2022年9月
2022年9月30日 (金)
2022年9月29日 (木)
タマスダレ、二題。
納品でいつもの京都は西陣某所へ。行き帰りに目にしたタマスダレ、二題。
まずは単純に“ええわぁ”な図。
いちいちの説明は無粋ってもんですね。味ある右端の植木鉢が気になるかと思いますが。これは以前に記事化した物件です。
次のは“ど根性”モン。
これもかつて記事にした物件。15年経って益々のパワーアップ。重いアスファルトが盛り上がるほどの生命力。調べますればタマスダレ、南米原産とか。やっぱりなぁ…って何がやっぱり?。いやいやどう考えてやっぱりでしょ。その都度書く余談ですがこの植物のこと近年まで“夏スイセン”という名やと思っていました。親がずっとそう言ってたもんで。で、調べますればやはり私と同様“夏スイセン”やと思ってはったお方がおられました(その記事はコチラ)。正式には“タマスダレ”ながらこれからも私の中では“夏スイセン”ですなぁ。ま、それでもよろしいかと。
(於:京都市上京区) ヒナタやとたくさん花咲くも、日陰では細っちょろいネギみたいな茎というか葉というかだけ…
※関連記事:
『細長い庭と用無しに見える割れた植木鉢』 2019年10月 記
『ど根性夏すいせんどすえ』 2008年10月 記
2022年9月28日 (水)
補修跡も味わいのモルタル家屋
空き地の向こうの何げない光景。
モルタルの補修が意匠と化して、昭和が滲み出しています。閉じた雨戸の向こうもきっと…うん。
(於:港区) 近くに激シブのホルモン焼屋さん…一帯が昭和チック。
2022年9月27日 (火)
エアコン室外機13台整列の図
北区は曽根崎あたりで仕事。現場への道すがら見上げたビルの壁面に室外機いっぱいの13台。
おのおの好き勝手に設置されたのも味あるも、きっちり並べられた状態もまた良し。国民性が出ている様に思うも…どうでしょ。
写真を拡大してチェックしますればダイキンが8台、日立が3台、パナソニックが2台でダイキン強し。国内業務用のシェア40%だけのことはあります。とは言えここには家庭用かと思われるのもものもありそうですが。ちなみに家庭用のシェア一位はパナソニックで22%やそうです。
で、ですわ。これらの室外機、見ての通りきっちり並べられてますが、上3台が日立、真ん中の縦2台はパナソニック、両端の4台づつがダイキンと左右対称に配置されています。いやぁ、これはかなり美意識高い仕事してはりまっせ…って、たまたまなんかもしれませんけどね。
(於:北区) 幼少期は井戸水を冷媒とするクーラーの世話になった。涼しかったなぁ。
※関連記事:
『室外機12個に排気ダクト3つ、熱暑の道端。』 2022年9月 記
『ガスメーター3×8=24、整列の図。』 2019年4月 記
2022年9月26日 (月)
cimotA
お彼岸も終わりってことでお墓参りに。道すがら信号待ちでふと目にしたトラックにターャジス発見。
まぁデザイン重視やと、こうなりますわな。
あぁなるほどと思いましたけど、よく見るとこれ、鏡文字になってる訳ではないんですね。何となく残念に思いますけどまぁターャジスの法則(?)からしたらこれでええんでしょう。けど普通に左から読んだら“シモタ”…って大阪弁かいな、とか何とか。
運転席にもロゴがありますけど、こっちは普通の左から表記。
(於:京都府久御山町) そもそも何で屋号がAtomicてな形容詞なんやろ。
※関連記事:
『送運米留久にして“北大阪支店”はないわ』 2019年3月 記
『.DTL,.OC ARAHATにamisutaM。何や?』 2013年12月 記
2022年9月25日 (日)
全然読めん市岡三丁目12
植物に彩られた読めん町名看板がええ感じに照らされてます。
そら毎日の様に夕陽に照らされ続けると、こうなりますか。まぁそやないところのそれもことごとくひどく判読不明になってますけどね。こんな経年劣化は想定外やったのか…いやいや早いうちに新調してもらおうという業者のしたたかな戦略なんかもしれませんで。
(於:港区) しかしまぁどんなもんでも経年劣化ってそれなりに味あるもんやで。
※関連記事:
『かっこええ浅香一丁目8』 2020年11月 記
『大垣内町一丁目10の“丁目”がナナメ』 2019年8月 記
『表記二重で立体的、かっこええ市岡元町一丁目1の町名看板。』 2019年7月 記
『町名看板、虫食い状態。』 2019年2月 記
『こっそり平野区長吉長原東三丁目2』 2013年6月 記
2022年9月24日 (土)
昭和なプラ看板 275 ● ナショナル クレジット取扱店 / ナショナル店会の店
赤一色のシンプルなナショナル。思い出に残る色使いの多い“ナショナル”からすると、ちょっと懐かしさに欠けますが“店会の店”や“クレジット”にもナショ文字が使われているところに昭和なモンを感じます。
“赤”のナショナルから“青”のパナソニックへ…いや色の印象もあってクールに“Panasonic”ですかね。見た印象は随分変わったなと思うも…本音はヤメときます。
※関連記事:
『昭和なプラ看板 254 ● ナショナルショップ ほか』 2022年2月 記
『昭和なプラ看板 216 ● カラーテレビはナショナル』 2021年1月 記
『昭和なプラ看板 201 ● ファクスはナショナル』 2020年3月 記
『昭和なプラ看板 153 ● 自動車機器/カーエアコンはナショナル』 2017年12月 記
『“ナショナル”としか読めん。』 2016年8月 記
『昭和なプラ看板 111 ● ナショナルのいろいろ』 2015年7月 記
『昭和なプラ看板 67 ● キュービクル式高圧受電設備はナショナル』 2015年7月 記
『昭和なプラ看板 33 ● 自転車はナショナル』 2009年10月 記
『昭和なプラ看板 17 ● 換気扇はナショナル』 2009年2月 記
2022年9月23日 (金)
清水谷町7-20、午後5時43分。
外食したいも人混み避けたいと近くて遠いある酒屋さんへ呑みに。道すがら目にした空き地に何か感じるもんがあって一枚。
ひとつだけペイントされた石垣がええど真ん中に根を下ろすキリがええモルタルもナミイタも雑草も…で、全体的にええですなぁ。ま、何がどうええかと問われると、何やようわからん様になってくるんですけど。
2022年9月22日 (木)
2022年9月21日 (水)
フェスティバルホールへ
所用で中之島はフェスティバルホールへ。
“所用”てなフレーズも何とも粋がった物言いですわな。少し早めに行って2階のお店でビール飲みつつアテ食って…こういうシュッとした空間で陽が高いうちからほろ酔いってのもずいぶんしてへんなぁと思いつつその天井の高さに川辺の眺めにすっかりええ気分。
ま、それよりコロナ禍やから仕方ないとは言え、二次元バーコードを読み取ってスマホからちゅうもんせぇっちゅうこのシステムにソフト的にもハード的にもついていけませんで。まぁこういうのが得意なうちのひとのお陰でビールにありつけましたけど…好かんわぁとか何とか。数日前にうちのひとから聞いたスーパーでの話“支払い方法の複雑さが理解できん老人が「もうイランわい」と怒って帰って行った”って…この老人の振る舞い、近未来のわしのことに間違いないです。ま、それよりスマホ持ってなかったら飲み食いできんというこの事実。もう完全に社会のインフラになってるってのを再認識しました。
で、その“所用”は山下達郎氏のコンサート。4年ぶりくらいでしょうか二度目の体験。初回やないからなのか始まりは前回圧倒された感じはなかったものの…すごいわやっぱり。最後の方で“いつか(SOMEDAY)”を歌ってくれはって…嬉しいなぁ。多感な高校生の頃に慣れ親しんだ楽曲がキーを変えはることなく生演奏をバックに聴けるって…凄いことでっせ。そこに流れる40数年の歳月を思うともう奇跡ですな。体験できるうちにせんど行っとかんと…いやほんま。
2022年9月20日 (火)
2022年9月19日 (月)
2022年9月18日 (日)
雨漏りに雨どい
雨上がるもパチャパチャ水が落ちる音するなぁと見上げますれば…こんなところに雨どいが。
ここは恩智駅あたり。近鉄大阪線の高架の継ぎ目からの漏水対策でこんな風にしてあるんですね。
太い塩ビパイプも設置して排水も考えられた橋脚の様ですけど、設計通りに雨水が流れなんだんでしょう。
けど、何です。樋で水集めてもこんな風にジャジャ漏れやったら大した効果はない様に思います。気になってストリートビューで過去を見ますと2017年の時点では下へ落とすパイプがありました。それから5年…ほったらかし。
しかしまぁ何とも言えん所帯染みた対策やことで。やっぱり近鉄やわぁ。そう思うと、じんわりと気持ちがほぐれたのでありました。
2022年9月17日 (土)
2022年9月16日 (金)
坪庭でネコ飛び跳ねる
坪庭にネコ。人影見て慌てて逃げ惑う。
こっちも慌ててスマホでやみくもにシャッター(?)押すとこれまたうまいこと撮れました。やるなぁ、スマホ。
ちょっと離れたところから睨むそいつは敵意に満ち溢れていました。それ思うとほんまシロクロをますます愛おしく感じます。以上。
※関連記事:
『シロクロ、屋根の上。』 2022年5月 記
『外でガサゴソ、見上げればそこに“シロクロ”。』 2021年6月 記
2022年9月15日 (木)
勝手に植林ダメ公園
羽曳野市某所で仕事。現場の前が竹内街道やということで、せっかくやから新金岡駅目指して旧街道を行くもまぁおもろないことで。1時間以上歩いて何やこれと大泉公園の前を歩きますればこんな看板が。
言われてみれば…そうですわなぁ。
街中の植え込みとか街路樹のネキに市民が勝手に“緑化”してる図を時折見かけますが、公園にもそういうことする人がいるってことですね。広大な公園やったらなおのことこっそり植えてもばれへんやろとやりとなる気持ちはわかります。
ま、実際にはペット飼ったけど飽いたと自然に放つ人がいますけど、それ同様で観葉植物とかをこっそり植えにくるのでしょうか。それを思えばやっぱりアウトですね。「けしからん!」とまでは思えませんけど。
2022年9月14日 (水)
昭和なプラ看板 274 ● たばこ 自動販売機営業中
タバコも“たばこ”とひらがなで記すと何やほっこりするもんがありますなぁ。
きっとこの書体にノスタルジーを感じるからなんでしょう。おじいさんが縁側でタバコのけむり眺めつつ時の流れをしみじみ楽しんでる様なイメージ。身体には悪いんでしょうけど、何か精神衛生的には良いもんみたいな(私見です)。
はじめてのおつかいがタバコやったのも遠い昔の話。自販機になってタスポが必要になって公共の場ほとんどが禁煙の時代、タバコ吸わんモンには嬉しい限りに思うも、あんまり嫌煙の声が強くなるのもちょっとしんどいなぁと思ったり。あ、もちろん寿司屋なんかで客も大将も喫煙なんてなことは耐えられませんけどね。
で、この看板には“たばこ”の下に“自動販売機営業中”の文字がありますがこれ、ウソで看板だけ残るモータープールの一角でした。
(於:中央区) やっぱり南向きの面は劣化激しい…けどこれも味わいや。
※関連記事:
『“クサイきたないカッコ悪い”て、あんたなぁ。』 2014年8月 記
2022年9月13日 (火)
2022年9月12日 (月)
北浜二丁目から土佐堀川と中之島、午前11時15分。
今日も朝から市役所で用事。昼からの仕事の待ち合わせは京阪は寝屋川市駅。たっぷり時間あるしと近年人気の土佐堀通りに面したカフェで川を見ながらのひととき。前を横切るアクアライナー。何とかギリギリ画角に収まりました。
昨日の記事同様、日陰と川を伝って吹く風でとても快適。ビルと護岸壁の間をこんな風にいつから使える様になったのか…ほんま知らん間に大阪は“水都”として売り出してはります。これは素直にええことちゃいますか…と。
2022年9月11日 (日)
2022年9月10日 (土)
民家にレリーフ、進々堂の名残り。
シャッター閉まる民家にまるで扁額の様にレリーフが一枚。ちょっと不思議な光景。
昨日の夕刻、仕事終えて近鉄は弥刀駅へ向かってますとそこにこんなレリーフが。バタくさい男女が草原を歩く絵、その下に記された“BOULE”の文字。これはここがかつて“ブール進々堂”であった名残りですね。
ストリートビューで過去を見ましたがパン屋さんやった時代の画像はなく、いち時期理容室やったことが2009年の画像から確認できました。それでちょっと妙なのが理容室時代にもこのレリーフが活用されていて、“BOULE”の部分だけ別の看板で隠されるも堂々、この建屋のシンボルとして残されていた様です。
それで“ブール進々堂”ですが、それなりの年配のお方やマニアの人しかもう知らない存在かもしれません。今も京都市中を中心にパン屋さんを営む進々堂さんですが、2003年まではヤマザキやパスコ同様、工場で大量生産する様な規模の会社でした。その時代に“冷凍生地を店内で焼く”というスタイルのパン屋を展開していて、その屋号が“ブール進々堂”。残念ながら進々堂のサイトにはそのことがいっさい記されていませんので、ほんとのところはわかりません。ちなみに今も“ブール進々堂”を名乗るお店がいくつか残っているみたいですが、今も進々堂と取引があるのかなどもわかりませんでした。それから“BOULE(ブール)”はフランス語のボールのことで丸いフランスパンのことを指すそうです。
業界4位の神戸屋も事業のほとんどを山崎製パンに譲渡して大量生産ビジネスから撤退すると先日発表がありました。関西資本最後の砦がこうなってしまうとは。ま、今の進々堂さんを見ると神戸屋さんの未来も明るいかもしれません。余談ですけど伏見にある進々堂の工場直営店、めちゃお得でっせ。お得すぎていっつも並んでますけど…
(於:東大阪市) まぁ何や言うても近年は鳴門屋かタマヤやが。
※関連記事:
『限りなく黒に近い茶色で塗りつぶされたヤマザキパンのプラ看板。』 2013年12月 記
『かつてあった地パン 3 ◆『進々堂』』 2008年7月 記
2022年9月 9日 (金)
ショーウィンドウに便器(和式)
町中の水道屋さん、昔ながらな風情がよろしいなぁ。
ショーウインドウも完備。各種蛇口にと共に大黒様も鎮座なさってええ感じ。何げにほっこりするわと下の方見ますれば…え?。
これ便器ですよね。しかも和式。やっぱり京都どすなぁ…などと茶化してすいません。上下水道工事全般の施工を手がけておられるお店のそれですから、当然な図なんですよね。
絶対和式、便器は和式がいちばん!。やと言うのに世間ではドンドン洋式化が進んで難儀しまっせいやほんま。京都にとどまらず、全国で和式便所復活に尽力して欲しいもんです。
※関連記事:
『民家にショーウィンドウ、タイル壁に蛇口3つ。』 2022年8月 記
『蛇口屋ショーウインドウwith便器』 2020年3月 記
『蛇口屋ショーウインドウ』 2020年2月 記
『ショーウインドウに蛇口や洗面ボウル何十年』 2018年12月 記
2022年9月 8日 (木)
渋い児童公園渋すぎ
過日出くわした公園。ちょうど歩き疲れてましたからこらぁ助かるわとベンチ探すも見つからず。目に入った看板には“児童公園”の文字。「おっさん不可かいな」と思うも…ほぉ、これが“児童公園”なんや。
遊具も砂場もない児童公園。そうか…携帯ゲーム機が普及した令和の世にあるべき児童公園の姿なんかもしれませんで…ってどうもストリートビューで見ると平成28年にはあったみたいですけど。
と、理解ある様なこと記してますけど、ベンチもないってのはつまるところ「来んといて」ってことでしょう。仕方なく児童公園…法的に生まれた悲しい場所とも言えますなぁ。
(於:守口市) 8月9日は“パーク”で公園の日ネタと思てるうちに忘れてしもて…“クーパ”ですんません。
※関連記事:
『色合い渋すぎで“大人の児童公園”って感じ。』 2018年9月 記
2022年9月 7日 (水)
シュロ、ツタに完全包囲される図。
過日訪れた柏原は堅下のぶどう畑でこんなシュロを見かけました。
堂々のそびえっぷり…よりも何ですのんこの暑苦しさ。真夏にダウンジャケット着てる様なもんでっせ。
「これは…野生化したぶどうがシュロに襲いかかってこんなことになってるんやで」とその繁殖力にちと恐怖を感じてたんですが再度訪れ確認しますれば、これはぶどうの葉っぱやありませんでした。
まぁそれにしてもこないにツタって他の植物にも容赦なく絡みを挑むもんなんやと思うと難儀な存在やことでっせ。ストリートビューで過去を見ますと2009年では涼しげにそびえていますが2015年にはもう取り憑かれています。こんな状態でも枯れないシュロもたいしたもんやなぁと思うも10年近くイヤな日々を送るも自分で何ともできん植物という存在を気の毒に思います。まぁ言うたら「背中かゆいのに手が届かん…」がずっと続くわけですから…ね。
(於:柏原市) 左足のかかとにイボ半世紀以上ある…これも難儀やねん。
※関連記事:
『The緑化』 2020年7月 記
『街路樹のイチョウ、アイビーにとりつかれ…』 2015年7月 記
『シュロ、うまいこと別の植物を纏うてる』 2012年12月 記
『シュロ、ツタを着てる。』 2012年5月 記
『葉っぱまみれ、毛むくじゃら。』 2010年6月 記
2022年9月 6日 (火)
淀川と鳥飼大橋、モノレールから午前10時44分。
摂津市某所で仕事開始。大日駅からモノレール乗って淀川を渡ります。
雨降るかもと言われた天気も青空も見えてええ景色。橋を構成する鉄線が邪魔するもうまいこと写ったもんです。横をいく近畿道に中央環状線は“鳥飼大橋”やと知るもモノレールの走るこれは何なんかと調べますれば、ここを渡る橋4本全部を鳥飼大橋と呼ぶそうです。そらまぁ…そうですわな。
2022年9月 5日 (月)
琺瑯タンクの余生 66 ● 奈良県吉野郡十津川村谷瀬
先の奈良県は野迫川村への旅。ちょっと遠回りながらせっかくやしとお子にも体験と谷瀬の吊り橋へ…ってクルマでの道すがらかつて行ったことあるやんと思いつつもまぁええわと。
お子とお子の連れに「渡っておいで」と勧めつつ自分は「やっぱり苦手」と橋のねきでしばし休息。そこから見える景色を素晴らしいなぁと愛ででおりますれば川の向こうにありますわ、琺瑯タンクが2本。
小さく見えるそれは密閉型のヤツふたつ。赤茶けて元々の色も判らん様な状態でちと痛々しい感じがします。あまりに遠くの存在ですのでもひとつどういう余生を過ごしているのかはさっぱり判りませんでした。
いつ頃どこからやってきたものなのか…昭和30年の日本醸界年鑑を見てみましたが十津川村には一軒の酒蔵も記載されていませんでした。密閉型のタンクであることを思うとそれ以前に十津川村にあったかもしれない酒蔵のものではなく他所から持ってこられたものでしょう。
かつてはどんな集落にも一軒は造り酒屋があったことかと思いますけど、山奥の人口の少ないところはどうやったんでしょう。ま、大昔であれば各家々で仕込んでいたのかもしれませんね、濁酒とかを。
2022年9月 4日 (日)
昭和なプラ看板 273 ● エサキ キャップヤーンテックス
プラ看板でベースが“黒”というのが珍しいと思います。
しかもコンクリブロックの上に置かれているのもまぁ見かけません。ナショ文字風でキャップヤーン…そもそも何の看板なんやもひとつよくわからんなと近寄り小さな字に目を通しますれば右上に“超高級紳士服地”、左下に“品質・デザインを誇る”…読んではじめてそれが服地のそれと知った次第ですが皆さんはご存知でしたか。
調べますればこのキャップヤーンテックスは昔より高級紳士服生地の中でも“超”がつくほどのトップブランドとか※。そうか…縁がないから知らんということですね。ちなみに最初にある“エサキ”というのは江崎織物のことの様ですが、同社にはHPがないのか詳細はわからないまま。ヒットする情報には“自動車に付属する毛織物の製造を手掛けている企業”とあり、その事業部は愛知県一宮市に存在する様です。
高級服地が売れん様になってトヨタのお膝元愛知ってことでそっちへ業務内容をシフトしはったということなのでしょうか。もし詳細をお知りの方おられましたらお教え頂けますか、よろしくお願いします。
2022年9月 3日 (土)
名もなき名瀑…ええわぁ
野迫川村では同じ宿に二泊しました。部屋の眼下を流れるは川原樋川。前日の雨でやや濁るも徐々に清流に。せせらぎ音に涼しさを感じつつ何げに見ていた川の向こうの滝がだんだん気になって。眺めるほどに…よろしいなぁ。
まぁ見ての通り小さい滝。なかなか写真ではわかりにくいんですけど木々の隙間を流れる細い水の糸そして小滝。大雨の後にはもっと大量の水が落ちるのか滝壺の外には小さな池もあって、再び一本の流れになって川へ。滝を囲む様に茂る草木がこれまたええ趣を醸しています。
眺めていれば眺めているほど「ええわぁ」。これはきっと名瀑に違いないわとチェックアウト時、支配人さんに訊きますと「特にないんです、名前は」。何となくですがニュアンスとしては降雨量が少ないときは枯れているみたいでした。そうか…名も無い名瀑なんやと知るとなおのこと“自分だけの滝”な気分に。my滝ってことですょ…何のこっちゃ。
絶対また眺めに行こっと。その時は部屋の指定も忘れん様にせんとな。
2022年9月 2日 (金)
鶴姫公園展望台からの眺め、午前9時42分。
どっち向いてもどこ行っても山山山。
奈良県は野迫川村へ。天気悪いとさんざん心配するもええ天気。“いまなら。”使ってはじめて昨日今日明日。こんなお得なキャンペーンあってええんでしょうか…って疫病にかかってなければの話とも言えますな。
2022年9月 1日 (木)
元々鉢植えにして柿みのる街路樹
はや9月。見上げると柿もたくさん実をつけてます。暑いあつい日々続くも秋の気配がそこここに…ってそれよりそもそも街路樹が柿やというのが妙な話。根本見れば、やっぱり。植木鉢を突き破って生長しています。
ストリートビューで過去見ましたところ既に10年前からこんな感じ。12月の様子では赤い実を付けてます。元々が鉢植えとは言えきっとしっかり大地に根を下ろしてたいしたもんですわ。ま、この状態を愛でてはるであろうこのお店の方の心遣いがあっての話なんでしょうけれども。根圧が建物に影響を与えません様に…と思いましたけど、それより電線と接触してる方が気になりますか。ま、ここからは生長もほどほどの方がよさげですな。
※勝手に街路樹関連記事:
『さくら一本、鉢割り路面に根を下ろす図。』 2022年4月 記
『小径の街路樹、じつは鉢植え。』 2020年5月 記
『鉢植え卒業、勝手に街路樹化してるシェフレラ。』 2019年6月 記
『鉢植え卒業。地植え化したビワの木。』 2012年2月 記
『発泡スチロール突き破って隙間から大地に根を下ろす木。』 2011年12月 記
『違法街路樹』 2008年3月 記
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