょう。
 それでは“かつ丼”に…と言いたいところですがそこはアホげ。いつも通り焼きそばにして味わって見ることにします。
 見るからに美味しそうに仕上がりました。で、ひとくち…甘いっ。甘さの印象はそのまま味わった時と変わらずで嫌な甘みではありません。「おいしいなぁ」な甘口です。隠し味的に使われているであろう醤油もひっそりええ仕事してるって感じです。ちなみに同社はお酢造りが本業の様でこの“ソースかつ丼専用ソース”以外にも“ソースかつのたれ”というのもあるみたいです。どう差をつけてはるのか…またの機会に試してみたいと思います。関西の甘口とはまたひと味違う甘さ…ごちそうさんでした。

名称:ウスターソース 原材料名:野菜果実(玉ねぎ(国産)、トマト、人参、ニンニク、りんご)糖類(砂糖、ぶどう糖果糖液糖)、醸造酢、食塩、醤油(大豆・小麦を含む)、澱でんぷん、香辛料、風味調味料(乳成分を含む)/カラメル色素、調味料(アミノ酸) 製造者:丸城清酢有限会社 福井県大野市蕨生78-4

  印刷会社の営業さんなんかがデザインした感じや。

| |

« トマトの土にハリエンジュ | トップページ | 舞鶴東港、午後2時15分。 »

ソース」カテゴリの記事

コメント

ご無沙汰でやんす。
やっぱり甘味料使ってないソースはあとくちよいですよね。

投稿: ウエルビー号 | 2022年10月25日 (火) 20時23分

●ウエルビー号さま
気がつけばご無沙汰ですね。
“糖類”は使ってありますけどサッカリンなんかは使ってないのがよいのかもしれませんね。
これは別モンとして、いわゆる“地ソース”の中には「へぇ〜」な原材料のヤツもあってそれも良しかとも思います。駄菓子ちっくというか何と言うか…

久々のコメントおおきにです。

投稿: 山本龍造 | 2022年10月26日 (水) 07時15分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« トマトの土にハリエンジュ | トップページ | 舞鶴東港、午後2時15分。 »