タイワンシジミ…かなぁ
先の“タウナギ”の記事でも触れた用水路の話。
何度も記していますがこの小川、元々農業用水路で農繁期だけ水が流されていて、普段は水門も閉められドブ川と化していました。幼少期の記憶では赤ミミズとメタンガスと緑の藻のイメージ。亡き父親の話では昔はドジョウがいたとか言ってました。
ですが近年、もう農業用としての使命を終えたのか年中水が流れてすっかり様子が変わりました。小魚(メダカかどうかは不明)やらアメリカザリガニも見られ水面にはアメンボが。で、その川底にここ10年…いやもっと前からですか、二枚貝が大量に湧いているんです。
「えらい量やなぁ」と思うも調べることなくでしたが、ちょっと気になり調べてみますと、どうやらこれも外来種の様で。
最初は「淡水にもシジミはいるんや」程度に思っていて“マシジミ”と言うヤツかと思ってましたが、どうもこないに発生してるのはそれやなくて、よく似た外来種“タイワンシジミ”というヤツの様です。何でも1985年に日本に移入、1988年に岡山県の小川での生息が確認されてから瞬く間に関東以西で大繁殖しているとか。そうか…きっとこれですわ。
とは言え専門家ではないのでタイワンシジミとは断定できませんので念のため。ひとつだけ一緒に写っているのはタニシ、これも何かその類のヤツやったりするんでしょうかね。そう言えばかつてはウシガエルも鳴いていたこと思うとアメザリ、タウナギ、タイワンシジミ…とみな他所モン。ま、個体としては頑張ってるなぁとは思うんですけど…ね。
(於:八尾市) いざとなったら食べられんこともない様ですけど…
※この用水路に関する記事:
『タウナギ』 2022年8月 記
『雨上がりの朝、用水路にコサギ一羽。』 2020年7月 記
『アメリカザリガニ』 2012年10月 記
『ドブ川で外来種の貝発見!…ではなかった。』 2008年7月 記
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