アメリカの風薬…
過日行った川崎。翌日スマホの地図見れば多摩川の向こうに“雑色”なる京急の駅があるのが気になってさくっと行ってみることに。その途中こんな琺瑯看板のある光景に出会いました。
雨上がりの湿度も手伝ってかいかにもにその場に馴染んだ雰囲気を漂わせています。が、よく見れば止めてある木ネジのアタマがプラス(+)ですから意外と近年ここに付けられた様なのかもしれません。
大きい方には堂々“セカイチヨー靴”。大阪発祥の会社がこの地でも頑張ってるなぁと思うとちょっとだけ嬉しい気分になるってもんです。ま、それより小さい方の看板、初めて見ましたけどあれこれ気になるヤツです。
商品名が“グン”。これも充分に変わってますけどそれの説明に“アメリカの”ってのがシビレますよね。「何が“アメリカの”や」ながら欧米製を謳うと値打ちが上がった時代があったんやなぁと思うと昭和もほんま遠い日々ですわ。で、改めて看板見ますとその後に記されているのが“風薬”。台風やら強風に効くクスリなんでしょうか…なんてね。
調べますれば“船倉製薬”は現存する奈良の会社で“グントップB”なるかぜ薬を出してはります。こっちも関西企業のそれですょ。
で、ここ。帰宅後ストリートビューで調べますとここの琺瑯看板、かつてはなかった様で2020年の画像から確認できます。やっぱりなぁと思うも馴染んでますのでええ光景。東京の地でええ味わい放つ関西企業を誇らしく思うのでありました…って気分を誇張しすぎ。すんません。
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