濡れ燕
高安山麓で茶の湯の稽古してますと超激しい雨。ほんま近年の雨はえげつない降り方ですわ。
帰る頃にはうまいこと雨も上がってコインPまで歩いてますと高校生らしきにぃちゃんがロープ向いてスマホかざして「何かいな」とその先見ますとそこには鳥っぽいオブジェ。「コレクションを街のあちこちに置いて撮ってるやなぁ」とスルーして駐車の清算済ませて戻るとどこからか「チュンチュン」。そうか…“鳥のオブジェ”や思ってたのはスズメやったんです…ってほんまはツバメ。現場ではそれが「スズメかなぁ?」と認識するもどうも違う気がして調べるとこいつ、どうやら幼いツバメやったみたいです。 クルマの下のストッパーが再度上がらんかなぁと不安ながら気になりまず一枚。どこにいるかわかりますかね。ちょうど自転車がええ感じに写ったのでまずはこれ。
ゆっくり近寄りますがこの鳥、ぜんぜん飛び去る様子を見せずずっとそこに佇んでいます。 よく見るまでもなくこいつ、気の毒なことにしっとり“濡れ燕”。ま、正しくは“濡れ鼠状態の燕”ですかね。さっきまでの超激雨にすっかりやられてしもたんでしょう。そうか…鳥の羽根って撥水性やと思ってましたけど、度を越すとこんな風になってしまうんですねぇ。
そのうち乾いて飛び立っていく…と思いたいところですけどネコにやられたり、低体温状態で具合悪なってしまうんちゃうかと気にはなりましたが再度駐車料金払う気にもなれずそのままさいなら。あんまり悪い展開は考えんとこっと。
| 固定リンク | 5
「動物」カテゴリの記事
- コサギとカモ、共にエサ探し。(2024.11.25)
- 恩智川で蓑亀に(2024.08.22)
- ちょっとちょちょまうクロネコさん(2024.08.19)
- ビオトープごっこ、その後。(2024.05.20)
- 白と黒、コサギとカワウ。(2024.05.01)
「河内」カテゴリの記事
- 点野五丁目の春景色に掠れたマルフク看板、午後1時53分。(2025.02.14)
- 高架下でひっそり黙礼(2025.02.01)
- 大阪平野の夕日、午後5時5分。(2025.01.31)
- ハイパー雑木林(2025.01.27)
- 冬の日の南国っぽい景色(2025.01.26)
コメント
こういうの、かわいそうに思って抱いてあげて温めてあげたいとつい思ってしまうんですが、そういうのも野鳥保護法とかに引っかかるんですかね。誰だったか、芸人さんが蛇に襲われて巣から落ちたスズメのヒナにえさをやって育ててたらちょっとした騒ぎになったことがあった記憶が。
うちの庭にもスズメがいっぱい来て遊んでますけど、雨の日はどうしてるんやろと常々気になってます。やっぱりこういうことになっちゃうんですね。
投稿: ぽんぽこやま | 2022年8月18日 (木) 02時17分
●ぽんぽこやまさま
巣から落ちたヒナを巣に戻しても、親鳥はそのヒナを育てへんって聞いたことがあります。なるほどなぁそらそうなんやろなぁと思いますね。余談ですけどイタチも勝手に捕獲とか退治したらアカンのですよね。
小鳥もそうですけど昆虫もどないしてるんやろと思います。まぁみんな鍛えられて逞しくなっていくのでしょう。
コメントいつもおおきにです。
投稿: 山本龍造 | 2022年8月19日 (金) 22時42分