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2022年9月 5日 (月)

琺瑯タンクの余生 66 ● 奈良県吉野郡十津川村谷瀬

 先の奈良県は野迫川村への旅。ちょっと遠回りながらせっかくやしとお子にも体験と谷瀬の吊り橋へ…ってクルマでの道すがらかつて行ったことあるやんと思いつつもまぁええわと。
Horo66a Horo66b  お子とお子の連れに「渡っておいで」と勧めつつ自分は「やっぱり苦手」と橋のねきでしばし休息。そこから見える景色を素晴らしいなぁと愛ででおりますれば川の向こうにありますわ、琺瑯タンクが2本。
 小さく見えるそれは密閉型のヤツふたつ。赤茶けて元々の色も判らん様な状態でちと痛々しい感じがします。あまりに遠くの存在ですのでもひとつどういう余生を過ごしているのかはさっぱり判りませんでした。
 いつ頃どこからやってきたものなのか…昭和30年の日本醸界年鑑を見てみましたが十津川村には一軒の酒蔵も記載されていませんでした。密閉型のタンクであることを思うとそれ以前に十津川村にあったかもしれない酒蔵のものではなく他所から持ってこられたものでしょう。
 かつてはどんな集落にも一軒は造り酒屋があったことかと思いますけど、山奥の人口の少ないところはどうやったんでしょう。ま、大昔であれば各家々で仕込んでいたのかもしれませんね、濁酒とかを。

(於:奈良県十津川村) 遠くは見えるも手元となれば…ホンマ見えへんわ。

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